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카테고리 없음 2022. 7. 8. 01:29

便女制度の出来た現代で
作者:ルピナス・ルーナーガイスト
舞台は少子化の進んだ現代日本。何をトチ狂ったか、政府は十六歳になった少女は任意の男性の彼女とならなくてはならないという法令を打ち出した。そして少なくとも月一回の性行為の申告も。それは“便宜的な彼女”と名付けられたのだが、政治家たちは何故そのような、略し方の決まっている名前を付けてしまったのか。更には便女政策と呼ばれるその政策はあろうことか上手く行ってしまい、これはそれから十数年後の時代のこと――。
クラスのマドンナは、絵に描いたような根暗陰キャの幼馴染で、昔から想いを寄せていた彼に、イケメンたちの申し出を断って自分を便女にしてくれと言う。もはや文化も変わってしまったこの世界では、人前でのセックスアピールは普通のことだ。自分が本気であることを、昼休みの教室で公開処女喪失を行うことで魅せつけて、そこで彼の隠れイケメンにして巨根だといいう彼のスペックが明らかとなる。それを見た女子たちがとる行動とは当然――。
属性テンコ盛りのネタ特化、お愉しみいただければ幸いです。

2022/7/5 日刊六位! ありがとうございます!

一、便女:森下雪菜
2022/07/03 18:17 (2022/07/03 18:44 改稿)
二、ギャル子のおねだり
2022/07/04 07:00
三、イケナイ女教師
2022/07/04 13:07
四、ゆーくんとゆーちゃん
2022/07/06 09:41

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R18 便女制度の出来た現代で
作者:ルピナス・ルーナーガイスト

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1/4
主人公の名前は、阿久津ではなく阿津久です。そして最初に“ふ”を付けては読んではイケマセン。

一、便女:森下雪菜
 ざわざわと、朝の日出ひので高校は騒がしい。高校であればそれは仕方がないかも知れないが、普段よりも。むろん、それには理由があった。



 一年A組の教室。

 彼女は艶やかな黒髪を翻し、颯爽とその場に現れた。



 森下雪菜。

 艶やかな黒髪を背中まで伸ばし、くりりと黒目がちの瞳にスッと通った鼻筋。淡雪よりも繊細で肌理細やかな白肌に、ふわっとした薄桃色の唇が愛らしい。制服のブレザーをゆっさりと持ち上げる巨おおきな胸部に、大きな尻と、短いスカートからは悩ましい太腿が伸びてゆく。



 今日は彼女の誕生日であった。

 だからこそ――、



「おっ、来たな、雪菜。お前、俺の便女になれよ」



 端正な顔立ちをしたイケメンではあったが、彼からは軽薄な雰囲気が漂って、いやらしく下卑た口元、その視線は雪菜の肢体を舐め廻すように見て止まない。



「はぁ――」



 彼女は鬱陶しそうな息を吐いて、



「断るわ。どうして私があなたの便女になんてならないといけないのよ」

「ははッ、そりゃあ当然、俺がイイ男だからだよ」



「冗談」



 そう言って相手にもしない。が、相手にとっては違うのである。



「おい、俺がわざわざ言ってやってんだからよぉ、そもそも自分から頭を下げて便女にしてくださいって言うのがスジってもんじゃねぇのか?」



 イラッとした様子の彼は明らかに沸点が低かった。

 今日誕生日を迎えた雪菜に声を掛けて来る男達は多かったが、その中でも彼はナカナカのもの。今にも掴みかかろうとする彼の元へ、



「おい、止めないか」



 そう言って来たのは別のイケメン。

 だが、彼も彼で爽やかさを押しつけているようでいけ好かない。



 こいつらがこのクラスの二大イケメンなどともてはやされ、便女の取り巻きを何名も囲っている奴らなのだ。だからこそ勘違いもしていた。どのような女だろうが、自分達が言い寄ればさっさと便女として股を開くのだと。  



 ――ムカつく。私にだって選ぶ権利はあるんだから。



 彼女がどちらも相手にしていなければ、それなら俺らもワンチャンいけんじゃね? とざわつき出す他の男ども。それを牽制するように睨み付け――エセ爽やかイケメンの方も――、お前ら分かっているよな、とばかりに彼らを近づけさせない。



「ハァ――」



 雪菜はまた溜息を吐いていた。



 ――私にはもう、心に決めた相手がいるのに。私は彼の便女になるの。



 雪菜が決めていたのは一人の少年だ。はやく彼の元へと行きたいというに、どうしてこう有象無象の男どもが。雪菜は自分の席に鞄を置くと、



「あんた達、邪魔」



 雪菜は堂々とそう言い放つ。

 美人の圧とは強力だ。彼女の、まるで死地に向かうことを決めたような迫力に、誰もが言葉を発せやしない。



 カツカツと、足音が響かせて。



 彼女は一人の、机に突っ伏して寝ている少年の横に立つのである。



 手を伸ばした。



 揺すった。





「ねぇ、起きてよ、阿津久悠。…………ゆーくん」



「んぇ……? ゆーちゃん?」



 懐かしい呼び名に、思わず彼の方も懐かしい呼び方で返していた。

 悠と雪菜、ゆーくんとゆーちゃん。

 雪菜の胸がキュゥン、と高鳴った。



「阿津久悠、森下雪菜を、あなたの便女にしてください」



 周りのざわめきなど聞こえない。



「はぁ? ふざけんな、なんでそんな根暗陰キャに」

「彼女の眼は節穴だったか」

「おい陰キャぁ、テメェ、分かってんだろうなぁ。断りやがれ!」



 雑音は雪菜の耳へは届かず、彼女はただ彼の答えを待っていた。そして彼女は知っているのである。このような寝起きには、彼は何も考えずに本心をそのまま答えてしまうのだと。彼にも周りの雑音は届いてはいなかった。





「……うん、いいよ、よろしく、ゆーちゃん」



 にまぁ、と鼻の穴が膨らんで、女の子がしちゃいけないお顔。



「やった! 言質取ったからね、録音してたからね」

「んぁ……?」



 寝ぼけ眼であった悠の視界が徐々に焦点を結んで、



 理解。



「――へぁ? えっ?」



 キョロキョロと周りを見回せば、呆気にとられた様子のクラスメイト達が。



 ぼく、なんかやっちゃいました?



 そういう暇も与えてはくれない。





『ほぁあああああ~~~~~~~ッ!?』



 悠も一緒になって、クラスメイト全員が驚愕の叫びをあげたのであった。







   ◇







「えっ、えぁっ!?」



 ――どうしてこうなった?



 そう問いたいのだが、



「んふふ~♪ 私のことを便女にしてくれてありがとうね、ゆーくん」

「あのっ、森下さん……」



「だぁーめっ、ゆーちゃんって呼ばないと駄目なんだから」

「うぅっ、……ゆーちゃん……」

「なぁに、ゆーくんっ♪ ふふー」

「あぁ……」



 阿津久悠はあまりのことに教室の天井を仰いだ。見慣れた天井だ。が、この状況は見慣れない。いつも通り登校して朝のホームルームがはじまるまで机に突っ伏して眠っていた。昨夜は夜遅くまでゲームをしていた。狙っていたヒロインを落としたのは午前四時。それから悠は床に就いたのであった。

 そうしていつも通り眠っていれば、肩を揺すられて起こされた。寝ぼけ眼のままで視線を向ければ、このクラスのマドンナであり、悠の幼馴染である森下雪菜が立っていた。



 家が隣で幼稚園の頃から親しかったが、思春期に入って、そしてドンドンと綺麗になっていった彼女からは距離を置いた。――その筈であったのに、





「んふ~♪ ゆーくんゆーくんゆーくんぅ~♪」



「ちょっ、雪……「ゆーちゃん」……ゆーちゃん……「よろしい」――はぁ」



 朝、寝ぼけているままに彼女の申し出を受け入れていた。

 そう、彼女を便女にするという申し出であった。



 便女――便宜的な彼女の略だ。



 少子化が問題となって甚だしい昨今の日本において、その対策のためにトチ狂った政府が打ち出した。十六歳になった女性は便宜的に任意の男性の彼女とならなくてはならない。女性は相手を選べるのであったが、彼女となるのは強制である。十六歳になってから一ヶ月の間に相手を決めなくては、国から相手の男性を指定されてしまう。そして、便宜的な彼女は、少なくとも一ヶ月に一回の、異性との性行為が義務付けられている。



 女性の人権を無視した法令だと、当初は避難轟々であったのだが、この制度を皮切りに、一夫多妻制、一妻多夫制、多夫多妻制と言った、婚姻の自由を認められ、それならばすでに相手のいる優良物件へのアプローチも許される、そこで子供が生まれれば様々な優遇措置も取られるなど、飴を強調することで徐々にその声も小さくなっていった。



 ただ、そう略してくれと言わんばかりの名称に、堂々と複数の相手を囲える大義名分。それによって、便宜的な彼女は何時しか便女として略され、このクラスのイケメンのように勘違いする輩が出だしたのも確かであった。



 そんな中で、森下雪菜は、これを良い機会だとして、離れて行ってしまった想い人である幼馴染の阿津久悠に、彼を罠にはめるような形で、彼の便女となることに成功したのであった。尤も、正攻法で、「私を助けると思って……」と迫ることも出来たのだが、このような形の方が彼の本音を聞き出せると思ってこうしていた。



 まさか懐かしく、焦がれていた「ゆーちゃん」呼びが飛び出して来るとは思ってもいなかったのだったが。だからこそ、雪菜はこれまで押し込めていた想いの、箍が外れてもしまったのであった。



 ざわざわとし、終始妬みの視線を向けられる悠が針のむしろに耐えていれば、昼休みとなると雪菜は早速とばかりに隣にやって来て、悠の腕を抱きかかえると、まるで猫のようにすりすりと甘えているのであった。





「……あの、ゆーちゃん?」

「なぁに、ゆーくん」



「あ、当たってるんだけど……」



 その豊かに実った双丘だ。

 柔らかく、制服の上からでも、むにゅぅうう、と潰れるのが分かるほどの膨らみだ。



 すると彼女は猫のように笑って、



「当ててんのよ」

「ッ!」



「それに――」



 彼女は甘い薫りのする頭を近づけると、悠の耳に囁いて来たのである。



「私を便女にしたからには、もっと凄い事するのに……」

「もっと、凄い事……」



 ごくり、



 と唾を呑み込んで、胸を昂ぶらせていれば、彼女は黒目がちの瞳で覗き込んで来ていた。押しつけられている胸の膨らみも柔らかい。どくり、と心臓が高鳴った。



「想像したでしょ」

「ッ!」



「ふふっ、善いよ。今日、ゆーくんの家、行っても良い?」



 ごくりと唾を呑み込みつつ、悠が頷こうとした時だった。



「おい雪菜ぁ、テメェ、どうしてそんな陰キャにくっついてんだよ、そんな奴の何処が良いんだよ!」

「え、全部? それであんたのことは全部嫌い」



 朝、雪菜に言い寄っていたイケメンの片方であった。

 ばっさりと切り捨てられて、イケメンは顔を真っ赤にさせていた。



「テメェ、分かってんのか!? 便女になるってことは、その根暗陰キャのち×ぽでセックスしねぇと駄目なんだぞ! そんな奴のち×ぽが良いワケねぇだろうが! イイち×ぽってのはなぁ!」



 彼はカチャカチャとベルトを外しはじめた。そうしてあろうことか、ぼろんとイチモツを曝け出したではないか。



「おら、大きくさせろよ」

「うん、分かったー。はぁむ、ぇろぇろ……」



「おぉ、善いぜ……」



 近くにいた彼の便女の一人であるギャル子が、昼休みの教室で躊躇いもなく咥えはじめた。



「ヂュルッ、ヂュルッ、れるぅっ、ぢゅろろろろろろぉ……」



「うわぁ……」

「はっ、最悪……」



 クラスメイトの反応は様々だ。興味津々で、顔を隠した指の間から見ている女子、嫌悪感を露わにする者、軽蔑の視線を向ける者、我関せず、はたまた羨ましそうに見ている者や、別におっぱじめるカップル、もじもじとし出した男子を連れて出して行く女子。

 その中で雪菜は、軽蔑し、馬鹿にする視線を向けていた。



「おぉ……、良いぞ、これでフル勃起だ」

「んー、ごっくんまでイきたかったのにー」

「げはは、また後でな。そっちは下に出してやんよ」

「やりぃ♪」



 ギャル子が唇を離せば、彼の肉棒は猛々しくそそり勃っていた。



「どーよ」



 自信満々で言うイケメン。

 便女制度が出来てからもはや十数年、制度だけではなく文化も変わって、人前で自身の精力をアピールすることも、便女を手に入れるための普通のアピールとなっていた。それは女子の方も同じだ。相手を気持ち良くさせられる優秀な便女として、何人もの女を囲めるような、優秀な男にアピールするのである。だが、



「はっ」



 それを雪菜は鼻で嗤ったのである。



「何それ、そんなのゆーくんと比べるまでもないし」

「はぁ?」



 イラッとこめかみに青筋を浮かべたイケメン。肉棒に浮かべる血管では足りなかったらしい。



「それじゃあ、ちょうど良い機会だからお披露目するわ、良いでしょ、ゆーくん。私、知ってるんだからね?」

「う、うぅ……」



 雪菜の有無を言わせぬ様子には口を挟めない。

 幼馴染である雪菜は知っていた。だって、彼とは一緒にお風呂に入っていたこともあるのだ。それこそ、小学校を卒業するまで。あの時ですらああだったのだから、今であれば、……



 じゅるりと涎が垂れそうになるのを堪えつつ、雪菜はワザともぞもぞと悠の股間を触りつつ彼のイチモツを取り出した。それはまだフルに至ってはいなかったものの、



 ――逸物であった。



「うっわ、えっ、すごぉ……」



 ギャル子は思わずと言った様子で、今自分がお口で大きくしたイケメンのモノと、何度も何度も見比べて、



「うわぁ……あんなの突っ込まれたらどうなっちゃうんだろう……えっ、まだ大きくなるの!? すっご、エッグぅ……」



 悠、アピールポイント先取っ!



「ぐぉおおお……」



 ギリリ、とイケメンは歯を食いしばっていた。

 自分よりも立派なオスを目にし、心なしか角も小さくなっていた。



「ふふっ」



 雪菜は嗤っていた。



「ちっ、ちぃいッ! そ、そんなデカいだけじゃ駄目だろうが、テクニックもねぇとな」

「うわぁ……」



 自分が仕掛けた勝負であるのに、あからさまな手の平返しに、イケメンの評価は急降下だ。その分持ち上がるのが、根暗陰キャでしかなかった悠である。雪菜は鼻高々。



「いいわ、じゃあ、ゆーくんが大きいだけじゃないってこと、魅せてあげようじゃない」



 彼女はここに来てちょっぴりと頬を赤らめて、



「じゃあ、ゆーくん、ここで私の処女、あげる、ね?」

「えっ、えぇえッ!?」



『きゃーっ』



 クラスのマドンナの雪菜の宣言に、女子達は色めき立ち、男子達は前屈みになった。これもまた新たな文化のアピールでもあった。人前で性行為を行うことで、誰が誰のモノであるのかを知らしめ、また、どれだけ牡として、また牝として優秀であるかを魅せつけるのである。便女としての義務を果たしているかどうかも、申告できる。ただ、



「でも、ゆーくん以外に見せるのは嫌だから、すべてを見せるのは、また、帰ってから、ね?」

「う、うん……」



 悠が頷けば、雪菜はすぐさまとろんとした貌を魅せて来た。



「ゆーくぅん、好きぃ、好き、ちゅっ、ちゅっ」

「ゆーちゃん、……ふっ、ちゅっ、チュクぅ……」



 早速とばかりに雪菜は悠の膝に跨って、その唇をチュクチュクと吸いはじめた。吸うだけではなく、舌を絡めて、絡め合って、ちゅぱちゅぱといやらしい水音を立てて愛し合いはじめた。



「ゆーくぅん……、はやく、ゆーくんの逞しいの、欲しいのぉ……」

「ゆーちゃん、……分かった、俺もゆーちゃんのこと好きだ。貰うぞ」



「うん、貰ってぇ……あぁあん……♡」



 ここに来て悠も覚悟を決めていた。自分だって、雪菜のことが好きであったのだ。綺麗になって行く彼女につり合わないと、コンプレックスから距離を置いた。だが、その彼女にここまでさせているのだ、そこで引くほど悠はヘタレてはいなかった。

 と、そこで、



「そうだ、ゆーくん、ちょっと待ってね」



 雪菜はそう言うと、



「ふふっ」



 髪留めを出して彼の前髪を上げた。悠の眼は前髪によって隠されていた。それが大きく上げられると、



「ッ、イケ、メン……。それであんなにもち×ぽも大きいなんて……」

「そういや、阿津久って結構筋肉質だったよね?」

「あー、知ってるー、あの大胸筋とか、密かに狙ってたんだー」

「私は腹横筋ですが如何?」



「そういやあいつ、さり気に成績も上の方を維持してるよな」

「あぁあ……流石は森下さん、隠れた優良物件を見抜いてたんだぁ……」



「ぐっ、ぐぎぎぎぎぎぎぃ……」



 すっかり萎えたち×ぽを出したままのイケメンが、悔しそうな歯ぎしりをしていた。





「あはっ♪」



 もはや優越感と昂奮でどうにかなりそうと言う雪菜の口から、破裂するような笑声が迸った。彼女が腰を上げれば、とうとう鬼神領域にまで踏み入った肉柱が、御柱の如くに屹立しているではないか。

 ビキビキと、こめかみに青筋を浮かべなくても良いほどに血管を漲らせ、肉肉しく、太く大きく逞しく、長いそれがはち切れそうになりつつ膨らんでいた。



「うっそ……あんなの、私入らないわよ……」

「あれ、彼よりも大きい……」

「あんなのに対抗しようとしてただなんて……あっ、もう完全に萎んでる」



 クラスの二大イケメンの両方に大ダメージ。



「……はぁ、はぁ、大丈夫かな、大丈夫よね。だって、ずっとイメトレして来たんだもの。イメージ通り、イメージ通り。ンッ、熱っついぃ……♡」



 肉柱を手に取った雪菜は恍惚として震えていた。

 スカートを被せて隠してしまうと彼女は切っ先でクロッチをずらして、すでにトロトロに濡れそぼっていた自身のそこへと彼のモノをあてがった。



「あっ、あっ、這入って、クるぅう……ンッ、あぁあああンッ♡」



 ぬぶぬぶと、クラスメイトの見守る前で、想い人の怒張が雪菜の膣内に潜り込みはじめた。閉じていた花弁を無理矢理割り開かれ、彼の逞しさを刻みつけられつつ呑み込んでしまう。



「うぅっ、ゆーちゃん、キツい……でも、お肉がうねって絡みついて来て、気持ち良い……、ッ、締まった」

「そんな風に言わないでよぉ、ゆーくぅん……ンぁッ、アッ、あぁあああッ!」



 ギュッと雪菜の全身に力が入ったと思えば、彼女の頬を一滴の雫が零れ墜ちた。彼の逞し過ぎるモノを根元まで埋め込んで、口をポカンと開けたまま彼女はビクビクと震えていた。



「すっごぉお……、奥、奥まで届いちゃってるゥ……、そんな、お、お腹の奥、これ、這入っちゃいけないところなんじゃ……、あっ、あぁあああぅ……」



 ビクビクと震える彼女の股からは、純潔の証も零れ堕ちていた。



「大丈夫、ゆーちゃん?」

「うっ、うぅっ、幸せぇ……、幸せだけど、痛いぃ……」



「じゃあ、落ち着くまでこうしてる?」



 悠は雪菜の背を抱いていた。



「うんぅ……♡ 一生こうしてるぅ……♡」

「一生って」



 よしよし、と背中を撫でられれば、



「はぁあああぅっ♡」



 じゅわぁ、と蜜が増した。



「うわぁ……雪菜ちゃんあんな幸せそうな顔して……しかも阿津久くんもあんな優しい顔で……私の時なんて、突っ込まれて、痛いって言ってんのに腰を振るのを止めてくれなくって……うわぁ、頭よしよしまでされて顔蕩けちゃってるよぉ……」



『いいなぁ……』



 イケメンの評価が下がって悠の評価が上がっていた。

 ただし、悠の正体もイケメンではあったのだが。



「はぁっ、はぁっ、うぅうン……」



 悠が雪菜を撫でていれば、ピクンピクンと彼女は悶えていた。



「大丈夫? なんか、動いてるけど」

「動いちゃうのぉ……なんか、じわじわと気持ち良くなってきてぇ……、ンッ、あぁんっ♡」



 雪菜の腰はもじもじとくねりはじめていた。

 眉根を寄せ、目尻を下げて、甘えた声を上げてくねくねと腰を捩じらせた。



「うぅッ、ゆーちゃん、気持ち良い……っ」

「私もぉ……、ゆーくんのおち×ちん、すっごい気持ち良いのぉ……はじめてなのに……ンッ、あぁんっ♡ こんな、私のこと、いやらしい女って思わないでぇ、ゆーくぅん……ンッ、あはぁんっ♡」



 そう言って雪菜は腰をくねらせるのを止めない。

 あんあんと甘い声を上げて、徐々にコツを掴んで来ているのか、悠自身をしゃくり上げるようにして腰をうねらせた。

 膣粘膜がぞりぞりと悠自身を擦り上げて、ねっとりと絡みついて、きゅぅう、と愛おしげに締め上げる。



「うぁッ、このっ、ゆーちゃん、エロ女め、だけどエッチなゆーちゃんは大好きだ。うぉっ、今、キュンって締まった」

「あぁっ、言わないで、ゆーくぅんっ、アッ、あぁんっ」



 ニヂャっ、ねぢゃっ



 神聖な筈の学び舎に、真っ昼間っから淫らな情交音が奏でられた。クラスメイト達は砂糖どころかわたあめすら噴いてしまいそうな二人の絡みに、ただただ黙して見守っているだけでしかない。



「好きぃ、好きなのぉ、ゆーくぅん、ンッ、ちゅっ、ふちゅっ、れろぉ……」

「ああ、俺も大好きだ、ゆーちゃん、もしもこれで子供が生まれたら、結婚して、一緒に育てよう。ぐっ、締めつけるどころか吸い上げられるみたいだ……」

「嬉しいぃ、生むぅ、私、ゆーくんの子供、生むのぉ……あぁああン……っ」



 ガタッ、ガタッと悠の椅子が軋んでいた。

 ねっとりと絡みついて締め上げて来る膣襞は、もうご主人様のカタチは覚えたとばかりに貪欲で熱烈だ。舐め上げて、擦り上げて、降りて来ている子宮が子宮口でチュッと吸いついて来る。



「うぅうッ、そろそろ出そうだ、ゆーちゃん……あぁ……」

「善いのぉ、このまま、膣内なかで射精だして、ゆーちゃんの赤ちゃん孕ませてぇ、アンん……」



「おぉおッ……」



 悠の子種は沸騰しそうなほどに煮え立っていた。

 ようやく念願の牝を孕ませられると、いきり立って出口へと殺到しようとしていた。



「あぁッ、おぉおっ!」

「はぁあああン……♡」



 膣内でただでさえ大きかった逸物が、ビクビクと跳ねて更に膨れ上がった。お前を絶対に孕ませてヤると言わんばかりのその逞しさに、媚びた牝は子宮口を緩ませて直接子宮に吸い上げようとしてしまう。

 悠はもはや限界へと達していた。猛々しい牡の吠え声を上げると、念願の牝の膣内へ、子宮へと、



「おぉおおおッ! 出るゥッ、ォオオオオオオッ!」

「はぁあああああ~~~~~~~~~ッ!」



 びゅくっ、びゅくっ、どびゅるるるるるるぅ~~~~ッ!



 ドクドクと、女性器で逞しく脈動して精を注ぎ込んでゆく男性器。それを貪欲に子宮へと吸い上げてゆく女性器。

 男と女の至福のカタチが、白昼の教室で繰り広げられた。



「はぁ……、はぁ……ンッ、ふぅうンッ……」



 ぶるっと雪菜は震えていた。

 膣内に、クラスメイト達が見守る前でブチ撒けられてしまった想い人の欲望。熱く粘ついて、ドロッと子宮にまでこびり付いて来た生命の飛沫。今回ので当たっていても嬉しいが、いずれ自分を孕ませる彼の子種汁だ。



「はぁあ……ゆーくぅん、しゅきぃ……大しゅきぃ……、たっくさん出してくれたぁ……」

「あぁ、ゆーちゃんも、とっても気持ち良かった……」



「ンぅう……」



 汗ばんだ額には後れ毛が張り付いていた。まさしく情事の後と言った様子で、弛緩した雪菜は悠へと抱き付いて甘えてしまう。ちゅっちゅっと唇を啄ばんで、お互いを確かめ合うようなキスの連続。

 ――と、



 キーンコーンカーンコーン……。



「「あ」」



 二人の世界に入っていた二人は、そこでようやく我に返るのであった。







   ◇







「はぁあ……ゆーくんのがまだ這入ってる感じがするぅ……。それに、ドロッとしたのが残っててぇ……アンっ、蹴ったぁ」

「待って、その勢いで成長するって、俺の子はエイリアンか何かなのか?」

「ふふっ、私への侵入者って言えば、エイリアンで間違いないわね。これからたくさんのゆーくんエイリアンを生まされるの」

「雪菜、頼むから戻って来てくれ」

「キスしてくれたら戻って来られるかも。んーっ」

「うぅう……ちゅっ」

「あぁっ、すっごいお腹蹴られてるぅ♡」

「悪化してるっ!?」



 放課後、二人は共に帰路を歩んでいた。



 昼休み、どっぷり濃厚に絡み合った二人は、初体験をクラスメイトが見守る教室で済ませ、雪菜はそのまま立ち上がった。ずるりと抜けた肉栓に、制服のスカートからはぼたぼたと鮮血混じりの白濁が零れ落ちて来た。

 その生々しいと生臭い薫りに、クラスメイト達はごくりと生唾を呑み込んで、そして二人の淫液と処女の血を纏った慾棒が、まだまだ邪悪な様子でそそり勃っているのを見て息を呑んでいた。



 それにふらふらとパンツを脱ぎかけながら近寄りそうになった女子は少なくなかった。雪菜はふふん、と勝ち誇った顔を魅せ、1年A組の教室は、午後の授業は誰もが上の空であるのだった。



 イケメン二人は、ずっと燃え尽きたようになっていた。





「あぁ……明日からどうしよう……」



 今日は、雪菜が悠の便女になったことはすでに噂として広まっていたが、まだ悠のスペックについては広まっていなかったのである。それがもし、広がっていたのならば。



 ――憂鬱だ。



 いったい何がはじまってしまうのやら。と、そんな悠に、雪菜はなんでもないことのように言って来るのである。



「ところでゆーくんは、他にも便女を増やすつもりなの?」

「うぉッ!? ……いや、増やすも何も、俺に寄ってくるような女はいないだろ。それに、俺には雪菜がいれば十分だし。これから改めてよろしくな、雪菜」



「あぁあ……、もう、ゆーくんは私を殺すつもりなの? 妊娠してしまうわ」

「よかった、まだ妊娠してなかったんだな」



「もうさっきの子は生まれたの」

「……なん、だ、と……」



「ふふっ、次の子をよろしくね、パパ」



 そう言われて悪い気はしなかった。

 そこで雪菜は話を戻して来る。



「きっとゆーくんの便女になりたいって子は、これから出て来ると思うわ」

「だからそんな子は……」



 そう言いかけた悠は思わず雪菜の真剣な瞳に黙ってしまうのだ。だが、それでも美しい彼女の黒目がちの瞳には見惚れさせられた。



「いるわ。ゆーくんの便女になりたいって子は。だから、許してあげる。でも、私が一番じゃないと、それは許さないから」



 そんな子いるわけないんだけどなぁ。

 そう思う悠であったが、



「当たり前だ。そもそも雪菜ほどイイ女はいないんだから。……雪菜?」



 悠がそう言えば、



「あぁあッ、次の子が生まれるぅッ!」

「だから俺の子はエイリアンじゃないってーの!」



 にぎにぎしく、楽しげに笑い合う、ようやく結ばれた幼馴染達。

 二人はそのまま悠の家へと向かって、両親に雪菜が悠の便女になったことを告げた。当然のことながら祝福されて、雪菜の両親も駆けつけてプチ披露宴のようなことになってしまった。



 どうやら雪菜はこうなることを画策し、すでに根回しも済んでいたらしいのだ。

 明日は学校を休んで役所に便女登録と同時に婚姻届を出すことになった。



 今の日本では、便女制度もあって、結婚可能年齢は男女共に十六歳まで引き下げられていた。便女登録から一気に婚姻。明後日は学校でどう説明しようかな、と、悠は幸せながらも、若干乾いた瞳で遠くを見詰めるのでああった。

まずは一話完結で。思いついたら先もアップするかも、ということで連載形式にしております。

お愉しみいただければ幸いです。



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R18 便女制度の出来た現代で
作者:ルピナス・ルーナーガイスト

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2/4
へいよっ、もう一話揚がったよッ!

二、ギャル子のおねだり
「ねぇ、あーしのおま×こ、イイんだよ? 確かめてみてよ、悠っち」

「桃井さん……」

「やぁ、桃理って呼んで。それか、桃尻って呼んでも良いよ?」

「も、桃尻……」

「うんっ、その巨根で、桃尻の桃尻、パンパンしてぇえ……」



 ごくりっ、と阿津久悠は生唾を呑み込んだ。



 クラスのマドンナであり、密かに幼馴染であった森下雪菜が悠の便女になることを請い、それが本気であることを魅せつけるために昼休みに公開処女喪失をした後の日の事。あの時残念イケメンのち×ぽをしゃぶっていたギャル子――同じクラスの桃井桃理に悠は呼び出された。



 肩まで届くウェーブのかかった髪を金に染め、バッチリのメイクを施している。顔立ちは整っているのだろう。が、森下雪菜と言う美少女と結ばれ、すでに婚姻届も出してお互いの部屋で寝泊まりし合う関係になっていれば、正直美醜の感覚も麻痺しているというもの。それでも着崩した制服から覗く谷間や、薄っすらと透けている可愛らしい意匠のブラだとか、雪菜とは違うあからさまなセックスアピールにドギマギとしてしまう。これまでスペックが隠され、根暗陰キャとして見出されなかった少年としては仕方はない。



 その彼女が昼休みの校舎裏で、悠へと魅惑的なお誘いを掛けて来たのであった。





「えっと……桃理さんには……「呼び捨てか桃尻」……桃理……「桃尻!」……も、桃尻……「よろしい」………………」



 ――やっぱり俺ってこう言うのに弱いんだよなぁ……。



 女の子の押しに悠は弱かった。



「桃尻は、相手がいるんじゃなかったっけ?」



 彼女は、彼とは公然におしゃぶりをして勃たせるような間柄だ。が、



「あー、あいつー? だって、もーオワコンじゃん? 悠っちが終わらせた」

「………………」



 それは否定出来ない。

 あの後、彼はまるで牙をヌかれてしまったかのようになって、悠を見れば、



『巨根さん、ちーっす! あっ、兄貴の方がいいすか! 焼きそばパン買って来ました!』

『………………』



 いったい彼は何時の時代の舎弟なのだろうか。

 そのような彼であれば、いくらイケメンであろうがセックスアピールなど出来る筈もなく、こうして、彼に囲われていた女子が悠を狙って来るような始末――いや、彼が進んで差し出そうとする始末であったのだ。それは丁重に断っていたのだったが、とうとう自分から売り込みに来たのがこの桃理――桃尻であった。



「ねぇ、べっつに悠っちの便女にしてってまではイってないんだよ? ただ、私のおま×こをその巨根でパンパンしてくれればいいだけでー。それこそ、都合の良い便女してってこと。ねー、あーし、魅力ないー?」

「えっ、ちょっ!?」



 桃尻はあろうことか、悠に尻を突き出すとただでさえ短いスカートを捲り上げてショーツを魅せつけて来た。

 ピンクの可愛らしいショーツであった。



 が、フリルもついて可愛らしかったが、彼女ご自慢のむちぷりっとした白い桃尻が強調されるような、布面積が少なくて締めつけられるようないやらしいショーツ。

 穿いている方がいやらしいとはこの事だ。



 ごくりっと悠が唾を呑み込めば、彼女は顔だけを向けてにひひっと笑う。



「ねっ、この桃尻に、そのブッといち×ぽ突っ込んで、パンパンしたくなーい? なんなら、れろれろして大っきくしてあげてもいーし♪」



 ――ここに来る前、雪菜にことわっておけば、



『良いわよ、ヤって来ても、存分に私の旦那の素敵な所、魅せつけて来てやればいいのよ!』



 彼女はそう言っていた。



 ちなみに彼女はあのイケメンの便女として登録されていたが、実際の所、その義務となっている性行為の相手は、登録した相手でなくても良いのであった。女性に性行為をさせるために、便女側がその相手をキープしておく意味でも、この制度は定められていた。だからこその、〝便宜的な彼女〟なのであった。



 桃尻は校舎の壁に手を着いて、魅惑的な桃尻を突き出してぷりぷりっと悠を誘惑した。

 そのようなことをされては、雪菜で女の味を知った悠には我慢できる筈もない。



 彼女に便女にしてくれと言われ、そして髪形を整えたおかげで彼の評価はメキメキと上がっていたのだ。そのために、据え膳を喰えるような男へと変化を遂げていた。ちなみに便女制度が出来てからと言うもの、日本の貞操観念にも変化は訪れていた。よっぽど男が拒否したり、すでにいるパートナーが嫌がれば別だが、求めてくれる女性を断ることは、身持ちが硬いと賞賛されるよりも、失礼な奴だと思われるようになっていた。

 だからこそ、



「分かった」

「ふぁ……」



 カチャカチャと後ろでベルトを外しはじめた巨根のイケメンに、桃尻の昂奮は一気に鰻上った。突き出された桃尻がぷるぷるっと震えて、じゅわぁ、とエッチな染みで割れ目が強調されてしまう。



「桃尻、すっげぇ濡れてるよな?」

「うっ、うん……、だって、あんなの突っ込まれると想像しちゃったら……、アッ、あぁんっ……」



 ふりふりと振られる桃尻には、こちらこそお望み通りにブチ込んで腰を叩きつけたい。露わとなった肉棒は、幹々みきみきとそそり勃って血管を浮かせていた。



 悠は桃理の桃尻を捕まえると、ぐにぐにと揉み捏ねながら怒張を谷間に擦りつけた。



「アッ、あぁッ、熱いぃっ、大っき、これが今からあーしの膣内なかにぃ……はぅうッ……」



 桃理は自分から尻をしゃくり上げて、濡れたショーツを悠へと擦りつけて来た。きゅっきゅっと器用に桃尻を動かして、悠を擦り上げたのである。



「これだけでも気持ち良いな」

「やぁっ、ちゃんとあーしの膣内なかにブチ込んで欲しいのぉっ!」



「分かった分かった」



 尻を振って懇願してくれる少女に、悪い気がする男はいない。

 悠はクロッチをずらすか迷ったが、桃尻の下のラインまでショーツを脱がして、そこで挿入することに決めた。ぬちゃあ、と蜜が粘ついて、少しだけ黄色いクロッチの中が見えれば、ビクンッと肉棒は跳ねた。



「じゃあ、挿れるからな」

「うんっ、はやくっ、はやくっ♪」



 後ろの穴まで丸見えの媚尻が、ぷりぷりと悦ぶ。

 思わず口角を上げてしまう悠である。



 ぬちゃぬちゃと切っ先をスリットに擦りつけて、



「ふぁあああッ! 大っき……こんな……アァッ! しょんな、しきゅっ、押し上げられ、ひぃっ!」



 ぐっと根本まで押し込めば、ビクンっと少女の背がしなった。

 押しつけたまま、くんっ、くんっと桃尻を押して揺すってやった。



「あぁッ、ハンっ、しゅごぉっ♡ そんな、あーしのお腹、いっぱいで……アッ、アッ、らめぇえっ♡」



 じゅわぁ、と蜜が溢れてぷるぷると震えていた。キュッキュッと羞はずかしげに締まる菊門もたまらない。悠は桃尻を指が喰い込むほどに鷲掴みつつ、ぬちゅぬちゅと腰を動かしはじめた。



 熱く濡れそぼった牝膣だ。



 随分とあのイケメン――いいや、恐らくは他の男達にもだろう、開発されたに違いない肉体は反応が良かった。ねっとりとうねって絡みつくような牝の欲望に、悠は顔をしかめ、腰の窪みを捕まえるとパンパンと腰を打ち込み出した。



「ふぁあああンッ♡ あぁっ、りゃめぇっ♡ しゅっご、こんにゃのはじめてらし、ひぃッ! こんな素敵ち×ぽ、今までにゃかったのぉお~~~ッ♡」



 ビクビクっと肢体を跳ねさせつつ、彼女は腰を善がりくねらせて歓喜した。キュゥウ、と膣襞が締めつけて、貪欲な締めつけには悠も膣内でビクビクと震えていた。



 パンッ、パンッ、とリズミカルに桃尻に打ちつけた。



 桃尻と呼ぶように言って来ただけはあって、打ち込めば打ち込むほどにぷるるんぱるるんと弾んで、音だってたいそう心地良い。



「おぁ……っ」



 此処が神聖な学び舎の校舎裏であることも忘れ、壁に手を着かせ、地面と水平になるまで背を倒して尻を突き出した女生徒に腰を打ち付け続けたのである。



 甲高い牝の啼き声が心地良い。

 此処が何処であるかも忘れて、もっともっと尻音も高らかに、この女を啼かせたくなってしまうのだ。



「あぁ~~~~~ッ、あぁあああ~~~~ッ♡ こんにゃっ、こんにゃち×ぽ知ったらぁっ! もっ、戻れにゃっ、うちの学年のイケてる男子、たいてい喰ったけど、こんなち×ぽ、先公にもいにゃかっ、アンン~~~~っ♡♡ もっ、病み付きィ~~~~ッ♡♡」



 ビクビクゥッ! ぷしゃあああっ!



 盛大に股間のスプリンクラーを発動させて、彼女は打ち込まれる快楽に善がり狂った。

 絶頂の痙攣は止むことなく、パンパンと腰を打ち付けられるたびに彼女は蜜を飛沫いた。

 悠からは見えなかったが、白目を剥いて舌を伸ばしたアヘ貌を曝して、ぐねうねと女体は淫らにうねっていた。



 流石は歴戦のギャル子の蜜膣だ。

 悠は、そろそろ限界を迎えようとしていた。



 パンッ、パンッ、と打ち込む力は強烈に、キュゥウウウ、と締めつける膣圧も貪欲に、



「うぉおおおッ! 射精だすぞぉッ! このまま膣内なかに射精してやるからなぁッ!」

「ンほぉおおッ♡ らしてぇっ、にゃかに、にゃかにぃいッ! ひぃっ♡」



 パンパンパンパンと腰を叩きつけて、悠は一際強く打ち込むと、そこで欲望を解き放った。びゅくっ、びゅくっと熱く滾った熱汁が注がれて、



「ンほぉおおおおお~~~~~~~ッ♡♡♡」



 ぷしゃああぁあッ! ぷしゃあぁああッ! チョロッ、ちょろろろろろろぉ……



「ッ、はぁ、気持ち良い……って、おまっ、お漏らし……っ」

「あへぇえ♡ 気持ち良いのほぉ……こんにゃの知ったりゃ、もっ、他のち×ぽりゃ、らめなのほぉ……、あへっ♡」

「…………まあ、良いか」



 悠はお漏らしされ、彼女のおしっこが掛かったことよりも、この遊んでいるギャルを漏らすほどまで追い込めた自分自身が誇らしかった。



 ――俺、ち×ぽの才能があるんだな……。



 そう思いつつ、最後の一滴まで、搾り上げるようなギャルの膣の中で、射精を続けるのであった。







「うへぇえ……、ごめんねぇおしっこかけちゃって、でも、あーし、ここまでイかされたの、はじめてでぇ……」



 桃尻は、漏らし、悠におしっこを引っかけたことを恥じていた。

 余裕だった彼女のしおらしい様子には、悠は更にむらっとしてしまう。



「えっ、あっ、しゅご……こんなに出したのに、まだ……っ」



 桃尻の瞳はハートマークが見えるほどに発情していた。



「……じゃあ、舐めてくれるか?」

「モチッ! 悦んでッ! んはぁ……っ、しゅごぉっ! まだまだこんなに硬くて熱くて大っきくてぇ……ぢゅぼっ、ぢゅぼっ、ぢゅぽぉっ♡」



「おぉ……」



「悠っちが満足するまで、あーし、おしゃぶりするからっ、れろぉっ、ぢゅるぅっ♡」

「くっ、上手いな。じゃあ、頼む」

「任されたしー♡」



 嬉しそうにじゅぽじゅぽしてくれる彼女に、便女を増やすことも良いなぁ、と思う悠なのであった。

次回は、まあ、出来れば、ということで一つです。



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R18 便女制度の出来た現代で
作者:ルピナス・ルーナーガイスト

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3/4
本日二度目の更新! 前話がまだの方は、そちらからどうぞです!

三、イケナイ女教師
 一年A組、阿津久悠は、職員室まで呼び出された。

 白昼の学校で堂々とセックスを行い、最近では知らない女子からもおち×ちんを舐めたいと言われて廊下でしゃぶられることも日常茶飯事となって来た。が、昨今の情勢では、セックスアピールのためにそうしたことを行うことも珍しくはない。授業中に行うなどはなく節度を守り、勉学に励んでいれば注意されることもないのである。であるから、



 ――思い当たる節はない。



 悠を職員室へと呼び出したのは、淀川よどがわ恵めぐ良らという女教師だった。黒髪をカッチリと結い上げて、スッとした切れ長の瞳が眼鏡をきらりと輝かせる。キツめに整った顔立ちに、ぽってりと膨らんだ赤い唇。二十六歳で、キッチリとスーツを着こなした見るからにお固い印象の女教師だ。だが、その肉惑的なボディはパツパツと窮屈そうに胸元と尻を張りつめさせて、今にも学級崩壊をもたらしそう。



 もしもテスト中に、彼女にソッと隣から覗き込まれ、髪を耳にかけつつ、甘い匂いを振りまかれて、



「あなた、カンニングしたでしょう? 正直に、言ってごらんなさい?」



 むにゅうっとその胸を当てられれば、



「はいィッ、イってご覧に見せますゥッ! ――ウッ!」



 と、多感な時期の男子生徒ならばイってしまったに違いない。

 学級崩壊だ。



 その彼女が、職員室へと悠を呼び出した後、さっさと生徒指導室へと連れ込んで、カチャリ、と後ろ手に鍵を閉めたのであった。



 ――まるで猛獣の檻に閉じ込められたようだった。



 まるでモデルウォークのような足取りで、彼女は悠の元へと近づいて来れば、そのスーツをパツパツと押し上げる胸の果実が当たるか当たらないかのギリギリのところで立ち止まった。むしろ直接的に触れるよりも、その圧迫感には意識を奪われた。まるでおっぱいの熱が伝わってきそうな距離感。それだけではなく、男の理性をくらくらとさせるような甘い彼女の体臭だ。



「あのっ、どうして俺は呼び出されたのでしょうか、思い当たる節はないと言うか……」



 ドギマギしつつも悠はそう問いかけた。



「はぁ……」



 ぽってりとした赤い唇から吐息が漏れ、その薫りすら彼女は甘かった。スッと通った切れ長の瞳を悠へと寄越して、



「阿津久くん、あなた、最近大きく顔を効かせているようね。女の子が代わる代わるあなたのところを訪れていると聞いているわ」



 ――思い当たる節である。ただ、



「えっと……それのどこが悪いのでしょうか。節度は守っているつもりですが……」

「はぁ……」



 再びの溜息。むしろ今度は悠へと吹きかけるかのような。まるで牝の肉食獣が近くにいるような感覚だ。

 少しでも動けば唇と唇が触れ合ってしまいそうな距離感で、女教師は悠の眼をねっとりと見詰めて来た。美貌の女教師の接触に、悠の股間はむくむくと膨らみはじめている。



「分からないのかしら? 私は日出高校の、男子担当の性指導教員よ」



 彼女は悠にしっとりと沁み込ませるように。そこには少しばかりの恨めしさも含まれていた。吐息が触れつつ女教師は続けた。



「その私に黙って、あなた、とても立派なモノを持っているそうね。駄目じゃない、ちゃんと申告しないと。それがどれほどのものか、そして適切に扱われているのかどうか、性指導教員である私はきっちりと確認、指導する義務があるのよ」



 それは権利の間違いではなかろうか。



「今から持ち物検査を行うわ」

「あっ」



 女教師のイケナイ指は、悠の股間を弄っていた。



「すごい……これは……危険物ね。――ごくりっ。さあ、大人しくおち×ぽを出しなさい。これから指導します!」



「ぉあっ……」



 さわさわと、膨らんだ輪郭をなぞられれば、悠からは甘い声が出た。

 イケメン男子生徒の巨根に指導するシチュエーションに、女教師は大昂奮。すでにもじもじと悩ましい太腿を擦り合わせて、内腿には蜜の雫を滴らせている。

 その顔は、もはや聖職者ではなく、すでに性職者の貌それ。



 ――はぁ、はぁ、しゅごい、こんなおち×ぽをこの子が持っていただなんて、それに、こんなにもイケメンだったなんて……私の眼は節穴だったわね。もしももっと前から分かっていれば、実技合宿もしてあげたのに……「ふぅうん……っ」



「あぁっ、先生っ」

「ンぅッ、ちゅっ、ちゅっ、れるぅっ……」



 女教師のぽってりとした唇が、悠の唇へと吸いついた。ねっとりとして熱烈な熟練の痴女の舌遣い。ぬるぬると舌を絡め取られて、味わうようにしゃぶられれば、もはや悠はされるがままでしかない。



「はぁっ、はぁっ」

「ンぉお……」



 女教師の指遣いは更にいやらしく悠の股間を這い廻っていた。



 ――性指導教員。



 それは不適切な性徒を指導することを許された教員だ。ただし、その立場と権利を悪用し、このようなことをしでかす教員がいないよう、性指導を行うには事前の申告、審査が必要であり、指導も第三者の監視の下行われるよう、厳重に取り決められている。尤も、それは性指導に対してであって、生徒と教師であろうとも、男と女。指導ではなく通常の性行為であれば、その決まりの対象には当たらない。だからこそ、恵良は性指導と称して行為に及んだ男子生徒を骨抜きにしてしまうことによって、これは指導ではなく単なる男女の営み、そして、相手の男子生徒がまた自分とエッチしたいがために言うことを聞くようにする。彼女はその常習犯であり、まさしく立場を傘に着たイケナイ淫行教師――。



「ンぅっ、ふっ、ヂュルっ、ぢゅるぅっ……」

「おぉっ、ンっ、先、生……、あぁ……」



 ぢゅるぢゅるといやらしい音を立て、淫行教師は悠の唾液を啜った。ねっとりとした熟練の舌遣いで彼の咥内を舐め回して、美女のエキスを呑ませ、カチャカチャと慣れた手つきでベルトを外してしまうのだ。

 ずるんっ、と、学生服のズボンをパンツごと降ろされれば、



 ぶるんっ!



「すっごぃわぁ……、こんな素敵なち×ぽを私は見逃していただなんて……性職者失格ね」



 間違いない。



「はぁっ、はぁっ」



 蕩けるような視線を魅せ、彼女は教師の指を男性器に巻き付けた。



「うぅッ、先生……っ、くっ」

「どうかしら? 今までの女の子達とは違うのではないかしら? これが教師の力よ」



「あぁっ……」



 悠は恵良の手の中でビクビクと震えてしまった。

 それににぃ、といやらしく口角を上げつつ、恵良は悠の肉根を扱き続けてしまうのだ。



「あぇ……」



 赤い舌を垂らして涎を塗して、にちゃにちゅとスナップを効かせて教え子の性器を扱き上げた。スッと通った切れ長の瞳が、淫蕩な輝きを帯びて上目遣いを寄越してくる。



「はぁ……、美味しそう」

「先生っ、待っ、あぁ……」



「はむっ、ぢゅるぅっ、れろぉっ」



「ほぉお……っ」



 確かに性指導教員を張るだけはある舌遣いだ。ねっとりと絡みついて、逃れようとすれば、ペロリと亀頭の裏を舐められた。とろりと唾液を溜めた女の咥内は泥濘んで熱く。

 込み上げる甘美感に堪えて悠はぶるぶると臀筋を震わせた。



「ンふぅ……可愛いわね」



 女教師は甘く爛れた息を吐いていた。ヂュルッ、ヂュルッと音を立てて、教え子の性器を啜って顔を振ってしまう。びくっ、びくっと震えて、とぷとぷと溢れる我慢汁は、絶交の背徳のスパイスだ。

 れろれろと淫蕩な舌を動かして、彼女は精液が良く出るように、玉もふにふにと揉んでいた。



「あぁ……先生、ぉお……」

「ヂュルっ、ぢゅぷっ、ぷぁっ、……ふふ、ぇろれろ、なかなか頑張るわね。とても高評価よ、阿津久くん。はむっ、れろぉお……」

「ほぅうううっ」



 ねっとりと亀頭の丸みに合わせて舐め回された。びくりびくりと我慢の限界まで突き進もうとして、



「ふふっ、ここまで頑張ったのならご褒美よ」

「えっ?」



 恵良は、あろうことか、ブラウスの胸元のボタンを一つ外していた。

 そこから覗くのは、むっちりとした女教師の谷間である。



「さあ、いらっしゃい?」

「うぁあ……」



 再び唾液を塗された肉棒が、女教師の胸の谷間へと呑み込まれた。パツパツと、今にもボタンを弾き飛ばしそうに押し込められたそこは、たまらない乳圧が閉じ込められていた。

 むにゅぅうう、と蕩けそうな柔らかな熱に包まれて、ビクッ、ビクッと悠は震えた。



「あぁ、元気ね。善いわ、自分で腰を動かしてもいいのよ。先生のおっぱいの中に、中だししてしまいなさい?」

「おぉお、中だし、おっぱいの中に、中だし……」



「ええ、それで、私におっぱいにあなたの精液をべっとりと付けたまま、午後の授業をさせるの。ふふっ、胸元からあなたの精臭が漂ってくれば、授業中でも私、濡れちゃうわ? 授業中の先生をあなたの精の匂いで濡れさせるの。してみたく、なぁい? ――きゃっ♪」



 意外と可愛らしい声を上げた彼女は、悠に肩を掴まれて腰を振られた。ぬくっ、ぬちゅっと抽送を繰り返され、男子生徒の肉棒が教師の乳内を蹂躙してしまう。



「あっ、あぁっ、いいわっ、阿津久くんっ、もっと、もっとよ、その若く滾った性欲を、先生にぶつけるのよ。あぁっ、私、教師をしているって感じがするわぁっ、あぁっ」

「おぉおっ!」



 柔らかな谷間へと肉柱を抽送して、むにゅっ、むにゅっと弾力のある場所へと腰をぶっつけた。恵良の方こそ二の腕で乳を寄せて乳圧を高めて、恍惚とした上目遣いを悠へと寄越していた。



 むにゅんっ、むにゅんっ、むにゅんっ



 昼間の生徒指導室で、イケナイ女教師の性指導を受ける。

 この状況に悠はこれでもかと昂奮して、その滾りのままに、



「うっ、おぉおおおおおッ! 出るぅッ! 先生ッ、このまま、出ますゥッ!」

「善いわ、このまま射精だして、先生のおっぱいを、あなたの臭っさいザーメンで、マーキングしてしまいなさいぃっ♡」



「おっ、おぉおおおッ!」



 どくんっ! どくんっ! びゅるぅっ、ぶびゅるぅっ!



「あぁっ、熱っついわ。おっぱいの中で阿津久くんのペニスがびくびくと跳ね踊って……ンっ、あぁっ、まだ出るのね。凄いわ、若いだけじゃない、逞しくて、立派で……はぁっ、はぁっ、たまらない牡だわぁ……♡」



 べっとりと女教師の乳内で射精しきった悠は、はぁはぁと肩で息をしていた。彼女の方は恍惚としきりで、おっぱいの谷間にこびり付かされた熱くて生臭い粘つきに、「ンっ」と悩ましい声を漏らしてしまっている。



 ――そして彼女は発情していた。



 もはや最後までイくしか抑えられない。



「阿津久くん……」



「なんですか、先生……うわっ!」



 悠は生徒指導室の床へと押し倒された。

 そして、見上げれば、発情しきった牝ケモのような女教師だ。



 はぁはぁと息を荒ぶらせ、眼は血走って、ぽってりとした唇からは媚薬のような唾液を零している。

 剥き出しにされた女の欲望に、ごくりっと悠は唾を呑み込んでいた。



「あなたが悪いのよ、そんな素敵なおち×ぽを持っているから……」



 犯罪者の証言だ。



「あぁッ、もっ、我慢、出来ないッ!」



 イケナイ淫行教師はタイトスカートの裾を掴むと、ぐぃっと骨盤の上までたくし上げた。

 紫のキワドいショーツ。

 鼠蹊部が丸見えで、黒の陰毛が透けて見える作りだ。すでに中心にはくっきりとした染みが浮き上がっていて、それどころか吸い切れなかった欲望が幾スジも悩ましい太腿を滴っている。



「舐めなさい、阿津久くん」

「んむぅっ!」



「はぁっ、あぁっ!」



 あろうことか、この淫行教師は、床に押し倒した男子生徒の顔に、発情しきった牝の秘壷を押し当てた。はぁはぁとぽってりとした唇からは荒い吐息を漏らして、くねくねと腰を揺すって教え子の口に擦りつけてしまう。

 じゅわりと滲んだ蜜は甘酸っぱく、蒸れた女の淫臭には頭がくらくらとしてしまう。だが、馥郁たる牝の香に誘われて、悠は口を開けて、女教師の秘部を咥え込むと、じゅるじゅると音を立てて啜り上げつつ、れろれろと舌を動かした。



「あっ、あぁンッ! 素敵ぃっ、素敵よ阿津久くぅんっ♡ はぁんっ♡ もっと、もっと吸ってぇっ、吸って、舐めてぇえンっ♡ あぁああああ~~~~ッ♡♡」



 そこに居たのは聖職者ではなく、性職者でもない。ただの欲望を剥き出しにした牝のケダモノだ。



「イっくぅうッ!」



 彼女はあろうことか教え子の顔面で絶頂した。

 恍惚と蕩けた表情でガクガクと肢体を震わせて、ピンクの舌をひらひらとうねらせて感じ入る。

 悠は、注がれる牝のエキスを、ただ啜ってゴクゴクと咽喉を鳴らしていた。



 そして彼女がこれで収まる筈もなかったのだ。



「はぁっ、はぁっ!」



 荒く発情したまま、今度は悠の腰に跨って来た。

 ぐっしょりとショーツの意味をなさないほどに濡れたそれをずらして、まるで赤貝のようにねっとりと蠢くその唇で、



「はぁっ、いただきます」

「うぅうッ」



 じゅわぁ、と牝蜜が溢れ堕ちた。

 流石は淫行教師。悠の巨根も容易く根本まで呑み込んだ。ただし、這入るか這入らないかと、また、耐えられるかどうかは別ではあったのだったが。



「ヒィイイイイ淫インッ!」



 彼女はぐりんっと白眼を剥いて、背をのけ反らせてガクガクと感じ入った。それでもキュウゥ、と媚肉は悠自身を締めつけて、カクカクと腰も動きはじめていたのである。

 貪欲な牝の本能。



「アッ、あぁッ、はぁあんっ♡ おち×ぽぉ、おち×ぽ美味しいぃ……っ」



 ねっとりと絡みついて来た媚肉の官能。まるで肉食獣の口腔じみた牝壺は、悠の肉棒を舐め回し、咀嚼し、さっさとお汁を寄越せと締めつけた。



「おぉおッ! すごっ、これ……うぅっ」

「ふっ、ふふふふっ、どうかしら? 長年何人もの男子生徒を指導(意味深)してきた私のおま×こは、教え子の善いところなんて……ンッ、あっ、やんっ、このち×ぽ、暴れん棒……ンぁあんっ♡」



 ぐちゅぐちゅと腰を廻して味わっていた彼女は、これまで経験したことのないような、エラ張って凶悪な肉柱に返り討ちにされた。



「アッ、ああぁっ、駄目なところまで這入ってるわぁ、ンッ、私のおま×こ、ぐちゅぐちゅに掻き混ぜられて……ふぁあっ、ぐりぐりって抉られて、奥を叩かれて……ふぁああああンッ♡♡」



 腰を動かし、涎を垂らして彼女は善がり乱れた。

 ぶちぶちと、ブラウスを引き裂くようにして肌蹴ると、紫のキワドいブラジャーを押し上げて、自らその豊満な果実を揉みはじめた。むっちりとしたそれが女の指でぐにゅぐにゅと淫らにカタチを変え、ぷくぅっと膨らんだ大きめの乳首を抓んで弄って、まるで狂乱するような様子で彼女は肉棒の快楽に踊りくねった。



「あぁあっ、駄目ぇっ、この子は私の手には負えないわっ、こんなの、私のおま×こが学級崩壊よぉお~~~っ、はぁあああ~~~~~ッ♡♡♡」



 ビクビクんっ、ガクガクっと痙攣して、キュゥウ、と肉壺は悠をこれでもかと締めつけた。女教師の性的指導に、悠の我慢もそれまでであった。



 どくりっ、どくりっ、びゅぶりぃっ♡



 それが、イっている淫行教師へのトドメとなった。



「ふぁああああ~~~~~ッ! 熱っつぃいィ~~~~~ッ! ヒィッ、どくっ、どくってぇえ……、私の奥に……ぃ、あんっ、妊娠しちゃう、孕まされてしまうわぁあ~~~~~~ッ!」



 教師にあるまじき牝叫びをあげて、彼女は、ぷしゃあっ、ぷしゃあぁあっ! ちょろっ、ちょろろろろろろぉ……。



「あぁ……あぁあん……」

「ちょっ、先生……」



「駄目っ、もう先生なんて呼ばないで、私のことは牝奴隷か、雌豚、牝犬……あぁっ、私のこと、めちゃくちゃにしてぇえっ!」

「えぇえっ……」



 もはや何もせずともめちゃくちゃだ。主に尊厳という意味では。



「あっ、あぁああアンッ! もっとぉ、もっとおち×ちんでおま×こ擦ってぇえ、もっと、阿津久くんのザーメンを、先生のおま×こにぃいっ……もっとモア、もっとぉおモアぁ……」

「うぅっ、先生ぃ……」



「阿津久くんぅ……♡」



 イケナイ女教師は性的指導を行って、逆に返り討ちにされてしまった。



 彼女はそのまま自分のおしっこと潮でびしょびしょにされた教え子の上で腰を振り続け、それを同僚の別の女性教諭に見つかって、彼女も少々ご相伴に与かりつつ、他の教師に見つかって、二人は仲良く減俸、数日間の謹慎  それは悠が庇ったからでもあった。そのことで、否、もはや彼のおち×ぽの虜となってしまった二人は、悠に頭が上がらなくなってしまうのであったが、そのような処分が下されることとなったのであった。



 ――この高校、はやくどうにかしなくてはならなかった……。

ひとまずこれで打ち止めっぽい雰囲気……?

まだどうなるか分かりませんが、お読みいただき、ありがとうございました!



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R18 便女制度の出来た現代で
作者:ルピナス・ルーナーガイスト

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目次
4/4
感想を読んで、「もっ、駄目っ」とお返しした途端に次のが書きたくなるその不思議……

ただし今回、イチャイチャしているだけだけどな!



日間六位! ありがとうございます!

四、ゆーくんとゆーちゃん
「ねえ、ゆーくんは最近生意気なんじゃないのかしら?」

「えっ、なんで?」



 唐突にそう言って来たのは、悠の部屋のベッドで盛大に膣イキをして、

『ゆーくぅん、大しゅきぃ~っ、おま×この中にどぴゅどぴゅされるの気持ち良いぃ~~~っ』

 と、そう言ってからまるで賢者モードのように大人しくなった、阿津久悠の第一号便女である森下雪菜であった。

 先ほどまで躰中の液体を撒き散らさんばかりの勢いで善がり悶えていた彼女であったが、その痴態がなかったかのように振る舞うその切り替えの早さは感心してしまう。



「なんでって」



 ジト眼で見られても、美少女のジト眼は可愛らしく、そして妙な気分にもさせられた。だから、



「ちゅっ」

「ふにゃあ♡」

「あはは、可愛いな、ゆーちゃんは。もっとキスする?」

「すりゅう、ン~っ、ちゅっちゅっ、ちゅーっ♪ ――ハッ! そう言うところよ!」

「どういうところ?」



 首を傾げる悠であったが、たっぷりと三分以上は舌を絡めて嬉しそうに甘えていた女には言われたくはない。と、



「むぅっ」



 と雪菜は可愛らしく頬を膨らませて、それもやはりあんまりにも可愛らしい。



「ちょっ、待っ!」



 再びキスをして来ようとした悠を彼女はなんとか押し止めた。――とっても残念ではあったけれど。



「はぁっ、もうっ、ほんっと、トンだすけこましになったわね」再びキスをされないようにジロリと睨み付けつつ、「桃理」

「ああ、桃尻か」

「桃じっ! ………………淀川先生」

「淫行教師」

「………………」

「ゆーちゃん?」



 黙ってしまった幼馴染を、悠は顔を近づけて覗き込んだ。



「顔良いっ」



「ありがとう」

「じゃなくってっ!」



 ふーっ、ふーっ、と肩で息をする雪菜はたいそう可愛らしかった。が、それで「可愛い」と言えばまた彼女は蕩けてしまって、話は進まないので割愛しよう。



「もーっ! だからっ! 最近、ゆーくんは他の女の子にモテすぎって言ってるのよ!」

「…………いや、まあ、それは否定しないけれど」



 そう言う悠は遠い眼だ。



「でも、はじまりはゆーちゃんだろ」

「うぐぅ、そ、そうだけどぉ……」



 むむむ、と唇をへの字に曲げる幼馴染。



「ふふふ――ま、」

「きゃっ」



 悠に抱き寄せれれば、とても嬉しそうにする雪菜である。悠は彼女の背を優しげに撫でつつ、



「ゆーちゃんが可愛く嫉妬してるってことだけは分かった、可愛い可愛い」

「うぅう~~~っ♡」



 善し善しと頭まで撫でられてしまえば、

 ――悔しいっ、でも蕩けちゃうっ♡



「もうっ、ゆーくんのすけこましめ」

「あはは、悪い悪い。でもさ、俺の最初の人はゆーちゃんだし、結婚してるのも、便女として登録しているのも、ゆーちゃんだけだろ? ゆーちゃん、顔、だらしなくなってる」

「ふぇっ!? もうっ、ゆーくんの意地悪ぅ♡ また気持ち良くしてくれないと許さないんだから」

「――分かった」

「えっ、あっ、あんっ♪」



 ガバァっと悠が起き上がれば、逞しい躰が露わ。それに更にだらしない顔をしてしまう雪菜だ。そして、彼女の見事な肢体も、悠の眼には露わとなっていた。

 十六歳の少女としては年不相応な豊かに実った肉体だ。



 むっちりと巨おおきく膨らんだ乳房には、青白い血管が透けて見え、薄桃色の繊細な先っぽ。悠が自分のモノだと執拗にマーキングした赤い痕が点々と残されており、自分がしたことながらそのいやらしさにゴクリと咽喉を鳴らしてしまう。



 むくむくぅっ



「あっ、大っきくなった♪ 舐める?」

「いいや、俺がゆーちゃんを舐めたい」

「んっ、はふっ……♪」



 豊かに実った双丘を両手で押し揉みつつ舌を這わせれば、彼女はすぐさま喜悦の声を漏らして身を震わせた。ぷるっと瑞々しい乳房が弾んで、悠は吸いつく舌を止められなくなってしまう。



「ンぅっ、ンっ……」



 秘めやかな少女の押し殺した声に、ぴちゃぴちゃと犬がミルクを舐めるような音。悠は膨らみきった肉棒を彼女のスリットにぬるぬると擦りつけていて、くりっと膨らんだ蕾に触れるたび、彼女は一際高い声を上げてしまう。



「ちゅっ、ちゅっ、ぺろぉっ」

「はぁんン……ゆっ、くん……、おっぱい、好き過ぎ……あぁ……」



 乳首を舐めればたぷぷると果肉を揺らして彼女は感じ入る。

 ――こんなの、止まれるわけがないだろ! 「カリっ」



「ヒィッ、イッ、いんっ!」



 乳首に甘く歯を立てれば、彼女は背をのけ反らせて白い咽喉を曝す。

 肉棒に触れる花弁はひくひくと甘えて、溢れる蜜の官能が少年を誘っていた。



「ゆーちゃん、挿れるぞ?」

「来てぇ、ゆーくぅん♡」



 甘えて媚びた声には抗えない。

 悠は、そのまま、



「あっ、ンっ、はぁあああン……」



 歓喜の声を上げ、雪菜のそこはさっそくとばかりに絡みつく。



「ぉおお……」



 ねっちょりと潤みきった熱い女の泥濘だ。

 そこは十分に火照りきって、先ほど出したばかりの悠のザーメンも手伝って、すでに潤滑には問題ない。問題があるとすれば、



「あぁっ、あぁっ、ゆーくんのおち×ちん、大っきいぃ……ンッ、気持ち良い……しゅきぃ……アッ、あぁあああンッ♡」



 雪菜の反応が良すぎて悠が止まれなくなってしまうことくらい。



「くぅっ、ゆーちゃんぅっ!」

「あっ、ゆーくっ、ふぁっ、あぁあああんっ♡」



 アンッ、アンッ、とたまらない少女の嬌声がかき鳴らされた。

 ニジャッ、ぐぢゅっ、粘ついた水音が掻き混ぜられ、ねっとりと甘えるような、それでいて苛烈にしぼりとるような膣襞のうねり。ギシッ、ギシッ、とベッドは軋んでいた。



「アンんんん……」



 たっぷりと官能を含んで身悶える愛しの幼馴染に、悠の牡はもはや止まれない。



「はぁっ、はぁっ、ゆーちゃんっ、ゆーちゃんっ」

「ゆーくんっ、ゆーくぅんっ♡」



「「あぁっ!」」



 正常位で腰を振り合えば、今度は雪菜を壁に手を着かせて後ろから腰を振りたくった。

 パンッ、パンッ、パンッ、パンッ



 男が女を突く音が響き渡って、交じり合う汗の芳香に、蒸れた男女の情交臭。そこにいるだけで蕩けてしまうような交合の旋律よ。



「あぁッ、あぁッ、ゆーくんっ、ゆーくぅんっ、気持ち良い、気持ち良いのぉおっ、もっと、突いてぇえっ、大好きぃいっ、ふぅうううンっ♡」



 ビクビクッ、ガクガクッと痙攣すれば、ぷしゃあぁっ、結合部からは蜜が噴き出す。たぷるんっ、たぷるんっと暴れていた豊乳を下から掬い上げると、少年の指から零れるボリュームを好き勝手に揉み捏ね、先っぽを摘まみ上げてくりくりと弄ってしまう。



「アッ、アッ、ダメェ、ダメェ、イくぅ、イっちゃうのぉお……はぁあああ~~~~~ッ♡」



 感極まって泣き叫ぶ嫁を悠はこれでもかと責め続けた。



「ンッ、あぐぅっ、ひぃっ、はぅううんっ♡」



 ガクガクッ、ぷしゃあっ

 彼女がイけば、次は繋がったまま支え、ベッドの上へと戻って背面座位。愛しの雪菜の股を大きく広げさせて、姿見にぐっぽりと彼のモノが彼女のそこを押し広げて、ぬぢゃぬぢゃと抽送し、彼女も美味しそうに喰い締めているところを丸見えにしてしまう。



「やぁあああッ! 恥ずかしいぃっ、ダメェ、ゆーくんダメェええっ」

「何が駄目なんだ? あんなにも美味しそうに咥え込んで。ゆーちゃんのま×こ、俺のち×ぽに絡みついて、これ、私のものだって言って、離してくれないんだぞ? ほら、エッチな汁もとろとろ零して……」



 悠は、それを雪菜の耳元で、沁み込ませるように囁いていた。



「りゃめぇえええええ~~~~~~ッ♡」

 ガクガクッ、ぷしゃあぁあ~~~~~~ッ!



 自身が絶頂させられ、潮まで噴いている所まで魅せつけられた。



「ひぃっ、ひぐぅっ、もっ、りゃめぇっ、もっ、わらひ、およめにいけにゃいぃ……」

「何言ってるんだ、お前はもう俺の嫁だろ?」



 それも、耳元で囁くように。



「ゆーくんのばかぁああっ! そっ、そゆところにゃんだからにぇっ!? しょんな、しょんなわりゅいおとこににゃっちゃれぇっ!」

「呂律が回ってないゆーちゃんも可愛いな。おっ、締まった。くっ、もっ、俺も出そ……」

「りゃぁあああああ~~~~~っ! いみゃあっ、いみゃだしゃれりゃりゃあっ! アッ、あひっ♡」



 どくりっ。

 びゅくりぃ、っと。

 ゆーちゃんの膣奥で、白いゆーくんが猛威を振るってしまった。



「あひぃえぇ……♡」



 ちょろっ、ちょろろろろろろぉ……

 最近は許容範囲を越えてイかせると、雪菜もお漏らしするようになっていた。だからこそ、家でする時は、下にタオルとペットシーツを敷くようにもなっていた。



『私ペットじゃないわよッ!』

 と憤慨していたが、一度部屋で敷いたペットシーツにおしっこをさせてみたところ、クセにもなっちゃったらしいのだ。

『ゆーくんの、馬鹿ぁ! 絶対にお嫁にもらってもらうんだからねっ!』

『いや、だからお前はもう俺の嫁だろうが』

『そうよっ、えへへっ♪』

 そう言いたいだけに違いなかった。



「はぁっ、はぁっ、ゆーくぅん……♡ んーっ、ちゅっ、ちゅーっ」

「おっ、戻って来たか」



 戻っては来たものの、とろとろの甘えモードになってしまっている雪菜を悠は更に蕩けるように甘やかし、そうして、彼女の嫉妬コントロールは、万全に行われているのである。……

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Posted by 하얀라임
,

n0490hr

카테고리 없음 2022. 7. 7. 08:27

数十年前に発生した奇病により、新生児の男性率は極端に低下してしまった。

健康被害こそないものの、女の子ばかりが生まれるため人類が滅ぶのは時間の問題……





という懸念は杞憂に終わった。

女性同士で赤子を作れる人工子宮が急速に開発されたおかげで、男性が生まれてこなくともなんの問題もなく、人々は日々の生活を穏やかに営んでいる。





強いて問題を挙げるなら、極々稀に生まれてくる男性が肩身の狭い思いをすることくらいだろうか。





主人公である相田浩一は、そんな悩みを抱えた男性の一人。

通っている学校で唯一の男子生徒として窮屈さを感じている彼は、女子達との間に軋轢を生まないよう、穏やかに過ごすことを信条としていた。





――その内側に、ドロドロとした強い性欲を隠しながら。





セックスしたい、セックスしたい……と心の奥底で願いながら、毎晩毎晩洗面器がタプタプになるまで自慰行為に耽る浩一。

そんな彼に、突然の転機が訪れた。





理事長直々の指示によって催された六泊七日の合宿。

これを機会に女子と仲良くなって、あわよくばセックスできないかな……という淡い期待を胸に隠した彼を待ち受けていたもの。





それは――全裸合宿だった!!





右を見ても裸の女!

左を見ても裸の女!!





裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸





優しいあの子も、厳しいあの子も、みんなみんなでスッポンポンだぜ!!





メスのフェロモンを胸いっぱいに吸い込んだ浩一は、30cm強を誇る超巨根を振り回して犯す! 犯す! 犯す!

朝も犯して昼も犯して夜も犯しておっ♡ おっ♡ おっ♡ おほっ♡ すっ♡ すごいぃっっ♡





性豪としての類稀なる才能を発揮していく浩一ぃぃぃ……!!





『恋人でもない人とセックスするなんてダメ……』

『男なんて気持ち悪いし最低……』





そんな彼女たちの倫理も、価値観も、全ては彼の精液に白く塗りつぶされてイくっ♡♡♡

全員性奴隷(セックスフレンド)にされちゃうぅぅぅぅ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡





目次


■プロローグ


射精しないと生きていけない





■0日目


マネージャーの仕事とマッサージ

いじめっ子の乳首……ピンク色の……

爆乳部長と爆乳生徒会長

小さなお尻を撫でながら下校

●ドスケベメカクレ女vs変態痴漢男○

合宿への期待で胸が膨らむ! 心が躍る! ちんちんが固くなる!(このエピソードはキャラクターのおさらいも兼ねているので、たまに読み返すと物語が理解しやすくなるかもしれません)





■1日目(前)


スカートの中を探検しようぞ!!

このバスは俺専用の痴漢車両だ

裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸!!!!! 視界の全てが肌色だ!!!!!!!!!!!

まずは六人中三人とセックスするぞ……絶対にしてやるぞ……

全裸おさわり開始!!!!

ファーストキスは精液の味♡

ドスケベ我慢訓練開始!!!!

一番目の犠牲者(セックスフレンド)





■1日目(後)


お風呂前のルーティーンといえば……パイズリフェラ!!!

二人目にロックオン♡

穴まで綺麗にしてやろう!!!

お風呂で♡ みんなの前で♡ 犯す!!!!!

二人目のターゲット……確定!!

エッチごっこ♡(※ごっこではない)

エッチごっこ→本気のキス♡

×エッチごっこ ○本気の中出しレイプ♡♡♡

2日目の予約、完了!!!!!





■2日目


『初めて』の約束♡

獲物を捕獲しました!!!!!

こんなに強い性欲を持ちながらセックスを避けるのは何故なのか……

とても公平な取引♡

可愛いペットだなぁ!!!!!

♀トリプル♀フェラ♀

今日も楽しい! 明日も楽しみ!!





■3日目


そろそろお風呂の時間だから準備しなさい!

全員集合!!!

洗いっこしようぜ!!

爆乳レズセックスを命ずる!!!

フェラチオを観察したまえ!!!

夢のデカ乳サンドイッチ……

オスとメスの交尾を見せてあげようね♡♡♡

宿命の戦い……!!





■プロローグ





『射精しないと生きていけない』





「ご主人様♡ もっと♡ もっと突いて♡♡♡」





ご主人様と呼ばれる男が、ベッドに横たわる裸体の女性の股を開き、腰をつかみ、男性器を膣に挿入している。そして、腰を激しく動かして膣を執拗に攻め立てる。





「あ♡ あ♡ あぁん♡」





その動きに連動し、悶え喘ぐ女性。

膣から溢れる透明な液体が、その興奮と快感を言葉よりも雄弁に物語っていた。





「ご主人様♡ 次は私にください♡♡」

「ダメぇ♡♡ 次は私の番♡♡♡」





激しくまぐわう、ご主人様と呼ばれる男。その周りを五人もの裸体の女性が取り囲み、ご奉仕の順番を待っていた。

そして彼女たちは一様に、飼い犬のように黒い首輪をつけている。

それこそが彼女達と男の関係性を端的に表していた。





謎の病によって、男性の人口が極端に少なくなった世界。

そこに産まれた極僅かな男性は絶対的な権力を持ち、大多数の女性を性奴隷として従えているのだ。





* * * * * * * * * * * *





そういう設定のAVをタブレットで見ている。

著作権の切れた古いAVを見てシコるのが趣味の俺だが、この作品は特にお気に入りだ。





何が良いって、浪漫溢れる世界観が良い。

男性が少ないから、男性が権力を持ち、ヤりたい放題。

夢のような話だ。現実もそうだったらいい。でも、そうはならなかった。





男性の人口が極端に減ったことで、そこに産まれる僅かな男性は肩身の狭い思いをしていた。

俺が産まれるずっと前、新生児の男性率が極端に減少する奇病が流行った。

医療工学の急速な対応により、女性同士で子供を作れる人工子宮が実用化されたことが不幸中の幸い。

男性の出生率は相変わらず減少したままだが、それで困ることは特にない。

ただ、僅かな男性が肩身の狭い思いをしているだけだ。





進学にしろ就職にしろ、男性というだけで道が大幅に限られる。

そんな男性をわざわざパートナーに選ぶ女性がどれだけいるだろうか。

周りには男性よりも社会的地位が高くて、美しくて身体が柔らかくて良い匂いのする女性がいくらでもいるというのに。





可能性があるとすれば、男体に興味がある変態女性のペットになることくらいか?

何せ女性の母数は膨大だ。そんな変態を見つけるのはさほど難しいことではないらしく、そういう道を選んだ男性の話はちょくちょく耳にした。





でも俺は……女の子と恋人同士になりたい。

俺は背も高いし、体だって鍛えてる。

かつての(男女の人口がほぼ同数だった頃の)男性平均と比べても俺の体格は結構上回ってる。

本当ならばそこらの女の子に一対一で負けるはずがないのだ。





女の子をベッドに組み伏せて、俺のペニスでよがらせたい。

強い雄に肉体(からだ)を委ねる雌の悦びを味わわせてやりたい。

このAVに出てくる、ご主人様みたいに。

――そんなドロドロとした思いを吐き出すように、本日十回目の射精をした。





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!





大量の精液が勢いよく洗面器に放たれる。





自慰の際はティッシュに射精するのがメジャーだったらしいが、俺は専ら洗面器派だった。

量が多すぎてティッシュでは溢れてしまうからだ。





洗面器に吐き出して、吐き出して、吐き出して……十回も出せばタプタプになるのでトイレに流す。

(一度に流すと詰まるので、細かく分けて流す)

(うっかり床に落としたら、泣きながら大掃除する羽目になる)

そして、お風呂のついでに洗面器を綺麗に洗う。

(流石に抵抗感があるので、身体を洗う用とは使い分けている)

(たまにうっかり間違えて凹む)





これが俺の毎日のルーティーンだ。

こうして伸び伸びとオナニーできるのは一人暮らしの一番のメリットかもしれない。

(二番目のメリットは、男として産んでしまった我が子にどう接すればいいかわからず悩む母さん達と、毎日顔を合わせずに済むことか)

面倒になる日もあるけれど、これくらいたっぷり射精しないとぐっすり眠れない。





何より……学校での勃起を押さえることが俺にとっての生命線なのだ。

ただでさえ肩身の狭い思いをしている学校で勃起でもしようものなら、どんな扱いを受けることやら。





珍獣から害獣へランクダウンすることは請け合いだ。

数少ない友人すらも失ってしまうかもしれない。





どんなに肩身が狭くても女子はエロい。

いじめっ子も、優しい子も、元気な子も、大人しい子も、悉くがエロい。

そんな風に考えていることは俺だけの秘密なのだ。





……でも本当は、俺の中の性欲という性欲を思いっきりぶつけてみたいのだ。





■0日目





『マネージャーの仕事とマッサージ』





今日もテニス部の練習が終わった。





全国でもトップクラスに強く、最も大きな我が校のテニス部。

その専用室内練習場でマネージャーとしてせこせこと働くのが俺の日課だった。





はっきり言ってこき使われる立場だが、俺はこの仕事を気に入っている。

引き締まりながらも柔らかい、体育会系女子の肢体が揺れ動くのをいくらでも見られるから。





「ほら、さっさとボールを片づけなさいまし!!」





誇り高き我らが部長・羽崎藍さんがいつものように俺に檄を飛ばす。

その度に縦ロールに整えた長い金髪は揺れ、豊満な爆乳も揺れる。





恐らくスポーツ用の固いブラでガチガチに固定しているだろうに、それでも揺れを止められない程に大きい。

女性にしては背が高く、豊かでありながら引き締まった矛盾の美を抱えた彼女の肉体(からだ)はいつでも最高の目の保養だ。





「こちらを見ないでさっさと動きなさい!!」

「はい!」

「全く……返事だけは一人前ですわね、この木偶の坊は」





だからこんな風に罵られても全く嫌ではなく、むしろ嬉しかった。

それは俺がMだからではなく、むしろSだからだ。

こんな豊満で、そして高慢な部長の肉体(からだ)を屈服させ、思いのままによがらせたらどんなに素敵だろう……。

そう妄想するだけで軽く1リットルは射精できた。

(妄想するだけのSっていうのも虚しすぎるが)





「あ、ここにいたんですね」





倉庫でボールを片づけている俺にそう声をかけたのは、実力・地位ともに我が部でNo.2である副部長・沢井真紀さんだ。





「うん、ボールを片づけてて」

「片づけが一段落したらマッサージをしてください」





クールな雰囲気の彼女は淡々とそう頼んでくる。

彼女へのマッサージは俺の重要な仕事の一つだ。





「丁度終わったところ!」





特段フレンドリーではないが、決して敵視もされていない。

そんな彼女ですら、俺にとってはこの部で最も親しい相手と言えた。

俺がいつものようにマットを広げると、沢井さんはそこへうつ伏せに寝そべる。





「それではお願いします」





黒いショートカットに残る、タオルで拭いきれなかった汗。それがうなじに滴っている。





年齢こそ同い年だが背格好は子供のように小柄な沢井さん。

そんな彼女が自分に身を委ねているこの光景だけでもひどい興奮を覚えた。





俺は沢井さんの肉体(からだ)に跨がり、そしてなるべく体重をかけないように気をつけながら、彼女の尻を椅子代わりにする。

身長の低さと反比例して、彼女の肉体(からだ)はバストもヒップも実に豊かだった。

むにゅりとしたお尻の柔らかさを俺は股ぐらで堪能する。





真面目な性格のせいで知る機会がなかったのだろうか。どうも沢井さんには性知識や男性に対する警戒心というものが欠けていた。

だからこうして腰をかすかに揺らして、お尻の柔らかな感触を味わっても何も言ってこなかった。





くそっ、ガチガチに勃起したペニスを思いっきり擦りつけてやりてぇ……!!





そんな思いをなんとか理性で押し込めて、いつも通り首からじっくりとほぐしていく。





すべすべのうなじに触れると、黒いショートカットに残る汗が必然的に指に触れて、それが心地よかった。

そして背中を揉む。肩胛骨や背骨の形をしっかりと確かめながら揉み込んでいくと、柔らかい肌とのギャップが余計に興奮を誘った。





何より……服の下には細くて固いブラジャーの紐が走っている。

沢井さんの豊満な乳房をこの紐が支えている、それだけで下半身に熱い血が流れていくのを感じる。

それでも必死に勃起を押さえる、いつも通りに……そう思っていたのに、今日は少し違った。





――俺は無意識のうちにブラのホックを手で探り当て、指で摘み、そして外してしまった。





「……!! ごめん、ついうっかり!! わざとじゃないんだけど本当にごめん!!」

「大丈夫ですよ。つけ直してもらえませんか?」





沢井さんは何事もないかのように、平然とそう言う。

実際、性知識の薄い彼女にとっては何でもないのだ。外れたものはつけ直せばそれでおしまいだ。





「そ、そうだね!! つけ直すね!! じゃあちょっと脱がすけどごめん!!」





そういって俺は、彼女の体操着の裾をズボンから引っ張り出した。

別に変なことをするわけではない。ただブラジャーのホックをつけなおすだけなんだ……。

誰に言うでもなく、心の中でそう言い訳する。





「そうですね、お願いします」





沢井さんは相も変わらず平然とそう言う。





彼女をマッサージする場所はいつでも倉庫の中だ。

それは彼女が部の主力で、誰にも邪魔されずリラックスしてマッサージを受ける権利があるから……というのが表向きの理由だが、本当は俺が彼女の身体をじっくり楽しむためだ。そのために、二人っきりでマッサージをしようと彼女に提案したのだ。





その提案をして本当によかった……体操着をゆっくりとめくりながら、俺は心から思う。

沢井さんの白い肌が、段々と明らかになっていく。

めくっている方とは逆の手で、俺はそっとその柔肌を撫でる。産毛が指をくすぐる感触が気持ちよかった。





「ん……♡」





沢井さんが静かに甘い声を漏らした。

そしてとうとう、外れたブラのホック――彼女の豊満な胸の後ろ側まで外気に晒された。

白い肌に残る一本の赤い跡が情欲を誘った。

彼女らしい飾り気のない白いブラジャーがあまりにもまぶしかった。





「じゃ、じゃあつけ直すね」





そう言って俺は、一端ブラ紐を思いっきり開いた。その方がつけやすいから、と心の中で言い訳して。

すると背中の向こうで、彼女の豊かな乳房が肉体(からだ)でむにゅりと潰されているのが見える。





今なら――生で触ることができる。

俺の理性が弱音を吐いている。





「つけやすいように整えるね!?」





そう意味不明な言い訳をして、俺は彼女の乳を指先でぐいっと押し込んだ。

極上の柔らかさが指先から伝わり、脳を揺さぶった……!





「ん♡ それでつけやすくなりますか……?」





流石の沢井さんも疑問に思ったらしい。これ以上踏み込むのは危険だろう。俺は理性をフル回転させて柔らかな胸から指を離した。





「ああご、ごめん。慣れてないから、ほら」





そう言って改めて、ブラ紐を手に取る。

沢井さんの大きな胸を支えてくれるすばらしいブラ。その紐に感謝を込めて握りしめた後、俺はホックを摘み、美しい背中に密着させてつけ直す。





「いや、本当にごめんね!?」





そう言って俺は体操服の裾を下げる。





「大丈夫なので、下の方もお願いします」





その言葉に促され、俺は太股を揉み始める。

短パンを、白い下着がはみ出るまでめくり、直接触れて揉み込んでいく。

しっかりした筋肉を柔らかな脂肪で包んだ、むっちりしつつも引き締まった極上の太股が俺の指に食い込んでいく。

いつも揉ませてくれてありがとう――そんな気持ちを込めながら、俺は彼女の疲れをとっていく。





そして次は、プリプリとしたヒップを揉み込んでいく。

俺は短パンの上から、沢井さんのお尻を鷲掴みにした。





沢井さんなら脱がして直接揉んでも大丈夫じゃねぇかなぁ……!!

そんな悪魔の囁きに抗って、俺はお尻を揉みしだいていく。





「んん……♡」





俺の手つきが余程いやらしいのか、沢井さんは小さく喘ぐ。





「沢井さんのお尻って、柔らかいのに引き締まってるよね。流石スポーツマンって感じがするっていうか」

「ん♡ そうですか? ありがとうございます……♡」





セクハラ丸出しの俺の誉め言葉も、彼女は素直に受け止めてくれた。

お尻をポンポンと軽く叩いて(本当は思いっきりひっぱたきたい)俺は下半身のマッサージを終える。





「それじゃあ、身体を起こすね……」





そういっていつも通り、俺は彼女のお腹の下に腕を差し込み、抱きしめるようにして持ち上げる。

それ自体が相当に嬉しいのだが、この動作はそれだけに留まらないセクハラチャンスなのだ。

たまたま当たっただけですよ……という顔をしながら、俺の腕は沢井さんの大きな胸を持ち上げる。

こうして上体を起こし、彼女はマットの上にペタンと座るのだが、今日の俺はそれだけで止まれなかった。





無意識のうちに、俺の両手は彼女の乳を鷲掴みにしていた。

俺の大きな手でちょうど収まるか、収まらないかくらいの揉みやすいサイズのおっぱい……!!

固めのブラでも守りきれないくらいの、その柔らかさ。

あんまり揉みすぎちゃダメぞ、となけなしの理性に忠告された俺は二回だけ揉んだ。モミモミと……。





「あ♡ ん……?♡」





手全体に食い込む柔らかさと沢井さんのかわいい喘ぎが、俺の脳味噌を痺れさせた。





「あの……ボクの胸に何か……?」





流石の沢井さんも疑問に思ったらしい。

まずい、このままでは下手すりゃ刑事事件だ。





「あ、ああいや。こんなに大きかったら肩凝るのかな~大変だな~と思って」

「言われてみればそうかもしれませんね。マッサージのおかげで助かってます」

「うん。じゃあ今日も肩を揉んでいくね」





自然な流れで誤魔化せたところで、俺は沢井さんの肩を揉んでいく。





「あの……」

「どうしたの?」

「ボクの背中に何か固いものが当たってるような。何ですか?」

「え?」





気がつくと、俺のペニスは勃起していた。そしてあろうことか、沢井さんの背中にアタックしていた。

沢井さんの背中にチンポを擦り付けている……!! その実感と感触が余計に俺を興奮させたが、興奮している場合ではない。





日頃の勃起我慢訓練によって半勃起で押さえられているが、それでも短パンを力強く押し込み大きなテントを張っていた。

はっきり言って俺の肉棒は、べらぼうにデカい。

全勃起した暁には脆弱なボクサーブリーフで押しとどめること能わず、外界にまろび出てしまうこと請け合いである。





「あー、膝がぶつかってたみたい。痛かった? ごめんね」

「膝? まぁ大丈夫ですけど」





大きさも感触も膝じゃなかったけど、というクエスチョンが沢井さんから伝わってくる。しかし、沢井さんの性知識ではその正体が掴めなかったのが不幸中の幸いだ。

俺は静かに深呼吸して、勃起を沈めていく。





ああ、丁度目の前にある沢井さんの頭から、甘くて爽やかないい匂いがする。汗とシャンプーの混ざった、男の劣情を誘う香り。

そんなことを感じながらも勃起を沈められたのだから、俺の日頃の訓練は素晴らしいの一言である。





「じゃあ、マッサージ続けるね」





そう言って俺は、肩と腕を丹念に揉んだ。





■0日目





『いじめっ子の乳首……ピンク色の……』





「ありがとうございました」





倉庫から出た沢井さんは、いつものように礼を言ってくれた。





「うん。じゃあ俺は別の仕事があるから」





そう言って沢井さんとは別の場所へ歩を進めようとすると……俺のふくらはぎに鈍い痛みが走った。





「てっ」





理由はわかっている。いつものことだ。





「一つの作業に時間かけすぎ。舐めてんの?」





そう俺をなじるのは、マネージャーのリーダーである水谷小雪だ。

水谷さんは俺――というか男を見下し、露骨に嫌っている。先程俺のふくらはぎが痛んだのも彼女が蹴ったからだ。毎日そんな調子なのだ。





「ボクのマッサージに時間をとりすぎましたかね? すみません」





沢井さんはそう言って、俺の代わりに謝ってくれる。





「あ、ううん。沢井さんは何も悪くないから。マネージャー同士話があるから、いい?」





水谷さんは俺への対応とは露骨に違いすぎる態度で沢井さんにそう言って、俺を倉庫に連れ込んだ。

そして誰の目にもつかない場所で、水谷さんは思いっきり俺の髪を引っ張った。





「いてっ」





これもいつものことだ。これが原因でハゲないといいが……。





「ほら! 座りなさいよこの役立たず!」





水谷さんはガシガシと俺の脚を何度も蹴って、座ることを促してくる。

俺はいつものように、素直に従って正座する。





「体はデカい癖におどおどして、とろくて、どれだけ情けないのあんたは」





正座した俺に対して水谷さんは立ったまま、だけど腰を曲げて顔を近づけて精一杯に威圧してくる。

長い黒髪が自然と垂れ下がるのが綺麗だ。

水谷さんの肉体(からだ)は全体的に細い。

身長こそ女子の平均程度だが、スタイルに関してはモデル並ではないだろうか。

痩せてはいるが骨ばった不健康な痩せ方ではなく、全身を撫で回したくなるような美しい体つきをしていた。





「さっきから黙りこくって……何考えてんのあんたは」





全身の細い水谷さんは、胸も相応に小さい。

そんな水谷さんが体操服で、腰を曲げて、これだけ近い距離にいると……見えてしまうのだ。





体操服の襟元には空間が空き、水色のブラジャーも重力に従ってぶら下がり、そして本来ならばブラジャーが守るはずの胸が、その先端が俺の目を釘付けにする。





綺麗なピンク色で、乳房の小ささに相応しい小さな乳輪。

そのさらに先でぷっくりと膨らむ乳首は、小さいながらも大人の女性らしい、摘みやすそうなサイズをしている。

重力に従って最大限に大きく見せている貧乳の先端でピンク色の乳頭が膨らんでいる。その様は、至高の芸術と言えた。





あんまり美しくいやらしいものだから、水谷さんの小言は右耳から左耳に通り抜けていく。





「あんた、何か言い返せないの?」





吸いつきてぇ……!!





「ふん。怯えて目も見られないみたいね」





水谷さんは男を嫌悪する割に、男の性欲に鈍感すぎた。





噂によれば水谷さんの男性嫌悪は親からの影響に過ぎず、俺以外の男とはほとんど関わったことがないらしい。

性欲に鈍感だからこそ、俺に対しても強気に出られるのだろう。

水谷さんは俺の耳を引っ張った。





「あんたさぁ、あたしのことが嫌いなんでしょ!? ちょっとは言い返せないの、ねぇ!!」





水谷さんの中では『虐げる自分と怯えて嫌う俺』という図式がすっかり出来上がっている。

でも実際の俺は、水谷さんのことをちっとも嫌っていない。





客観的事実として水谷さんは紛れもないいじめっ子だが、俺にとっては嫌悪の対象でも恐怖の対象でもなく、かといって友情の対象や恋愛の対象というわけでもなく――ひたすらに、性欲の対象であった。





もちろん、俺は周囲の女子全員を性欲の対象にしている。

しかしある程度関わりのある女子で、一緒にいて楽しいとか尊敬できるとかいう気持ちが微塵も沸かないのは水谷さんだけだ。

だから俺が水谷さんに抱ける感情は性欲だけなのだ。





水谷さんは毎日のように俺に極上のオカズを提供してくれる、いわば恩人だ。

隙を見て盗撮した数枚の胸チラ写真は俺のお宝だ。

俺が水谷さんの貧乳でどれだけ大量に射精してきたか。





――それを水谷さんが知ったら、どんな反応をするのだろうか。





怒るのかな? 嫌悪するのかな? それとも、怯えるのかな?





そんな想像をするだけで俺の心は躍り、ペニスは跳ね上がり、鈴口は白い粘液を噴き出すんだ。





「もういい!! さっさと仕事に戻りなさいよ!!」





そう言って水谷さんは俺の髪を引っ張り、立ち上がらせた。





■0日目





『爆乳部長と爆乳生徒会長』





早くかえってシコりたいなぁ……と思いながらも、俺はせこせことマネージャーの仕事をこなす。





「タオルの洗濯が終わってますわよ!! さっさと干しなさいな!!」





部長の羽崎さんは金髪の縦ロールと爆乳を揺らしながら、俺に檄を飛ばした。





「はい!!(爆乳に生まれてくれてありがとうございます!!!!)」





俺が洗濯機に向けて走っていると、また別の爆乳が目の前に現れた。





「浩一君、ちょっといいかしら?」





そう言って眼鏡越しに柔らかな微笑みを見せてくれたのは、生徒会長の倉木由梨さんだ。

爆乳を包む真っ白なセーラー服に、茶髪の大きなおさげが映えた。





「明日からの合宿の準備を浩一君に手伝ってほしくて」

「勿論いいけど、仕事がまだ残ってるからもう少し待ってくれる?」





そんな風に話していると、ずんずんと大きな足音が近づいてくる。

上品な姿に似合わないその足音の主は、我らが部長の羽崎藍さんだ。





「由梨さん。一体何のご用ですの?」





そう凄みながら由梨さんに近づいていく。





「藍さん。合宿の準備で浩一君の力を借りたいの、いいかしら?」

「……それでしたら、私が助力してあげてもよろしくてよ? 私も合宿参加者ですもの」

「うーん、それはありがたいんだけど、力持ちの浩一君にお願いしたいなって」

「……どうしていつもこんな男に」





羽崎さんはぼそっと吐き捨てた。





「こんな男でも一応うちのマネージャーですの! 許可を出すか否かは私が決めますわ!!」





そういって羽崎さんはズンズンと由梨さんに詰め寄る。

身長がほとんど同じで、胸のサイズもほとんど同じ。

そんな二人が急接近した結果、羽崎さんの爆乳は由梨さんの爆乳にぽよん♡と衝突した。





「わっ」

「ひゃん!」





大袈裟な声を出したのは誇り高き我らが部長・羽崎藍さんだ。

羽崎さんは恥ずかしがって胸を抱え、うずくまる。





「ご、ごめんなさい!! わざとじゃありませんの!!」

「う、ううん。大丈夫」





由梨さんも照れて、恥ずかしげに胸を抱える。

今夜のオカズがもう一品追加された。





それはそれとして、羽崎さんと由梨さんは中学から一緒で結構仲も良かったらしい。

そして……羽崎さんはどうやら、由梨さんのことが好きらしい。

それは校内の色んな人間が噂しているし、近くで二人を見ている俺からしても間違いないことだった。





というか、羽崎さんが俺に強く当たる理由のほとんどがそれだろう。

なんでこんな木偶の坊が由梨さんと仲良くしてるんだ……と憎々しく思っているのは肌で感じている。





それにしても、全国でもトップクラスのテニスプレイヤーで成績も優秀でモテにモテて大金持ちのお嬢様である羽崎さんが、由梨さんに対しては告白すらできずにまごついているというのは、なんだか可愛らしくて興奮する。





俺がこんな風に思っていると知ったら羽崎さんは滅茶苦茶嫌がるだろうが、それはそれで良い。





「もう……わかりましたわ!! そんな男どこへでも連れて行ってくださいまし!!」

「う、うん……。じゃあ行こっか、浩一君」





由梨さんは俺の手首を掴んで、逃げるように走り出す。

羽崎さんの鋭い視線が背中に痛かった。





■0日目





『小さなお尻を撫でながら下校』





「浩一君、その……マネージャーの仕事が大変みたいに聞くけど、大丈夫?」





廊下を並んで歩きながら、由梨さんはそう尋ねてくる。

仕事が大変というのは少し遠回しな表現で、由梨さんは俺が虐められていないか常々心配してくれている。

由梨さんはいやらしい目で見るのが申し訳ないくらい優しくて真面目な人だ。

でも、彼女の優しさに触れれば触れるほど俺の中のいやらしい気持ちは雪だるま式に増えていくのだから困ったものである。





「大変だけど楽しいよ。好きでやってることだしね」

「そう……? 何かあったら言ってね」





多分由梨さんは、本当は虐められてるのに無理してるんじゃ……と心配してくれている

そんな由梨さんに、オカズが沢山あるので本心から滅茶苦茶楽しんでいる、なんて本音を言えるはずがない。





(言ってみたい気持ちはある)





「心配してくれてありがと! 由梨さんこそ、生徒会長大変じゃない?」

「今学期はもう大きなイベントもないし、そこまでじゃないわ。明日からの合宿で羽も伸ばせそうだしね」

「それにしても、少人数で合宿なんて不思議だよね。面子もどう選んだのか謎だし」

「そうよね……。テニス部の人も三人入ってるけど大丈夫? その、藍さんもいるし」

「だから大丈夫だって。向こうがどう思ってるかわかんないけど、俺は三人とも好きだよ(性欲の対象として)」

「ふふ……。浩一君って体も器も大きいのね」





ちんちんも大きいよ。

由梨さんの優しい微笑みに、俺はそんなセクハラを投げかけたくなる。





その後、俺は由梨さんの指示に従って合宿のための荷物を運んだ。

といっても単なる生活必需品で、量も重さも大したことはない。

やっぱり、マネージャーとしての活動から連れ出す口実を作ってくれたのだろう。





そして俺は荷物をまとめ、由梨さんとともに校舎を出る。

出た瞬間、元気な足音がとてててと近づいてきた。





「うぉーっ!! 浩一ー!!!」





そう叫んで、月島歩美はぴょいんと俺に飛びつく。

俺はいつものように、彼女の小さな肉体(からだ)を抱っこさせていただく。





「疲れたー!! ってか今日も暑いねー!!」





余計に暑くなるだろうに、歩美は俺の胸にごしごしと顔をこすりつける。

その度に彼女の長い金髪ツインテールは可愛らしく揺れた。

そして彼女は、屋外プールで日焼けした童顔をこちらに向けてニコニコと笑う。





彼女は年齢こそ同じはずだが、肉体(からだ)も性格もやたらとあどけない。

それでも密着する胸は微かな膨らみをぷにぷにと主張してくるし、俺が右手で支えているお尻も薄いながらぷりぷりとした確かな柔らかさを持っている。





彼女の小さなお尻を薄布越しに、好きなだけ触れるこの時間は正に至福だった。

今日も女の子用のボクサーブリーフなんだな……と俺は彼女の尻を撫でて確かめる。





「ちょ♡ ちょっと浩一~♡ お尻くすぐったいよぉ♡」

「歩美が動くからだろ~」

「動いてない~♡ 浩一の変態♡ 痴漢♡♡」





そう言って彼女は、俺の頬に頬をこすりつけてくる。

塩素の匂いが鼻をくすぐった。





「あ、あの……仲がいいのは、いいんだけど……。あんまりベタベタしすぎるのは……」





俺達の距離感を見かねた由梨さんが心配そうにもじもじする。





「大丈夫っていつも言ってるじゃん! 男の子は大きなおっぱいとお尻にしか興奮しないんだよ~」





そう、歩美の距離感はこの勘違いから来ている。

ガキみたいな自分の身体は全く魅力的じゃないのでいくら抱きついてベタベタしても全く大丈夫、自分は妹みたいなもの……そんな風に思いこんでいるのだ。

男としてもどかしいものはあるが、この勘違いは正直言ってありがたい。





「由梨ちゃんこそ気をつけなよ~。油断してると浩一に変態なことされちゃうぞ~」

「こ……浩一君はそんな人じゃないでしょ!」





由梨さんは顔を赤くして、豊満な胸を庇うように抱きしめた。





「まったく、変なことばっかり言うなよ」





そう言って俺が頭を撫でると歩美はくすぐったそうにする。

(ついでに尻も撫でる)





由梨さんが一緒かどうかはまちまちだが、これが俺のいつもの下校だ。

俺にとって友人と呼べるのはこの二人だけだ。明日からの合宿も二人と一緒で助かった。





■0日目





『●ドスケベメカクレ女vs変態痴漢男○』





三人並んで校門を通り過ぎる。

明日からの合宿はどんなものだろう……そんなことを話している俺達の思考を、一つの声が遮った。





「あ、あの……」





立ち止まり、声の主を見てみると、白いセーラー服に身を包んだ女子が一人。

女子にしては高い身長、ボサボサの長い黒髪、前髪に覆われて見えない目元、猫背で隠しても隠しきれない爆乳、乳に見合った大きな尻、そして少しだらしないお腹……。

これだけ存在感のある体型に、何故気づかなかったのか自分が不思議でならない。





そこにいたのは、クラスメイトの美柴志保さんだ。





「おー、志保ちゃん! おつかれ~!!」





特段仲は良くないはずだが、歩美はフレンドリーに明るく返事をする。あんまり絡みがなくてもクラスメイトはみんな友達、みたいな感覚が歩美にはある。





「あ……あの、相田君、明日からの合宿、一緒だから、その……」

「だよねだよね!! せっかくだし、志保ちゃんも一緒に帰ろ!!」

「う、うん……」





そう、美柴さんも明日からの合宿のメンバーだ。

普段から一人で過ごすことの多い美柴さんには、なかなか話しかけるきっかけが掴めない。





しかし俺は美柴さんのことがずっと気になっていた。

胸も尻もでかくてぽっちゃり気味で、全身柔らかそう抱き心地が滅茶苦茶良さそうというのが当然一番の理由だ。





二番目の理由は……美柴さんが俺のことを気にしてるんじゃないか、ということだ。





男という珍獣である俺は、当然それだけで注目を浴びる。

しかし大抵の人間は知り合ってすぐに飽きる……そんな中で、俺は美柴さんからの視線をいつも強く感じていた。





授業中も、休み時間も、美柴さんは俺のことをちらちら見ているような……。

美柴さんの目は前髪で隠れて見えないけど、それでも感じるくらいにこちらを向いていた。





それは単なる勘違いかもしれない。あるいは、強く警戒しているが故の視線かもしれない。

でも、実は俺のことが好きだから見てるんじゃないか……そんな期待がどうしても消えなかった。





合宿はそれを知るまたとない機会だ。





あわよくばセックス!!!!!!





「前々から美柴さんとはゆっくり話したかったんだよね」





俺がそう言うと、美柴さんは頬を赤くして顔を伏せた。





「そ、そうなんだ……へへ……」





やっぱり脈があるんじゃないか?

そう期待せずにはいられない反応だった。





「志保ちゃんおっぱいでっかいもんね~」





歩美がにやにやと茶化す。





「ふぇっ!?」





美柴さんは驚いて、胸を隠すように抱く。





「こら、変なことを言うな」





俺は歩美の頭をこつんと叩いた。例え事実でも言うタイミングは考えるべきだ。





俺に抱っこされながら、へへへと悪戯っぽく笑う歩美。

美柴さんはそんな俺達をちょっと困惑した様子で見る。

(目は前髪で隠れて見えないけど)





「なんていうか、二人……仲、いいんだね」

「ラブラブだよ~♡ 志保ちゃん交代する~?」

「ふぇっ!? 交代、って……?」

「志保ちゃんが抱っこされるんだよ~♡ 浩一力持ちだからいけるいける!!」

「え、それは、え、その」





顔を赤くしてもじもじする美柴さん。





「もう、美柴さん困ってるでしょ」





由梨さんが助け船を出してくれる。

あわよくば本当に抱っこする流れにならねぇかな……と思っていたが。





「いいじゃん~せっかくこんな筋肉してるんだしさ。使わなきゃ勿体ないよ~」





そう言って歩美は、半袖のカッターシャツから露出した俺の太い二の腕を撫で回す。





「あ……」





撫で回される二の腕に、顔を赤くした美柴さんからの熱視線を感じる。

(前髪で目は見えないけど、それでもわかるくらいに)





「あの、あの、相田君ってすごい逞しいけど、その、なんていうか、どうなの?」

「どうって何が~? 触ってみればいいじゃん!」





そういって歩美は、美柴さんに俺の腕を差し出す。





「え……♡ いいの?」

「いいっていいって」

「わ……♡」





俺本人からの許可はとらず、美柴さんは俺の二の腕を撫で始める。





「ちょ、ちょっと、そんなにベタベタ触るのは……」

「大丈夫大丈夫、いいって」





常識的な判断で止めようとした由梨さんを俺は制止した。

こんな美味しい状況逃すわけにはいかない。





「あ……♡ すごい♡ 堅い……♡ ふへへ……♡」





美柴さんは俺の腕を執拗にさすり、揉んでいく。

豊満な美柴さんがそんなことをするものだから、俺の腕は大きなバストにむにむにと当たり、それが心地よくて仕方ない。

不自然にならないよう気をつけつつ、俺はわざと腕を胸に当てる。

美柴さんは俺に触ることに夢中で、自分の胸が味見されていることに気がついていない。





「ふへへ……♡ すごいよぉ……♡ へへ……♡♡♡」





だらしなく口をぽかんと開けて、腕だけでは飽きたらず俺の肩、胸、脇腹と執拗に撫でていく美柴さん。





「うぉ……」





その手つきがいやらしく、気持ちいいので俺は思わず声を出してしまう。





ここに来て確信したが、美柴さんは俺のことが好きで見ていたわけではないらしい。

彼女は男の肉体(からだ)に興味があるタイプの変態で間違いない。





だって、彼女が俺に向けている感情は、俺が彼女に向けているそれと紛れもなく同じだから。





「はぁ……♡ はぁ……♡ ふへへぇ……♡♡」





美柴さんはとうとうしゃがみこんで、尻と太股を両手で挟み込むように撫で始める。

ギリギリの理性で股間を触らないようにしている、気持ちいいその手つき。





「くぉ……すげぇ……」





しゃがみこむ美柴さんの胸に、俺の手が当たる。美柴さんはそれに気がついていない。

俺は我慢できず、美柴さんの巨大な胸を揉みしだく。





むにゅっ♡ むにゅっ♡





「ひゃぁっ!!??♡♡」





流石にやりすぎた。美柴さんは驚いて胸を隠す。





「い、今、む、胸……♡

(触られたよね? わざとだよね? な、なんで……怖い……♡)」





顔を真っ赤にして、びくびくと怯えている美柴さん。

肉体(からだ)を触るのは大好きでも、触られるのは苦手らしい。





ますます触りたくなる……!!





「キャハハ!! 志保ちゃんやりすぎだって~!! 目がマジだったよー!!」

「そ、そうよ美柴さん!! あんなに、男の人の……体を……ダメよ!!」





二人とも俺が胸を触ったのは単なる事故だと思っているらしく、美柴さんだけが咎められた。





「あ……あぅ……えっと、ごめんなさい……」





我に返ってまずいことをしたと気がついたのか、美柴さんはおどおどと俯く。





「気にしないでよ。このくらい単なるスキンシップだろ?」





俺は気遣うように美柴さんの背中をポンポンと叩く。





「ぅ、うん……そうかな……

(胸を触るのはスキンシップじゃないよぉ……相田君、怖い……)」

「そうそう。それじゃあお返し!!」





俺は単なるおふざけみたいなノリで、美柴さんのセーラー服に下から手を突っ込んで、たるんだお腹を揉みしだいた。





「ひゃあああああっっっ!!??」





美柴さんはあわあわと驚く。

むにむにと柔らかくて気持ちいい……チンコを擦り付けてやりたい……!!

そんな感情が暴走する前に、俺の理性は頑張って手を離した。





「また触っていいからね?」





俺はあたかもフォローするように、美柴さんの背中を撫でた。





「う、うん……♡

(や、やっぱり変態さんだぁ! でも、また触らせてくれるんだ……もしかして、もしかして、おちんちんも触れるんじゃ……♡♡♡)」





怯えと興奮の入り交じった美柴さんの表情は可愛くて仕方なかった。





「も……もう!! 早く帰るわよ!!」





怒った方がいい状況だけど怒り慣れていない、そんな由梨さんが声をあげたことで今日はお開き。

真面目に帰宅する運びとなった。





■0日目





『合宿への期待で胸が膨らむ! 心が躍る! ちんちんが固くなる!(このエピソードはキャラクターのおさらいも兼ねているので、たまに読み返すと物語が理解しやすくなるかもしれません)』





美柴さんの本性を知れて、明日からの合宿がますます楽しみになった。





合宿の参加者は俺を除いて六人。

真面目で優しい生徒会長の倉木由梨さん。

明るくていつも抱っこさせてくれる月島歩美。

大人しいフリをしたスケベ女の美柴志保さん。

クールな雰囲気でいつもマッサージさせてくれる沢井真紀さん。

俺を虐めているつもりの水谷小雪さん。

そして、我らがテニス部部長の羽崎藍さん。





なんでこのメンバーが選ばれたのか、さっぱりわからない。

そもそも合宿の具体的な内容がわからない。

理事長から指名されて参加することになっただけだ。





それでも俺の頭の中はピンク色の期待と不安で埋め尽くされた。





由梨さんは、俺のことをいい友人だと思っている。

合宿で更に距離を縮めることは可能だろうが、俺がいやらしい気持ちをぶつけたら失望して友達ですらいられないかもしれない……。

でも、セックスしたい……!!





歩美は、俺のことを面白い遊び友達と思っている。

普段もベタベタしている仲だ。合宿なら更に踏み込んだスキンシップも大いに期待できるだろう。とはいえ、俺が欲情していると知れば気持ち悪がるかもしれない……。

でも、セックスしたい……!!





美柴さんは、俺のことを性欲の対象として見ている。

100%間違いなくチンポにも興味津々に違いない。二人っきりになれれば手コキやフェラチオに持ち込むのはどう考えても容易だ。絶対に持ち込んでみせる。しかし心配なのは、自分の肉体(からだ)を触られるのは恥ずかしいようなので、本番は拒否される可能性が大というところだ。

でも、セックスしたい……!!





沢井さんは、俺のことを有能なマッサージ係と思っている。

合宿中も自主トレはするだろうから、いつものようなマッサージは間違いなくできるだろう。更に沢井さんは、性的な知識が皆無で裸になっても多分平気な子だ。合宿という閉鎖環境なら更に過激なこともできるに違いない。しかしそれは無垢な沢井さんを騙しているようなもので、周囲にバレれば大事だ。

でも、セックスしたい……!!





水谷さんは、俺のことを嫌悪の対象として見ている。

この合宿で仲良くなれる可能性は皆無と言っていい。肉体関係どころか友人にすらなれないだろう。むしろ、他の女の子に近づくための障害になってしまう可能性の方がよっぽど高い。

でも、セックスしたい……!!





羽崎さんは、俺のことを敵と思っている。

彼女が恋い焦がれている由梨さんが、俺と仲がいいからだ。俺のことは由梨さんに近づく悪い虫だと思っているだろうし、それは紛れもない事実だ。羽崎さんだってこの合宿で由梨さんと距離を近づけて、あわよくば交際……みたいなことは考えているだろう。いわば俺とはライバルだ。

でも、セックスしたい……!!





冷静に考えれば、合宿の内容がわからない以上過度な期待をしても仕方ないかもしれない。

期間中ひたすら勉強漬けで遊ぶ暇が全くないかもしれない。

それでも、同じ屋根の下で六泊七日過ごすんだ。

俺の気持ちの高ぶりは抑えられない。

帰宅した俺は15発射精した。

(洗面器から溢れちゃってちょっと泣いた)





■1日目(前)





『スカートの中を探検しようぞ!!』





「うぉーっ!! 浩一ーっ!!!」





合宿当日の朝。

荷物を預けた歩美は、金髪のツインテールを揺らしてぴょこんと俺に抱きついた。





「おう、おはよう」





俺はいつものように歩美を抱っこし、その肉体(からだ)を支えるためお尻を右手で持つ。

小ぶりでもぷりぷりと柔らかい、触り心地のいいお尻。

俺は下着の形を確かめながら撫で回す。





「ひゃんっ♡」





歩美の可愛い声を聞きながら指先で布の感触を確かめる。いつも通りのボクサーブリーフ……かと思いきや、布の面積が若干少ない。

お尻だけをギリギリ包んでいるような、三角形の布。





「歩美、今日はショーツなんだな」

「ちょ……! 何当ててんの!!」





歩美はポカポカと、心地よい力で頭を叩いてくる。





「も~♡ 変態め♡♡」





歩美は無理矢理俺の抱っこを抜け出して地面に降りる。





「浩一みたいなスケベには抱っこさせてあげません♡」

「なんだとぉ……」





合宿の朝でテンションが上がったせいだろうか。

俺はもう一歩踏み込んだアクションを起こした。





「おらっ!!」





歩美のスカートを思いっきりめくり上げる。

一度やってみたかったんだ……!!





「ひゃぁっ!?」





驚き恥じらう歩美。その日焼けした太股と、大事なところを優しく包む水色のショーツが目に飛び込んできた。





「おぉ……!!」

「もーっ♡ 犯罪だぞ犯罪♡♡」





歩美は恥ずかしいのか怒ってるのか楽しいのか、わからないテンションで俺の臑を蹴ってくる。





「いてっ、ごめんごめん。調子に乗ってたよ」

「ジュース奢って! ジュース!!」

「わかったわかった、合宿所に着いたらな」





ジュースくらい何十本でも奢ってあげたい。

とにかく、歩美に対しては下着まで踏み込んでいいとわかった。

合宿中に全部脱がしてやる……!!





「二人とも、おはよう」

「お……おはよう……」





俺と歩美がじゃれあっていると、由梨さんと美柴さんがやってきた。





「うん、おはよう」





俺の挨拶を聞いた二人は、バスに荷物を積み込む。

そこに隙ができた。荷物を積むとき、必然的にこちらにはお尻を向けているわけで……。

とはいえ、二人に対して歩美のように踏み込むわけにはいかない。





そんな風に考えていると、歩美が素早く二人に近づいて、そのスカートを思いっきりめくり上げた。





「きゃあっ!?」

「え、えぇ!?」





二人の大きなヒップを包み込む薄布様が俺の目に飛び込んできた。

由梨さんは淡いピンク。清純で落ち着いた彼女の割に子供っぽさを感じて、そのギャップがたまらなくよかった。

美柴さんは飾り気のない白。大人しい彼女らしいシンプルなデザイン。同じデザインの安い下着を何枚も買ってるのかも……と想像したら更に興奮した。





「うぉぉ……!!」





俺は思わず感嘆の声をあげる。





「ちょ、ちょっと歩美ちゃん!! なんてことするの、もう!!」





怒るべきだけど怒り慣れてない、そんな由梨さんが慌てながら注意する。





「ぁわ……あぁ……」





美柴さんはひたすら恥ずかしがって硬直してしまった。





「二人とも、向こうに着いたら浩一がジュース奢ってくれるよ~」





そういって歩美は、俺の腕を抱いてバスの中まで引っ張っていく。





■1日目(前)





『このバスは俺専用の痴漢車両だ』





「ほら、一緒に座ろ!!」





バスの座席は再奥を除いて二席ずつセットだ。歩美は俺を窓側の席に押し込んで座らせると、俺の膝上に乗っかった。歩美はちょくちょくこうして俺の上に座りたがる。

お尻の柔らかさが太股を刺激し、俺の勃起をこれでもかと促した。

しかし、おいそれと勃起するわけにはいかない。俺はいつも通り我慢した。





「えへへ、特等席~」





歩美は足をパタパタさせて上機嫌だ。

そこに由梨さんと美柴さんがやってくる。





「美柴さん、どこに座る?」

「え、えっとぉ……」





美柴さんは答えあぐねて大きな肉体(からだ)をもじもじさせる。





「志保ちゃん志保ちゃん!! 隣に座りなよ!! 浩一におさわりするチャンスだよ~♡」

「ぇ……え!」





美柴さんは戸惑いながらも、顔を期待で輝かせた。





「も、もう歩美ちゃん!! そんなのダメよ!!」

「あれ、由梨ちゃんもおさわりしたかった?」

「そ、そうじゃなくて……」





歩美が由梨さんを恥ずかしがらせてやりこめている間に、美柴さんは俺の隣に座ってしまった。





「ぁ、あの、相田君、そのぉ……へへへぇ……」





美柴さんはニヤニヤと笑いながら、俺の脇腹や太股を撫で回す。





「うん、美柴さんよろしくね!」





俺は元気に挨拶すると、美柴さんのスカートに手を突っ込んで柔らかい太股を撫で返す。





「ひゃっ♡♡ ぃやぁっっ!!??♡♡」





自分が攻めるのはよくても、攻められるのは想定外。美柴さんは可愛い声をあげてくれた。





「どうしたの? 触りっこしようよ、ほら」





そう言って俺は執拗に美柴さんの太股を揉む。だらしない脂肪が指に食い込んで気持ちいい。





「ぅ、うん……♡

(ど、どうしよう……これ、痴漢だよぉ……♡ 相田君の触り方、エッチで気持ちいいよぉ……♡♡♡ 怖いけど、この際触り返さなきゃ損だよね……♡♡)」





美柴さんは俺へのおさわりを再開してくれた。

俺は嬉しくなってスカートの更に奥に手を進め、スカートの端っこを探り当てて、その中に指を滑り込ませる。





「ひゃぁぁっっ!!?♡♡

(パ、パンツ触ってる!?♡♡ どうしよう♡♡ どうしよう♡♡ このまま脱がされたり、大事なとこまで触られたら……♡♡ うぅ、相田君怖いよぉ……♡♡ 絶対にぼくのこと、犯したがってるよぉ……♡♡♡)」





俺の攻めに負けじと、美柴さんは激しく体を触ってくる。





この手にかけたショーツをどうしてやろうか。この調子ならマジで性器を触れるんじゃないか……? それは流石にやりすぎでも、陰毛くらいなら……!!





美柴さんは絶対に陰毛が濃い!!





そんな確信を抱きながらも進退を決めきれず、パンツの端っこに手を突っ込んだままお尻とも太股とも腰ともつかない部位を撫で揉み回していると、もう片方の手にぴりっとした衝撃が走った。





「いてっ」





歩美が指でつねったのだ。





「志保ちゃんばっか可愛がりすぎ~♡ あたしのこと忘れないでよ~♡♡」





膝の上の歩美が、頬を膨らませて抗議してくる。

かわいい……。





「しょうがねぇなぁ……!!」





名残惜しいが、俺は美柴さんのスカートの探索を中断し、一旦歩美を可愛がることに決める。

美柴さんの太股を撫でながら、彼女のパンツに別れを告げた。





「ひゃっ♡♡

(ょ、よかったぁ……♡♡ もう少しでぼくの処女膜、破られてたよぉ……♡♡♡ 怖くて……気持ちよくて……♡♡♡ 相田君に本気で襲われたら、絶対に負けちゃうよぉ……♡♡♡♡)」





俺は歩美の小さくて可愛い胸を、セーラー服の上から指先で揉み始めた。





「あぁん……♡♡♡」





歩美の小さな胸は、俺がきちんと了承を得て揉める現在唯一のおっぱいだ。

ふざけ半分(本当は100%本気だが、そういう体(てい))で揉ませてもらうこの可愛いおっぱいは、薄いながらも確かな柔らかさで女性を一生懸命に主張して、俺の指を悦ばせてくれる。





「三人とも……本当に……ダメよぉ……」





通路を挟んだ席で、顔を真っ赤にした由梨さんは俺達の痴態から必死に目をそらした。





「ぅわぁ……おっぱい、おっぱい触らせてる……♡♡

(すっごい気持ちよさそうだよぉ……♡♡)」





美柴さんは関心を隠しきれず、俺の手つきを凝視している。





「浩一ぃ、エッチすぎぃ……♡♡

(おっぱい触ってもらうの気持ちいぃぃ♡♡♡ これ、あたしのおっぱいがおっきかったら洒落になってないよね……♡♡ ちっちゃくてよかったぁ……♡♡ 浩一に沢山おさわりごっこしてもらえるぅ♡♡♡♡)」

「なんだよ、歩美がおねだりするからだろ?」

「そうだけどぉ……♡♡♡」





歩美の甘い声を聞いていると、俺の理性はすり減っていく。

俺は胸を揉む手を徐々に下ろし……思いきってセーラー服の中に手を突っ込んだ。





「ひゃあっ!?♡♡♡ ちょっと浩一、大胆すぎだよ♡♡♡」





歩美は驚きながらも嬉しそうな声をあげてくれる。





「う~……もうやめてぇ……」





由梨さんは完全に顔を両手で押さえて目を伏せている。指にひっかかった眼鏡がなんだか可愛い。





「すごい……♡♡ すごい……♡♡♡♡」





美柴さんは最早恥も外聞もなく熱視線を送ってくる。

すぐに同じことをしてやるからな……と俺は心の中で告げる。





そして俺の指は、触り心地のいいスポーツブラの上から小さな胸を捕らえた。





「うぉ……柔らけぇ……」





セーラー服の上から揉むのとは全然違う。指にしっかりと伝わる薄い胸の柔らかさ。

そして……セーラー服の上からでは確認できなかった、あどけない小さな乳首。俺の人差し指は、二つのそれを確かに捕らえた。





可愛らしいお豆を、俺は指先でカリカリと素早く刺激する。





「ん♡♡♡♡ それ♡♡♡ それヤバイ♡♡♡ ヤバイって♡♡♡

(気持ちいい♡♡ 本気で気持ちぃぃ♡♡♡ これ、生でやってほしい♡♡♡ どうしよう、それは流石にアウトかな♡♡♡ でも、でも、あたしのおっぱい小さいから大丈夫だよね♡♡♡ エッチじゃないよね♡♡♡♡)」





俺は人差し指と親指で摘んで、小さな乳首をこねくり回す。

朝っぱらからここまでいけると思わなかった。





このままスポブラの中に手を突っ込んで、直接触る……。

そのくらいは確実にできるはずだ!!!

俺は意を決した。





「な、何をやってらっしゃいますの!!??」





その声で我に返った俺の髪が、突然強い力で引っ張られる。





「最低!! 頭おかしいんじゃないのあんた!!」





いつもより強い力で引っ張るのは、水谷さんだ。

その表情は怒りや困惑でひきつっている。





「ここまで変態とは思わなかった!! 本当に男って汚らわしい!!」

「あの、何があったのかわかりませんが、髪を引っ張るのはよくないですよ?」





その横で沢井さんが、突然怒りだした理由もわからず困惑したまま水谷さんを宥める。

その意見を尊重したようで、水谷さんはとりあえず髪を放してくれた。





「こ、ここをどこだと思ってますの!! バスですわよ!! バス!! バスですわ!!!」





顔を真っ赤にした羽崎さんは混乱のあまりおろおろしていた。





「本当にこの男……どうしようもないケダモノじゃない……最低……最っ低……」





髪こそ放したが水谷さんは未だに怒りが収まらないようで、俺をひたすら睨み続ける。





「と、とにかくみんな落ち着いてぇ……」





混乱した車内をなんとか落ち着けようと、由梨さんは必死に呼びかける。

隣の美柴さんはすっかり萎縮してしまった。

そして当事者の一人である歩美は……ニヤニヤしていた。





「誤解だよぉ水谷ちゃん♡」

「ご、誤解って何が……」

「男の子はね、おっぱいもお尻もおっきくないと興奮しないんだよ?♡ だからあたしも水谷ちゃんもセーフ!!♡♡」

「なっ……」





予想外のセクハラに、水谷さんは顔を赤くして両腕で小さな胸を庇った。





「あたしくらいの貧乳だとね~、このくらいやっても全然平気♡♡」





そういうと歩美は、突然セーラー服のホックを下から次々と外し始めた。





「な、何をやってるの!?」





そして全てのホックを外した歩美がセーラー服をふわっと広げると、当然のことながら露わになる。ショーツとお揃いの、可愛い水色のスポブラが。





「うおぉ……」





突然のありがたい光景に俺は思わず声をあげる。

俺の膝上にお尻を乗せていた歩美は、膝に乗ったまま姿勢を変えて俺と向き合った。





そして……





「うりゃっ♡♡♡」





小さな胸を俺の顔に押し当てた!!





「おぉぉっ!!??」

「うりゃっ♡♡♡ うりゃー♡♡♡」





そしてスポブラ越しの小さな胸を、俺の頬に、鼻に、口に擦り付けてくる!!

顔全体を刺激するぷにぷにとした柔らかさと、小さな突起!!

今すぐ射精したいくらいに気持ちいい……!!





「ほらぁ♡♡ こんなことしてもぉ♡♡♡ 全然エッチじゃないんだからぁ♡♡♡

(これっ、すっごくいい♡♡♡ 楽しい♡♡♡ 気持ちいい♡♡ 生でしたいよぉ♡♡♡ 合宿所についたら、浩一と沢山おっぱいで遊ぶぅ♡♡♡♡)」

「わ、わかった、わかったからぁ!!」





歩美のちっぱいで見えないが、水谷さんは最早悲鳴のような声で降参を宣言していた。





「お、落ち着いて、ね!! ね!!」





そう言って歩美を引きはがしたのは由梨さんだった。顔を真っ赤にしながらも、もう黙ってられないと言った風だった。





「はぁい……♡♡♡」





歩美は悪戯っぽい笑みを絶やさないまま、渋々由梨さんに従いついていった。





「もう……そろそろちゃんとお座りなさい!!」





同じく顔を真っ赤にした羽崎さんがそう指示する。

その指示に従って、水谷さんも沢井さんもそそくさと席に着く。





「その……由梨さん? このバスは危険ですし、私(わたくし)の隣に座りませんこと?」





どさくさに紛れて由梨さんの隣を確保しようとする羽崎さん。





「あ……ごめんなさい。私は歩美ちゃんを監視するから……」





しかし、由梨さんの隣には既に歩美が座っていた。





「そ……そうですの。それはいい考えですわね、うん……」





水谷さんと沢井さんは一緒に座っている。

そして俺と美柴さんが隣同士。

羽崎さんはしょんぼりと、一人で座った。





出だしから素晴らしい展開が訪れた代わりに、その反動も大きかった。

少なくともこの車内では、もう大っぴらにスケベな遊びをすることはできない。

せっかく隣に爆乳変態女が座っているというのに……俺は合宿所に着くまでの間、スカートの上から太股を撫でたりおっぱいを肘でグリグリしたりすることしか出来なかった。





「うぅ……♡♡ ん……♡♡♡

(相田君、本当に変態の痴漢さんだよぉ……♡♡♡ こんな人と隣の席だなんて、怖すぎるよぉ……♡♡♡ 怖いのにぃ、触るの上手すぎるよぉ♡♡♡ お胸も太股も気持ちいいよぉ♡♡♡ こんなのダメなのにぃぃ♡♡♡)」





そして隣のムッツリスケベは、やられっぱなしじゃ損とばかりに俺の肉体(からだ)をなで回してきた。





「はぁ……♡♡♡ はぁ……♡♡♡

(おちんちん♡♡♡ おちんちん触りたいよぉ♡♡♡ 流石にダメかな♡♡♡ もう少し、手をズラせば……♡♡♡)」





そんな調子だから、俺のチンポが半勃起しているのも当然見られた。





「……!!!!!♡♡♡♡♡」





歩美のちっぱいを顔に押しつけられた辺りから流石に我慢も限界だった。日頃の勃起我慢訓練がなければ間違いなくフル勃起していたことだろう。そうなれば、この学生ズボンじゃ抑えきれない。

俺の剛直は例え半勃起でも十分すぎる長さと太さ。だから今の時点でもテントはしっかりと張っていた。





「……フーッ♡♡♡ フーッ♡♡♡」





隣に座っているのが痴女で助かった。

俺は心地よい視姦を受けながら、二時間程の道のりをバスに揺られた。





■1日目(前)





『裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸!!!!! 視界の全てが肌色だ!!!!!!!!!!!』





「ふぅ、ようやく到着した~」





自然の豊かな山の中に、ポツンと建てられた合宿所。

中学の時学年全体で行った場所に比べると、案外こじんまりした印象を受けた。

たったの七人で合宿するなら妥当といえるが。





バスから降りて自然な空気を吸う。

全員降りて、荷物を取り出して、ようやく合宿所に入れる。

その短い道中で俺は美柴さんの隣に立ち、そしてその太い腰に右腕を回して抱く。





「いやぁ、まだバスに乗っただけだけど、美柴さんと仲良くなれて嬉しいよ」

「う、うん……♡♡

(仲良くって……触りっこしただけで、お話もあんまりしてないなのに……♡♡♡ ぼくの肉体(からだ)にしか興味ないんだ……♡♡♡ ひどいよぉ♡♡♡)」

「もう志保って呼んでいい? いいよね? 俺のことも浩一って呼んで」

「い、いいよぉ……浩一君……♡♡♡

(うぅ……すっかり『俺の女』みたいに扱われてる……♡♡♡ どうしよう♡♡♡ このままじゃ、セックス♡♡♡ セックスせがまれちゃうよぉ♡♡♡ そんなのいけないのに♡♡♡ ぼく、絶対断りきれないよぉ♡♡♡ 怖いよぉ♡♡♡♡)」

「浩一~♡」





俺の名前を呼びながら、歩美が腕に抱きついてくる。





「荷物置いたら集合ね♡ さっきの遊びの続きしよ♡♡♡」

「おう!! 志保も一緒にな!!」

「ふえぇぇ!?♡♡

(やっぱり、エッチなことに巻き込まれちゃうぅ♡♡♡)」

「それはいいけどぉ……まずあたしが先ね♡♡♡」





そんな俺達に、足早に近づいてくる足音がある。





「みんな、その……あんまり変な遊びしないで? それに、この合宿で何をするのかまだわからないのだし、ね?」





由梨さんが困った声で訴えかけてくる。





「由梨さん! もうそんな方達放っておきなさいな!! 私(わたくし)と一緒にいましょう!!」





ここぞとばかりに羽崎さんが由梨さんを独占しにかかる。





「ありがとう……でも、私がちゃんと見てないと大変なことになるから」





そして撃沈する。





「本当にいやらしい……汚らわしい……。沢井さんもあんなケダモノに関わっちゃダメよ」





水谷さんは自分の嫌悪に沢井さんを巻き込もうとする。





「ケダモノって、彼のことですか? マッサージを担当していただいてるので、関わらないのは不可能ですよ」





状況をよくわかっていない沢井さんは、マイペースに突っぱねる。





そしてとうとう合宿所へ到着。





『皆さん、こんにちは』





突然の声にびくっとする。声はスピーカーから発せられているようだった。お年を召した、女性の声。





『理事長の安西です。履き物を脱いだあとは、男子である相田君は左の部屋に。女子の皆さんは右の部屋に進みなさい』





理事長は一切姿を見せず、音声だけで指示をしてくる。

それは構わないのだが、いきなり男女別か……。





「ふん。このままずっと男女別にしてほしいわね」





水谷さんが本音をストレートに発する。

それは俺の不安そのものだった。





せっかくいい感じにエロい展開になってきたのに……もし合宿が終わるまでずっと男女別で、俺は一人っきりでひたすら勉強してばかりだったらどうしよう……。

でも、そんな心配ばかりしても仕方ない。

万が一そうなったら、無理矢理女子の部屋に押し掛けてやるぜ。

そんな決意とともに、俺は指示通りに部屋へ入る。





『皆さん入室したようですね』





監視カメラでもあるのか、理事長は俺達の様子を把握しているらしい。

しかし、ここに来て直接指示を出すんじゃダメなのか?

男女両方を動かす為の方策なのか?





まぁ、六泊七日も学校を空けるのは流石に無理か、単純に。

にしたって、引率の先生すらいないんだよなぁ。

そんなことを考えてると、次の指示が飛んできた。





『それでは、身体検査のために全ての衣服を脱いでください。下着も含めて全てです』

「は???」





突然奇妙な指示が飛んできた。

服を全て脱ぐ身体検査って、どれだけ精密に調べるつもりだ。





「全て脱ぐって……どういうことですの?」

「病院の検査でもそうそう無いわよね……」





隣の部屋で女子達もざわついているようだ。

……壁一枚隔てた向こうで、女子達もみんな全裸になるのか。

そう考えただけで元気が沸いてくる。

突然透視能力に目覚めねぇかな……という気持ちで壁を凝視して、気づいた。





この壁、よく見たら壁ではなくシャッターだ……!!

床との接触面に僅かな隙間がある!!

とはいっても、覗けるような大きな隙間ではない。

1mmあるかないか、といったところだ。

スケベなことが期待できるわけではない。





それでも、『壁がない』という事実に俺の胸は高鳴った。

どうせ誰に咎められるわけでもない、俺は息子をフル勃起させた。

そして窮屈なズボンから出してやる。

30cm強を誇る俺の相棒が伸び伸びと跳ね回る。

ああ、自宅でもないのに全裸になるのってなんだか気持ちがいい!!!

上も、靴下も、全てを脱いで荷物とともに指定されたロッカーに入れる。





ガシャン!!





突然、ロッカーの鍵が自動的に閉まった。





「……え?」





俺の衣服と荷物は取り出せない場所に飲み込まれた。





「え? なんのために?」





意味が分からないし、心細い。

俺は不安になってロッカーの扉をポンポンと叩く。





「え、あたしの荷物どうなんのこれ!!」

「うぅ……せ、せめてタオル、ぼくのタオルとらせてぇ……」





シャッターの向こうの女子も同じ状況でざわついている。

すげぇ……薄いシャッターの向こうで6人の女子が全裸で、隠せるものは何もないんだ……!!





『皆さん、全裸になったようですね』





今こそ無駄に鍛え上げた筋力を見せるときだ!!

開けシャッター!! うおおおお!!!

俺はシャッターを持ち上げんと、凹みに指を引っかけて力を込める!!!

当然シャッターは堅くロックされ、俺の行く手を阻む!!!

だからって負けてたまるか!!!





『それではシャッターを開きます』

「へっ!!??」





突然俺の腕は軽くなり、ふわーっと持ち上がる。

シャッターはガラガラと巻き上がり、楽園への扉が開かれた。

俺の目に飛び込んできたのは、一面の肌色……!!!





「きゃあああああああ!!!!」





誰のものともわからぬ悲鳴があがる。





「あ、あなた一体何を考えてますの!!??」

「いや、俺が開けたわけじゃ、ごめん違うんだぐふふ」





錯乱しつつも前に出て、俺を責める羽崎さん。

胸と股を両腕で必死に隠しているが、腕のぐにっと埋まった爆乳がいやらしい!!

そして太い脚に必死に挟んだ手、そこから若干の黒い陰毛がはみ出していた!!

髪は金でも陰毛は黒なんだ!! 知ってしまった!!





「うぅ、な、なんでぇ……!?」





羽崎さんの後ろで、涙目でしゃがみこむ由梨さん。

残念ながらその姿は、羽崎さんに隠れてほとんど見えない……!!

羽崎さん、こんな状況でも由梨さんを守ろうとしているらしい。悔しいが、健気で天晴れだ。





「ぅ、うわぁ……♡♡ すごい、おっきぃ……♡♡♡ ふへへへへぇぇ♡♡♡♡ お、おちんちんん……♡♡♡♡」





志保はしゃがみこんで、脚で上手く大事なところを隠している……ように見えて、大きめの乳輪がはみ出していた!!

薄いベージュ色の美味しそうなそれを見られることは志保にとって恥ずかしいはずだが、俺の巨大なペニスに見とれて気がついていない。

もっと近くで見せてあげたい。

あと乳輪をつつきたい。





「ちょっと、開けなさいよ!! 開けて!! 開けてよぉ!!」





水谷さんは入り口を開けようと必死にドアノブを動かすが、完全にロックされている。

そして逃走に夢中で、大事なところを隠し忘れているようだ。

薄いけどぷりっとした綺麗なお尻……! そして、小ぶりな胸の先端で控えめに揺れるピンク色の可愛い乳首……!

いつも襟元から覗いてたその可愛い胸を、今は横の角度からはっきりと見ることが出来た。





「え……? あの、それってなんなんですか?」





沢井さんはきょとんとした表情で、俺のデカいペニスを見つめる。

やっぱり性知識が無いらしく、俺のペニスが不思議で仕方ないらしい。

そして低い身長に反して豊かな胸も、全く毛の見あたらない大事な秘所も惜しげもなく見せてくれる……!!

ぷるんとした巨乳の先にあるピンク色の乳首と乳輪。立派な乳房についてる割に控えめで可愛らしい……!!

パイパンの秘所には、なぞりたくなる綺麗な縦筋が走る……!!





「わーっ!! 浩一ーっ♡♡♡」





突然ぎゅっと抱きついてきたのはやっぱり歩美だ。

抱きついているから肉体(からだ)をちゃんと見ることは出来ないが、小麦色の日焼け跡が眩しい彼女の、普段セーラー服に隠れて見えない部分――背中とお尻が、競泳水着の形で肌色に焼け残っていた!!

なで回したい……!!

そして俺の脇腹には、バスの中で触り損ねた小さくて可愛い生の乳首が密着している!!





「浩一のこれ♡♡♡ 初めて見た♡♡♡ すごっ♡♡♡ 大きすぎるでしょ♡♡♡」





そう言って歩美は、新しく買ってもらった玩具のように俺の竿を握る。





「うおおおお!!!」





ただ握ってもらえただけで、電流が走るくらい気持ちいい。

歩美の手は小さくて、すべすべで、柔らかかった。

歩美は面白がって、何度もにぎにぎしてくる。





「ぁぅうぅ……♡♡♡ ずるい……♡♡♡ はぁ……はぁ……♡♡♡」





志保は息を荒くして、羨ましそうにこの行為を見つめる。

こっちに来ていいんだぞ?





「すみません、ボクも触ってみていいですか?」





いつの間にか近づいていた沢井さんが、大胆にも俺の亀頭を小さくて柔らかい手でにぎにぎする。





「くほぉ……気持ちいいぃぃ……」

「へぇ、結構柔らかいんですね」





興味津々の沢井さんを、俺はそっと抱き寄せる。

沢井さんの豊満な胸が、乳首が、俺の脇腹でむにゅりと潰れる。

大小のおっぱいに挟まれながらちんぽで遊んでもらう、至福の時間が唐突に訪れた。





「沢井さん、それ、ダメッ!!」





と思ったら唐突に終わってしまった。

水谷さんが慌てて沢井さんを羽交い締めにし、引き剥がしたのだ。





「え、どうしてですか?」

「どうしてもダメ!!」





水谷さんは俺に肉体(からだ)を見せないためか、沢井さんで隠しながら後ろ歩きで後退する。





「あ、歩美ちゃんも、やめよう!?」





そう言って近づいてきた由梨さんが、歩美の両肩をがしっと掴む。

すると必然的に、肉体(からだ)を隠すものがなくなってしまう。

豊満な爆乳の先端にピンク色の乳首が、乳輪が見えた!!

それも乳輪が、ぷっくりと可愛く膨らんだパフィーニップル……!!





「……ひゃあぁぁっっ!!??」





由梨さんは俺の視線に気がつき、慌てて胸を両手で隠す。





『皆さん、一旦落ち着いてください』

「無茶言わないでくださいまし!!」





理事長の音声に羽崎さんが至極真っ当な反論を飛ばす。

しかし、この狂った楽園を作り出したのは理事長だ。

とにかくこの方のお話を聞かねば。





『皆さんにはこれから六泊七日、全裸で過ごしていただきます』

「なっ……!?」

「嘘でしょおお!!!」





「おおぉぉぉ!!!」





女子達からは困惑や嘆きの声も聞こえてきたが、俺にとっては喜びしかない。

沢山の裸を見られる!! 沢山裸を見せつけられる!!

裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸裸





■1日目(前)





『まずは六人中三人とセックスするぞ……絶対にしてやるぞ……』





「どうしてそんな頭のおかしいことを致しますの!!??」





そうだ、それは確かに聞いておきたい。

いくらなんでも俺にとって都合が良すぎる。





『差別を是正するためです』





差別を……?

差別と裸に、何の関係が……?





『皆さんご存じの通り、現在の世の中では極少数存在する男性が不当な待遇を受けています』





それはそうだ。俺は肌で感じている。





『差別主義者の中には、男性はいやらしく汚らわしい生き物なので冷遇されるのは当然だと主張する方もいます』





確かにいる。

水谷さんは、露骨にビクッと反応した。





『しかし、男性が女性に関心を持つのはただ女性に慣れていないが故なのです。男性と女性は何の問題もなく共存できる、それを皆さんに証明していただきたいのです』





つまり……自説の証明のために俺達に全裸で合宿しろと?

狂ってるのかな?

狂ってるんだな。

でも都合がいいから感謝します!! ありがとうございます!!!





「無茶ですわ!! 無茶苦茶ですわ!!!」





声を荒げて抗議する羽崎さん。





「うぅ……帰してぇ……帰してよぉ……」





水谷さんはナイーブになったようで、珍しく弱気だ。

かわいいじゃないか……。





『皆さんに自然な関係を築いていただくために、この合宿には教師も含めて他の人間は参加しません。緊急時の用意はしてあるのでご安心ください』

「な、なんで寄りにも寄って私(わたくし)達が選ばれましたの!!?」





もっともな疑問だ。同じ学年に限定しても百人以上の生徒がいるというのに。





『男子生徒である相田浩一さんと関わりの深い方を選出致しました。仲が良い方だけではなく、その逆もです』





羽崎さんと水谷さんの顔がさーっと青ざめた。

今までの俺に対する冷たい態度がこんな風に返ってくるとは思いもよらなかったのだろう。俺が言うのもなんだが、少々気の毒だ。

それにしても、ほとんど喋ったこともなく好奇の視線を向けていただけの志保もちゃんと選んでいるあたり、なかなかのリサーチ力である。





『とはいえ、いきなり裸の男子と交流することに抵抗のある方もいらっしゃるでしょう。女子六人は三人ずつ、前半と後半に分かれて相田浩一さんと過ごしてください』

「後半!! 私(わたくし)は後半ですわ!!」

「わ、私も!!!」





当然のごとく羽崎さんと水谷さんは後半組を希望した。





「ゆ、由梨さん!! 由梨さんもこちらへいらしてくださいまし!!」

「……私は、前半に、するわ」





由梨さんは恥ずかしそうにもじもじと、そう告げる。

由梨さんが裸で俺と生活することを承諾してくれた……!!

それだけでペニスがピクピクと悦ぶ。

由梨さんは静かに、俺の隣に立つ。





「ぼ、ぼくも前半……♡♡」





志保もこっそりと俺の傍まで来る。

前髪で隠れてもわかる。そのスケベな視線は、終始俺のペニスに注がれていた。





「ゆ、由梨さん何故ですの!!?」

「そ、その……理事長の言う通り、浩一君は大丈夫だと思うの……」





由梨さんは俺のことを信じてくれている……!?

俺のペニスはますますピクピクと悦んだ。





「な……そんなわけないでしょう!! バスでも、あんなこと……!!」

「あ、あれは歩美ちゃんがふざけるから、それに乗せられただけで……」





名前を出された歩美は「参ったなぁ」という様子で頭をかく。





「わ、私も浩一君とは仲がいいけど……私にそんな変なこと、したことないもの……。浩一君、本当は誠実な人よ」





確かに俺は、由梨さんに対しては一切セクハラをしていないつもりだ。

しかしそれは俺が誠実だからではなく、ただ単にチャンスがなかったからだ。

下手なことをして、今の由梨さんとの関係まで壊れるのが怖かったからだ。

それを思うと申し訳なさが一割……興奮が九割、俺の中でむくむくとわき上がる。





早く裏切りたい、由梨さんの信頼を。

見せつけたい、俺の本性を。





「だからその、女子と過ごすことに慣れれば大丈夫なはずよ……」

「そ、そんなこと……」





羽崎さんが反論しようとすると、それを遮る大声があった。





「そんなわけないでしょ!!」





水谷さんだ。彼女が俺以外にここまで激昂するのは初めて見た。





「そ、その男はけがらわしいケダモノよ!! 今だって、その……大きくしてるじゃない!!!」





水谷さんは興奮した様子で、俺の怒張したペニスを睨んでくる。





「こ、これは生理現象だから仕方なく……」

「だったら隠すのやめなさいよ!! 大丈夫なんでしょ!!」





水谷さんは、由梨さんの反論を遮って怒鳴る。

怒鳴られた由梨さんはドキッとする。

確かに、由梨さんはずっと胸と股間を両手で必死に隠していた。





「わ……わかったわ」

「ちょっと由梨さん!?」





羽崎さんの困惑もよそに、由梨さんはそっと両手を背中に回した。

そして露わになる、豊満な爆乳の先端にピンク色の乳首が、乳輪が……。

乳輪が、乳輪がぷっくりと可愛く膨らんだパフィーニップル……!!

そして下半身!! 薄く生えた陰毛では隠しきれない、ぷっくりとした柔らかそうな大陰唇!!!





「おおぉぉぉ……」





俺は感嘆の声を漏らす。





「ほら! ほら! 興奮してるじゃない!!」

「由梨さんを見ないでくださいまし!! 汚らわしい!!」

「だ、だからそれは、まだ慣れてないからぁ……」





由梨さんは恥ずかしげに、もじもじと肉体(からだ)をよじる。

それでも大事な部分を隠そうとはしない。





「浩一君、その……大丈夫だよね……?」





由梨さんはすがるように俺を見つめてくる。

眼鏡越しに見える潤んだ瞳があまりにも美しい。





「だ、大丈夫大丈夫!!」





全く大丈夫ではないが、俺はそう答えた。





「あんたも前半組でしょ!! なんで隠してるの!!」

「は、はいいぃぃ」





水谷さんに凄まれた志保が、慌てて気を付けの姿勢をとる。

この中でも最大のサイズを誇る爆乳は、猫背のせいか重力に負けてやや下を向いている。

注目すべきは大きな薄いベージュ色の乳輪、その中心にあるはずの乳首が……厚い肉に埋もれていることだ!!!

所謂陥没乳首だ……!!!





くそっ、舐めたい、いじりたい、ほじくり返したい!!!

ビンビンに立たせてやりたい!!!

そして下半身、だらしない脂肪をつけたその下の陰毛は予想通りの濃さで肝心の秘所が見えないほど!!

あの森をかき分けて早く探検したい!!!





「すっげぇ……」

「うぅ……あんまり、見ないでぇ……」





無茶を言うな、見るしかないだろ。





「ほら!! やっぱり!! とんでもないケダモノだわ!!!」

『組分けが決まったようですね』





水谷さんの怒号もよそに、理事長の声が再び響く。





『それでは、前半組の四人は赤い扉に。後半組の三人は青い扉に進んでください』





それどころじゃなくて意識していなかったが、確かに赤と青の扉がある。

シャッターで分けて、俺のいた部屋の奥に赤、女子達のいた部屋の奥に青。





「早く行きましょう、早く!!」





水谷さんは羽崎さんと沢井さんを促す。





「ボクは前半でも別によかったんですが」





そう言いながら、沢井さんは水谷さんについて行く。





「由梨さんに変なことをしたらただじゃおきませんわよ!!」





そう吐き捨てて羽崎さんもついていく。





……今まで必死に胸と股間を隠していた水谷さんと羽崎さん。

しかし、扉を開けるために後ろを向くそのとき、油断してしまったようだ。

三つの美味しそうなお尻が俺の目を釘付けにした。

叩き甲斐のありそうな羽崎さんのでっけぇ尻!!

ぷりぷりとした沢井さんの美尻!!

細くも女性的な丸みを帯びた水谷さんの薄い尻!!

どれもこれも割れ目までバッチリ目に焼き付けた。

後半はあのお尻と一緒に過ごせるんだ……アナルまで舐め回してやる……!!

そんな俺の情熱が伝わってしまったのか、羽崎さんはバッと振り返った。





「み、見ないでくださいまし!!」





羽崎さんは怒りながら尻の割れ目を手で隠し、そして三人揃って扉の向こうへ消えていった。

後半も楽しみだが、まずは前半だ。

由梨さん・歩美・志保に思う存分いやらしいことをしよう。

そう心に誓いながら、俺は三人とともに赤い扉を開いた。

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■1日目(前)





『全裸おさわり開始!!!!』





「部屋は個室が割り当てられてるみたいね」

「そうだな。とりあえず部屋割り決める?」





全員で大部屋じゃないのか……と内心がっかりしている俺のお腹を、ツンツンと何かがつつく。





「ねぇ、浩一♡」





歩美だ。いつもの悪戯っぽい笑みを俺に向ける。





「あたしの裸ぁ♡♡ まだちゃんと見てないけど、いいのぉ?♡♡♡」





そう挑発してくる、歩美の裸。

水泳部の活動でこんがり日焼けした顔や腕、普段見ているそれとは違う、服の下に隠された姿……。

先程後ろ姿だけはちらっと見たが、やはり前面も競泳水着の形で薄橙色に焼け残っている……!!

微かな膨らみの先には、ピンク色の小さくて可愛い乳輪と乳首……!!

そして下半身には、全く毛の生えていない、あどけない綺麗な縦筋……!!

日焼けした肌と焼け残った肌、そのコントラストが余計に扇情的だった!!





「お前……本当に欲しがりだなぁ!!」

「あの、浩一君、変なことしないでよ?」





いくら由梨さんに止められようと俺は我慢できず、歩美の乳首を左の親指で、歩美の秘所を右の人差し指でいじり始める。





「ひゃんっ♡♡♡ ダメっ♡♡♡ い、いきなりお股いじんないでよぉ♡♡♡」

「仕方ないだろ!!」





俺は歩美の乳首を親指で転がす。小さくても確かに勃起したその膨らみ、ぷにぷにとした弾力のある感触が俺の性欲を煽り立てる。

そして夢の三角地帯に突っ込んだ人差し指を出し入れし、歩美の縦筋をなぞる。





くちゅっ♡くちゅっ♡くちゅっ♡くちゅっ♡ぬちょっ♡くちゅっ♡くちゅっ♡くちゅっ♡





ぷにぷにとした大陰唇が指を包み込む。小さなクリトリスが指にグニグニと引っかかる。そして歩美はあっという間に、ねっとりとした透明な体液を股から垂れ流し始める。





「あ♡ あ♡ それダメ♡♡ ヤバイ、ヤバイって♡♡♡」





俺は未だにフリーの左乳首をじっと視姦する。いつまでも見ていたくなる可愛らしさだが、欲求に抗えず俺はそこに口づけする。





「ひんっ♡♡♡

(く、口まで使うの!?♡♡ ヤバ♡♡ ガチじゃん♡♡♡♡)」





母乳を求める乳飲み子のように、俺は歩美の乳首に吸いつく。





ちゅうううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡♡♡





「あひっ♡♡ あひっ♡♡ マジヤバイ♡♡♡ ダメっ♡♡ ダメだってばぁ♡♡♡」





歩美は嬉しそうに喘ぎ声を漏らす。





「ぅわぁ……♡♡♡ すごい、すごいぃぃ……♡♡♡

(これっ♡♡♡ このままだと、セックス♡♡♡ セックスするんじゃ……♡♡♡ 見たい♡♡ 見たい♡♡ ぼく、セックス見たい♡♡♡ 本物の生セックス見たいよぉぉ♡♡♡)」





横にいる志保まで喜びの声を上げて俺達の行為を凝視している。

期待に応えてあげないと。





「あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ イくっ♡♡ イくっ♡♡ 本当にイくっ♡♡♡♡」





絶頂に近づいた歩美のためにも、俺は舌を素早く動かして左の乳首を舐め回し、そして右の乳首を摘みあげた。





「ひぃんっ♡♡♡」

「うぅぅ……もうやめてぇ……」





顔を真っ赤にして両手で覆う由梨さん。でもこんなところでやめられない!!!





レロレロレロレロレロォォォ♡♡♡





「ひいいいいぃぃぃぃぃんんん♡♡♡♡♡♡♡」





歩美の肉体(からだ)がびくんと跳ねて、無垢で柔らかな秘所からは大量の透明な粘液が溢れ出した。

そしてぐったりした歩美の肉体(からだ)を、俺は腕で支える。





横では興奮しすぎた志保が、とうとうモサモサの濃い陰毛をびちゃびちゃにして自らの秘所を指でこすり始めていた。





「あ♡ あ♡♡ す、すごいぃ♡♡ ほ、本気で、本気でイってるよぉ♡♡♡

(セックス♡♡♡ セックス♡♡♡ このままセックス♡♡♡ ぼくにセックス見せて♡♡♡)

セ、セ、セックス♡♡♡ セッ、クスぅ♡♡♡ セックス、するんでしょ♡♡♡ ぼ、ぼく、ぼく見たい♡♡♡♡ セックス、見、見たいぃぃ♡♡♡♡」





志保は興奮のあまりよだれを垂らしながら、必死に願望を口走る。





「はぁぁぁ♡♡♡ はぁぁぁ♡♡♡ はぁぁぁ♡♡♡」





とうの歩美は息を荒くしてぐったりと俺に肉体(からだ)を預ける。

確かに今ならセックスできる……!!

俺は歩美の脚を掴む……と、俺の肩も力強く掴まれた。





「ダ、ダメ!! 本当にダメ!! やめてぇ!!」





振り向くと、由梨さんがおっぱいをプルプル揺らしながら涙目で俺を止めていた。





「これ以上は本当にダメよ!! 落ち着いてよぉ!!」





俺の肩をガンガン揺らす度に、由梨さんのおっぱいもプルプル揺れる。





「はぁ……はぁ……だ、大丈夫だってぇ……」





歩美は息を整え、むくりと起きあがる。





「あたしの肉体(からだ)、おっぱいも、お尻も小さいからぁ♡♡♡ 全然エッチじゃないもん♡♡♡ おっぱい触ったり舐めたりしてもエッチじゃないから、安心してよ♡♡♡♡」

「そ、そんなわけないでしょ!!」

「本当だもん♡♡ 単なる子供の遊びだもん♡♡♡ エッチじゃなくてエッチごっこだもん♡♡♡ ねー、浩一♡♡♡」





歩美は悪戯っぽい笑みで、それでも純粋な瞳で見つめてくる。

この期に及んで、歩美はまだ自分はエッチじゃないと思ってる。

これは単なる気持ちいい遊びだと思ってる。





……きっと挿入されるその時まで、俺の本心には気づかないのだろう。

それはそれで好都合だ……。





「そうだな!! じゃあもっとエッチごっこしような!!」

「うん♡♡♡ するぅ♡♡♡ いっぱいするぅ♡♡♡

(あたしの肉体(からだ)はエッチじゃないもん♡♡♡ 沢山触りっこしても舐めっこしても本気のセックスにはならないもん♡♡♡ だから悪いことじゃないんだもん♡♡♡)」

「だからダメぇ!!」





由梨さんは俺の腕を掴んで無理矢理引っ張る。





「うぉっ」

「浩一君!! 私と一緒に来て!!」





そして、一番近くの部屋に連れ込んだ。





「あぁん♡♡ 行かないでよ浩一ぃ♡♡」

「セ、セックスは!?♡♡♡ セ、セックス見、見せてよぉ♡♡♡」





引き留める歩美と志保の声も虚しく、俺は由梨さんと部屋の中へと消えた。





■1日目(前)





『ファーストキスは精液の味♡』





「も、もう!! 浩一君、いくらなんでも流されすぎよぉ!!」





由梨さんは俺の蛮行を一生懸命に叱ってくる。





「うぅ……私と一緒の時はあんなに優しくて良い人なのにぃ……どうしてなのぉ……」





由梨さんはあの痴態を見ても尚、俺が本当は良い人だと信じてくれている。

……この気持ちを利用しない手はなかった。





由梨さんには本当に悪い。申し訳ない。でも俺はもう、セックスのことしか考えられない。

俺は今から由梨さんとセックスする。由梨さんで童貞を捨てる。由梨さんの処女を奪う。由梨さんの肉体(からだ)を俺のものにする……!!!

興奮で狂いそうな頭を努めて冷静にして、俺は由梨さんの両肩に手をかけた。





「ごめん、由梨さん!!」

「ひゃっ」

「理事長の言う通り、女の子に慣れてないからさ……。それであんな暴走しちゃったんだ。本当にごめん」





俺は謝りながら、由梨さんの肩をすりすり撫で回した。

くそっ、紳士ぶらなきゃいけないのに、由梨さんの肌がすべすべで気持ちよくて、撫でるのを止められない……。





「そ、そうよね。うん、大丈夫よ……

(な、なんで肩を撫でてくるんだろう……まだ興奮してる……?)」





由梨さんは少し困惑しつつも、俺の主張を大筋で認めてくれた。





「ほら、見てよ俺のここ」





俺は由梨さんにちゃんと見てほしくて、チンポを指さす。





「きゃっ……」





由梨さんは可愛い声で驚き、口を押さえる。

それでも真面目で優しい由梨さんは、見てくれという俺の要望を聞くためにちゃんと目を見開いてくれている。

由梨さんの視線の先にある俺の息子は……だらだらとガマン汁を垂れ流していた。それは巨大なペニス全体を覆うほど大量で、床に小さな水たまりを作っていた。





「ほら、俺のチンコ。滅茶苦茶沢山ガマン汁出してるだろ?」

「ガ、ガマン汁って……?

(何これ……何なのこれぇ……。大きい……大きすぎるよぉ……)」

「精液は知ってるでしょ? チンコに強い刺激を受けたら白い精液が出るんだけどさ、その前に透明の薄い精液が出るんだよ。それがガマン汁」

「じゃ、じゃあこれ……精液なの……?

(嘘……男の人の精液、精液まみれのおっきなおちんちん、見せられるなんて……)」

「ごめん。もっと近くで見てもらえる?」

「え、え?」





由梨さんの肩を押さえると、彼女はそれに従ってしゃがんでくれた。

だから俺は、由梨さんの目の前にペニスを持って行った。





「ち、近い……浩一君、近いわよぉ……

(何これぇ……♡ なんだか、変な匂いがするぅ……♡)」

「ごめんごめん。でも、女の子に慣れるためにもちゃんと近くで見てほしいんだ」

「な、なんでぇ……?」

「ほら、さっき歩美をイかせたとき、歩美は俺のチンコに触ってなかっただろ?」

「そ、それは、うん……」

「それなのにこんなに大量のガマン汁が出てるんだよ。すごい量でしょ?」

「す、すごい……おちんちん、ベチャベチャになってる……。はぁ……はぁ……♡♡ おちんちん、こんなに大きいのに……♡♡ 大きいのにぃ……♡♡♡」





俺のペニスの匂いと存在感にあてられたのか、由梨さんも段々と興奮状態になっているようだった。

それに……由梨さんの口から『おちんちん』と聞けた……!!

俺の我慢はもう限界だった。





「可愛い女の子に見られてるってだけで、こんなに汁でベタベタになるんだよ。我ながら情けないよ、ほら、こんなに……!!」





俺は腰をぐいっと前に突き出して、鈴口で由梨さんの唇を奪った。





「んっ!?♡♡♡」





由梨さんの唇はふわっとして柔らかかった。この感触だけで射精できそうなくらい。





「あ、ごめん。チンコでキスしちゃったね」

「キ、キスって……♡♡♡ これ、これ、キスになっちゃうのぉ……?♡♡」

「うん、そうだよ。もしかしてファーストキスだった?」

「え、え、私のファーストキス、浩一君のおちんちんと、なのぉ……♡♡

(うぅ……ひどい……♡♡ 私の大事なファーストキス、相手がおちんちんだなんてぇ……♡♡♡)」





奪ってやった……!! 由梨さんのファーストキス、俺のチンコで……!!





「俺のチンコにファーストキスくれてありがとうな。どうだった?」





俺は由梨さんの頭を撫でる。





「ど、どうって、言われてもぉ……♡♡」

「嫌だった?」

「い、嫌じゃ、なかったけどぉ……♡♡

(なんでだろ……♡♡ なんで嫌じゃないんだろ……♡♡♡ エッチなことなのにぃ……♡♡♡)」

「ありがとう!! じゃあもっとするね!!」

「えっ!? ん……♡♡♡」





ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡





俺は何度も腰を前後させ、由梨さんの唇をどんどん奪っていく。





「ちょっ、ん♡ ちゅっ♡ 浩一っ♡ んちゅっ♡ 君っ♡ ダメッ♡♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡♡ ちゅっ♡♡♡

(ひどい♡♡ 浩一君、ひどい♡♡♡ 私の唇♡♡ 私のキス♡♡♡ こんな、自分勝手に♡♡♡ おちんちん♡♡♡♡)」

「由梨さん、舐めて!!」

「ちゅっ♡♡ ふぇっ!?♡♡ ちゅっ♡♡」

「唇とか舌とか使って俺のチンコを舐めて!! 女の子に慣れるためだから!! ほら!!」





俺は更に強く、由梨さんの口に先っぽが入るくらいに強くペニスを打ち付ける。





「んちゅう♡♡ れろぉ♡♡♡ ちゅぽっ♡♡♡ ちゅぽっ♡♡♡ れろぉ♡♡♡

(私、私、おちんちん♡♡ おちんちん舐めちゃってる♡♡ しゃぶっちゃってる♡♡ こんなの♡♡ いけないのに♡♡♡ 悪いことなのにぃ♡♡♡)」





由梨さんも段々と夢中になってくれているようで、彼女の方から積極的に舌も口も動かしてくれるようになった。

俺は由梨さんの肩から右手を離し、そしてその右手を、そのまま彼女の胸にあてがう。





むにゅっ♡♡





豊満な乳を揉むと、由梨さんの肉体(からだ)はぴくっと跳ねた。





「ちょっ♡♡ んちゅっ♡♡ らめっ♡♡♡ 触らないれっ♡♡ んちゅっ♡♡ ちゅぽっ♡♡ 私の♡♡ んちゅっ♡♡ おっぱひ♡♡♡ ちゅぽっ♡♡♡ ちゅぽっ♡♡ じゅぽっ♡♡♡」

「ごめんごめん。でもこれも女の子に慣れるためだから! あー、最高!! 由梨さんにフェラさせながらデカ乳揉みまくるの最高に気持ちいいぃぃ!! 本当にごめん!!」





俺は乳全体を揉み、ぷっくりと膨らんだ乳輪を摘み、乳首を指先で転がし、様々な手つきで由梨さんの柔乳を弄んだ。





「んっ♡♡ んんっ♡♡ じゅぽっ♡♡♡ んっ♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡ れろぉっ♡♡ れろぉ♡♡♡ じゅぽっっ♡♡♡ じゅぽっっ♡♡♡♡♡

(ひどい♡♡ 浩一君♡♡♡ 私の、おっぱい♡♡♡ おっぱい、勝手に♡♡♡ 勝手に気持ちよくして♡♡♡ 気持ちよくしてなんて♡♡♡ 言ってないのにぃぃぃ♡♡♡♡)」





由梨さんはまるで、俺の精液の匂いに酔っているかのようだった。

由梨さん本来の意志や倫理観から離れ、性欲に突き動かされて貪欲にペニスをしゃぶる淫乱になりかけていた。





「んっ♡♡ れろぉぉ♡♡♡ んんっ♡♡ じゅぽっ♡♡♡ れろっ♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡ れろぉっ♡♡ れろぉ♡♡♡ じゅぽっっ♡♡♡ じゅぽっっ♡♡♡♡♡ じゅぽっっっ♡♡♡♡♡♡♡

(ダメ♡♡ ダメ♡♡♡ おちんちん美味しい♡♡♡ おっぱい気持ちいい♡♡♡ ダメ♡♡♡ 美味しく味わっちゃダメなのにぃぃ♡♡♡ 気持ちよくなっちゃダメなのにぃぃ♡♡♡)」





由梨さんは積極的にペニスを吸い、舐める。

亀頭を舐め回し、裏筋を舐め上げ、喉深くまでくわえ込み、強く吸いつきながら引っこ抜く。

どこで覚えたわけでもなく、メスの本能で淫らにペニスを求め貪っていた。





「あー、クソッ!! 由梨さんのフェラチオっ、気持ちよすぎるっっ!!! もう、我慢できない!! 射精するからちゃんと飲んでね!!!」





最高に高ぶった射精感のまま、俺はラストスパートに向けて腰を振る。由梨さんの口の気持ちよさを喉深くまで味わい尽くす。由梨さんに竿を舐め回してもらう。由梨さんに尿道を吸い尽くしてもらう。掌に感じるおっぱいの柔らかさを存分に堪能する。





「んっ!!?♡♡ んっ!??♡♡ れろぉぉ♡♡♡ ひゃへいぃっ!!??♡♡ んんっ♡♡ じゅぽっ♡♡♡ らめっ♡♡♡ れろっ♡♡ じゅぽっ♡♡♡ らめぇっ♡♡♡  じゅぽっ♡♡ れろぉっ♡♡ れろぉ♡♡♡ じゅぽっっ♡♡♡ じゅぽぉぉっっ♡♡♡ じゅぽぉぉっっっ♡♡♡♡

(射精♡♡♡ 射精なんてダメ♡♡♡ それは本当にダメなのに♡♡♡ 変態だよぉ♡♡♡ 私このままじゃ変態だよぉぉ♡♡♡ おちんちんを美味しくしゃぶって精液まで飲んだら変態さんだよぉぉぉ♡♡♡♡)」





もう射精する!!

その刹那、俺の脳裏には羽崎さんの顔が浮かんだ。

我らがテニス部の部長・羽崎さん。

羽崎さんの恋い焦がれる由梨さんは、今俺のチンポを悦んでしゃぶりまくってる。

俺にいやらしいデカ乳を揉みしだかれて気持ちよくなってる。

そしてもうすぐ俺に処女を奪われる。中出しセックスされる。

でも大丈夫……絶対に羽崎さんにも間接フェラさせてやるから!!

間接セックスさせてやるから!!!

同じ種で子供孕ませてやるから!!!!





「あー、クソッ!! クソッ!! マジで射精る!! 飲んで!! 飲み込んで!! 射精るから!!! 射精るぅぅ!!!!」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッッッッッッッッッ!!!!!!





喉を妊娠させるくらいに大量の精液が由梨さんの口内に放たれた!!

俺の尿道を長い長い快楽が流れ、脳がビリビリに痺れる!!!





「んぐっ!!??♡♡♡ んんん♡♡♡♡ んんんんんんんんんん♡♡♡♡♡♡♡♡」





口を満たしても、喉に流れ込んでも、まだ満足することなく俺の精液は放たれ続ける。

それはあっという間に由梨さんのキャパシティを越えてしまった。





「げほぉっ、ごほっ、ごほっ、げほぉぉ」





口から俺のチンポを引き抜き、飲み切れない大量の精液を吐き出した。

それでもなお俺のチンポは射精をやめず、由梨さんの顔を白く染め続ける。





「しゃ、射精ぃ……♡♡♡ と、とめてぇ♡♡♡」





由梨さんの懇願も俺の息子にはとどかず、由梨さんの美しい顔を汚していく。由梨さんの眼鏡にコツコツとあたる感触が心地良い。





「ごめん!! ごめんな!! あー、死ぬほど気持ちいいぃぃ……」





由梨さんの顔を犯す楽しみを散々味わい、長い長い射精が止まった。

これから由梨さんを犯し尽くす、その始まりのゴングとも言うべき射精だ。





「はぁぁ♡♡ はぁぁ♡♡ う、うぅぅ、浩一君……はぁ♡♡ 本当に……ひどい……♡♡♡♡」





息を切らして、肉体(からだ)ののぼせた様子の由梨さんはなけなしの理性で必死に俺を非難する。





「いやぁ、本当にごめん」





俺は部屋を見回し、タオルとコップを見つけた。

タオルを濡らしてしぼり、コップに水を注いだ。





「ほら、とりあえず水飲んで」

「う、うん……♡」





精液で汚れた喉を洗うように、由梨さんは水をこくこくと飲み干した。





「俺の精液で顔汚してごめんね。由梨さんのフェラが気持ちよすぎたから」





俺は眼鏡を外し、由梨さんの顔をタオルで拭く。





「ん……ありがとう……♡ あの……フェラって、さっきの……?」

「そう、お口でおちんちんを気持ちよくするのがフェラチオ。これからも沢山してもらうから、覚えてね」

「う、うん……?♡」





意識が朦朧としているのか、うっかり今後のフェラチオを了承してしまった由梨さん。

絶対に約束は果たしてもらうぞ……。





「ほら、眼鏡についてる。舐めて」

「え……うん……♡」





精液の付着したレンズを由梨さんの口元に持って行く。

由梨さんは恐る恐る、ぺろっと舐め取る。





「どう、美味しい?」

「うぅ……苦い……♡♡ 変な味……♡♡」

「嫌いだった?」

「き、嫌いじゃないけどぉ……♡♡」

「これからも沢山飲んでもらうから、慣れていこうな」

「うん……♡」





■1日目(前)





『ドスケベ我慢訓練開始!!!!』





このまますぐに次の行為に入っても良い。

でもできれば、俺は由梨さんに落ち着いてほしかった。

唐突なフェラチオに頭が混乱している由梨さん。

そんな由梨さんに理性を取り戻してもらって……その理性を滅茶苦茶にしてやりたかった。

俺とセックスするんだってことを、頭でちゃんと理解させてやりたかった。





「俺のために頑張ってくれてありがとうな」





そういって俺は、由梨さんの肉体(からだ)を横から抱きしめる。

揉みしだきたい気持ちをぐっとこらえて、あえて胸に触らず抱きしめた。





「由梨さんのおかげで少し女の子に慣れたよ、本当にありがとう」





俺は由梨さんの頭を撫でる。長くてサラサラな、大きな茶色いおさげを撫でる。





「う……うん。そうだよね。そうだった。これ、浩一君が女の子に慣れるためだもんね……。仕方ないよね……♡♡」

「そうそう。悪いことじゃないよ」

「そ、そうだよね。うん……♡♡」

「おっぱいも急に揉まれてびっくりしちゃったでしょ? ごめんね?」

「あ、謝ってくれるなら、いいけどぉ……♡ 本当はダメなのよ?♡ 人のおっぱいを勝手に触って、気持ちよく、するなんてぇ……♡」

「気持ちよかったんだ?」

「それはっ、そのっ、うぅぅ……♡」





思わず本音を漏らしてしまった由梨さんが可愛くて、もっと気持ちよくさせたくなる。





「こういう失敗を防ぐためにもさ、やっぱり女の子に慣れる訓練がしたいんだよね」

「うん……♡」

「協力してくれるよね? 俺が我慢するための訓練」

「う、うん……いいけど……何するのぉ?」

「由梨さん、背中に手を回して」

「こ、こう……?」





由梨さんは俺の指示通り、正座のまま背中に手を回す。





「そうそう、じゃあ俺は由梨さんのおっぱいをじっくり見させてもらうから」

「え、えぇ!?」





俺は由梨さんの正面に回り、二つの豊かな乳房に顔を近づける。

その気になればすぐに舐めれるくらいの距離で凝視する。





「や、やぁ……恥ずかしいわよぉ……♡」

「そうだよね、ごめんね? でも慣れるための訓練だから絶対に隠さないでよ?」

「うぅぅ、うん……♡」

「あー、本当にいいおっぱいだわ……。大きいけどハリがあって形もいいし、乳首も綺麗なピンク色で、乳輪がぷっくり膨らんでるのもすげぇエロい……」

「や、やだぁ……そんなこと言わないでぇ……♡」





俺はどさくさに紛れて、由梨さんのスベスベの太股を撫で回す。





「ひんっ♡♡」

「本当に、今すぐ吸いたいし揉みたい……」

「ダメっ、ダメよっ♡ ちゃんと我慢してよぉ……♡♡」

「わかってるわかってる。ふーっ」





俺は悪戯心を押さえきれず、由梨さんの右乳首に息を吹きかける。





「ひゃぁっ♡♡ や、やめてよぉ♡♡♡」

「ごめんごめん、これも訓練だからさ。あー、本当に舐めたい。舐めるの我慢する訓練しないとな」





俺は少しだけ距離を取り、思いっきり舌を出す。

由梨さんの乳首にはまだ届かない距離。





「ちょ、ちょっと!? 本当に我慢してよ?」





俺はゆっくりゆっくり、由梨さんの乳首に舌を近づけていく。





「ほ、本当に、本当にだめぇ……」





ゆっくりと近づけて、近づけて……舌の先端が、乳首と触れ合った。





ぴとっ





「ひゃんっ♡♡ だ、ダメって、言」





れろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡





「んああぁぁ♡♡♡ うそっうそっ♡♡ ダメ、ダメだから、それっ♡♡ がまん♡♡ がまん、してよぉ♡♡♡♡」





乳首を素早く舐め回すと、由梨さんは背中をのけぞらせてよがった。





「だめぇ♡♡ だめよぉ♡♡♡

(ひどい♡♡ ひどいのにっ♡♡♡ 気持ちよくなっちゃだめ♡♡♡)」





舌から、その快楽から逃れるように背中をのけぞらせる由梨さん。

俺は執拗に乳首を追いかけて舐め回す。

そしてもう片方の手で、残った乳を揉みしだく。





「ひぃっ♡♡♡ ひゃっ♡♡♡ だめっ♡♡♡ だめっ♡♡♡ やめっ♡♡♡ やめてぇ♡♡♡

(おかしくなる♡♡♡ このままじゃおかしくなっちゃう♡♡♡)」





乳を揉みつつ、乳輪を、乳首を指で撫で、摘み、刺激していく。





「あ、ああああ♡♡♡♡ だめっ♡♡ なんで♡♡ なんでやめてくれないのぉ♡♡♡♡

(おまた♡♡♡ おまたが変な感じする♡♡♡♡ ジンジンする♡♡♡ ジンジンするよぉ♡♡♡♡)」





俺は乳首をつねり上げながら、母乳が出んばかりの勢いで強く吸った。





ちゅうううううううううううううううう





「ひぃぃぃぃぃんん♡♡♡♡」





由梨さんの肉体(からだ)はピクンと跳ねて絶頂する。

そのまま姿勢を崩して倒れそうになったので、俺は腕で支えてゆっくりと由梨さんを横たえる。





「はぁ……♡♡ はぁ……♡♡♡」

「ごめんごめん、勝手にイかせちゃって。気持ちよかったね」





俺は子供をあやすように、肩で息をする由梨さんの頭を撫でる。





「う、うぅぅ……♡♡♡♡

(な、なんかもう、わかんないよぉ……♡♡)」





由梨さんは目に涙をためて、何かを訴えるように俺を見る。





「床じゃ堅いでしょ? 次の訓練がしやすいようにベッドに運ぶね」

「う、うん……♡♡♡」





次の訓練が何かも聞かず、由梨さんは承諾する。

俺は由梨さんの首と太股に腕を差し込み、お姫様抱っこする。

俺の腕の中に横たわる由梨さん。この光景だけで気分がどこまでも高揚した。

そして、ベッドに横たえる。





「じゃあ、次はキスを我慢する訓練するね?」

「うん……」





仰向きで横になる由梨さんに覆い被さり、その顔に俺の顔を近づける。

もうちょっとで鼻と鼻がくっつくくらいの至近距離。





「……うん? え?」





俺とじっと見つめ合って、そこで由梨さんは正気に戻ったようだ。





「え、ちょ、ちょっと待って? キスを我慢するって、それ……我慢できなかったら、どうするのよぉ……」

「そりゃ、我慢できなかったらキスするよ?」

「ダ、ダメ! それは絶対にダメ!! 絶対に絶対に我慢して!!」

「俺のチンポとキスするのはいいのに?」

「あ……♡♡ あれはキスじゃないわよ♡♡ お、おちんちんにキスするのは、違うの♡♡♡」

「そっかぁ。じゃあ、俺がここでキスしちゃったら、本当にファーストキス貰うことになっちゃうね?」





由梨さんの鼻に俺の鼻をくっつけて、こすりあわせる。





「ひゃっ♡♡ 近い、近いわよぉ♡♡ 本当に、だめぇ♡♡」

「俺さぁ、さっきフェラチオしてもらったから由梨さんの唇の柔らかさ知ってるんだよねぇ」

「な、何言ってるのぉ……♡♡」

「唇がフワフワで、舌もねっとりしてて、すげぇ柔らかくて、気持ちよかったなぁ」

「や、やだぁ♡♡♡ そんなこと言わないでぇ♡♡♡」

「思い出したらマジでキスしたくなってきた……あー、由梨さんとキスできた俺のチンポが羨ましいわ」

「や♡♡♡ おちんちんのことは、言わないでよぉ♡♡♡」

「あー、もう、由梨さんの唇……」





れろぉぉぉ





俺は由梨さんの唇を丹念に舐めた。





「……ふぇっ♡♡ えっ♡♡ 今、えっ♡♡」





ワンテンポ遅れて由梨さんは自分のされたことに気がつく。





「ごめんごめん。でも、まだキスじゃないから」

「キ、キスじゃないって、でもぉ♡♡♡ 人の口、勝手に舐めるなんてぇ♡♡」

「大丈夫大丈夫、唇と唇がくっつかない内はキスにならないから」





れろぉれろぉれろぉぉ





俺は何度も何度も由梨さんの唇を舐めまわす。





「ん♡♡ んあっ♡♡♡ んんっ♡♡♡

(こ、こんなのおかしいわよぉ♡♡♡ キスじゃないって、滅茶苦茶よぉ♡♡♡ なんでこんなにエッチなのぉぉ♡♡♡)」





由梨さんの唇、その柔らかさをじっくりと口で貪る。





「ふぅ……由梨さんの唇、やっぱり滅茶苦茶良い……。もう我慢できないわ、ごめんね」

「え?」





俺は由梨さんの唇に唇を重ねて、思いっきり吸いつく。





ぶちゅうううううう





「ん!! んんん♡♡♡ んんんん♡♡♡♡

(ほ、本当にキスされちゃった♡♡ 私のファーストキス♡♡ こんな、無理矢理♡♡♡ 浩一君、信じてたのにぃぃ♡♡♡)」





俺は由梨さんの口に無理矢理舌を突っ込んで、かきまわした。





れろれろれろれろれろれろれろれろれろ





「ん♡♡♡ ん♡♡♡ れろっ♡♡♡ れろぉぉ♡♡♡

(だ、ダメ♡♡♡ 浩一君の舌♡♡♡ 追い出そうとしたら♡♡♡ 私の舌、絡まっちゃう♡♡♡♡ 気持ちいい♡♡♡)」





由梨さんも俺の舌に、舌を絡めてくれる。

俺は口の周りまでよだれまみれにして、由梨さんの唾液をたっぷりと味わって、彼女とのキスを全力で味わう。





れろぉ♡れろぉ♡ぬちゅっ♡ぬちゅっ♡♡れろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡♡





時に激しく、時にねっとりと、俺は由梨さんとのキスを楽しむ。

じっくりと楽しんでいるうちに、由梨さんも快感を覚えていることが舌から伝わってくる。





「ん♡♡ ん♡♡ んちゅ♡♡ んちゅうう♡♡♡

(キス♡♡♡ すごいよぉぉ♡♡♡ ずるい♡♡♡ ずるい♡♡♡ こんなの♡♡♡ 抗えないよおおお♡♡♡♡♡)」

「ん……はぁ……はぁ……」





俺は唾液で窒息しないうちに、由梨さんの唇から唇を離す。





「はぁ……♡♡ はぁ……♡♡ も、もぉ……♡♡♡ ダメって♡♡♡ ダメって♡♡ 言ったのにぃ♡♡♡ 私の、ファーストキスぅ♡♡♡」

「ごめんごめん、また我慢できなかったわ」

「うううぅぅぅ……本当に我慢する気あるのぉ?♡♡♡」

勿論無い。

「でも次の訓練がメインだからさ! そこで頑張るよ!」

「つ、つぎの訓練って……何を我慢するのぉ……?」

「セックス」

「え?」





■1日目(前)





『一番目の犠牲者(セックスフレンド)』





俺は由梨さんの股ぐらに手をあてがい、人差し指で割れ目をなぞり始める。





「んっ♡♡♡♡ だめっ♡♡♡ だめぇっ♡♡♡♡」

「挿入れる前にちゃんとほぐさないとダメでしょ?」





もっとも、絶頂を迎えている由梨さんの秘所は既にビチャビチャに濡れていた。





「そ、そうじゃなくてぇ♡♡♡♡ セックス♡♡♡ セックス、なんて♡♡♡ だめよぉ♡♡♡♡」





俺は由梨さんの大陰唇を、ヒダを、クリトリスを、その感触をじっくりと味わうようにゆっくりと割れ目をなぞり続ける。





「大丈夫大丈夫。頑張って我慢するから。できなかったらごめんね?」

「だめぇ♡♡♡ セックス♡♡♡ やめてよぉ♡♡♡」





もう少しで絶頂するかもしれない……というところで俺は愛撫を止めた。





「んぁっ♡♡♡ や、やめちゃうのぉ……♡♡♡」





絶頂を迎える直前で止められたもどかしさに、由梨さんは腰をくねくねとよじらせて必死に耐えようとする。





「そろそろ訓練の準備に入らないとね」





俺は由梨さんの膝を持ち、挿入しやすいように思いっきり開く。





「い、いやぁ♡♡♡ 開かないでぇ♡♡♡♡」

「おぉ、これが由梨さんの膣内(なか)かぁ……」





綺麗なサーモンピンクの入り口……その奥に、確かに膜が張っていた。





「やぁ……見ないでぇ……♡♡♡」





由梨さんは恥じらいながら、目に涙をためながら必死に訴える。





「あー、くそっ、由梨さんの処女膜……破ったら気持ちいいだろうなぁ」

「変なこと言わないでよぉ……♡♡♡ 本当に、本当にダメだからぁ……♡♡♡」





俺は太股と太股の間――由梨さんのお腹の上に、大きく堅く、挿入を待ちきれずに疼くペニスを乗せた。





「ああああ♡♡♡♡ そんな、おおきいの、入らないわよぉ♡♡♡」

「やってみなきゃわからないだろ?」

「な、なんでぇ……。浩一君のこと、信じてたのにぃ……。優しくて、良い人だって、思ってたのにぃ」





由梨さんは、とうとう涙をこぼした。

しかしその必死の訴えは逆効果で、俺はますます強く劣情をたぎらせた。

由梨さんを犯したい。このままレイプしたい。

それはきっと、想いが通じ合って恋人同士になってするセックスよりずっと気持ちいい……!!

そんな歪んだ確信が俺の中を埋め尽くした。





「ごめんな。俺はずっとずっと由梨さんとセックスしたかったんだよ」

「え? え?」

「手を出さなかったのは、単純にチャンスがなかっただけ」

「嘘。嘘。そんなこと言わないで」

「由梨さんみたいな綺麗でエロい肉体(からだ)した人と一緒にいて、欲情するなって方が無理……っ」





俺は剛直を秘所の上でぬるぬると滑らせた。

腰を前後させる度に、愛液がペニスにまとわりつく感触がたまらなく心地良い。

膣口に、クリトリスに、亀頭がひっかかる感覚が気持ちよすぎる。





「ああぁん♡♡♡ ダ、メッ♡♡ 我慢っ♡♡ 我慢してよぉ♡♡♡」

「あー、気持ちいい……。我慢って何を?」

「セ、セックス♡♡♡ セックス我慢して♡♡♡ お願い♡♡♡」

「わかったわかった。じゃあセックス我慢してレイプするね」

「え、や♡」





俺は亀頭を膣口にしっかりとあてがい、そのままゆっくりと突き進める。





ぬっっぷぅ……♡♡♡♡





「くぅ……きつっ……」

「あああ♡♡♡ いや♡♡ いやぁ……♡♡♡」





太い亀頭を膣にグイグイと締め付けられながら、俺は由梨さんの奥へと進入していく。





「くほぉ……あぁ……気持ちいいぃぃ……」

「んあああ♡♡♡ あああ♡♡♡」





由梨さんが快感に身をよじらせるほど締め付けはきつくなり、俺の男根は我慢がきかなくなる。

そして鈴口が膜に触れたその瞬間、俺はとうとう弾けた。





「気持ちよすぎるっ……もう、挿入れるっっ……!!」





俺のペニスは、膣の必死の締め付けに構わず一直線に、そのぬるぬるとした膣内を突き進んで最奥を力強く突いた……!!





「んんあああぁぁぁぁぁぁあああああ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」





その瞬間由梨さんの肉体(からだ)は大きく跳ね、剛直を受け入れる膣口からは大量の愛液を噴き出し、尿道からは黄色い小水をだらしなく失禁した。





「うおぉぉぉ……すげぇ、おしっこ漏らしてるっっ……」





内側に溜まったものを全て吐き出すくらいの勢いで放尿する由梨さん。

温かい水が俺のお腹にかかり、汚していく。

そのアンモニア臭が俺の劣情をさらにかき立てる。





「いやああぁぁぁぁ♡♡♡ ダメぇぇぇっっ♡♡♡ おし、おしっこがあぁぁ♡♡♡」





そして膣内の温かさ。ぬるぬるとした感触の気持ちよさ。きつい締め付け。

全てが俺を狂わせた。





ぱちゅっっ♡♡ぱちゅっっ♡♡ぱちゅっっ♡♡ぱちゅっっ♡♡ぱちゅっっ♡♡どちゅっっ♡♡ぱちゅっっ♡♡ぱちゅっっ♡♡どちゅっっ♡♡ぱちゅっっ♡♡





ズンズンとピストンし、由梨さんの膣奥を何度も突く。





「んああ♡♡ あああ♡♡ あああ♡♡♡ 抜いて♡♡♡ 抜いてよぉ♡♡♡ あああ♡♡♡」





快感に襲われながらも、由梨さんは必死で俺に訴えかけて行為を止めようとする。





「おかしく、なりゅっ♡♡♡ きもちいい♡♡ きもちいい♡♡

(すごい♡♡ すごいい♡♡ おちんちん♡♡ すごいい♡♡♡)」

「由梨さんも気持ちよくなってくれてっ、嬉しいよっ……絶対に最後までやるからなぁっ……!!」

「らめぇっ♡♡ らめっ♡♡♡ ずるいっ♡♡♡ ずるいっ♡♡♡

(きもちいい♡♡ きもちいい♡♡♡ きもちいぃぃ♡♡♡)」

「何がずるいのかな? ほらっ、言ってみてよっ」

「ずるいっ♡♡ ひ、ひきょう、らよぉっ♡♡♡ こんな♡♡ こんな♡♡ きもちいい♡♡ おっきい♡♡♡ おちんちん♡♡♡ すきになっひゃうっ♡♡♡ おひんひんん♡♡ すきに♡♡♡ なっひゃう♡♡♡

(おちんちん♡♡♡ おちんちん♡♡♡ おちんちん♡♡♡)」

「だったらたっぷり射精してやらないとなっ……!!」





雄としての幸福と使命感でキンタマがパンパンになる思いだ……!!

絶対に由梨さんに中出しする!! 由梨さんを妊娠させる!!!

羽崎さんにも見せてやりたかった!!

彼女の愛する由梨さんが俺に犯されて、処女を奪われて、よがり狂って、チンポに心を奪われるこの姿ッッ……!!!





「射精る、射精るぞっ!! 孕めっ!! 孕めっ!!!」





俺はピストンを速めて由梨さんの膣にラストスパートをしかける……!!





「らめっ♡♡ らめっ♡♡ なかっ♡♡♡ らめっ♡♡♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





「っっっっっっっっっっっっっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」





俺はとうとう由梨さんの子宮めがけて大量の精液を放ったっ!!





「くぁぁっ!!! き、気持ちいいぃぃっっ!!!!」





放尿するような凄まじい量と勢い精液!! 射精しても射精してもまだ止まらない……!!

物心ついてから何万回とした射精……その中でも間違いなく最高に気持ちいい脳からつま先まで痺れ狂うような射精ッッ!!!





「♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」





精液がどぷどぷと膣内を満たしていく!!

その感覚に身をよじり、涙を流して快楽に溺れる由梨さんが最高に可愛らしくて愛おしいぃ……!!!

そして、永遠に続くかと思われた射精もとうとう終わりを迎える……!!





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





俺は最後の一滴まで由梨さんの膣内を味わった。





「はーっ♡♡♡ はーっ♡♡♡ はーっ♡♡♡ はーっ♡♡♡」





息を切らして余韻に浸る由梨さん。

彼女の膣内に後ろ髪を引かれる思いをしながらも、俺はゆっくりとペニスを引っこ抜いていく。





ぬるぅぅ……♡♡♡





「っっ♡♡♡♡♡」





引き抜く動きだけでも、今の彼女にはかなり強い刺激なようだ。





ちゅぽん♡♡♡





「っ♡♡♡」





俺がペニスを抜くと、彼女の膣口からは粘性の白濁液がダラダラと溢れてきた。

彼女がだらしなく垂れ流した愛液、尿とまじって大きな水たまりを作っていく。

後でシーツを替えてあげなきゃな……とも思うがその前に、俺は横になり、愛しい彼女を抱きしめる。

未だに息を切らす彼女の肉体(からだ)、そのお腹を両腕で包み込む。





「ありがとう。すっごく気持ちよかったよ」

「い、いやぁ……♡♡♡ そんなこと、言わないでぇ♡♡♡」

「由梨も気持ちよかった?」

「いやぁ♡♡ いやぁ♡♡♡ 聞かないでよぉ♡♡♡

(こ、浩一君、いつの間にか呼び捨てになってる♡♡♡ 恋人みたい♡♡♡)」





由梨は恥ずかしがって、俺に背を向ける。

俺はそんな由梨を強く抱きしめる。長い茶色のおさげが肉体(からだ)と肉体(からだ)に挟まってこそばゆい、この感覚が心地よい。

そして俺は、彼女の下腹部を優しくさすってあげる。





「ここ、俺の子種が入ってるんだよ? 妊娠しちゃったかもねぇ?」

「それっ、言わないで♡♡

(どうしよぉぉ♡♡♡ あんな濃い精液♡♡♡ いっぱいの精液♡♡♡ 絶対妊娠しちゃってるよぉ♡♡♡)」

「お腹が大きくなったらみんなにバレちゃうね? 男と中出しセックスしたこと」

「や♡♡♡ いやぁ♡♡♡

(そんなの♡♡♡ そんなのバレたら♡♡♡ ダメぇ♡♡♡)」

「今の時代に自分の子宮で妊娠するなんてさぁ、おちんちんが大好きな変態だけだもんね? 由梨がエッチなことみんなにバレちゃうね?」

「やぁぁ♡♡♡ 言わないでぇぇ♡♡♡」





愛おしくて愛おしくて、俺は由梨の下腹部をさすり続ける。





「あぁぁ、本っっ当に嬉しいよ。俺が由梨を犯したこと、みんなが知ってくれるんだもね」

「そ、それぇ、言わないでぇ……♡♡♡」

「言わないでって、何を?」

「そのぉ♡ 浩一君に、犯されちゃったこと……♡♡♡」

「んー、どうして?」

「だって♡ だって♡ 恥ずかしいぃ……♡♡ レイプ……♡♡ されて♡ それで♡ こんな♡ 気持ちよくなっちゃうなんてぇ……♡♡」





どう考えても恥ずべきはレイプした俺の方だが、由梨が可愛いので従う他なかった。





「わかったわかった。他の人には俺と由梨がラブラブセックスしたことにするからね?」

「う、うん……♡♡♡

(ど、どうしよう……♡ いいのかな……♡♡ 浩一君、ひどい人なのに♡♡♡ 仲良くセックスしたなんて……♡♡♡)」

「それじゃあその代わり、俺の性奴隷(セックスフレンド)になってよ」

「え!?♡♡ セ、セ――」





俺は驚く由梨の可愛い耳を、はむっとくわえた。





「ひゃうっ♡♡♡」





そしてペニスを無理矢理由梨の太股に挟み込み、もう一度彼女の膣に、ぬるりと挿入した。





ぬぷぅぅぅ♡♡♡♡





「んああぁぁぁぁ!!???♡♡♡♡

(い、いきなり♡♡♡ また犯されてるっ♡♡♡)」





俺は先ほどよりは優しく、のんびりと膣を味わうようなピストンを始めた。





ぱちゅっっ♡♡ぱちゅっっ♡♡ぱちゅっっ♡♡ぱちゅっっ♡♡ぱちゅっっ♡♡





「お♡ お♡ お♡ お♡ だ♡ だめ♡ だめ♡

(また♡♡ また中出し♡♡ されちゃう♡♡♡)」

「ね、なってよ。俺の性奴隷(セックスフレンド)」

「なっ♡ な、る♡ なる♡ セックス♡♡ フレンド♡♡♡ 浩一君の♡♡♡ セックスフレンド♡♡♡ なる♡♡

(ああぁぁ♡♡♡ どうしよう♡♡ どうしよう♡♡♡ セックスフレンドになるって言っちゃった♡♡♡ 絶対にいけないことなのに♡♡♡ 悪いことなのにぃぃ♡♡♡♡)」





とうとう言わせた……!!

これで由梨が、正真正銘俺の性奴隷(セックスフレンド)に……!!





「ありがとうね。妊娠しまくって俺の子供産みまくるくらいに沢山セックスしようね」

「す♡ する♡♡ セックス♡♡♡ する♡♡♡ セックス♡♡♡ いっぱい♡♡♡ すりゅ♡♡♡

(ダメ♡♡♡ このままじゃ♡♡♡ 本当に♡♡♡ 妊娠♡♡♡ しちゃう♡♡♡ 避妊♡♡♡ できないぃ♡♡♡ お腹♡♡♡ 大きく♡♡♡ なっちゃう♡♡♡ おちんちん♡♡♡ 大好きって♡♡♡ みんなに♡♡♡ 知られちゃう♡♡♡ おちんちん♡♡♡ おちんちん♡♡♡ 気持ちいい♡♡♡ 気持ちいい♡♡ 好き♡♡♡ 好き♡♡♡)」





彼女の心も肉体(からだ)も俺のものになった、その悦びを心から噛みしめながら、俺は由梨の膣を存分に味わった。





■1日目(後)





『お風呂前のルーティーンといえば……パイズリフェラ!!!』





■1日目(後)

「はぁ……♡♡ はぁ……♡♡ 浩一君、気持ちいい?♡♡♡」





由梨の膣や口を散々楽しんだ俺は、由梨に乳で奉仕させている。

俺が椅子に座り、その前に由梨がひざまずく。

そして俺のペニスを、由梨のいやらしいデカ乳で挟み込んで、乳圧でしごいてもらう。そうだ、パイズリだ。





ぱにゅっ♡♡ ぱにゅっ♡♡ ぱにゅっ♡♡ むにゅっ♡♡♡





「あぁぁ、気持ちいいよ。すっごく。ずっと由梨にやってほしかったんだよ、これ」

「そんなぁ……♡♡ いやらしいわよぉ♡♡♡ れろぉ♡♡♡ んちゅう♡♡♡」





命じてもないのに、由梨はペニスを舐め、しゃぶった。

由梨がおちんちん大好きで、目の前にあるおちんちんを味わうことに我慢ができない証拠だ。俺のペニスは数度の射精でも衰える気配を見せず、ますます元気になっていく。





俺は由梨の頭を撫でながら、ふと時計を見る。





「そろそろお風呂の時間かぁ」





先ほど理事長からのアナウンスがあった。

お風呂はチーム全員で入るのが義務だという。

色々あって由梨と二人っきりになったが、お風呂の時間には歩美と志保にも思う存分いやらしいことをできるという意味だ。





それに後半組――沢井さんはまだしも羽崎さんと水谷さんは俺と仲が良くないから、合宿の間ずっと無視されて何もできない可能性があった。

しかし、お風呂の時間には強制的に一緒に過ごすことになる。

それなら絶対に犯せる。

犯してみせる。





「んちゅ……浩一君♡♡ お風呂楽しみなんだ……♡♡」





由梨は乳圧で俺のペニスをしごきながら、抗議の目を向けてくる。





「他の子にもぉ……れろぉ……♡♡ えっちなこと♡♡ するつもりでしょ……んちゅう……♡♡♡」





例え睨んでも、おちんちんが大好きなことを隠せない。

そんな由梨のお口がたまらなく気持ちいい。





「そりゃもちろん。性奴隷(セックスフレンド)は何人いてもいいからな」

「だめぇ……♡♡ 他の子は♡♡♡ だめぇ♡♡♡」

「ダメって言われても止まらないからな~?」





突然、ドアがトントンとノックされる。





「あ、あの……浩一君と、倉木さん……その、一緒に、お風呂……」





聞こえてきたのは志保の声だ。





「開いてるから入って」

「ふえぇっ!?♡♡」





パイズリフェラを他の子に見られる。

不意の羞恥が由梨を襲った。





「お邪魔しま……ひゃっ♡♡ え、えええ♡♡♡」





片腕で胸を隠しながら扉を開けた志保の口が、好奇にニヤニヤと歪んだ。





「違っ♡♡ これは、んっ♡♡♡」





由梨の言い訳を俺はチンポで塞ぐ。





「違わないぞ。見ての通り、セックスしてるんだ」

「え♡ え♡ すごっ♡ すごいよぉ♡♡ ふへへ♡♡♡

(セックス♡♡ セックス♡♡ 本物のセックス♡♡♡)」





志保は嬉しそうに駆け寄ってきて、しゃがんで至近距離で観察を始めた。

デカ乳輪と陥没乳首を隠すことも忘れて、おやつを前にした犬のようにお座りの姿勢でよだれを垂らしている。





「ほら、由梨。ちゃんとパイズリして。お風呂の前にちゃんとイかないと」

「う、うん……♡♡ れろぉ♡♡♡

(うぅぅ……♡♡ 人に見られながら、こんなエッチなことぉ♡♡♡)」





由梨は恥ずかしがりながらも、健気にパイズリフェラを再開した。





ぱにゅっ♡♡ ぱにゅっ♡♡ んちゅっ♡♡ もにゅっ♡♡ むにゅっ♡♡♡





「ふぇぇ♡♡ ふへへ♡♡ すごい♡♡ すごい♡♡♡ パイズリ♡♡ パイズリフェラ♡♡ ふへへへへぇぇぇ♡♡♡」

「由梨は俺の性奴隷(セックスフレンド)になったからな。これからは毎日セックスするぞ」

「ふへっ♡♡♡ そ、そうなんだぁ♡♡♡ すごいぃ♡♡♡ え、えっちだよぉぉ♡♡♡ ふへへぇぇ♡♡♡」





志保は右手で自らの女性器を擦ってオナニーを始めた。

自分の肉体(からだ)を見られたり触られたりするのはいっちょ前に恥ずかしがる癖に、性欲を押さえることは全くできていない。

理性が猿みたいで可愛かった。





「志保も俺の性奴隷(セックスフレンド)になるんだぞ」

「う、うん♡♡ ふへっ♡♡ え♡♡ えぇぇ!!?♡♡♡」





突然性欲を向けられた志保は、慌てて両腕で胸と性器を隠した。





「んちゅっ♡♡ れろぉ♡♡♡ んちゅうう♡♡♡」





ぱにゅっ♡♡ ぱにゅっ♡♡ もにゅっ♡♡ むにゅっ♡♡♡ ぱちゅっ♡♡ ぱちゅっ♡♡♡





俺の射精感を感じ取ったのか、由梨はますます乳を揺さぶり舌で舐め回す速度を速めた。

志保という極上のオカズを視姦したことも加わって、俺のペニスは限界にすぐそこまで近づいた。





「あー、ヤバイっ! もう射精するっ!! このまま射精すぞ!!」

「んちゅううう♡♡♡ れろぉぉ♡♡♡ ぇろおおぉぉ♡♡♡♡ ちゅぷっ♡♡♡ ちゅぷううう♡♡♡♡」





由梨は俺の亀頭をくわえ込んで射精を受け止めにかかる。





「あ♡♡ 射精するんだ♡♡♡ すごい♡♡♡ ふへへへへ♡♡♡ ぼく射精見たい♡♡ 射精見たい♡♡♡ 見せて♡♡♡ ぼくに射精見せて♡♡♡ 射精♡♡♡ 射精♡♡♡ おちんちん♡♡♡ おちんちん♡♡♡」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッッッッッッッッッッ!!!!!!





「んん♡♡♡ んんん♡♡♡ けほっ♡♡♡ こほっ♡♡♡」





やはり由梨は射精を口だけでは受け止めきれず、ペニスを放してしまう。

そして行き場を失った精液は、由梨と……そして志保の顔に降り注ぐ。





「あ♡♡ 精液♡♡ 精液♡♡ すごい♡♡ すごい量♡♡♡ かけられてる♡♡♡ ぶっかけられてるぅぅ♡♡♡ 熱い♡♡♡ 熱いよぉ♡♡♡ 匂いっ♡♡♡ すごいっ♡♡♡ ふへへへへっぇぇぇ♡♡♡」





軽い3Pで興奮したペニスは、なかなか射精を終えてくれない。

志保は逞しく精液を吐き出し続けるペニスを凝視してだらしなくよだれを垂らす。





「すごい♡♡ すごい♡♡ おしっこみたい♡♡♡ おしっこみたいな射精♡♡♡ ぼくっ♡♡ ぼくっ♡♡ ふへへへへぇぇぇ♡♡♡」





一方の由梨は少しでも多くの精液を飲み込もうと、犬のように舌を突き出して顔で放精を受け止めた。





「んんん♡♡♡ ごくっ♡♡♡ んくっ♡♡♡」





今日処女を喪失したばかりだが、これが既に由梨の癖になっていた。

いやらしいメス達の顔を汚しながら、俺のオスはようやく長い吐精を終えた。

志保は興奮して、大喜びで自分の顔についた精液を指ですくって舐め取る。





「はっ♡♡ はっ♡♡ ふへへへ♡♡♡ 精液♡♡♡ んちゅう♡♡♡ 精液♡♡♡ 美味しいぃぃ♡♡♡

(変な味♡♡♡ 苦い味♡♡♡ えっちな味♡♡♡ こんなの舐めてたら、ぼく♡♡ ぼく♡♡ おちんちん♡♡♡ おちんちん舐めたくなっちゃうよぉぉ♡♡♡)」





当然、それは由梨も同様だった。





「んちゅうう♡♡♡ れろっ♡♡♡ れろっ♡♡♡

(うぅぅ♡♡♡ なんで私♡♡ こんなものを♡♡♡ 悦んで舐めてるのおぉぉ♡♡♡ でも美味しいよぉぉ♡♡♡)」





口の中で転がしながら、じっくりと味わう志保。

とにかく精液を沢山飲み込みたい、とばかりにどんどん飲精していく由梨。





■1日目(後)





『二人目にロックオン♡』





一通り顔にかかったものを舐め終わった由梨は、精液にまみれた俺のペニスを凝視する。





「(おちんちん♡♡♡ おちんちん♡♡♡ 綺麗にしなきゃ♡♡♡ お掃除しなきゃ♡♡♡♡)

んちゅうううううう♡♡♡♡♡♡」





そして俺のペニスに思いっきりしゃぶりつく。





「じゅぽおおおおお♡♡♡♡

(私ったら人前で、こんな♡♡♡ でも、やめられないよぉ♡♡♡)」





さながら掃除機のように中に残った精液を吸い出していく。





「くほおおおぉぉぉ……気持ちいいぃぃ……」

「お、お掃除フェラ♡♡♡ お掃除フェラだ♡♡♡ ふへへへへ♡♡♡

(これっ♡♡ ぼくもっ♡♡ ぼくも絶対しゃぶらせてもらえる♡♡♡ ぼくの番♡♡♡ 次はぼくの番♡♡♡ おちんちん♡♡♡ おちんちん♡♡♡ ぼくのおちんちん♡♡♡ 早くしゃぶりたいよぉぉ♡♡♡)」

「ちゅっぽん♡♡♡

(おちんちん♡♡♡ 美味しかったぁ♡♡♡)」





由梨にお掃除してもらった俺は椅子を降りて、お座りの姿勢で待っている志保に近づく。





「あ♡♡♡ おちんちん♡♡♡ おちんちんん♡♡♡ ふへへへへへへ♡♡♡

(しゃぶらせてもらえる♡♡♡ しゃぶらせてもらえる♡♡♡ フェラチオ♡♡♡ フェラチオ♡♡♡ 早くっ♡♡♡ 早くっ♡♡♡ 早くっ♡♡♡)」





そして……真っ黒に生い茂った志保の股ぐらに手を伸ばす。





ぬるぅぅぅ♡♡♡





「ひゃんんっっ♡♡♡♡ な、なんでぇぇ♡♡♡」





ぬるぬるで触るだけでも気持ちのいい志保のマンコを、俺は指全体で揉むようにまさぐる。





「うわぁ……こんだけ毛が生えてるのに全部べちょべちょじゃねぇか……どんだけ興奮してんだよ……」

「や、やぁぁ♡♡♡ やだぁぁ♡♡♡ 触らないでぇぇぇ♡♡ ぼくの♡♡♡ ぼくのおまんこぉ♡♡♡」

「無茶言うなよ。触るしかないだろこんなドスケベまんこ」

「やぁっ♡♡♡ やぁっ♡♡♡ 恥ずかしいよぉ♡♡♡」





両腕で大きな胸を抱きしめながら必死に耐える志保。俺はその背中を優しく撫でながら囁く。





「ほら、そのデカ乳も早く触らせろよ。気持ちよくしてやるから」

「やぁん♡♡♡ 恥ずかしい♡♡ だめぇ♡♡♡」

「ワガママだなぁ……。志保は俺の性奴隷(セックスフレンド)なんだから、ちゃんと言うこと聞かなきゃダメだろ?」

「えっ♡♡ 違っ♡♡ ぼくっ♡♡♡

(な、なんでぼくまで浩一君のセックスフレンドに!?♡♡ 浩一君、やっぱり怖いよぉ♡♡♡)」

「そうかそうか。つまりあれだな。志保はセックスよりもレイプの方が好みなんだな?」





俺は秘所をかき回す手を早く、だけど優しく、志保に多量の快感を与えるべく撫で回した。





「んあぁあ♡♡♡ 違っ♡♡ 違っう♡♡♡ んあぁ♡♡♡ んほぁ♡♡♡

(浩一君♡♡♡ 怖い♡♡♡ 怖い♡♡♡ ぼくのこと♡♡♡ 犯す気なんだ♡♡♡ 絶対犯される♡♡♡ 絶対犯される♡♡♡ レイプされる♡♡♡ レイプされちゃう♡♡♡ セックスフレンドにされちゃうよぉぉ♡♡♡)」

「どう? ちゃんと気持ちよくなってる? オナニーとどっちが気持ちいい?」

「こっち♡♡♡ こっちぃ♡♡♡ 気持ちいい♡♡♡ 好き♡♡♡ 好きぃ♡♡♡

(すごい♡♡♡ すごい♡♡♡ こんな♡♡♡ こんな手マンされたら♡♡♡ オナニーじゃ満足できなくなっちゃうよぉぉ♡♡♡)」





志保は大量の熱い愛液を俺の掌に吐き出す。





「おっ♡♡ おっ♡♡♡ おぅっ♡♡♡」





それだけでは飽きたらず、俺の掌をトイレ代わりにして、はしたない放尿を始める。





じょろろろろろろ……





「おっ♡♡♡ ごめん♡♡♡ ごめんなさい♡♡♡ おっ♡♡♡ おしっこ♡♡♡ おしっこ♡♡♡ 止まんないぃぃ♡♡♡」

「まったく行儀のなってないメス犬だなぁ……。おしっこはトイレでするって習わなかったのか? 由梨、タオルとって」

「う、うん……」





由梨は床に吐き出された尿を、俺はびちゃびちゃになったおマンコを、それぞれ拭いてあげた。





「ほっ♡♡♡ おほっ♡♡♡」

「拭いてるだけなのに気持ちよくなってるんじゃないぞ? ちゃんと躾てあげなきゃダメだなぁこの子は」





しっかり拭き終わった俺は、志保を立ち上がらせる。





「ほら、とりあえずお風呂に行くぞ。もうそろそろいい時間だしな」





志保が来た時点では、理事長から指定されたお風呂の時間までまだそこそこの余裕があった。





「俺のちんぽに会いたくて早めに来たんだろ? このスケベ女が」

「う、うん……♡♡♡」





俺は志保のだらしないデカケツをひっぱたく。





ピシャン!!





「ひぃぃん♡♡♡」





そして触り心地のいい柔尻を、丹念に揉み込む。





「お風呂でしっかり犯してやるからな?」

「う、うぅぅ……♡♡♡ だめぇ……♡♡♡

(や、やっぱりぼく、犯されちゃうんだ……♡♡♡ もうすぐ犯されちゃうんだ……♡♡♡ どうしよう♡♡♡ どうしよう♡♡♡ どうしよう♡♡♡ これから毎日犯されちゃう♡♡♡ セックスフレンドにされちゃう♡♡♡ 肉便器にされちゃう♡♡♡ 妊娠させられちゃうよぉぉ♡♡♡)」





由梨・志保と三人でお風呂で向かう道中、いつもの元気な声が聞こえてきた。





「浩一ーっ!!♡」





歩美は真正面から勢いよく俺に抱きつく。歩美のすべすべの肌に押し込まれた勃起チンコが心地いい。





「お風呂♡ お風呂♡ お風呂で洗いっこしよ♡」

「そうだな~。綺麗にしような」





俺が頭を撫でてやると、歩美は気持ちよさそうに身をよじった。

『洗いっこ』……聞いただけで心の弾むようなフレーズだ。





でも、それだけで済むわけがないんだよなぁ。

歩美はそのことをわかっていない。それが余計に俺を興奮させた。





「あ、あの……あんまりいやらしいことは、その……」





由梨は俺の邪な本心に気がついている。当然のことだ。

いくら自分が墜とされても、他の子まで毒牙にかけられるのは忍びないのだろう。

俺は由梨の、形のいいデカ尻を思いっきりひっぱたく。





「ひゃんっ♡」

「大丈夫大丈夫、悪いようにはしないから」

「わ、悪いようにって……♡」





そして痛みをケアするように撫で回してやる。





「ひゃうぅぅぅ♡♡」





すると、ペニスに突然ぎゅっと圧力がかかった。

歩美だ。歩美が小さなかわいい手で俺のペニスを一生懸命握りしめていた。

その顔は不満げに膨れている。





「浩一~。由梨ちゃんもいいけどあたしと遊んでよ~」

「ごめんごめん」





ぷっくりと怒りながら、歩美はペニスを軽くこすってくる。柔らかな手の感触がたまらなく気持ちいい。

横では羨ましげな目で志保がそれを見てくる。





「このチンコも今日はあたしが洗ってあげるね♡」

「そうか~。じゃあお返しにおマンコを洗ってやらないとな」





俺はフライング気味に歩美の秘所に手を伸ばし、淫核を指先でくすぐる。





「ひゃっ♡ ばーか♡ 変態♡」

「もうっ! 早く行くわよ」





由梨は俺の背中をぐいぐいと押した。





■1日目(後)





『穴まで綺麗にしてやろう!!!』





俺達は脱衣所に到着した。

常に裸で『脱衣』もへったくれもないのだが、便宜上そう呼ぶ他ない。

ここなら身体を隠すバスタオルがあったりして……と思ったが、最低限の小さいタオルしかなかった。

(どっちにしろ、肉体(からだ)を隠すのは理事長が禁止して阻止してくるだろうが)





俺はまぁ構わないが、髪の長い女子は拭くのも大変だろうな。

そんなことを考えながら、ふと志保を見る。

志保は壁を向きながら、長くてボサボサの髪をかきあげて備品のヘアゴムで一つに束ねようとしていた。

壁を向いているのは、俺にいやらしい陥没乳首を見られないようにするためだろう。





それにしても、女性が髪をまとめている姿というのは妙な色気があるものだ。

普段は見えないうなじも、ヘアゴムをくわえる口も、俺の情欲をどうしようもなくかき立てた。

俺は近くで見たくて、志保にそっと近づく。そして、こっそりとじろじろ見つめる。

ボサボサの長い髪は本人としても扱いづらいのだろう。まとめるのに割と時間がかかっているようだ。





大きく開かれた綺麗な腋も、もたもたして焦る表情も魅力的だったが……俺は単純にスケベだ。

薄いベージュ色の、大きな乳輪。いかにもいじってほしそうな、いやらしい陥没乳首。猫背で下向きになった大きすぎる乳房。

お風呂に入る前に、一旦いじってやらないと気が済まなかった。

志保が髪を束ね終わった頃を見計らい、俺は悪戯を決行した。





「だ~れだ♪」





志保のデカ乳を後ろから鷲掴みにしてやる。





「ふぇぇ!? こ、浩一君!?」

「正解! じゃあご褒美に気持ちよくしてやるな」





俺は志保のデカ乳をねっとりと揉み始める。手にのしかかる重量感、張り付いてくる肌、俺を悦ばせるために育ったとしか思えない……!!





「や♡ ひゃあぁ♡♡ だ、だめ♡♡ だめだよぉ♡♡♡

(うぅぅ♡♡ や、やっぱり浩一君、本当にぼくのこと、犯す気なんだぁぁ♡♡)」

「志保に拒否権なんてないからな? ほら、ケツも出せよ……!!」





俺は少し腰をかがめて、志保のデカケツで俺の剛直を挟み込む。まるでホットドックみたいに。





「あ~、志保のケツ柔らかくて気持ちいぃ……」

「ひぃぃぃ♡ お、おちん、おちんちんが♡♡♡

(おちんちん♡♡ おちんちん♡♡ で、でも♡♡ ぼくのお尻使われちゃってる♡♡♡ ううぅ♡♡ 恥ずかしいよぉ♡♡♡)」

「ここもちゃんと洗えるようにしないとな~」





俺は乳の中心の凹みに人差し指を入れて、中の乳首をいじりまわす。





つぷっ♡





「お!?♡ おぉ!?♡♡ お♡ そこ♡♡ だめ♡♡ だめ♡♡

(本当に弱いのに♡♡♡ いじられたらダメになっちゃうのに♡♡♡)」

「ダメじゃないだろ! 勃たせなきゃちゃんと洗えないだろ!」





俺は志保の抗議を一切受け付けずに乳首をいじり続ける。

勃起前の柔らかい乳首を指先で押し込み、つつき、弄ぶこの感覚がたまらない。

抵抗感で肉体(からだ)がこわばっているのだろうか。志保のお尻がきゅっとしまって、ペニスを刺激して心地いい。





「ほら、勃たせてやるからちゃんと気持ちよくなれ!!」

「は♡♡ はひ♡♡ お♡♡ おほっ♡♡ お♡♡」





いじりまくって、刺激を存分に受けた乳首が、乳肉の中からぷっくりと顔を出した。





「うぉぉ……これが志保の乳首かぁ……」





乳輪と同じ薄いベージュ色で、乳輪に相応しい大きめの乳首。

あまりにもいじり甲斐がありすぎた。

俺は摘み、コリコリと弄ぶ。





「ひぃぃん♡♡ それっ♡♡ だめっ♡♡♡ んん♡♡♡」

「だから拒否権ないんだって。諦めろよ」

「も、もう浩一君!」





浴室の方から由梨の声が聞こえる。

先に入っていたが、俺と志保が来ないので引き返したようだ。





「変なことしてないで入りなさいよぉ!!」

「う~ん、まぁそうだな」





俺は大人しく乳から手を離し、尻からペニスを離す。





「ふ、ふぇ?♡

(イ、イくまで続くのかと思ってた……♡)」

「どうしたんだ志保、お風呂に入るぞ」

「う、うん……♡」





俺は志保の腰を抱き、そっと耳打ちする。





「続きはお風呂でするからな」

「……っ♡♡」





そして彼女の太い腰を抱きながら浴室へ入った。





「あーっ、浩一また志保ちゃんにベタベタしてるぅ!!」





歩美は顔を可愛く膨らませて、俺に駆け寄り手を引っ張る。





「あたしと洗いっこするんでしょ! もーっ!!」





そして六つ並んだ鏡、その一つの前に俺を座らせた。

既に座って髪を洗っていたのが由梨。俺の後に座ったのが志保。

図らずも、俺は由梨と志保に挟まれる形になる。セクハラしやすそうな良いポジションだ。

それと、この浴室には何故か椅子がない。これは単純にミスなのだろうが、そのせいでしゃがんで肉体(からだ)を洗う他ない。

由梨と志保がお尻を突き出すその光景は、実にいやらしく気分が良かった。





「ほら、浩一♡ 洗ってあげるね~♡」





そう言って歩美はボディソープを手に取ると、日焼けとのコントラストが美しい白い胸やお腹に自ら塗りたくる。

いやが上にも期待感の高まる光景だ。





「はい、ぎゅ~っ♡♡」





そういって歩美は、後ろから抱きついてくる。





「おおぉぉぉ……」





歩美のスベスベの肌が俺の背中に密着する……。

なだらかな二つの膨らみがふにふにと気持ちいい。





「ごしごし~♡♡」





悪戯っぽい歩美の声。

その声とともに、歩美は肉体(からだ)を上下させる。





「ぅおおおおぉぉぉ……!」





柔らかくスベスベの歩美が俺の背中に密着し滑る。

歩美自身も刺激されているのだろう。すっかり勃起した小さな乳首が素晴らしく心地良いアクセントになってくれた。





「えへへ~♡♡ 気持ちいいだろ~♡♡」

「気持ちいぃぃ……」

「素直でいい子だね~♡♡」





歩美の金色のツインテールが揺れて、時々俺の体をくすぐる。それすらも気持ちよくて仕方なかった。

俺は興奮を押さえきれない。元より押さえるつもりもない。

俺はボディーソープを手に取り、両手に馴染ませると、そのまま由梨と志保の尻に手を伸ばす。

そして、手始めに優しく撫でる。





「ひゃぅ!!♡ こ、浩一君♡ いい加減にしなさいよぉ♡♡」

「ふぇっっ!!♡♡ ま、またぁ♡♡♡ ぼく、またエッチなことされてるよぉ♡♡♡」

「洗ってあげるだけだから、気にしないで」





そして、両方の中指でそれぞれの肛門を撫でていく。





「ぉっ♡♡ そこ♡♡ 本当に、ダメよぉ♡♡」

「ふへぇぇっ♡♡ ア、アナル♡♡ アナルい、いじんないでぇ♡♡♡」

「大事な場所なんだから、綺麗にしなきゃダメだろ?」





俺は丁寧に丁寧に二人の肛門をほぐしていく。





「もーっ! 今はあたしと遊ぶ時間でしょ!!」

「いいじゃん。歩美ともちゃんと遊ぶからさ」





ほぐして柔らかくなった二人の肛門、そこに中指がゆっくりと飲み込まれていく。





「おっ♡ おほっ♡♡ おぅっ♡♡」

「ふぇっ♡♡ ひぃっ♡♡ んひっ♡♡♡ んひっ♡♡♡」





下品で可愛らしい喘ぎ声を漏らす由梨と志保。

俺は二人を気持ちよくしてあげたくて、第一関節まで入った中指を出し入れしてあげる。





にゅぷっ♡♡ にゅぽっ♡♡ にゅぷっ♡♡ にゅぷっ♡♡♡





「おっ♡ おほっ♡♡♡ おっ♡♡ 浩一、君♡♡ だめっ♡♡ だめっ♡♡」

「ふへっ♡♡ ひっ♡♡ やめっ♡♡ てっ♡♡ やめてっ♡♡ よぉぅ♡♡♡」

「大丈夫大丈夫。ちゃんと綺麗にしてやるからな~」





二人の痴態を見ていると、俺の我慢も限界になる。

このお風呂で志保を犯してやると約束したが、その前に準備運動でもしておくか。

俺は指を二人のアナルから引っこ抜く。





ちゅぽん♡♡♡





「おっっ♡♡ はぁ……♡♡ はぁ……♡♡」

「ひぃっっ♡♡ ふーっ♡♡ ふーっ♡♡」





アナルを解放された二人は、快楽に身悶えて肩で息をする。





「歩美、俺は由梨の肉体(からだ)を洗ってあげるから、そのまま俺の背中を洗っててくれ」

「……ぇ!?♡」





突然予想外の宣言をされ、由梨は戸惑う。





■1日目(後)





『お風呂で♡ みんなの前で♡ 犯す!!!!!』





「もーっ! また他の子と遊ぶ!!」

「まぁまぁ、あとでちゃんと遊んでやるから」





俺はしがみつく歩美をおんぶしたまま由梨の背後に移動する。





「あ、あの、浩一君? 私は自分で洗えるから、その……」





抵抗する由梨は、茶色のおさげを解いて、眼鏡を外して、普段とは異なる新鮮な美しさがあった。

俺は改めてボディーソープを手に取り、両手に馴染ませ、そして由梨の綺麗な背中を撫でていく。





「ひゃっ♡♡ そ、そこも自分で洗えるからぁ……♡♡」

「遠慮しなくていいって」





すべすべの背中を、肩胛骨や背骨の位置を確かめるように丁寧に撫でたあと、俺は股の間に手を差し込む。





「ひっ♡♡ そこはっ♡♡♡」

「おマンコだよ」





そして、由梨の秘所を丁寧に丁寧に撫でてほぐしていく。





「浩一ー、どんだけエッチなの、もーっ」





歩美は俺の背中をまだまだ肉体(からだ)で擦り続ける。





「ほっ♡♡ ほっ♡♡ だ♡♡ だめ♡♡

(見られてる♡♡♡ 見られながら、こんなとこ♡♡♡)」





ある程度ねっとりと濡れたことを確認すると俺は由梨の秘所から手を放し、その背中に抱きつく――彼女の股の間からペニスが出てくるよう、位置を調整したうえで。





「わ♡ わ♡」





想定外の行動だったか、由梨は戸惑う。股の間から出てきたペニスに驚く。

俺はペニスの位置を更に調整し、その先端を由梨の秘所にあてがう。





「――え♡ うそっ♡ やっ♡ 待っ」





ぬぷぅぅぅぅ……♡♡♡





俺の剛直は由梨の中にゆっくりと侵入していく。





「んっっっ♡♡♡ っっっ♡♡♡ んっっ♡♡♡♡♡

(なんで♡♡♡ いきなり♡♡♡ こんなとこでぇ♡♡♡)」





他の子に見られている恥ずかしさからだろう。由梨は必死に口を押さえて、声を我慢する。





「よーし、それじゃあ前も洗っていくからな~」





俺は腰をゆっくり、ねっとりと動かしながら、由梨の巨大な胸を両手でこねるようにじっくりと揉みほぐしていく。





「だからー! 他の子のおっぱいばっかり触らないでよ、もーっ!」





歩美は背中を洗うことも忘れ、ただただ抱きつきながら怒ってくる。

ヤキモチを受けながらの抱きつきは、それだけでなかなかの気持ちよさだ。

そして、歩美は俺が由梨を犯していることに気がついてはいなかった。





「……え?♡ え?♡」





その一方で、目敏いのが志保だ。

目の前で行われる生セックスにこのスケベが気がつかないはずもない。





「え♡ す、すごっ♡ ふへっ♡ ふへっ♡

(セックス♡♡♡ セックスしてるよね♡♡ これ♡♡♡ なんで??♡♡♡ なんでいきなり??♡♡ うぅぅぅ♡♡♡ 挿入ってるとこ見えづらい♡♡♡ もっとちゃんと見たい♡♡♡)」





よだれを垂らして、俺と由梨の痴態に夢中になっている。





「ん♡♡ ん♡♡♡ んんっっっっ♡♡♡

(恥ずかしい♡♡ 恥ずかしいわ♡♡♡ 浩一君♡♡ やっぱりひどい♡♡♡ 終わって♡♡♡ 早く終わってよぉ♡♡♡ こんな♡♡ こんな♡♡♡ 気持ちいいこと♡♡♡)」





口を押さえて必死に我慢する由梨が可愛くて仕方ない。

俺はそんな由梨の可愛さを愛でながら、膣内の気持ちいい締め付けをじっくりと味わう。





ぬぷぅ……♡♡ ぬぷぅ……♡♡ ずちゅっ……♡♡ ぬぷぅ……♡♡ ぐちゅっ……♡♡





そして両手で由梨の乳を揉み、撫で、摘み、滑らせ、更なる快楽を与えていく。





「んんん♡♡♡♡ んんん♡♡♡♡ んんんんん♡♡♡

(だめぇぇ♡♡♡ おちんちん♡♡♡ きもちいい♡♡♡ おっぱい♡♡♡ きもちいい♡♡ イっちゃう♡♡ イっちゃう♡♡♡ おふろで♡♡♡ みんなのまえで♡♡♡ イっちゃ♡♡ う♡♡♡)」





志保はいつの間にか、床に寝そべって俺と由梨の結合を凝視していた。それだけに飽きたらず、自ら秘所を撫でてオナニーを始めている。

デカ乳を床に押しつけ潰しながら、よだれを垂らしながら、恥も外聞もなく人のセックスを必死に覗いて自慰にふけるその姿は性欲に支配された浅ましいメスブタとしか言いようがなかった。





「はーっ♡♡ はーっ♡♡♡ す、すごい♡♡♡ すごいよぉ♡♡♡ ふっふへへへへへぇぇぇぇ

(おちんちんが♡♡♡ おちんちんがおマンコに♡♡♡ 入ってる♡♡♡ 出てる♡♡♡ 入ってる♡♡♡ 出てる♡♡♡ セックス♡♡♡ セックス♡♡♡ 本物のセックス♡♡♡ 気持ちいい♡♡♡ 絶対に気持ちいい♡♡♡ あれ絶対に気持ちいいよぉぉぉ♡♡♡♡♡)」





大丈夫、すぐにお前にも同じことをしてやる。





「ん♡ ん♡ ん♡ ん♡ ん♡ ん♡ ん♡ ん♡

(あ♡ もう♡ だめ♡ イく♡ イく♡ もうイくっ♡♡ すぐイくっ♡♡♡)」





声を抑えてもわかる。由梨はもう限界だった。

歩美に抱きつかれながら、志保に視姦されながら、由梨をじっくりとレイプする。

この贅沢な4Pもそろそろ終わりが近いようだ。

俺は由梨をすっきりさせてあげるため、膣奥を思いっきり突いてあげる。





「んんんんんんんんんんんんんんんんんん♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」





由梨の肉体(からだ)がびくんと跳ね、ねっとりとした膣がぎゅっとペニスを締め付ける。

その圧力が俺の限界も促した。





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!





俺は由梨の気持ちよさをじっくり味わいながら、普段よりもゆっくりと、それでも大量の濃い精液を膣内に吐き出していく。





「あーっっ……そろそろ肉体(からだ)もちゃんと洗えたかな。シャワーで流すね」





由梨は口を塞いだままコクコクと頷く。

俺はシャワーヘッドを手に取り、お湯で由梨を洗い流してあげる。





「ふぅーっ……」





その間も、俺は長い射精をゆっくりと楽しんでいた。





「♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

(こ♡ この射精♡ いつおわってくれるのぉ♡♡♡ あつくて♡♡♡ きもちよくて♡♡♡ おかしくなるぅ♡♡♡♡♡♡)」





ドクドクと精液を送り込むチンポに興味津々なのだろう。志保はまだ無様によだれを垂らし、床に這いつくばっていた。





「ふっ♡♡ ふへっ♡♡♡ ふへへぇぇぇっっっ♡♡♡♡

(中出し♡♡♡ 中出ししてる♡♡♡ 膣内で射精♡♡♡ 射精してる♡♡♡ ぼ、ぼくのおマンコ♡♡♡ ぼくのおマンコに♡♡♡ あんな風に出されたら♡♡♡♡ 絶対気持ちいい♡♡♡ 絶対気持ちいい♡♡♡ 絶対気持ちいいよぉぉ♡♡♡♡)」





結合し、射精しながら由梨の肉体(からだ)に付着した泡を流していく。

泡も、俺の精液も、そろそろ終わりが近いようだ。





「あーっ……そろそろ流し終わったかな……っ!!」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





最後の一滴まで由梨の膣内をじっくり味わう気持ちの良い射精が終わった。





「じゃあ由梨、俺は離れるからね?」

「……♡♡」





由梨はまだ口を押さえたまま、コクコクと頷いた。

俺はゆっくりと、由梨の膣内からペニスを引っこ抜く。





ぬぷぅぅぅぅ……♡♡♡♡♡





「……!!!!!♡♡♡♡♡♡」





ペニスが完全に膣から離れるその時まで、由梨は口を押さえて必死に快楽の声を耐えた。

人前で精液をおマンコから垂れ流すのが恥ずかしいのだろう。口から手を放した由梨は、今度は下の口を必死に押さえている。





「はーっ♡♡♡ はーっ♡♡♡」





心の準備もできず、突然人のいる前で犯されたせいだろう。由梨はすっかり放心状態だった。

俺は由梨の肩を持って、そっと壁に寄りかからせる。

そして、俺の股間には愛液をべっとりと纏ったペニスが残された。

テラテラと光るそれを、物欲しそうな志保に向ける。





「おっ♡♡♡♡♡」





生セックスを終えたばかりのチンコを見せつけられて、志保は露骨に悦びの声をあげた。

このままお掃除フェラをさせるのも勿論いい。でも、せっかく一緒にお風呂に入ってるのだからもう少し丁寧に運ぶのもいい。





「志保、俺のちんぽ洗ってくれるか?」

「!!♡♡♡♡ あ♡ 洗う♡♡♡ ぼく洗う♡♡♡♡ ふへへへへ♡♡♡♡」





志保は慌てて起きあがり、ボディーソープを手に取って錯乱したように何度もポンプを押す。





■1日目(後)





『二人目のターゲット……確定!!』





「ちょ、ちょっと!! チンコはあたしが洗う約束!!」





相変わらず後ろから抱きついたままの歩美が抗議の声を上げる。





「いいじゃん。志保が欲しがってたから――」





突然、俺のペニスに何かが絡みつく。





「おっっ!!??」





志保の両手だ。





「ふっ♡♡♡♡ ふへへへ♡♡♡♡ おちんちん♡♡♡ おちんちんだぁ♡♡♡ おちんちん♡♡♡」





志保の手はペニスをただ握るだけではなく、指を複雑に、蠢く触手のようにペニスに絡ませてくる。

愛液とボディソープのぬるつきが相まって、本当にタコにでも襲われているような快感がペニスを走った。





「くぉぉ……すげぇテク……」

「す、すごい♡♡♡ すごいよぉ♡♡♡ こ♡♡♡ このおちんちん♡♡♡ ふへっ♡♡♡ 大きすぎるよぉ♡♡♡ りょ、両手♡♡♡ 両手で握ってるのに♡♡♡ にっ、握りきれないよぉぉ♡♡♡ ふへへへへ♡♡♡」





志保はただただ一心不乱にペニスの感触を楽しむ。

亀頭、竿、玉、陰毛に至るまでペニスの全てをここで味わい尽くしたいと必死に貪りつく。





「おちんちん♡♡♡ おちんちん♡♡♡ おちんちん♡♡♡

(す、鈴口撫でて♡♡♡ 裏筋なぞって♡♡♡ カリ首も撫でて♡♡♡ もっと♡♡♡ もっと♡♡♡ おちんちん♡♡♡)」





しかし、攻撃に必死になりすぎて防御を疎かにしている。

あれだけ必死に隠していたいやらしい乳首が無防備にぶらさがっていた。

一生懸命チンコを洗ってくれている、そのお礼をしなければ……。

俺はボディソープを手に取ると、両手で志保の乳を鷲掴みにした。





「ひゃぅっ!!??♡♡♡♡ な、なに!!??♡♡♡」





そして、志保の手コキに負けじと俺も指を絡ませて志保の乳を、乳輪を、乳首を刺激していく。





「おっ♡♡♡ おほっ♡♡♡♡ おおおお♡♡♡♡

(おっぱい♡♡♡ おっぱい触られてる♡♡♡ 痴漢♡♡♡ 痴漢♡♡♡ また痴漢されてる♡♡♡)」





胸の快感に気を取られているのか、志保の手コキは露骨にペースを落とした。





「ほら、チンコ洗うの忘れてんぞ。仕事サボるなよ」





俺は乳首を指先でカリカリして反省を促す。





「おおおお♡♡♡♡ ご♡♡ ごめんなひゃい♡♡♡ きれいに♡♡♡ きれいにしまひゅ♡♡♡

(おちんちん♡♡♡ きれいにしないと♡♡♡ おちんちん♡♡♡)」





ハァハァと息を切らしながら、触手のようなスケベ丸出しの手コキ再開する志保。

愛撫する悦びとされる悦び、その両方で錯乱する彼女の荒い吐息がペニスにかかるのが気持ちいい。

この快楽の渦に、俺の限界はすぐそこまで来ていた。負けていられない。

俺は親指、人差し指、中指、三本の指で志保の乳首を撫でるように摘むように絡め取り刺激していく。





「おっっっっっっっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」





志保の肉体(からだ)がビクンと跳ね、絶頂を迎える。

蠢く志保の手に刺激され、俺が限界を迎えたのはそのすぐあとだった。





「くっっっっ!!! 射精るっ!!!!」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!





勢いよく放たれた精液は、志保の顔へ真っ直ぐと飛んでいき彼女を白く汚していく。





「おっ♡♡♡♡ 射精♡♡♡ 射精♡♡♡ 精液来てる♡♡♡ 精液精液精液♡♡♡♡♡♡」





彼女は荒ぶるペニスを握り、発射角度を調整し、なんとか自分の口にできるだけ多くの精液を取り込もうと必死に口を開けて狙いを定める。

それでも量が多すぎて、顔にかかったり口から溢れたりと俺の精液は好き勝手に周りを汚す。





「うわ……♡♡ 射精……♡♡♡ 射精しちゃってる……♡♡♡ これ、これが射精なんだ♡♡♡ すごっ♡♡♡」





俺に抱きつく歩美は、生まれて初めて見る射精に感嘆の声をあげる。





「うぅ……ズルい♡♡♡ 志保ちゃんばっかりぃ♡♡♡」





そして、自分が射精させられなかったことへの不平を述べる。

志保を犯し終わったら、ちゃんと可愛がってやらないとな……。

大量の精液を口に含んだ志保は、嬉しそうに、だけど苦しそうにそれをころころと転がす。





「んん……♡♡♡ ん……♡♡♡

(うぅ、やっぱり美味しい♡♡♡ 変な味なのにやめられない♡♡♡)」





そしてそれを少しずつ飲み込んでいく。





「こくっ……♡ こくっ……♡」





飲精を楽しむ志保の代わりに、俺は自分のペニスに付着した泡を洗い流す。





「ふぅ……志保のおかげですっかり綺麗になったな」





泡をすっかり洗い流した頃、ちょうど志保も飲精を終えたところだった。

志保はド淫乱のメスブタだ。まだ飲み足りないに違いない。





「で、どうするこれ? せっかく綺麗にしたし、舐める?」





んちゅううううううううう♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡





俺の提案を聞くや否やペニスにしゃぶりついたのは――歩美だった!

いつの間に俺の背中から離れたのか、一瞬の隙を突いて俺のペニスをくわえこみやがった!!





「うおっ!! 歩美、おま、くほぉぉぉ……!!」





じゅぼっ♡♡♡ じゅぼっ♡♡♡ れろれろれおれおれろれろれろぉ♡♡♡ じゅぽおおぉぉぉぉ♡♡♡♡♡





とにかく強い吸引、乱雑な舌の動き、激しい口のストロークで無理矢理精液を搾り取ろうとするような歩美のパワータイプフェラチオは強力だった。





「あっ♡♡♡ ずるい♡♡♡ ずるいよぉ♡♡♡ それっぼくの♡♡♡ ぼくのおちんちん♡♡♡ ぼくのおちんちんなのにぃ♡♡♡」





じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっっ♡♡♡ じゅぽぉぉ♡♡♡♡ れろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろぉぉぉ♡♡♡♡





全く聞く耳を持たず、一心不乱にフェラチオを続ける歩美。

その目は――恨めしそうに俺を睨んでいた。

本当はもっと一緒に遊びたいのに、志保や由梨ばかり構っていた俺に対する言葉よりも雄弁な抗議だった。





「ん♡♡♡ れろぉぉ♡♡♡♡ んん♡♡♡ れろれろぉぉ♡♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっっ♡♡♡♡ んちゅううううう♡♡♡♡

(美味しい♡♡♡ チンコ美味しい♡♡♡ 好き♡♡♡ 好き♡♡♡ このチンコあたしの♡♡♡ このチンコあたしの♡♡♡ 誰にも渡さないんだから♡♡♡ 射精しちゃえ射精しちゃえ射精しちゃえ♡♡♡♡♡ 全部飲んでやる♡♡♡)」





駄々をこねる子供のような独占欲丸出しのワガママフェラチオは、俺のチンコにダイレクトな刺激を与えた。





「くぉっ……気持ちいいぞぉ……歩美ぃ……!!」





俺は歩美の頭を撫でてやる。

すると、歩美の顔がわずかに綻んだ。





「んちゅ♡♡♡ んちゅうう♡♡♡ れろれろれろぉぉぉ♡♡♡

(すごい気持ちよさそうな顔♡♡♡ 情けない顔♡♡♡ ちょっとかわいい♡♡♡ やっぱりこのチンコあたしのぉ♡♡♡♡)」





そして、心の中で決める……。

今から犯すのは歩美にする……!!

この可愛いワガママ娘に主従関係を叩き込んでやる……!!





俺の肉体(からだ)が歩美のもの、じゃない。

歩美の肉体(からだ)が俺のものなんだ。

性奴隷(セックスフレンド)としての自覚を心に刻みつけてやる……!!

そうと決まると、これから行われるセックスへの期待で胸がいっぱいになり、射精感が急速に高まってくる。





「射精(で)る……!! 射精(で)るぞ歩美!! ちゃんと飲めよ!!」

「んちゅううううううううう♡♡♡♡♡♡♡♡♡

(来るっ♡♡♡ 来るっ♡♡♡ 精液来るっ♡♡♡ あたしの精液♡♡♡ あたしだけの精液っ♡♡♡♡)」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!





「んんんんんちゅうううううう♡♡♡♡♡♡

(精液♡♡♡ すごい♡♡♡ 量すごい♡♡♡ 勢いすごい♡♡♡ おしっこされてるみたいぃぃ♡♡♡ 濃い♡♡♡ 味濃い♡♡♡ なにこの味ぃ♡♡♡ これっ♡♡♡ 本当にエッチな気分になっちゃうよぉぉぉ♡♡♡♡)

ごくっ♡♡♡ ごくっ♡♡♡ んごくっっ♡♡♡」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!





「んんんん♡♡♡♡ げほぉっ♡♡♡ ごほっ♡♡♡」





結局歩美の喉も俺の射精の勢いには耐えきれず、途中でチンコをこぼしてしまう。そして口からこぼれたチンコは尚も射精を止めることができず、歩美のこんがりと日焼けしたかわいい顔を白く塗りつぶしていく。





「あふっ♡♡♡ ひゃっ♡♡♡ これっ♡♡♡ すごっ♡♡♡」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!





歩美を外側も内側も散々に汚し、ようやく射精が収まった。





「うううう♡♡♡♡♡ 射精(で)すぎぃぃ♡♡♡」





歩美は顔についた精液を指にとり、くんくんと嗅ぐ。





「うへぇ♡♡ 変な匂い♡♡♡」





そして口に運び、舐めとってしまう。

俺は再び、歩美の口元にペニスを持って行く。





「ほら、尿道に残ったやつも全部吸い取るんだ」

「ちょ、ちょっと待、んちゅうう♡♡♡」





俺はペニスを歩美の口にぬるりと滑り込ませ、そして吸い取らせる。





「一度しゃぶった以上、最後まで責任を持ってしゃぶりつくすのがマナーだぞ」

「んちゅうう♡♡♡ あらひのフェラで♡♡♡ きもひよくなったくせに♡♡♡ んちゅううううう♡♡♡♡♡ ぷはっ♡♡♡」





多少口答えしつつも、命令通り歩美は尿道に残った精液を吸い尽くした。





■1日目(後)





『エッチごっこ♡(※ごっこではない)』





俺はシャワーからお湯を出す。





「じゃあ顔洗うからな~」

「ん~♡♡」





歩美の顔や髪に付着したベトベトをお湯で洗い流してあげる。

手で撫で取りながら洗ってあげると、歩美がなんだか犬みたいで可愛い。





「ぁ~♡♡」





一通り顔を洗ったあと、歩美は口を開けてシャワーを飲み始める。





「お行儀悪いぞ~?」

「べーっ♡」





歩美はいつも通りの悪戯っぽい笑顔で、舌を出して俺をからかう。

洗い終わった俺は改めて歩美に向き合い、肩を撫でながら謝罪する。





「歩美、洗いっこするって約束したのにちゃんと守らなくてごめんな」

「そ、そうだよぉ……♡♡♡ 大きいおっぱいに夢中になってエッチなことばっかりするんだもん♡♡♡♡」





俺は反省の意を込めて歩美の腋下をつかみ、親指で両乳首を転がす。





「ひゃっ♡♡♡ やっ♡♡♡ あぁん♡♡♡」

「これから気の済むまで、歩美の大好きなエッチをしてやるからな?」

「やっ♡♡♡ エッチじゃなくて♡♡♡ エッチごっこ♡♡♡ ただのごっこ遊びだからぁ♡♡♡」

「そうだったな。歩美のかわいいおっぱいはこんな風にいじっても全然エッチじゃないもんな?」





俺は親指を素早く動かして何往復も乳首を弾く。





「あ♡ あ♡ それいい♡♡ ヤバい♡♡♡」

「よし、じゃあ背中を洗うからとりあえずうつ伏せになってくれ」

「はぁい……♡♡♡

(うぅ♡♡ もうちょっと乳首いじってほしかったかも♡♡♡)」





歩美の肉体(からだ)を放すと、彼女は素直にうつ伏せに寝ころんでくれた。





「志保、順番変わっちゃうけど、ごめんな?」

「ふぇっ、順番って……?

(もしかして、もしかして、レ♡ レイプの順番……♡♡♡)」





うつ伏せになった歩美、その肉体(からだ)はやはり競泳水着の形に刻まれた日焼け跡と白い肌が美しいコントラストを描いていた。

特にお尻。ぷりぷりとした小ぶりの可愛いお尻が真ん中だけ白くなっているのは今すぐアナルをねぶり回したくなるような魅力があったが、俺はぐっと堪えて肩から順番に可愛がることにする。

俺はボディソープを両手に馴染ませ、肩から撫でていく。





「ん……♡♡♡ へへへ、気持ちいい♡♡♡」





歩美の綺麗な肉体(からだ)を、肌の滑らかさも骨の形もしっかりと確かめながら綺麗にしていく。

そして背中を洗うとき、悪戯心がムクムクとわき上がる。

背中の真ん中を、すーっ……と指先でなぞっていく。

くすぐったさに、歩美がぴくっと跳ねる。





「ひゃぁん♡♡ ちょっとー、やめてよぉ♡♡♡」

「このくらい良いだろ。これからもっとすごいエッチごっこをするんだぞ?」

「そ、そうだけどぉ♡♡♡♡」





丹念に背中を撫で、洗い、とうとうお尻に到達した。

これからこの、可愛いお尻を好きにできるんだ……。

そう思っただけで俺の胸は高鳴る。

徹底的に可愛がってやりたい、そんな欲望が心に満ちる。





「よーし、歩美。お尻を突き上げるんだ」





そう言って俺は彼女の腰を持ち上げる。





「えっ、い、いいけどぉ♡♡」





歩美は少し戸惑いつつも、俺の指示に従ってお尻を突き上げてくれた。

そうすると、はっきり見える。

歩美の大事な場所が。





「うぉぉぉ……歩美のアナル、ピンク色でめっちゃ綺麗じゃん」

「ちょっ♡♡ バカ♡♡♡ そんなとこ見ないでよぉ♡♡♡ 変態♡♡♡」





歩美はお尻を振って抗議してくるが、挑発にしかなってない。

ピンクの可愛いアナルが羞恥でヒクヒクと動く。

そしてその下には、当然歩美の一番大事な秘所がある。

毛の一本も生えていない、あどけなくぷっくりとした、ぷにぷにのそこ。

俺は二本の親指で、大陰唇の柔らかさを感じながら遠慮なく開かせてもらう。





「ひゃぁっ!?♡♡ ちょ、ちょっとぉ♡♡」

「おぉ……こっちも綺麗なピンク色。肉体(からだ)と同じで穴も小さくて……挿入れたらキツキツで絶対に気持ちいいな」

「そんなこと想像しなくていいの♡♡ バーカバーカ♡♡」





歩美は俺の手を振り払うべくお尻を振り、その度に俺の気持ちは高ぶる。





「でも、実際今からここに挿入(い)れるわけだしなぁ……。こんな可愛くて気持ちよさそうなマンコとセックスして処女膜貰えるなんてマジで最高だわ……!」

「バカ♡ 変な冗談言わないでよぉ♡♡ そんなデカチンコ入るわけないでしょ♡♡♡」

「挿入(はい)るとか挿入(はい)らないとかじゃなくて、挿入(い)れるからな? 絶対に挿入(い)れて中出ししてやる……!」

「い、いいから早く洗ってよぉ♡♡♡

(冗談だよね……?♡♡ まさかマジであたしとセックスしたいわけじゃないよね?♡♡♡)」





ご要望通り、俺は歩美の肉体(からだ)を堪能させてもらうことにした。

まずはぷりぷりのお尻から両手で鷲掴みにする。





「ひゃんっ♡♡♡」





小ぶりでもしっかりと柔らかくすべすべで……俺は小麦色と肌色の境目を意味もなくなぞって歩美をくすぐる。





「ひゃっ♡♡ もーっ♡♡」





そしてお尻の真ん中にある大事な穴を、皺の一本一本確かめるように指でなぞっていく。





「あっ……♡♡ それ、それヤバい♡♡♡」





そして、人差し指の先端を穴にあてがう。指の先っぽを少し滑り込ませただけで、アナルが締め付けてくるその感覚が心地良い。





「あ、あっ……♡♡」





ちょっと入れて、出して。ちょっと入れて、出して。じっくりほぐしていくと、第一関節が挿入るまでになった。





「あっ♡ それヤバい♡♡ それヤバい♡♡♡」

「ヤバいってどういう意味? 痛い? やめた方がいい♡♡」

「き、気持ちいいの♡♡ 言わせないでよバカ♡♡」

「わかったわかった。じゃあもっとやってやるな?」





俺は出し入れのペースを早める。





にゅぷ♡♡にゅぷ♡♡にゅぷ♡♡にゅぷ♡♡にゅぷ♡♡にゅぷ♡♡





「あふっ♡♡ あっ♡ あっ♡♡ ヤバい♡♡ ヤバい♡♡」

「もっと気持ちよくしてやるぞ?」





俺は親指を綺麗な縦筋にあてがい、割れ目を浅く指でほじる。





「あっっ♡♡ そこっ♡♡ やばっ♡♡」





既にぬらぬらと濡れているそこを、親指全体でかき混ぜるようになぞっていく。ぴょこっと勃起した淫核を弾く感覚が気持ちいい。





くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡





「おーっっ♡♡♡ やばっ♡♡ おふっ♡♡♡ おふっ♡♡

(ヤバいヤバい♡♡♡ キちゃうキちゃう♡♡♡ ガマンできないガマンできない♡♡♡)」

「どうだ歩美? 気持ちいいか~?」

「いいっ♡♡ いいっ♡♡ やばいやばい♡♡♡

(これ♡♡ 出る♡♡♡ このままだと出る♡♡♡ おしっこ出ちゃう♡♡♡ おしっこ出ちゃうぅぅ♡♡♡)」





俺は歩美に満足してもらえるよう、二穴攻めを更に加速させていく。





にゅぷ♡♡にゅぷ♡♡にゅぷ♡♡にゅぷ♡♡にゅぷ♡♡にゅぷ♡♡

くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡





「あ♡ あ♡ でる♡♡♡ でる♡♡ おしっこ♡♡ おしっこ♡♡♡あ♡♡ あ♡♡

(だしたい♡♡ だしたい♡♡♡ だしたらぜったいきもちいいぃぃ♡♡♡)」

「出していいぞ? 赤ちゃんみたいに情けないおもらししてみろよ」

「あーっ♡♡ あっ♡ あっ♡♡ ああ――っっっっ♡♡♡♡♡

(イく♡♡♡ イく♡♡♡ イく♡♡♡ イく♡♡♡)」





歩美の肉体(からだ)がびくんと跳ねた。





じょおおおおおおおおおおおおお♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡





歩美は遠慮なしに俺の手を放尿で汚していく。

おしめを変えてもらう赤子のように、気持ちよくなりたくて俺に身を委ねている証拠だった。

力の抜けた歩美の体重が、支える俺の腕にのしかかる。





「お~。沢山出てるなぁ」

「はーっ♡♡♡ はーっ♡♡♡ はーっ♡♡♡

(き、気持ちいぃ♡♡♡ イキション気持ちよすぎるよぉぉ♡♡♡)」





尿の勢いが次第に弱まり、ちょろちょろと出てくるそれも完全に収まったところで、俺は歩美の下半身についた泡を洗い流す。

そのついでに、お尻や脚を撫で回して肉体(からだ)の柔らかさを堪能する。





「よーし。これで綺麗になったな。じゃあ舐めるぞ」





俺はアナルに口を近づけ、舌を伸ばしてねっとりとねぶる。





れろぉぉぉ……♡♡♡





「んひぃっ♡♡♡ そ、そんなとこ舐めないでよぉぉ♡♡♡ 汚いよぉ♡♡♡」

「何言ってんだ。せっかく綺麗にしたんだから舐めるに決まってるだろ」





淫核がビンビンに勃起し、イったばかりで愛液まみれの膣にも舌を伸ばす。





「んぁっっ♡♡♡」





膣からアナルまで、アナルから膣まで、舌をストロークさせて何度も何度も丹念にねぶる。





「んんぁぁぁぁっっ♡♡♡ やばいよぉぉぉぉ♡♡♡♡♡」

「れろぉ……。歩美の穴は小さいから、俺のチンポを挿入れるためにはちゃんとほぐさないとなぁ」

「そ、そういうのはいいからぁ♡♡ ばかぁ♡♡♡

(じょ、冗談だよね……?♡♡ 本気じゃないよね……?♡♡ 本気で挿入れられたらあたし♡♡♡ あたし♡♡♡ おかしくなっちゃうぅ♡♡♡)」





俺はふと、隣にいる志保を見る。





「ふっ♡♡ ふっ♡♡ ふっ♡♡♡」





くちゅ♡ くちゅ♡ くちゅ♡





予想通り、可愛い顔で馬鹿みたいによだれを垂らしながらオナニーに耽っている。

こうなると、普段恥ずかしがって隠している大きめのいやらしい乳輪も乳首も丸出しにしちゃうから絶好の悪戯チャンスだ。

俺はひょいっと乳首を摘む。





「ふひゃぁっ!?♡♡♡」

「もうちょっとで本番だから楽しみにしてくれよな」





俺はこりこりと乳首をいじりつつ語りかけた。





「ふ、ふぇぇぇ♡♡♡

(あぁぁ♡♡♡ ま、またセックス見られるんだ……♡♡♡ う、嬉しいけどぉ♡♡♡ ぼくも絶対餌食にされちゃうよぉ♡♡♡)」





■1日目(後)





『エッチごっこ→本気のキス♡』





俺は志保をいじるのもそこそこに、改めて歩美に向き直る。

そして、歩美の肉体(からだ)を掴んでごろんと仰向けにする。





「えへへぇ……♡♡♡」





歩美はイきまくった気持ちよさで完全にとろけた笑顔を見せてくれる。

やんちゃな歩美をメスにできた、その悦びが俺の男根を余計に熱くする。

俺は高ぶる気持ちを伝えるため、歩美の唇に俺の唇を重ねる。

歩美の唇を貪りたくて、ついばみ、舐め回し、吸いついた。





んちゅう……♡♡♡ れろぉ……♡♡♡





「ん♡♡ んんん♡♡♡♡

(あれ……?♡♡ あたし、キスされてるぅ……♡♡♡ 気持ちいいぃぃ♡♡♡ キスってこんなに気持ちいいんだぁ……♡♡♡)」





歩美は俺の舌に舌を絡めて答えてくれる。

小さくて柔らかい歩美の舌が俺の舌を撫でる、その感覚がくすぐったくて心地良い。





「れろっ……♡♡♡ れろぉ……♡♡♡ んちゅっ♡♡♡

(キス♡♡♡ 気持ちいいぃぃぃ♡♡♡ 浩一とのキスぅ♡♡ 浩一と♡♡♡ 浩一と……!?♡♡♡)」





歩美は突然俺の両肩を、突き飛ばすようにパンと叩いた。





「うぉっ! どうした歩美!?」

「ど、どうしたって♡♡♡ キ、キスするのは違うじゃん♡♡♡ マジなやつになっちゃうじゃん♡♡♡ 浩一の馬鹿♡♡♡ 変態♡♡♡ 痴漢♡♡♡」

「俺は最初から最後まで本気だぞ?」

「もーっ♡♡♡ またそういうこと言う♡♡♡ これはただのエッチごっこなんだからぁ♡♡♡」

「歩美はキス、嫌だったか?」

「いっ、嫌じゃ、なかったけどぉ♡♡♡」

「気持ちよくなかった?」

「き……気持ちよかったわよぉ♡♡♡ いちいち言わせないでよぉ……♡♡♡」

「じゃあいいだろ」





俺は再び歩美の唇を奪った。





「ん……♡♡♡ んんっ……♡♡♡

(これ♡♡♡ これじゃあ本当のエッチみたいだよぉ♡♡♡)」





今度は歩美も素直に俺に身を委ねた。

俺とのキスを楽しむために、意識して舌を絡めてくれる。





「んちゅぅ……♡♡♡ れろぉ……♡♡♡ れろぉ♡♡♡ れろれろれろれろれろ♡♡♡

(あぅぅ♡♡♡ 浩一とのキス、気持ちよくてやめらんない♡♡♡ このままじゃ本当のエッチになっちゃうのにぃ♡♡♡)」





んちゅう……♡♡♡ れろぉ……♡♡♡ ちゅうぅぅぅ♡♡♡♡





思う存分唾液の交換を楽しんだところで、俺は唇を放す。





「それじゃあ次は前を洗っていくぞ」

「う、うん……♡♡♡ お願い……♡♡♡」





歩美の目は『気持ちよくしてほしい』と雄弁に訴えかけてくる。

俺はまずお腹を撫でる。

子供っぽい肉体(からだ)をしたあゆみだけど、腰つきは女性的な色っぽい曲線を持っている。こうやって撫でるとそれが実感できる。

おへそまで指でなぞり綺麗にしていく。





「あふっ……♡♡ くすぐったいよぉ……♡♡♡」

「大事な場所はちゃんと綺麗にしなきゃな。じゃあもっと大事なとこいくぞ~」





俺はあゆみの肉体(からだ)の上で手を滑らせ、お腹から胸まで撫で洗う。

なだらかな膨らみに手が沈み、小さな乳首が指に引っかかる感触が実に嬉しい。





ふにゅっ♡♡♡ ふにゅっ♡♡♡





「んっ……♡♡♡ 気持ちいい……♡♡♡♡」

「あーっ……。歩美のおっぱい滅茶苦茶かわいい……」





俺は指を使って、微かな膨らみを揉むように洗う。

その膨らみはどんなに小さくても立派な女性であることを主張してくる。俺の男性を激しく刺激してくる。

興奮を歩美にも伝えるべく、俺は人差し指で回すように両乳首をいじりまわす。





「あッッッ♡♡♡♡ すごいぃ♡♡♡ それ気持ちいいぃぃ♡♡♡」

「どうする? 舐めてほしい?」

「なっ♡♡♡ 変なこと聞かないでよぉ♡♡♡ 言わなくても勝手に舐めるくせにぃ♡♡♡」

「いいから、どうして欲しいか言ってみて」





俺は歩美の回答を促すべく人差し指で両乳首をカリカリといじる。





「んあぁぁっ♡♡♡ 舐めて♡♡♡ 舐めて♡♡♡ 乳首舐めてほしいぃぃ♡♡♡」

「仕方ないなぁ」





俺はお湯で歩美の泡を洗い流すと、待ちに待った小さい乳首にしゃぶりついた。





んちゅううううううううう♡♡♡♡♡♡れろれろれろれろれろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡♡♡♡ちゅぽっ♡♡ちゅぽっ♡♡♡ちゅぽっ♡♡♡





「んんんんん♡♡♡♡♡♡ あっ♡♡♡ あっ♡♡♡ あっ♡♡♡♡ んあぁっ♡♡♡ だめっ♡♡♡ だめぇっ♡♡♡♡

(気持ちいい♡♡♡ 気持ちいい♡♡♡ 好き♡♡♡ 好き♡♡♡)」





強く吸って、舐め回して、何度もキスして、甘噛みして、俺は歩美の乳首を存分に堪能する。

あまった乳首もガマンできずに手で揉み込み、指でいじりまわす。





「あっ♡♡♡ これ♡♡♡ またイく♡♡♡ またイく♡♡♡ もっとほしい♡♡♡ もっとほしいいぃ♡♡♡

(すき♡♡♡ すき♡♡♡ すき♡♡♡ すき♡♡♡)」





れろぉ♡♡れろぉ♡♡♡れろぉぉ♡♡♡





「んちゅっ……好きなだけイっていいぞぉ?」





んちゅうぅぅぅ……♡♡♡れろぉぉ♡♡れろぉぉ♡♡れろぉぉ♡♡れろぉぉ♡♡





「ぁっ♡♡ すごっ♡♡♡ あっあっ♡♡♡ すごっ♡♡♡ あっぁっぁっあっ♡♡♡ ぁあっ♡♡♡♡

(すき♡♡♡ すき♡♡♡ すき♡♡♡ すき♡♡♡)」





歩美の肉体(からだ)が大きく跳ね、膣口からは透明な液体が溢れ出た。





「んんんっっっっっっっ♡♡♡♡♡♡」





歩美の肉体(からだ)からはぐったりと力が抜ける。





「ふぅ……歩美の肉体(からだ)はもう準備万端って感じだな」

「ふーっ♡♡♡ ふーっ♡♡♡ ふーっ♡♡♡」

1日目終了記念で、明日は2話同時公開です!!

(1話目と2話目の文量バランスが悪いのは目をつぶってください)





■1日目(後)





『×エッチごっこ ○本気の中出しレイプ♡♡♡』





絶頂の余韻に浸って話の耳に入ってない歩美、その両脚を掴んで俺は大きく開いた。





「ふーっ♡♡♡ふーっ♡♡♡

(あれ……♡♡ なんか脚、開かれてる……?♡♡♡)」





脚の間にある膣穴、そこから溢れる粘液を見て俺のペニスは改めて歩美を犯せる悦びに震える。





「あ、あの……浩一君……?」





しかし、ふと俺を呼び止めるような声が聞こえる。

由梨だ。俺に犯されて絶頂のあまり放心状態だった彼女がようやく復活したようだった。

精液が溢れるのが余程恥ずかしいのか、その手は股ぐらを押さえたままだった。





「その、歩美ちゃんにもその、するのよね……?」

「するって、何を?」

「その、なんていうか……セッ、クスよ……♡♡」





由梨は股間を押さえる手をもじもじと動かす。





「うん。当然」

「だ、だめよぉ♡♡ そんな色んな女の子に、そんなこと♡♡♡」

「俺のちんぽ独占したいの?」

「そ、そうじゃなくてぇ♡♡♡ いけないわよぉ♡♡♡」

「大丈夫大丈夫。ちゃんと気持ちよくするから」





俺は歩美の腰を持ち、ぷにぷにとした膣口にペニスの先端をむにゅっと押しつけた。





「ひゃっ♡♡♡」





余韻に浸っていた歩美もそこで気がつく。

そして、自分の秘所に何を押しつけられているかまじまじと見つめる。





「ちょ♡♡ ちょっとぉ♡♡♡ 何やってんのぉ♡♡♡

(こ♡♡ これ♡♡ これ犯されるやつ!?♡♡♡)」

「何って、そりゃあセックスに決まってるだろ」

「うぅぅ♡♡♡ ふ、ふざけないでよぉ♡♡♡

(ヤバい♡♡♡ ヤバい♡♡♡ このままじゃ本当のエッチになっちゃうぅ♡♡♡)」

「だから本気だって。俺は最初から歩美を犯す気満々だったからな」





俺はペニスを更に押しつける。歩美の小さな膣口にはなかなか入らないが無理に押し込もうとはせず、スマタをするように大陰唇の上を滑らせてその柔らかさとぬめりと楽しんだ。





「あー……っ。擦りつけてるだけで気持ちいいわ」

「んっっ♡♡♡ う、嘘でしょ♡♡♡ 嘘って言ってよぉぉ♡♡♡

(これ♡♡ 犯される♡♡♡ このままじゃ犯される♡♡♡)」

「本気だって。俺はずっと歩美とセックスしたかったんだぞ?」

「えっ♡♡♡ ずっと、って♡♡ えっ♡♡♡

(嘘♡♡♡ 嘘でしょ♡♡♡ なんなのそれぇ♡♡♡)」





俺はペニスでぬめりを楽しみながら、胸の内を明かしていく。





「お前が抱きついてきたり、膝の上に座ったり……その度に俺はお前とセックスしたくて仕方なかったんだよ……!!」

「そっ♡♡ そんなぁ♡♡♡

(ヤバい♡♡♡ ヤバい♡♡♡ 本気で犯される♡♡♡ 本当にレイプされちゃう♡♡♡)」





ぬめりを楽しんでいるうちに膣も大分ほぐれてきた。

俺は挿入に移るべく、膣口に亀頭を突き立て、ねじ込みにかかる。そして、亀頭の半分くらいが膣口に入り込んだ……!!





ぬぷっ……♡♡♡





「あっっっ♡♡♡ やばっ♡♡♡ レイプ♡♡♡ レイプじゃんこれ♡♡♡ 謝るから♡♡♡♡ 謝るからぁ♡♡♡♡

(犯される♡♡♡ 犯される♡♡♡ 犯される♡♡♡ 犯される♡♡♡)」

「謝るって何を?」

「こ、浩一にベタベタしたこと♡♡ 浩一におっぱいとかお尻とか♡♡♡ 触られるの楽しかったの♡♡♡ 謝るからぁ♡♡♡」

「俺はむしろ感謝してるんだぞ? 歩美の肉体(からだ)触り心地がよくて……っ、最高で……ッ、毎日感触を思い出してシコってたからなっ!!」





話しているうちに亀頭が完全に入った!! 先っぽが温かいぬめりに包まれて気持ちよすぎる……!!





ぬぷぅぅぅ……♡♡♡





「いやぁぁぁ♡♡♡ ごめん♡♡♡ ごめんってぇ♡♡♡ やめてよぉぉ♡♡♡

(挿入ってる♡♡♡ ちんこ挿入ってるよぉ♡♡♡ なにこれぇ♡♡♡ 気持ちいいぃぃ♡♡♡)」





まだ亀頭だけだが、歩美は既に挿入される快楽に酔いしれていた。

志保は予想通り、すっかり俺達の行為に見入って自慰行為に耽っている。





「はぁ♡♡ はぁぁ♡♡♡ ふへへへぇぇ♡♡♡

(セックス♡♡♡♡ セックス♡♡♡ 今からセックス♡♡♡ 早く♡♡♡ 早くズンズンしてぇ♡♡♡)」





指が股を擦る水音が微かに聞こえてくる。

由梨は止めてくるかと思ったが……こちらも行為に見入っていた。





「はっ……♡♡♡ はっ……♡♡♡

(や♡♡♡ やだぁ♡♡♡ 止めなきゃだめなのに♡♡♡ こんなのだめなのに♡♡♡ 見てるだけできもちいいの思い出しちゃうぅ♡♡♡)」





俺の挿入を見つめる虚ろで熱い目つきから、俺に犯されたときのことを思い出しているように見えた。

かろうじて残った理性で自慰行為は我慢している様だが、股を押さえる手には明らかに力が入っていた。

いずれにせよ、こんなに可愛い女の子二人に見守られながら処女レイプできるなんて余りにも贅沢すぎる……!!





「二人も見守ってくれてることだし、安心して処女卒業しような……っっ!!」





もう少し進めると、歩美の膣穴は処女膜でささやかな抵抗をしてくる……。

だからこそ俺は歩美の最奥まで、一気にペニスを押し進める……!!

歩美の処女を完全に奪ってやる……!!





ぬぷぅぅぅぅぅぅ……っっっ♡♡♡





「んんあああぁあぁぁっぁぁぁぁぁぁぁっっぁぁぁ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

(うそ♡♡♡ うそ♡♡♡ 挿入ってる♡♡♡ 挿入ってる♡♡♡ なにこれ♡♡♡ なにこれ♡♡♡ きもちいぃぃ♡♡♡ おっきい♡♡♡ ふとい♡♡♡ すごい♡♡♡ すごい♡♡♡)」





挿入が終わっただけでも歩美の肉体(からだ)は絶頂して痙攣する。

歩美が俺のチンコで気持ちよくなっている、犯されてメスの悦びを感じている、その事実が俺の中のオスを高ぶらせる……!!

俺はもう我慢できなかった。

腰を全力でピストンして歩美の膣奥に俺の男根を何度も何度もぶつける!!





どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ ぶちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡





「おっ♡♡♡♡ おっ♡♡♡ おっ♡♡♡♡ んおぉっっっ♡♡♡ んあぁぁっ♡♡♡ あっぁっあっ♡♡♡♡♡♡♡

(れいぷ♡♡♡ れいぷ♡♡♡ れいぷされてる♡♡♡♡ ちんこ♡♡♡ ちんこ♡♡♡ ちんこ♡♡♡ ちんこきもちいぃぃ♡♡♡)」





歩美の熱くて小さな膣はギュウギュウに俺のペニスを締め付け、大量の精液を搾り取るべく力を尽くしてくる……!!





「あぁっっ、くそっ、歩美のマンコ気持ち良すぎるっっ!! 絶対に孕ませてやるっ、くそっ!!!」





どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ ぶちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ ぶちゅっ♡♡♡





「おっ♡♡♡♡ おっ♡♡♡ おっ♡♡♡♡ んおぉっっっ♡♡♡ んあぁぁっ♡♡♡ あっ♡♡♡♡ あっ♡♡♡ あっ♡♡♡♡

(きもちいい♡♡♡ きもちいい♡♡♡ きもちいい♡♡♡ きもちいい♡♡♡ おかしくなる♡♡♡ おかしくなる♡♡♡ おかしくなる♡♡♡ おかしくなるぅぅぅ♡♡♡)」

「気持ちいいかっ!? これから毎日こうやって犯してやるからな!!」

「はひっ!? おっ!? まい、にひっ!!? おっ♡♡ おっ♡♡♡ らめっ♡♡♡ らめっ♡♡♡

(ま、まいにちおかすなんて♡♡♡ ほんとうにおかしくなっちゃうよぉぉ♡♡♡ だめだよぉぉ♡♡♡)」





これから何度だって繰り返すことになる歩美とのセックス。

その記念すべき初めての中出しがすぐどんどん近づいてくる……!!

俺は更にピストンを加速させ、今まで以上のパワーで膣奥をガンガン突きまくる……!!





「ダメじゃないっ!! なんと言われようと絶対に犯しまくってやるっっ!! おらっ、射精(だ)すぞ!! 射精(だ)すぞっ!! 中にぃっ……!!!」

「おっ♡♡ おっ♡♡♡ おぁっ♡♡♡ おぅっ♡♡♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!





「んにゃぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっっっっっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」





俺の射精を膣奥で受けて、歩美は肉体(からだ)を大きくよじらせて絶頂を迎えた……!!!





「んあっ♡♡♡ んあっ♡♡ あっ♡♡ んあっ♡♡♡」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!





俺の射精はなおも止まらず、歩美の肉体(からだ)を内側から強く刺激し続ける。





「あぁーっ……!! 歩美の膣内マジできもちいぃぃ……!!」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!





「おーっ♡♡♡ おーっ♡♡♡ おーっ♡♡♡」





長い射精が、歩美の膣内を散々に攻め立ててようやく終わった。





「ふぅ……。歩美も気持ちよかったか?」

「♡♡♡♡♡♡♡♡」





歩美は言葉も出せず、無言でただコクコクと頷いた。

その表情はうっとりとした、メスの悦びに全身で浸り尽くした獣のようだった。

俺はちんこをゆっくりと動かして、歩美の膣の余韻をじっくりと味わう。





「あー、しばらく抜きたくねぇなぁ……」

「ふへへへへぇぇぇ♡♡♡♡ セックス♡♡♡ セックス♡♡♡ すごいよぉぉ♡♡♡ セックス♡♡♡」





俺と歩美の交尾をずっと隣で視姦していた志保は、やはりオナニーで股も指も床もベチョベチョにしていた。

俺はそんな志保の肩を抱き寄せる。





「ふへぇっっ♡♡♡」

「人のセックスでマンコぐちょぐちょにしやがって……!! 犯される準備はできてるみたいだな?」

「ふへっ、ち、違♡♡♡ だめ♡♡♡

(犯される♡♡♡ 犯される♡♡♡)」





志保を犯そうとする俺の腰、それに何かが絡みついて歩美の肉壷に押しとどめた。

歩美の脚だ。歩美の脚が俺の腰に絡みついて志保との性行為を止めにかかる。





「ちょっとぉぉ♡♡♡ このチンコはあたしのなんだからぁ♡♡♡」

「こらこら、ダメだぞ歩美。志保だって俺の性奴隷(セックスフレンド)なんだから」

「何がセフレよぉぉ♡♡♡ ドーテー捨てた途端に調子乗らないでよぉぉ♡♡♡」





そうだ、歩美は俺が由梨とセックスしていたことに気がついてないのだ。

俺の性奴隷(セックスフレンド)の一人、という自分の立場をちゃんと教えてあげないと。





「いや、いいか歩美――」

「あ、あのね、歩美ちゃん……」





俺の言葉を遮って由梨が口を開く。

そのときになって、俺も歩美もようやく気がついた。いや、由梨本人すら今気づいたようだ。

由梨の手が外れ、股から白濁液がドロドロと流れている。





「――あっ♡ これっ♡♡ やぁっ!!♡♡」





由梨は恥ずかしがって、改めて股を手で押さえる。





「ちょっ、ちょっとぉ♡♡♡ どういうことなのよこれぇ♡♡♡」

「見ての通り、由梨も俺の性奴隷(セックスフレンド)なんだよ」

「やっ♡♡ やぁぁ♡♡♡ あたしが初めてじゃないのぉぉ♡♡♡ なんなのよぉぉ♡♡♡」





歩美は怒りと嫉妬心、そして独占欲で俺の腰に脚を絡めて縛り付けてくる。





「あたしのなのにぃぃぃ♡♡♡」

「まったく……本当に歩美はワガママだなぁ」





俺は改めてペニスを深く突き刺し、そして膣先を亀頭でぐりぐりぐりぐりと刺激する。





「おっ♡♡ おおっっ♡♡♡ おっ♡♡♡」

「歩美の肉体(からだ)はもう俺のものなんだから逆らっちゃダメだぞ?」

「おっ♡♡♡ なにそれっ♡♡♡ おおっっ♡♡♡」

「こらっ!! 逆らうなって言ってるだろ!!」





俺はもう一度激しくピストンを始める。





どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ ぶちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ ぶちゅっ♡♡♡





「おっ♡♡♡ いうこときくっ♡♡♡ いうこときくからぁぁっっ♡♡♡」

「ダメだ、お仕置きだ」





どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ ぶちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ ぶちゅっ♡♡♡





「おっっ♡♡♡ おっっっ♡♡♡♡ おおおぅぅっっっっ♡♡♡♡」





歩美の肉体(からだ)に教育すべく、俺はひたすらに膣奥をこねくりまわした。





■1日目(後)





『2日目の予約、完了!!!!!』





* * * * * * * * * * * *





歩美との交尾を終え、俺達は四人で湯船に浸かっていた。

本来なら四人でも伸び伸び使える程度の広さはあるのだが、俺達はあえてぎゅっと密着している。

お風呂の温かさ以上に体温が伝わってくるのが気持ちよかった。





俺を挟むように由梨と志保。

そして歩美は、俺に正面から抱きついていた。

髪が湯船に浸からないようにきちんとまとめている由梨や志保と違って、遠慮なしに髪を下ろしている歩美。

ツインテールをほどいた長い金髪を湯船に浮かべる姿が、妙に色っぽく感じた。

歩美は俺の胸に額を擦り付ける。





「由梨ちゃんずるいなぁ……。あたしのこと止めた癖に、自分は真っ先に浩一とエッチしてるんだもん」





イきまくって冷静になって、また不満がぶり返してきたらしい。





「ご、ごめんね? その、私もああなっちゃうとは思ってなくて……」





別に悪いことをしたわけではないのだが、由梨は懸命に弁明する。





「でも、歩美だって俺と本気でセックスするつもりなかったんだろ?」

「そ、そうだけどぉ……それは浩一が悪いんじゃん……」

「なんで俺が?」

「さっさと襲ってくれればよかったのに……♡♡ こんなに気持ちいいって知ってたら、もっと早くしてたのにぃ……♡♡♡」





歩美は親に甘える子供のように、俺の胸を顔で擦る。





「ごめんごめん。度胸がなかったんだよ」





そんな歩美が愛しくて、俺は頭を撫でる。





「う~♡♡ とにかく、今夜はあたしの相手してくれなきゃ許さないから♡♡♡」

「わかったわかった」





ここまで求められたら嬉しいに決まってる。

志保も早く犯したかったが、今夜は俺も歩美と過ごすことに決めた。





「志保、約束が遅れてごめんな?」





俺は志保の肩に腕を回し、抱き寄せる。





「えっ、えっと、そ、それはそのぉ……」

「今日は予約だけしておくから」

「予約……?」





俺は志保の唇に唇を重ねた。





「んっ♡ んんんん♡♡♡♡

(キ、キス!?♡♡ ぼ、ぼくキスされてる♡♡♡ こ、こんないきなり♡♡♡♡ 初めてなのにぃ♡♡♡)」





んちゅううう♡♡♡♡ れろぉぉ……♡♡♡ れろれろれろれろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡





俺は閉ざされた志保の唇を舐め回し、口を開くことを無言で要求する。





「んん♡♡♡ んんん♡♡♡ んっ♡♡

(あっ♡♡ だめ♡♡ だめ♡♡ 浩一君の舌、気持ちいいよぉぉ♡♡♡ ぼく♡♡ ぼく♡♡♡ 我慢できない♡♡♡)」





れろれろれろれろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡





しばらく抵抗していた志保だったが、観念して舌を絡ませてくれた。

志保は柔らかくぬるついた舌で俺の舌を舐め回してくれる。





「れろぉぉ♡♡♡ れろれろれろ♡♡♡♡ んちゅううう♡♡♡

(うぅぅ♡♡♡ 舌絡ませるの気持ちいいぃぃ♡♡♡ これ♡♡ レイプの予約なのに♡♡♡ 明日になったらレイプされちゃうのに♡♡♡)」





明日にはキスよりも、もっとすごいことをしてやるぞ……!!

そんな気持ちで志保の口を犯しまくっていたら、突然肩に痛みが走った。





がぶぅぅぅぅぅ





「痛っっ!? な、なんだ!?」





痛みの元を確認してみれば、歩美が俺の肩に噛みついていた。





「浩一が悪いんでしょ!! あたしの前でいきなり浮気するから!!」





がぶぅぅぅぅぅ





「痛っっ!! わかった!! やめろって!!」





愛を伝えるための甘噛みではなく、割と本気の攻撃……!!

俺は歩美を必死に宥めた。

2日目突入記念で、明日も2話同時更新です!!

うほほ~い





■2日目





『『初めて』の約束♡』





「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ すごっ♡♡ いいっ♡♡ きもちい、いぃっっ♡♡♡」





俺と歩美は朝っぱらからまぐわっていた。

四つん這いになった歩美の細い腰を掴んで、俺は彼女の小ぶりな尻を打ち付けるような気持ちで何度も膣をピストンした。





昨日は夜遅くまでセックスして、歩美がダウンしたから寝て(俺はまだまだ元気だったので、とりあえず二回ほどシコった)、朝起きたら台所から適当な朝食を調達してまたセックスを始めた。

元々元気いっぱいの歩美だ。朝一番でも構わず肉体(からだ)を欲しがった。





歩美の長い髪がゴムでまとめられることもなく、彼女が乱れるのに合わせて振り回される。

汗ばんだ背中に張り付く金髪が妙に色っぽく、歩美はいつもより大人に見えた。

しかし、どんなに雰囲気が大人びても歩美の膣は小さくあどけなく、俺のペニスを強引に締め付けて精液をねだってくる。

俺は歩美のワガママに答えて、膣内に精液をぶちまけてあげることにした……!!





「歩美……!! そろそろ射精すぞっ……!!」

「きて♡♡♡ きて♡♡♡ せいえき♡♡♡ せっ♡♡♡ せいえき♡♡♡ イくっ♡♡♡ イくっ♡♡♡ イっっっっっっ♡♡♡♡♡♡♡」





歩美の膣は絶頂を迎え、今まで以上の圧力でペニスを攻め立てる……!!





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!





俺のペニスは歩美の膣内に思うさま放精した!!

歩美に中出しするのは朝起きてからこれで三度目……それでも俺のペニスは歩美を妊娠させるべくとめどない精液を生み出していく……!!





ビュルルルルルルルルルルルルルルルッッッッッ!!!





「んっっ♡♡♡ んんん♡♡♡♡ っっっっ♡♡♡♡♡」





歩美は射精の勢いを肉体(からだ)で感じてよがり、背中をくねらせる。





ビュルルルル……ッッッ!!!





そして、俺の射精も完全に終わった。

俺は歩美の膣から、デカいものを勢いよく引っこ抜く。





ぬっぷぅっっ!!!





「んにゃっ♡♡♡♡♡」





それだけで歩美は嬌声をあげた。





「はーっ♡♡♡ はーっ♡♡♡ はーっ♡♡♡♡」





股から白濁液を垂れ流しながら、歩美は嬉しそうに荒く呼吸する。

まだまだ歩美の肉体(からだ)を堪能したい気持ちはあるが、志保にも予約をとってある。

歩美もそろそろ疲れたみたいだし、ここで一旦終わることにした。

俺は歩美に挨拶をするために、ベッドに身体を横たえる。





「歩美」

「ん~?♡♡♡」





俺は歩美にキスをする。





「んっ♡♡♡ ん~~♡♡♡♡」





お互いの舌を軽く絡ませ、そして離すと舌と舌の間に透明な粘液の橋がかかる。





「俺はそろそろ行くからな」





俺は歩美の頭を軽く撫でる。





「やだ~♡♡♡ 浩一はあたしの~♡♡♡」





歩美は俺の首に腕を回して抱きついてくる。





「あんまりワガママ言うとお仕置きだぞ?」

「や♡♡ 浩一のスケベ♡♡♡ 変態♡♡♡ 最低♡♡♡」

「ほら、また後で可愛がってやるから」

「う~っ♡♡♡ じゃあおちんちん出して♡♡♡ 綺麗にしてあげるから♡♡」

「おぅ、頼むぞ」





出ているといえば元々出ているのだが、俺は仰向けになって歩美がペニスを舐めやすいように体勢を整える。

歩美は俺の股下まで移動して、うつ伏せに寝そべるとペニスをくわえる。





んちゅうううううううううう♡♡♡♡♡♡





そして俺の長いそれを、出来るだけ深くまで飲み込んでいく。

歩美のねっとりとした口の中に包まれ、ぬるぬるが根こそぎ全部舐め取られていく感覚が気持ちいい。

そして、歩美は強く吸いついたままペニスを口の中から引っこ抜いていく。

ペニスが丸ごと食われてしまうのではないか、と錯覚する程の吸引感がたまらない。





ちゅぽんっ♡♡♡

れろぉぉぉぉ♡♡♡♡ れろぉぉぉぉぉ♡♡♡♡♡





次に歩美は、しゃぶりつくだけでは届かないペニスの根本に舌を伸ばし、丁寧にぬめりを舐め取っていく。





れろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡♡





そして金玉まで丁寧に、余すところなく舐めまわしていく。





「浩一~♡♡ タオル濡らしてきてよ♡♡ あたし立てない~♡♡」

「はいはい」





俺は部屋の洗面台に立ち、タオルをお湯で濡らし、絞る。

そして歩美にタオルを渡すと、再びベッドに寝そべる。





「じゃあ頼んだ」

「うんっ♡♡♡」





歩美は自分の舐め回した男根を、しごくように力強く拭いていく。

竿から亀頭、玉から陰毛まで余すことなく拭いていく。

風呂上がりのような温かくさっぱりとした感覚がペニスを包んでくれる。





「ふぅぅ……ありがとう歩美。気持ちよかったよ」





俺が立ち上がろうとすると、





「あっ、待って♡♡♡」





歩美は脚を掴んで引き留めてくる。





「どうしたんだ? そんなにセックスしたいのか?」

「違っ、わないけどぉぉ♡♡♡ そうじゃなくて、そのぉ……♡♡♡」





歩美は身体を反転させ、足の方から俺の身体に乗っかってくる。

そして、その可愛いお尻をぐいっと俺の顔に近づけた。





「あ、あのっ♡♡ あたしのお尻……♡♡ もうちょっといじってほしい♡♡♡」





歩美の綺麗なピンクのアナルが、皺の数を数えられるほど近くにある。

こんなものを見せつけられて、断る道理はなかった。

が、もっと歩美の気持ちを知りたい。





「どうしたんだ~? そんなにお尻で気持ちよくなりたいのか?」





歩美のぷりぷりした尻たぶを撫で、掌で柔らかくスベスベとした感触を味わう。





「ひゃっ♡♡♡ そ、それはそうだけど、そうじゃなくてぇ♡♡♡ まだ由梨ちゃんともお尻ではエッチしてないでしょ?♡♡♡」

「ん? そうだな」





アナルセックスなんて、準備も開発もせず簡単にできるものではない。





「お、お尻でする初めては、あたしがいい……♡♡ 浩一の初めて、ほしい……♡♡♡」





歩美は恥ずかしそうに腰をくねらせて告白してくる。

こんな嬉しいことを言われては、俺だって我慢できるわけがない……!!





「わかった……。絶対に最初はお前のお尻でしてやるからな」





俺は望み通り、歩美の可愛いアナルを舌でねぶり始める。





れろおぉぉぉぉぉぉ……♡♡♡♡





「やっ♡♡♡ や、約束♡♡♡ 約束だからっ♡♡ ね♡♡♡」





何度もねぶりまわし、尻穴に舌を突っ込んでやる。





れろれろれろれろれろ♡♡♡♡

ぬぷうううぅぅぅぅぅ♡♡♡♡♡♡





「おほっ♡♡ おっ♡♡♡ それっ♡♡♡ ヤバい♡♡♡」





柔らかくもギュウギュウと締め付けてくる感覚が嬉しい。

俺は舌を尻穴から離し、人差し指を膣穴にゆっくりと突っ込み、そしてまた引っこ抜く。





ぬっぷうぅぅぅ……♡♡♡





「あっ♡♡ あっ♡♡♡」





十分な潤滑油を得た人差し指で、俺は再び歩美のアナルを撫でる。





「ひゃっ♡♡♡ んあぁ♡♡♡」





そしてゆっくりと、尻穴に侵入させていく。





にゅぷぅぅぅぅ……♡♡♡♡





「おほぉっ♡♡♡ おっ♡♡ おぉっっ♡♡♡」





排泄するように俺の指を押し返してくるアナル。その抵抗感に興奮を覚えつつも、俺の指は歩美のアナルを侵略していく。

第一関節、第二関節と、徐々に深くまで指は入っていく。





にゅぷぅぅぅぅ……♡♡♡♡





「おほぉっ♡♡♡ おっ♡♡ やばっっ♡♡♡ やばいっっ♡♡♡」





そして根本まで入ったところで、一気に引き抜く。





にゅぷぅぅぅぅっっっ♡♡♡♡





「んああぁぁぁぁっっっ♡♡♡♡♡」





いい具合にほぐれ始めた歩美のアナル。俺は指に勢いをつけて何度も何度も出し入れする。





にゅぷっ♡♡にゅぷっ♡♡にゅぷっ♡♡にゅぷっ♡♡にゅぷっ♡♡





「おっっ♡♡♡ おっおっ♡♡♡ やばっ♡♡♡ やばっ♡♡♡ イくっ♡♡ イくっっ♡♡♡ んおぉっっっっ♡♡♡」





きゅううとアナルが指を締め付けると、歩美の膣は大量の愛液を放出する。

そして歩美はぐったりと脱力し、俺に全体重を預けてくる。





「ふぅぅぅ♡♡♡ ふぅぅぅぅ♡♡♡」





満足げに、荒く息をする歩美。

俺はゆっくりと、指を歩美の尻穴から引っこ抜く。





にゅぷぅぅぅぅ……っっ♡♡♡





「んんっっ♡♡♡」





そして、先ほど俺のペニスを拭いたタオルで、歩美の尻穴も膣穴も綺麗に拭いてあげる。





「お尻、そんなに気持ちよかったか?」





俺は悪戯心で歩美に尋ねる。





「だ、だからそういうのあんまり聞かないでよぉ……♡♡♡」





あゆみはもじもじと恥じらう。





「この調子で開発していこうな」

「う、うん……♡♡♡ 絶対、あたしが初めてだからね……♡♡♡」





俺はしばらく余韻に浸った後、ぐったりしたあゆみをベッドに横たえて部屋を出た。





■2日目





『獲物を捕獲しました!!!!!』





* * * * * * * * * * * *





さて、志保の部屋を訪ねよう……と考えていた俺の目に、ターゲットの後ろ姿が飛び込んできた。

ぼさぼさの黒い長髪とだらしなく膨れた大きな尻を振る、いやらしい後ろ姿で彼女は廊下を歩いていた。

恐らく、トイレか何かに行った帰りだろう。





俺は彼女に気づかれぬよう、足音を消しながらそーっと近づく。

俺の接近に気づかず、普段はあんなにも隠したがっている大きな胸を無防備に曝け出している志保。

ぼさぼさの長い髪、その向こうに薄いベージュ色をした大きな乳輪が見えている。そして、陥没した乳頭は見えない。それが余計に俺の探求心を煽ってくる。





「おはよう!!」





俺は背後から思いっきり志保の胸を鷲掴みにした。





「ふひゃぁあっ!!??」





突然の襲撃に戸惑いの声をあげる志保。

俺は構わず乳房を揉みしだく。乳首をほじくり出すのは後のお楽しみにして、今はまずデカ乳の柔らかい揉み心地を堪能したかった。





「んっ♡♡ 浩一君、だ、だめだよぉ♡♡♡」

「まぁまぁ。とりあえず志保の部屋に入ってお話しようぜ」





俺は志保をせかすように、ペニスで大きな尻をつっつく。





「ひゃっ♡♡ お、おちんちんだぁ♡♡♡」

「おう、おちんちんだぞ? だから部屋に入ろうな」





俺は更に、志保の尻たぶをえぐるようにペニスをグイグイと押しつける。





「うぅ♡♡ う、うん……♡♡♡

(どうしよう♡♡♡ 朝から犯されちゃうよぉ♡♡♡)」





ペニスで急かしながら、志保の部屋になだれ込んだ。

ドアを閉め、志保をベッドの上に座らせる。

その間も胸は決して離さない。志保が恥ずかしがって隠す隙を意地でも与えたくなかった。





「あーっ、志保のおっぱいデカくて柔らかくて本当に気持ちいいぃ……!! この乳を自由に出来るなんて最高だわ!!」

「うぅぅ……♡♡♡ だ、だめなのにぃ♡♡♡

(このままじゃぼくの肉体(からだ)♡♡♡ 本当に浩一君のものにされちゃうよぉ♡♡♡)」





俺は志保に続いてベッドに腰を下ろす……と、シーツがじっとりと濡れていることを肌で感じた。

染み出た水分が脚にまとわりつくくらいに、志保の寝ていたベッドは濡れていた。





「おっ……? シーツがぐちゃぐちゃじゃないか。一体どうしたんだ?」

「そ♡ それは、そのぉ……♡♡♡

(シーツ、交換するつもりだったのにぃ♡♡ なんでこうなっちゃうのぉ♡♡♡)」





大方の予想はついているが、あえて志保の口から言わせたかった。

もちろん、簡単に口を割らないことも予想はついている。





「じゃあクイズ勝負にしよう。志保が答えるより先に正解したら、賞品として志保のおっぱい貰うからな?」

「なっ♡♡ 何言ってるのぉ♡♡♡」





俺は志保の秘所に手を伸ばす。思った通り、彼女の濃い目の陰毛はべちゃべちゃに濡れていた。





「あんっ♡♡♡ だ、だめ♡♡♡」

「う~ん、ここにヒントがある気がするんだよなぁ」





志保のぬめぬめとした割れ目をなぞり、更に液を分泌させていく。指に絡みつく陰毛が、更なる愛撫を必死にねだるようだった。





「んあっ♡♡♡ あっ♡♡ んんっ♡♡♡

(これ♡♡♡ 好き♡♡♡ 手マン好き♡♡♡♡)」

「もう答えていい? 志保が先に正解を言ったら、俺の負けになるんだけど?」

「そっ♡♡♡ それは、うぅぅ♡♡♡

(そんな恥ずかしいこと言えないよぉ♡♡♡)」





志保のぬめりと媚肉の柔らかさを味わう手は決して止めず、俺はクイズの正解を当てにかかる。





「オナニーしまくったでしょ? それでシーツべちゃべちゃにしちゃったんでしょ?」

「う♡♡♡ うぅぅぅ♡♡♡ やぁぁぁ♡♡♡

(言えない♡♡♡ 言えないよぉ♡♡♡ 浩一君♡♡♡ 意地悪だよぉ♡♡♡)」

「ほら、ちゃんと正解言ってよ。言わなかったら罰としてレイプするからね」





どちらにせよ犯すつもりだが、俺は彼女を責め立てるように秘所をなぞる手を早める。





「んあぁっ♡♡♡ あぁぁっ♡♡♡ しっ♡♡♡ してた♡♡♡ オナニー♡♡♡ 沢山してました♡♡♡」

「よっし、正解した!! で、どうしてオナニーしてたの?」

「セッ♡♡♡ セックス♡♡♡ 浩一君のセックス見たから♡♡♡ 気持ちよさそうだったから♡♡♡」

「それで羨ましくなっちゃったんだ? 自分もおちんちん挿入れてほしくなっちゃったんだ?」

「やっ♡♡ それはっ♡♡♡ んあぁぁっっ♡♡♡

(いじわる♡♡♡ 浩一君のいじわる♡♡♡)」

「でも、志保はオナニーよりも俺のこうやって擦られる方が気持ちいいんだよね? 今はどう?」

「いいっ♡♡♡ きもちいいっ♡♡♡ すきっ♡♡♡ すきっ♡♡♡ もっとほしい♡♡♡ オナニーじゃもう満足できないよぉ♡♡♡」





志保のストレートな欲望に、俺の中のオスが飛び跳ねて悦ぶ。

もっと志保を気持ちよくしてあげないと……そんな義務感すら覚える。





「正直な子にはご褒美をあげないとなぁ……」





俺は志保の陰核を人差し指で探り当てると、それをグリグリと指で押し潰す。





「おっ♡♡♡ おおおおおおおおっっっっ♡♡♡♡♡♡♡」





志保の肉体(からだ)が軽く痙攣すると、蜜壷から溢れた大量の液が俺の指をベトベトに濡らす。





「どうだ? 気持ちよかったか?」

「うんっ♡♡♡ うんっ♡♡♡ きもちいい♡♡♡ きもちいい♡♡♡

(どうしよう♡♡♡ はずかしいことなのに♡♡♡ きもちよくておかしくなるよぉ♡♡♡)」





俺は愛液にまみれた手で志保の陰部全体を撫で回して、愛撫の余韻を楽しんだ。





「おっ♡♡♡ おおっ♡♡♡ おぅっ♡♡♡」





■2日目





『こんなに強い性欲を持ちながらセックスを避けるのは何故なのか……』





「じゃあそろそろ、俺も賞品を貰おうかな……」





俺は志保の正面に回り込み、乳房の中心に口を寄せる。

狙いは当然、陥没して見えないニップルを引きずり出すことだ。

俺は大きな乳輪ごと口に含み、思いっきり吸った。





ちゅううううううう♡♡♡♡♡♡





「おっ♡♡♡ おおおおおおお♡♡♡♡♡♡♡」





志保は嬌声をあげて悦んでくれるが、頑固な乳首はまだまだ顔を見せてくれない。

俺は陥没に舌先を突っ込んでほじくり出すことにした。





れろぉぉ♡♡♡ れろっ♡♡ れろっ♡♡ れろれろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡





「おほっ♡♡♡ おっ♡♡ おっ♡♡♡ おおぅ♡♡♡♡」





舌先で感じる乳首が段々と弾力を増していく。

乳首の形を舌先で確認するようにねぶりまわすと、更に堅さは増していき、とうとう片方の乳首が完全に顔を出した。





「うぅぅ♡♡♡ また見られた……♡♡♡ ぼくの恥ずかしい乳首ぃ♡♡♡」





俺は一旦口を離し、乳房や乳輪に見合った大きめの乳首をしげしげと眺める。





「う~ん、やっぱり摘み甲斐のあるいやらしい乳首だなぁ」





そして俺は、親指と人差し指でニップルを摘み揉む。





むにゅっ♡♡♡ むにゅっ♡♡♡ ぷにゅっ♡♡♡





「おおっ♡♡♡ だめ♡♡♡ だめだよぉぉ♡♡♡」





そして、未だに顔を出していないもう片方の乳首も同じ要領で吸い、舐め回す。





ちゅうううううううう♡♡♡♡♡

れろぉぉ♡♡♡ れろっ♡♡ れろっ♡♡ れろれろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡





「おほっ♡♡♡ おっ♡♡ おっ♡♡♡ おおぅ♡♡♡♡ すごっ♡♡♡ い♡♡♡ すごいよぉぉ♡♡♡♡」





コツを掴んだ俺は、もう片方の乳首も簡単に引っ張り出せた。

それでも志保への愛撫をやめる気は全くなく、ひたすら乳首を舐め、いじり続けた。

こんなに美味しい乳首を手放すなんて簡単にはできない。

志保がもう一発イくまでは絶対にやめたくなかった。





「おっ♡♡♡ だっ♡♡♡ だめっ♡♡♡ イくっ♡♡♡ イくっ♡♡♡ ぼくイっちゃう♡♡♡ ぼくイっちゃうよぉぉぉぉ♡♡♡♡♡♡ んああぁぁぁっっっ♡♡♡」





志保の肉体(からだ)がビクンと跳ねて絶頂を訴えた。





「はーっ♡♡♡ はーっ♡♡♡ はーっ♡♡♡」





たるんだ肉体(からだ)を弛緩させ、口からだらしなくよだれを垂らして快楽に浸る志保。

そんな彼女が可愛くて、俺は脂肪に包まれた柔らかい肉体(からだ)を正面から抱きしめ、よだれを舌で舐め取るようにキスをした。





れろぉぉぉ♡♡♡ んちゅうう♡♡♡





「んっ♡♡♡ んんん♡♡♡♡

(キス♡♡♡ またキスされちゃったよぉ♡♡♡ ぼく、彼女でもなんでもないのにぃ♡♡♡)」





志保の唾液を存分に味わうと、次の行為へ移るためにも俺は口を離す。





「よしっ、それじゃあセックスするか」

「えっ♡♡♡ そっ♡♡ それはぁ♡♡♡ だっ♡♡♡ だめ♡♡♡ だめだよぉ♡♡♡

(犯される♡♡♡ 犯されちゃう♡♡♡ どうしよう♡♡♡ どうしよう♡♡♡)」





不思議なことに、志保はちんぽに興味津々のドスケベ女の分際でいっちょ前にセックスへの忌避感を持っている。

それが尚更俺の嗜虐心を刺激した。





犯す前に志保の心をもっと掘り下げたい、そんな欲望にかられた。

俺は志保が逃げられないよう、ぎゅっと抱きしめて真っ直ぐ見つめて

(彼女の目は前髪に隠れて見えないけど)問いかける。





「なんでダメなんだ? 志保だってセックスしたいだろ?」

「そっ♡♡♡ それはっ♡♡♡ だってぇ♡♡♡ はっ♡♡♡ 恥ずかしいよぉ♡♡♡」

「そんな風に言われたら、ますます犯したくなるなぁ……」

「うぇっ♡♡♡ それはっ♡♡♡ そんなっ♡♡♡ だめぇ♡♡♡

(犯したいって言われた♡♡♡ 犯したいって言われちゃった♡♡♡ そんなにぼくをレイプしたいんだ♡♡♡)」

「どこが恥ずかしいんだ? もっとちゃんと言って?」





俺は拷問にかけて本音を引き出すように、志保の耳を甘噛みする。かみ続ける。





「ひゃっ♡♡♡ それは♡♡♡ だってぇ♡♡♡ ぼ、ぼくのおマンコ♡♡♡ ぼくのおマンコ♡♡♡ 浩一君に味わわれちゃう♡♡♡」

「へぇ、それが恥ずかしいんだ?」





本音を話してくれたお礼に、俺は志保の耳穴を舌でほじる。





「ひぃん♡♡♡ ぼ♡♡♡ ぼくのおマンコ♡♡♡ 締め付け具合とか♡♡♡ 中のヒダヒダとか♡♡♡ 柔らかさとか♡♡♡ ふっ♡♡♡ ふへへぇっ♡♡♡ 全部浩一君に味わわれちゃう♡♡♡ そんなの恥ずかしすぎるよぉ♡♡♡ ふへぇっ♡♡」

「なるほどなぁ、志保はやっぱりどうしようもないスケベだな」





セックスを求めるあまり、セックスに対する妄想が膨らみに膨らんで、逆にセックスを恐れるようになった。

志保は犯されるために生まれた動物のようだ。





「そうだなぁ……じゃあちんぽで味わう前に、しっかり口で味見しておこうかな」

「ふぇっ♡♡ それって♡♡♡ やっ♡♡♡

(クンニ♡♡ クンニまでされちゃうの♡♡♡ 指でもあんなに気持ちよかったのにぃ♡♡♡)」





俺は志保の脚を開き、太く柔らかい太股の間に顔をもぐりこませる。

そして彼女の蜜壷をみつめると、びしょびしょに濡れた濃い陰毛からもわぁとメスの匂いが漂ってきた。





「うわぁ……志保のマンコ湿度高すぎ……。なんだよこれ、男を誘うためにこんな濃いマン毛生やしてんのか?」

「違っ♡♡♡ 違うよぉ♡♡♡ 自然に♡♡ 自然にそうなるんだよぉ♡♡♡

(毛が濃いのは気にしてるのにぃ♡♡♡ 意地悪だよぉ♡♡♡)」

「ちんぽを欲しがりすぎて壊れてるんじゃないか? 無限に愛液溢れてくるぞ?」





俺は欲望をだだ漏れにしている志保の秘所を指でしっかりと割り開く。

そして、俺のペニスを欲しがってよだれを垂らす膣口の先にしっかりと処女膜が張られていることを確認した。

今から志保の肉体(からだ)が俺のものになる、その証明だ。





「へぇ……志保のマンコ、ちゃんと処女膜張ってるんだな。てっきりオナニーで破いちゃったのかと思ってたよ」

「だっ♡♡ だってぇ♡♡♡ 初めてはやっぱり、ふへぇっ♡♡ ちゃんとおちんちんで破ってほしかったからぁ♡♡♡」





乙女らしい可愛い願望に、俺の劣情はますますかき立てられる。





「うんうん。ご希望通り俺のちんぽで破いてやるからな?」

「うううぅぅ♡♡♡♡ だめぇぇ♡♡♡♡」





ばっちり視姦させてもらったが、見られるだけじゃ物足りない……と、彼女の蜜壷はヒクヒクといやらしく蠢いて訴えてくる。

俺はその欲求に応えてあげるため、びちゃびちゃの秘所を舌で愛撫してあげる。

上に、下に、喉の乾いた犬のように志保の蜜壷を激しくねぶり回した。





れろぉぉぉお♡♡♡♡ れろぉぉぉぉぉ♡♡♡ れろれろれろれろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡





「んひぃっ♡♡♡ いいっっ♡♡♡ きもちいいぃっっ♡♡♡ すごい♡♡♡ すごい♡♡♡ きもちいいよぉぉっ♡♡♡♡

(ぼくのおマンコ♡♡♡ ぼくのおマンコでナメクジが暴れてるみたいぃぃ♡♡♡ こんな気持ちいいの初めてだよぉ♡♡♡)」

「れろぉぉ……。もっとしてほしいか?」

「ほっ♡♡♡ ほしい♡♡♡ ほしい♡♡♡ もっとクンニしてほしいよぉ♡♡♡

(言っちゃった♡♡♡ 言っちゃった♡♡♡ 恥ずかしいことなのに♡♡♡)」

「仕方ないなぁ」





俺は志保の大事なところを舐め回し、そして穴にねじり込むように、ひたすら舌を這わせ続ける。

その度に分泌される愛液が俺の口をメス味に満たし、俺の興奮を更に煽り立てる。

俺はびちゃびちゃに濡れた陰毛ごと、志保の秘所を丸ごと口でしゃぶりついた。





「あぅんん♡♡♡♡」





口の中に陰毛が張り付き、ますますメスの味で満たされていく。

大陰唇を唇で揉み込みながら、俺はますます激しく志保の陰部をねぶり続ける。





れろぉぉぉお♡♡♡♡♡♡ れろぉぉぉぉぉ♡♡♡♡♡♡ れろれろれろれろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡ れろれろれろれろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡





「あひぃぃぃぃぃぃぃぃんんんっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」





志保の膣はビクビクと蠢き、俺の口に大量の愛液がなだれ込んでくる。

志保の肉体(からだ)は面白いように俺にイかされまくっていた。

彼女はベッドに肉体(からだ)を横たえ、体重を完全に預けながら快楽に浸っている。

このまま挿入するのは簡単だ。

でも、俺は彼女の性欲と羞恥心をもっともっと弄びたかった。





■2日目





『とても公平な取引♡』





「志保、気持ちいい?」

「うっ、うん……♡♡♡ 気持ち、いいよぉ……♡♡♡」

「じゃあそろそろセックスしよっか?」

「そっ♡♡ それはぁ♡♡♡ やぁぁ♡♡♡」





志保は脂肪の余った腰をくねらせ、必死に拒絶を訴えている。

しかし肉の蠢くその様は扇情的で、男の勃起と射精を促す求愛行動にしかなっていなかった。





「うーん、じゃあ相談なんだけどさ。セックスする代わりに、俺のちんぽをしゃぶってもいいっていうのはどう?」





志保はがばっと起き上がり、露骨に口を緩めて期待感を丸出しにする。





「……え♡ えっ♡ おっ、おちんちん♡♡♡ おちんちんを!!??♡♡♡♡♡」





その様はまるで、骨を前にしたバカ犬のように愛らしかった。





「志保、ずっとしゃぶりたがってたでしょ? 志保が俺のちんぽをしゃぶって俺が志保のマンコに挿入れたらwin-winじゃん?」

「そっ♡♡♡ それは♡♡♡ そのぉ♡♡♡♡ ふへへへぇぇぇ♡♡♡♡

(おちんちん♡♡♡ 浩一君の大きいおちんちん♡♡♡ 早くしゃぶりたいよぉ♡♡♡♡ 精液飲みたいよぉぉ♡♡♡♡)」

「はい、どうぞ」





俺は志保の口元、鈴口が彼女の唇に触れるか触れないかのギリギリまでペニスをぐいっ近づける。

30cm強を誇る俺の剛直に、志保の視線が痛いほど注がれる。





「おおおおっ♡♡♡♡ おっ♡ おっ♡♡ おちんちん♡♡♡ おちんちんだぁ♡♡♡ ふへへへへへ♡♡♡♡♡

(舐めたい♡♡♡ 舐めたい♡♡♡ 舐めたい♡♡♡ 舐めたい♡♡♡ 舐めたい♡♡♡)」





志保はダラダラとよだれを垂らし、はぁはぁと息を荒くして今にもペニスに飛びかからんばかりに興奮していた。

『ごくっ♡♡』という生唾を飲み込む音まで聞こえてくる。





「ほら、好きなだけしゃぶっていいぞ。その代わりセックスさせてもらうから」

「そっ♡♡♡ そんなっ♡♡♡ そんなぁ♡♡♡ ふへへへぇぇ♡♡♡

(どうしよう♡♡ どうしよう♡♡♡ しゃぶりたい♡♡♡ しゃぶりたいけどしゃぶったらセックス♡♡♡ セックスされちゃう♡♡♡ この大きなおちんちん、ぼくのおマンコに挿入れられちゃう♡♡♡ ズボズボされちゃう♡♡♡ 中出しされちゃう♡♡♡ 肉便器にされちゃうよぉぉ♡♡♡)」





『ふーっ♡♡ ふーっ♡♡♡』という志保の荒い息が亀頭にかかり、それだけでも気持ちいい。

淫乱の志保がフェラチオを我慢できるはずもない。しばらく待ってみよう……と俺が思ったその瞬間、





ちゅっ♡♡♡





と志保は、俺の鈴口にキスをした。





「あっ♡♡♡ キ、キスしちゃった♡♡♡ どうしよう♡♡♡ やっちゃた♡♡♡ どうしよぉ♡♡♡ ふへへへぇぇぇ♡♡♡ セ、セックス♡♡♡ セックスされちゃうぅ♡♡♡

(犯される♡♡♡ 犯される♡♡♡ 犯される♡♡♡)」

「いやいや、キスしただけでしゃぶってはないじゃん」

「……え?♡♡♡」

「セーフだよセーフ。しゃぶらなければセーフ」

「そっ、そうだよね♡♡♡ れろっっ♡♡♡ しゃぶらなければ♡♡♡ れろぉぉ♡♡♡♡♡♡ セーフだよね♡♡♡ れろっ♡♡ れろっ♡♡♡ ふへへへぇぇ♡♡♡ これっ♡♡♡ 味見っ♡♡♡ れろぉ♡♡ れろぉ♡♡♡ ただの味見だからぁ♡♡♡ れろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡♡♡♡

(おちんちん♡♡♡ おちんちん♡♡♡ おちんちん♡♡♡ おちんちん♡♡♡ ガマン汁いっぱい出てる♡♡♡ 美味しい♡♡♡ 美味しいよぉ♡♡♡)」





喋り終わるのを待てない、とばかりに志保はペニスを舐め始める。

まずは亀頭を、鈴口から溢れるガマン汁を、蜜に群がる虫の様にしつように舐め尽くす。

そして、次はカリ首。まるで舌で汚れをこそぎ取る様に、丹念に舌で撫でていく。

次は裏筋。根本から先っぽまで、ゆっくりじっくりと舌を這わせる。





れろぉぉぉぉぉぉ♡♡♡♡ れろぉぉぉぉぉぉ♡♡♡♡





その調子で、竿全体をよだれまみれにしていく志保。

最後に玉袋を、まるでパンチングボールを叩くボクサーのように高速でペロペロしていく。





れろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡





しかし、それで志保が満足するはずもない。

俺だって、まだまだ志保に舐めさせたい。

一回の射精もなく終われない、その点は俺も彼女も同じはずだった。

だから志保は、再び亀頭にキスをする。





ちゅっ♡♡♡





そのキスは、先ほどよりも深くなる。





んちゅう♡♡♡





それはまるで、唇で亀頭をしごくようについばむディープキス。

しゃぶっているか否か、反則ギリギリまで踏み込んだ味見行為だ。





「んちゅうう♡♡♡ んちゅううう♡♡♡ れろれろれろれろ♡♡♡♡ んちゅうううう♡♡♡

(まだセーフ♡♡♡♡ まだセーフ♡♡♡ しゃぶってない♡♡♡ しゃぶってないからまだセーフ♡♡♡♡)」





舐め、ついばみ、吸い、射精を求めてギリギリのフェラチオに没頭する志保。

彼女が一線を越えるのは時間の問題だった。





「あーっ、志保の口、滅茶苦茶気持ちいい……っ! 絶対に滅茶苦茶沢山射精できるわ、これっ……!」

「♡♡♡♡♡ んちゅううう♡♡♡♡ んちゅううう♡♡♡ れろれろれろれろ♡♡♡♡♡

(射精♡♡♡ 射精♡♡♡ 浩一君の大きいおちんちんが射精してくれる♡♡♡ 全部ぼくの♡♡♡ 精液全部ぼくのもの♡♡♡)

じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡」





俺の射精宣言に興奮したあまり、志保は完全に俺のペニスをくわえ込み、しゃぶり始めた……!!

これでもう絶対に逃さない……!!

確定セックス……っ!!!





「じゅぽっ♡♡♡ じゅぽおぉっっっ♡♡♡♡

(しゃぶっちゃってる♡♡♡ しゃぶっちゃってる♡♡♡ だめなのにっ♡♡♡ だめなのにっ♡♡♡ セックスされちゃうのにぃぃ♡♡♡ しゃぶるのやめられないよぉぉ♡♡♡)

じゅぽおおおおおお♡♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽおおおおおおお♡♡♡

(で、でも♡♡♡ 許して貰えるかも♡♡♡ なんとなく許して貰える気がする♡♡♡)

じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっっ♡♡♡♡」





志保は今までの鬱憤を晴らすかのように、口全体を使って俺のペニスに吸いつき、しゃぶっていく!





「くほぉぉ……!! 志保のフェラチオたまらねぇっ!! もうこれ、セックスOKってことだよな!? 絶対セックスするぞ!? 絶対志保のおマンコにチンコねじ込んでやるからな!?」

「じゅぽおおおおおお♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡

(どうしようぅぅ♡♡♡♡ 浩一君、ぼくを犯す気満々だよぉぉ♡♡♡ なんとか許してもらえないかな♡♡♡ お口で沢山気持ちよくしたらゆるしてもらえないかな♡♡♡♡ セックスされちゃう♡♡♡ セックス♡♡♡ セックス♡♡♡)

じゅぽおおおおお♡♡♡ れろれろれろれろ♡♡♡♡」





これから犯される、その事実に興奮したのか志保のフェラチオは更に激しさを増す。

淫乱なだけあって、志保のフェラチオは抜群に気持ちいい……!!

ペニスを味わいたい、精液を飲みたい、その気持ちが半端ではなかった。

俺ももう限界だった。





「志保っ!! 射精すぞ!! 射精るっ!! 射精るっ!! 全部飲み込めっ!!」





俺は志保の頭を掴み、ペニスを喉奥までねじ込んでやる。





「んじゅぽおおおおおおお♡♡♡♡♡♡♡

(のどっ♡♡♡ ぼくののどっ♡♡♡ 犯されてる♡♡♡ 犯されてる♡♡♡)」





悦んで俺の亀頭を締め付ける、女性器のような志保の喉。

俺は何のためらいもなく放精した……っ!!





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





「んんんんんんん♡♡♡♡ んんっっ♡♡♡ んんんんんん♡♡♡♡ んぐっ♡♡♡ んぐっ♡♡♡ んぐっ♡♡♡

(精液精液精液♡♡♡♡♡ すごい量♡♡♡♡ すごい射精♡♡♡♡ すごい濃いよぉ♡♡♡♡ 全部飲まないと♡♡♡ 全部飲み込まないと♡♡♡♡♡)」





志保は喉を豪快に鳴らして、美味しそうに俺の精液を飲み込んでいく。





「あーっ!! 飲めっ!! 飲めっ!! 一滴もこぼすんじゃねぇぞ!!」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!





志保の口は最早、洗面器よりも遙かに信頼できる俺専用の精液便器だった。





「んぐっ♡♡♡ んぐっ♡♡♡ んぐっ♡♡♡ んぐっ♡♡♡ んぐっ♡♡♡

(美味しい♡♡♡ 美味しい♡♡♡ 精液美味しい♡♡♡ おちんちん美味しい♡♡♡)」





どれだけ大量に射精しても、志保に飲ませれば綺麗にさっぱり片づく。

それほどに志保は、ペニスの大好きな淫乱女だった。





ビュルルルルルルルルッッッ!!!





長い射精は、一滴残らず志保の喉奥に飲み込まれてようやく終わった。

しかしそれでも……志保はフェラチオをやめなかった。





「じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっっ♡♡♡ じゅううううう♡♡♡

(全部飲む♡♡♡ 全部飲む♡♡♡ これはぼくのおちんちん♡♡♡ ぼくのおちんちん♡♡♡ おちんちん♡♡♡♡)」

「くぅぅ……っ! いいぞぉ、志保っ!! 本番セックスの前にきちんとチンポをしゃぶり尽くしとけ!!」





ちゅぽんっ♡♡♡♡





尿道まで綺麗さっぱり吸い尽くし、ようやくガチガチの勃起チンポから口を離した志保。





「はーっ♡♡♡ はーっ♡♡♡」





息は荒く、口元はとろんとゆるみ、言葉よりも雄弁にその満足感を語っていた。

俺は彼女の労をねぎらうように、頭を撫でてやる。





「ふぅ……よし、それじゃあセックスするぞ。ほら、股を開けよ」

「えっ♡♡♡ それはぁ♡♡♡ そのぉ♡♡♡♡」

「どうしたんだ? セックスしたいからちんぽをしゃぶったんだろ?」

「そ、そんな♡♡♡ うぅぅ♡♡♡ でもぉぉ♡♡♡

(や、やっぱり逃げられない♡♡♡ どうしよぉぉ♡♡♡ 本当に犯されるぅ♡♡♡)」





セックスへの忌避感でもじもじと身をよじる志保。

俺はますます、彼女を困らせたくなる。





■2日目





『可愛いペットだなぁ!!!!!』





「うーん、どうしてもっていうなら、やめる?」

「えっ、い、いいのぉ?♡♡♡

(急に……許してくれた? 浩一君、思ったより優しいのかな……♡♡ でも、セックス……♡♡♡ セックスぅ……♡♡♡)」

「本当の本当に嫌なら諦めるけど……志保はそれでいいの?」

「え……え?」





志保は困惑した。

セックスを求めているのは俺の方、ということになってるのだから当然といえば当然だ。

だが、俺は問いを更に詰めていく。





「いや、志保ってさ、チンコ大好きだろ?」

「う……うん♡♡♡ 好きぃ♡♡♡ ふへへぇ♡♡♡」

「だったら、セックスにも興味あるだろ?」

「そ、それはぁ♡♡♡ そんな♡♡♡ ふへへっ♡♡♡

(恥ずかしくて言えないよぉ♡♡♡)」

「でもさぁ……今の時代、男の数がこんだけ減っててさ。この機会を逃したら、志保は一生男とセックスできないかもよ?」

「え……え?」





興奮で赤く染まっていた志保の頬が、一気に青ざめる。





「もし運良く他の男を捕まえたとしてもさぁ、俺みたいな巨根じゃないだろうな」

「あ、あうぅぅぅ……やだぁ……おちんちん……」





志保は恋しげにペニスへと視線を注ぐ。

30cm強を誇る、俺の剛直に。





「志保だったらわかるだろ? 俺くらいのデカさは相当レアだって」

「あぅ……あうぅぅ……おち、おちんちん……」

「あの時セックスしてればよかったなぁ、あのデカいチンコとセックスしたかったなぁ、って一生後悔することになるぞ? それでもいいのか?」

「や、やぁ……おちんちん……おちんちん……♡♡♡♡ おっきいおちんちん……♡♡♡ 浩一君のおっきいおちんちん♡♡♡ すきぃ♡♡♡」





志保は愛おしそうに、俺のペニスにキスをする。亀頭に、竿に。





ちゅっ♡♡ ちゅっ♡♡♡ んちゅっ♡♡♡





「ほら、チャンスを逃したくなかったらさっさと寝っ転がって股を開けよ」

「うっ♡♡♡ うぅぅ……♡♡♡

(どうしよう……♡♡♡ 本当にセックスする……♡♡♡ もう逃げられない……♡♡♡)」





志保はゆっくりと身を横たえると、シーツをきゅっと握って、弱々しく股を少しだけ開く。





「よーし、いい子だ」





俺は志保の両膝を持ち上げ、自らの腰を彼女の股の間に潜り込ませていく。





「はぁ……はぁ……もう少しだぞ? すぐに挿入れてやるからな……!!」





興奮の押さえきれない俺に、志保は更に淫らな思考を明らかにする。





「ど、どうしよぉ……♡♡♡ ふへぇっ♡♡♡ 肉便器にされちゃうよぉ♡♡♡ 浩一君の肉便器にされちゃうぅぅ♡♡♡ ふひっ♡♡♡」

「なんだ、よくわかってるじゃないか」

「だ、だってぇ♡♡♡ ふひっ♡♡♡ 女の子は子宮にな、中出し♡♡♡ 中出しマーキングされたら♡♡♡ もうその男の人のものになっちゃうんだよっ♡♡♡ ふへへぇっ♡♡♡ エッチな命令に逆らえなくなっちゃうよぉぉ♡♡♡」





どんなAVの影響を受けたのか、志保はそんなわけがない性知識を口走る。





「そうだぞ……!! 志保はこれから、俺の肉便器になるんだぞ……!!」





だけど科学的な正しさなんて今はどうでもいいっ……!!

俺は志保の妄想通り、志保に中出しして、志保のマンコにマーキングして、志保を肉便器にしてやるっ……!!

志保を都合のいい性奴隷(セックスフレンド)にしてやる!!

毎日毎日セックスしてやる!!

俺は亀頭を志保の膣口に押しつけた!





「あうぅぅっ♡♡♡

(おちんちん♡♡♡ おちんちんがぼくのおマンコに♡♡♡ 逃げられない♡♡♡ 逃げられない♡♡♡ もう犯される♡♡♡ もう犯される♡♡♡)」

「おぉぉ……志保の入り口、柔らかくてあったけぇ……っ!!」





まだまだ入り口だけだが、志保の蜜壷はねっとりしていて柔らかくて、ペニスを受け入れるためにあるようだった。

きっと、長年の激しいオナニーで十分にほぐれていたためだろう。

志保の蜜壷はどんな大きいペニスでも受け入れる有能オナホールだっ……!!

俺は亀頭が埋まるくらいに、ゆっくりとペニスを突き進める……!!





「あーっ、マジで気持ちいい……!!」

「犯されてる♡♡♡ 犯されてる♡♡♡ ぼく犯されてる♡♡♡ 浩一君に犯されてる♡♡♡ ふへへぇっっ♡♡♡ ダメなのに♡♡♡ ダメなのにぃ♡♡♡

(浩一君♡♡♡ 浩一君♡♡♡ ちゃんと遊んだこともないのに♡♡♡ エッチなことしかしてないのに♡♡♡ 付き合ってもないのに♡♡♡ こんな人とセックスするなんて♡♡♡ こんな人に処女膜破られるなんて♡♡♡ こんな人に中出しされるなんて♡♡♡ こんな人の肉便器になるなんて♡♡♡ こんな人の子供を妊娠するなんて♡♡♡ ダメなのに♡♡♡ ダメなのに♡♡♡ 犯されてる♡♡♡ 犯されてる♡♡♡ 犯されてる♡♡♡ ぼく興奮でおかしくなっちゃうよぉぉぉ♡♡♡♡)」

「くそっ!! 焦らす余裕なんかねぇ!! 一気に挿入れてやるぞ!!」

「あっ♡♡♡ やぁっ♡♡♡ ダメっ♡♡♡ ダメっ♡♡♡ ふへへぇぇ♡♡♡

(おちんちん♡♡♡ おちんちん♡♡♡ おっきいおちんちん♡♡♡ 浩一君のおちんちん♡♡♡)」





俺は志保の奥まで、一気にペニスを押し込んだ……っ!!





ぬっぷうううううううううう♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡





「んあああああああっっっっっっ♡♡♡♡♡♡♡ んあっ♡♡♡ あああっっ♡♡♡♡ んんんんんん♡♡♡♡♡

(犯された♡♡♡ 犯された♡♡♡ もうこの人のもの♡♡♡♡ ぼくはもうこの人のもの♡♡♡♡)」

「くほぉぉぉっ……!! 気持ちよすぎるっ!! そんなに精液が欲しいのかこの淫売がっ!!」





俺は志保のいやらしさに怒りをぶつけるように、激しく腰を打ち付けるっ!!





ぱちゅん♡♡♡ ぱちゅん♡♡♡ ぱちゅん♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ ちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ どちゅっっっ♡♡♡♡





志保の柔らかい肉穴は俺のペニスにねっとりと絡みつき、まるで長い舌で舐めしゃぶるように必死で射精を求めてくる。





「おっ♡♡♡ おおっ♡♡♡ おおっ♡♡♡♡ おっ♡♡♡ おっ♡♡♡ すごっ♡♡♡ すごいっ♡♡♡ いいっ♡♡♡ いいっ♡♡♡

(きもちいい♡♡ きもちいい♡♡♡ おなにーよりずっときもちいい♡♡ もっとしたい♡♡♡ もっとせっくす♡♡♡ せっくすしたい♡♡♡)」





俺は聞き分けのないワガママな肉壷を躾するように、更に激しくピストンする。





「くっ……!! 志保のマンコやべぇっ……!! 柔らかくてねっとりしてっ!! 絡みついてくる!! 志保のマンコすげぇ気持ちいいっ!! 全部味わい尽くしてやるからなっ!!」

「やぁっ♡♡♡ やぁっ♡♡♡ ダメっ♡♡♡ ダメぇ♡♡♡

(ぼくのおマンコ♡♡♡ あじわわれてる♡♡♡ たべられてるぅ♡♡♡♡ はずかしいよぉ♡♡♡)」

「くそっ!! くそっ!! 精液全部搾り取られそうだっ!! どんだけチンコが好きなんだよこのメスブタはよぉ!!」

「やっ♡♡♡ やああぁっっ♡♡♡ やぁっっ♡♡♡ あっ♡♡♡ あっ♡♡♡」

「あーっ、くそっ!! ケツこっちに向けろ!!」

「んあっ!!??♡♡♡♡ なっ、なんなのぉ??♡♡♡♡」





俺は志保を後ろから突いてやりたい、その欲求にどうしようもなく突き動かされて、挿入したまま無理矢理体位を変えてやる。

志保の膝を折り畳み、そしてうつ伏せにひっくり返るよう尻を叩いて促す。





パンッ!! パンッ!! パンッ!!





「ひんっ♡♡♡ やっ♡♡♡ ダメっ♡♡♡」





志保が指示通りにひっくり返ると、彼女は自然とペニスを求めて尻を突きだし、バックの体勢が完成する。





「おらっ!! メスブタはメスブタらしくブヒィって鳴け!!」





俺は無闇に大きく育った志保の尻をバンバンと叩きのめして言うことを聞かせる。





パンッ!! パンッ!! パンッ!!





「ひっ♡♡♡ ぶひっ♡♡♡ ぶひぃ♡♡♡ ぶひぃぃッ♡♡♡

(ひどいひどい♡♡♡ ぼく、ぶたさんじゃないのに♡♡♡ ぶたさんじゃないのにぃ♡♡♡♡)」





尻を叩けば叩くほど、俺の掌は志保の肉体(からだ)の柔らかさを覚えていく。夢中になる。

極上の柔肉が揺れる、手が食い込む、その感触がますます俺の射精感を高めていく……!!





「くそっ!! くそっ!! なんだよこの可愛くて美味しいメスブタは……っ!! 射精してやるっ!! 射精でマーキングしてやるから全部子宮で受け止めろっ!! 俺の肉便器になれっ……っ!!」





「ぶひっ♡♡♡ ぶひっ♡♡♡ ぶひっ♡♡♡♡ んあっ♡♡♡ あっ♡♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡」





もうすぐ射精してもらえる……その事実に悦んだ志保の肉壷が収縮し俺のペニスを締め上げ、一気に搾り取る……!!





「射精るっっ!!!!」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!





「んあああああああああああああああ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

「どうだっ……!! お望み通りお前の中にマーキングしてやったぞっ!! もっと精液飲み込めっ!!」





俺はまだまだ志保の中に精液を流し込む……!!

志保の膣全てを白くマーキングしてやる……!!





「あっ♡♡♡ あっ♡♡♡ んあっ♡♡♡ んああああっ♡♡♡♡」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッッッッッッッッッ!!!!!





「あーっ……!! 気持ちいいぃぃぃ……!! これでもうお前は俺の肉便器だからな……!! 大人しく言うことを聞くんだぞっ……!!」

「はひっ♡♡♡ はひっっ♡♡♡ ききましゅっ♡♡♡ ききましゅっ♡♡♡ ごしゅじんしゃまっ♡♡♡ ごしゅじんしゃまっ♡♡♡」





ビュルルルルルルルルルッッッッッ……!!!





長い射精がとうとう終わり、俺の精液は志保の膣内を真っ白に染め上げた。





「ふぅ……。よかったぞぉ。志保は優秀な肉便器だな」





俺はスパンキングで赤い手形のついた志保のデカ尻を、優しく撫でながらペニスをゆっくり引き抜いた。





にゅぽんっ♡♡♡





「おっ♡♡♡ おっ♡♡ おおっっっ♡♡♡♡♡」





引き抜かれた俺のペニスに、何か生温かい液体がかけられる。





じょわああああああああああ……♡♡♡♡♡♡





それはペニスを抜かれる快感に耐えきれなかった、だらしない志保の膣から垂れ流される尿だった。





「おーっ♡♡♡ おーっ♡♡♡♡」





四つん這いのまま、俺のペニスめがけて無遠慮に暖かい尿をかけ続ける肉便器。

まだまだ教育が必要なようだ……そんな主人としての自覚が、俺のペニスをバキバキに堅くする。





「メスブタの分際で人のチンコにおしっこひっかけやがって……!! そんなに犯されてぇのかっ!!」





尿を垂れ流し続ける志保の膣に、俺は再び挿入してやる……!!





「はひぃぃっっ♡♡♡ ごっ、ごめんなさい♡♡♡ ご主人様ぁ♡♡♡」





俺は志保を背中から抱きしめ、横向きに寝っ転がる。





「お詫びに何をすればいいか、わかってるか?」

「ごっ♡♡♡ ご奉仕♡♡♡ おちんちんにご奉仕しますぅ♡♡♡ ふへへへぇぇ♡♡♡」

「ブタにしては賢いじゃないか……!! ほらっ、舌出せっ!!」

「んあぁぁ♡♡♡♡」





後ろを向きながら舌を突き出す志保、それに俺は舌を伸ばし、思いっきり舐め回してやる。





れろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡





「んぁっ♡♡♡ れろぉ♡♡♡ ご主人様♡♡♡ ふへへっ♡♡♡ んちゅううう♡♡♡♡」





俺は志保の舌から舌を離すと、彼女への説教を始める。





「はぁ……はぁ……志保、お前この時代に生まれたことを感謝しなきゃダメだぞ?」

「ふぇっ、なんでぇ……??♡♡♡」

「お前みたいな可愛くてスケベなメスブタが……男の沢山いた時代に生まれたらどうなってたと思う? なんだこのでけぇ乳は……!!」





俺は辛抱たまらず、志保の爆乳を揉みしだく。

志保の乳首はセックスの興奮でビンビンに勃起していて、揉めば揉むほど俺の掌を刺激した。





「はひっ♡♡♡ ど、どうなってたのぉ♡♡♡ んあぁっ♡♡♡」

「そんなこともわかんねぇのかっ!! 毎日レイプされるの決まってるだろ……!! 通学の度痴漢に乳も尻も揉みまくられて、クラスの全員から犯されるんだよっ!! 電車ではスカートに手ぇ突っ込まれて下着はぎ取られて、おしっこまき散らすまで手マンされてっ、クラスの男子は全員お前をレイプすることしか考えられなくなって授業どころじゃなくなるんだよっ!! トイレに入ったときも、着替えで裸になったときも、少しでも隙を見せたら男子が犯しに来るんだよっ!!!」

「そっ♡♡♡ そんなぁ♡♡♡ そんなのっ♡♡♡ そんなのらめぇっ♡♡♡ ふへへへへへぇぇぇ♡♡♡」





妄想で興奮した……志保の膣はぎゅうぎゅうと俺のペニスを締め付けて、それを伝えてくる。





「興奮してんじゃねぇぞっ!!」





俺は志保の柔乳を、痛いくらいにぎゅーっと揉み掴む。





「んひぃぃぃっっ♡♡♡ ごめんなさい♡♡♡ ごめんなさいご主人様ぁ♡♡♡♡」





俺はペニスでゆっくり、じっくりと膣をこねくりまわしながら、志保を教育してやった。





■2日目





『♀トリプル♀フェラ♀』





* * * * * * * * * * * *





「志保は無事、俺の肉便器になったから。よろしくな」





歩美と由梨を部屋に呼び寄せた俺は、志保の腰を抱きながらそう告げた。





「えっと……♡♡♡ ぼく、ご主人様に悦んでもらえるよう頑張ります……♡♡♡」





志保は大きな乳をプルプル揺らしながら、もじもじと宣言した。





「うぅ……何も無事じゃないわよぉ……」





由梨は頭を抱えた。





「っていうかご主人様とか呼ばせてんの!? 浩一キモすぎでしょ!!」





歩美はケラケラと笑った。





「浩一君……本当にダメよ? そんな色んな女の子とエッチするなんてぇ……」





真面目な由梨は本当に困ったようにたしなめてくる。





「ダメって言われてもなぁ。周りにいやらしくて可愛い女の子が沢山いて、馬鹿みたいに射精しても全然治まらないから……もう自分の意思じゃどうしようもないんだ」

「そ、そんなぁ……。我慢してよぉ……」

「由梨がもっと沢山射精させてくれたら、他の子に変なことする気なくなるかもね」





そう言いながら俺は、自分のペニスを指さして由梨に見せつける。

由梨は恥ずかしそうに目を反らした。





「む、無理よぉ……♡♡♡ 浩一君、いくら射精させても元気なままなんだもの……♡♡♡」

「だったらあたしがチャレンジするっ」





そう言って、歩美は俺の脚にしがみつき亀頭をペロペロと舐め始めた。





「れろれろれろれろ♡♡♡ 一人で満足させられたら……れろぉぉ♡♡♡ 浩一はあたしのものだからね♡♡♡ んちゅううう♡♡♡♡」

「あっ♡♡♡ ずるいよぉ♡♡♡ ぼくも舐めたいよぉ♡♡♡」





志保もしゃがみこんで俺の亀頭を舐めまわす。





「どっちが気持ちよくできるか勝負しよっ♡♡♡」





れろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡♡♡♡♡

れろぉぉ♡♡♡ れろれろれろぉぉ♡♡♡♡





歩美の元気いっぱいな刺激多めのフェラ。志保の絡みつくようないやらしいフェラ。

二つの舌が思い思いに、競い合うように俺のペニスを刺激していく。





「あーっ……気持ちいぃ……。ほら、由梨も舐めてよ」





俺は由梨の肩を撫でてフェラチオを促す。





「うぅ……♡ 三人で舐めるなんて、こんなのいけないのにぃ……♡♡♡」





口では抵抗を示しながらも、おずおずとしゃがみこんで亀頭にキスをする由梨。





ちゅっ♡♡ ちゅっ♡♡ ちゅっ♡♡♡





二人に比べればぎこちなく、恐る恐るとフェラをする由梨。

三人が思い思いに俺のペニス舐め、くわえ、しゃぶっていく。

それぞれに個性のある舐め方が俺のペニスに射精を促していく。

舐め方はみんな違うけど、全員からペニスへの愛情が感じられてたまらなく気持ちいい。





「あむぅ♡♡♡ れろれろれろれろ♡♡♡♡」





歩美が亀頭をくわえこみ、舌で思いっきり舐め回す。





「ずるいぃ♡♡♡ れろぉぉ♡♡♡ 先っぽ♡♡ れろっ♡♡♡ 独り占めしないでよぉ♡♡♡」





竿を舐めながらも、歩美の独占行為に抗議の声をあげる志保。





「ちゅっ♡♡♡ 二人とも仲良くしなきゃダメぇ♡♡♡ ちゅうっ♡♡ れろぉ♡♡♡」





玉袋を唇で弄びながら、由梨が二人をたしなめる。





「じゃあ次は由梨ちゃんの番ね♡♡ はいっ♡♡♡」





そう言って歩美は亀頭から口を離す。





「ええっ、ぼくはぁ!?♡♡♡」

「えっと、あの♡♡♡ 志保ちゃんごめんね?♡♡ んちゅうううう♡♡♡ れろぉぉぉ♡♡♡」





戸惑いながらも亀頭にむしゃぶりつき、舌を絡める由梨。





「きゃははは♡♡♡ なんだかんだ言って由梨ちゃんもちんぽ大好きじゃん♡♡♡ れろぉぉぉ♡♡♡」

「れろれろれろ♡♡♡ 早くぼくに代わってよぉ♡♡♡」





二人の声をよそに、射精を独り占めせんばかりの勢いでじゅぽじゅぽと亀頭を吸う由梨。

結局のところ由梨も俺のちんこに夢中、その事実が嬉しくて射精欲が高まってくる。

しかしまだ我慢だ。三人平等に先っぽをしゃぶるまで我慢して威厳を示さねば。

そんな謎の使命感が俺のペニスを勃ち上がらせる。





「んちゅううう♡♡♡♡ じゃ、じゃあ次は志保ちゃんの番ね……♡♡♡」

「れろれろれろれろれろ♡♡♡♡ じゅぽおおおおおお♡♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡」





順番を渡された途端、志保は一言発する間もなく亀頭にむしゃぶりついた。





「きゃはは♡♡ 志保ちゃん必死すぎでしょ♡♡♡」

「んちゅうう♡♡ ぼくのっ♡♡♡ れろれろれろぉぉ♡♡♡ ぼくのおちんちん♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡」





歩美からの煽りも耳に入れず、志保はひたすらペニスをしゃぶる。





「くほぉぉぉ……志保、ちょっと勢いつけすぎだぞ?」





一心不乱にしゃぶり続け、由梨と歩美が舐める隙がなくなる程の勢いでくわえ込む。





「じゅぽおおおおおおお♡♡♡ じゅぽおおおおおおおおおお♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡♡ じゅぽおおおおおおおおおお♡♡♡♡♡♡」

「ちょ、ちょっと志保ちゃん……♡♡♡ そんなにがっついたら、私達が舐められないわ……♡♡♡」

「そうだよぉ♡♡♡ 志保ちゃん反則っ♡♡♡」





歩美は志保の頭を掴んで無理矢理ペニスから引っこ抜く。





「ちゅぽんっ♡♡♡ んあぁ♡♡ ぼくのおちんちんがぁ♡♡♡」

「ねぇ浩一♡♡♡ そろそろ限界でしょ♡♡♡ れろぉぉ♡♡♡」





歩美は亀頭を舐めながら、悪戯っぽい笑みで俺を見上げる。

彼女の指摘通り、臨界点はすぐそこだ。





「あぁ……そろそろ射精る……っ」

「じゃあちゃんと三人で舐めてあげないとね♡♡♡ れろれろれろれろ♡♡♡」





歩美の号令で、由梨と志保も亀頭を舐め始める。





「れろぉ♡♡♡ れろれろれろれろ♡♡♡♡ 精液っ♡♡♡ ぼくの精液♡♡♡ 早く射精してよぉぉ♡♡♡ れろれろれろ♡♡♡♡」

「んちゅうう♡♡♡ れろれろれろ♡♡♡ こんなの♡♡♡ いけないのにぃ♡♡♡ んちゅっ♡♡♡ んちゅっ♡♡♡ んちゅっ♡♡♡」





唇を寄せ合い、舌を寄せ合い、一心不乱に俺の精液を求める三人の愛しい女の子……!!

この光景だけでも射精しそうなのに、ペニスには多大な刺激が波のように押し寄せてくる……!!





「射精るっ……!!!」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!





三人の顔を白く染め尽くさんばかりの精液が大量に放出されたっ!!!





「すごい♡♡♡ すごい♡♡♡ どんだけ射精るのよこのスケベ♡♡♡」

「ぼくのっ♡♡♡ ぼくの精液♡♡♡ ぼくの精液♡♡♡」

「熱いっ♡♡♡ すごく熱いわ♡♡♡」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!





俺はペニスを手にとって、なるべく三人の顔に満遍なくかかるようコントロールする。

女の子の顔を便器扱いしているようでひどく興奮した。

柔らかい肌に精液がぶつかる感触がペニスに響いて心地良い……。





ビュルルルルルルルルルルッッッッッ!!!





彼女たちの顔を白く汚しきって長い射精が終わった。

俺の精液を浴びてうっとりと発情している女の子達を見ていると、心の中に邪な征服感がムクムクとわき上がる。





「はーっ♡♡♡ はーっ♡♡♡ ちゅう♡♡♡ 美味しいぃぃ♡♡♡」





三人の中でも一番の飲精好きである志保が、顔についた精液を指ですくい取って真っ先に舐め始めた。

俺はその手をがしっと掴む。





「こらっ。舐めて良いなんて言ってないだろ?」

「ふぇっ♡♡♡ な、なんでぇ♡♡♡」

「精液まみれの顔を見ながらセックスしたいんだよ。ほら、三人ともベッドに並んで」

「うぅ……♡♡♡ かしこまりましたご主人様♡♡♡」





■2日目





『今日も楽しい! 明日も楽しみ!!』





精液を舐められない残念さとセックスへの期待感が入り交じった媚声で、志保は恭しく返事をして仰向けに横たわる。





「三人揃って犯すなんてヤバすぎでしょ♡♡♡ もう王様じゃん♡♡♡」





歩美も続けて横たわる。

由梨だけがもじもじと、その場にしゃがんだままだった。





「あ、あの……浩一君?」

「どうしたんだ?」

「その……明日は七人揃ってお風呂に入る日でしょ?」





そうだ。合宿折り返しとなる明日の夜は、後半組の羽崎さん、水谷さん、沢井さんも含めて全員でお風呂に入ることが義務づけられているのだ。

想像しただけでペニスがはちきれそうになるくらい楽しみなイベントだ……!!





「だからその……お風呂の中ではこういう、変なことはやめましょうね?」





由梨はそれを心配していたらしい。

いくらセックスを好きになったからと言って、人前で行為に及ぶのは抵抗がある。それは当然のことだろう。

ましてや羽崎さんと水谷さんは男性に対する忌避感が強い。

そんな二人にセックスを見せるのは申し訳ない……優しくて真面目な由梨はそう考えているのだろう。





俺の考えは……当然真逆だ。

俺のセックスを後半の三人にも見せつけてやる。特に、羽崎さんには絶対に。

由梨に純粋な想いを寄せている羽崎さん……。彼女が俺と由梨のセックスを目の当たりにしてどんな可愛い反応を見せてくれるのか、考えただけでも射精しそうだった。





「そうだなぁ……俺のチンコが勃たないくらいに由梨が沢山射精させてくれたら大丈夫じゃないかな」

「うぅ……♡♡♡ だからぁ、それは無理よぉ……♡♡♡」

「やってみなきゃわからないだろ? ほら、早くベッドに寝て」

「う、うん……♡♡♡」





由梨も仰向けに横たわり、ベッドに三人の女の子が並んだ。





「よーし……それじゃあおマンコ比べするぞ」





俺はまず、歩美の小さな腰を掴んで蜜壷へと一気にペニスを挿入した。





ずにゅうううううううううう♡♡♡♡♡♡





「んあぁぁぁぁ♡♡♡ さっ♡♡♡ 最低じゃん♡♡♡ 女の子の食べ比べするなんてぇ♡♡♡」





俺は腰を前後させ、歩美の膣内を存分に味わう。





どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡





「そんな最低男のチンコはどうだ?」

「おっ♡♡ きもちいい♡♡♡ きもちいいぃぃ♡♡♡ 最低男のチンコすきぃぃぃ♡♡♡♡」

「それはよかったっ……!! 歩美の小さいマンコもすげぇ締め付けてきてっ、滅茶苦茶いいっ……!!」

「んっ♡♡♡ このままっ♡♡♡ このままあたしと♡♡ しようよぉぉ♡♡♡」

「だめだっ……!! 今は四人でヤってるんだっ……!!」





俺は歩美の膣から剛直を一気に引き抜いた。





ぬぷうぅぅっっ♡♡♡♡





「んぁぁっ♡♡♡ 意地悪ぅっ♡♡♡」





そして次は、志保の太めで柔らかい腰を掴み一気に挿入する。





ずにゅうううううううううう♡♡♡♡♡♡





「すごっ♡♡♡ いいぃぃぃぃ♡♡♡♡ ご主人様あぁ♡♡♡ ご主人様ぁぁ♡♡♡」





歩美との違いを楽しみながら、俺は腰を前後させる。





どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡ どちゅっ♡♡♡





「志保のマンコは……っ!! 柔らかくてっ……!! すげぇねっとり絡んでくるっ……!! 志保に似てちんぽが大好きなんだなっ!?」

「好きっ♡♡♡ 好きっ♡♡♡ 大きいおちんちん大好きっ♡♡♡ ふへへぇっ♡♡♡ ご主人様っ♡♡♡ ご主人様っ♡♡♡♡」

「よしっ!! じゃあ次は由梨だなっ……!!」

「あぁん♡♡♡ もっと♡♡♡ もっとぉ♡♡♡」

「だめだっ! ワガママを言うんじゃない!!」





名残惜しさで絡みついてくる志保の膣から、俺はペニスを引っこ抜いた。





ぬぷうぅぅっっ♡♡♡♡





「あひぃぃん♡♡♡ もっと♡♡♡ もっとほしいよぉぉ♡♡♡」





そして次は、由梨の細い腰を掴む。





「こ、こんなのダメよぉ♡♡♡ ダメなのにぃ♡♡♡」

「そう言いながら由梨も滅茶苦茶濡らしてるじゃん」





薄い陰毛までベチャベチャにしている由梨の膣口をくすぐりながら俺は指摘する。





「ひゃっ♡♡ そっ♡♡ それはぁ♡♡♡ だってぇ♡♡♡」

「大丈夫大丈夫。ちゃんと気持ちよくしてあげるから」





俺は由梨の膣口にペニスをあてがい、一気に挿入する。





ずにゅうううううううううう♡♡♡♡♡♡





「んんんっっ♡♡♡ だめぇ♡♡♡ だめっっ♡♡♡♡」





腰を前後させ、由梨の膣をきちんと味わう。

先程の会話のせいだろうか、俺の頭には羽崎さんの顔が浮かぶ。

羽崎さんの好きな由梨は今、俺に抱かれている。





「あっ♡♡♡ あっ♡♡♡ だめっ♡♡♡ だめぇぇ♡♡♡ あっ♡♡♡ んあっ♡♡♡」





恋人ですらない男……女の子を三人並べて膣の具合を食べ比べるような最低のクソ男にペニスをぶちこまれて悦んでいる。

真面目で清楚で優しい由梨が、セックスに夢中になっている……!!

この光景を、明日には羽崎さんに見せつけられる……!!

そう考えれば考えるほど胸は高鳴り射精感も高まってくる!!

セックスしてやる!!! 羽崎さんの前で滅茶苦茶にセックスしてやる!!!

それで羽崎さんとも絶対にセックスする!!!





「由梨のマンコっ……!! ヒダヒダがチンコを刺激してきて滅茶苦茶気持ちいいっ!! チンコを悦ばせる形してやがるっ!!」

「ちっ♡♡♡ ちがっ♡♡♡ そんなんじゃっ♡♡♡ そんなかたちしてないのぉ♡♡♡♡」

「一発射精するっ……!! 中出ししてやるぞっ!!」





羽崎さんのことを考えたからだ。由梨の膣内に一度射精(だ)さなきゃ気が済まなくなった。

お前のせいだ。お前のせいで由梨さんは俺に中出しされるんだぞ……!!

心の中で羽崎さんに言いがかりをつけると、ますますチンコが気持ちよくなってくるっ!!





「えーっ♡♡♡ 由梨ちゃんだけずるいー♡♡♡」





歩美が抗議の声をあげる。





「二人ともあとで中出ししてやるからっ!! いい子で待ってるんだ!! あーっ、射精(で)るっ!! 射精(で)るぞっ!!」

「あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡ あ♡♡」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!





「あああああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」





由梨の膣内に俺の子種が放出された……!!

由梨の肉体(からだ)が俺のものである証……!!!





「あつっ♡♡♡ あついぃぃ♡♡♡♡ んんあぁっ♡♡♡♡」





射精の勢いを膣奥で感じて、由梨はますますよがり狂う……!





「最後の最後まで全部射精(だ)しきってやるっ……!!」





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!





由梨の膣内は俺の白濁液で埋め尽くされた……!!





「あーっ……気持ちいいぃぃ……!!」

「ハーッ♡♡♡ ハーッ♡♡♡ ハーッ♡♡♡」





中出しの快楽に身を浸した由梨は、口も目もとろけきった表情で息を切らしている。

由梨とセックスできる俺じゃなきゃ引き出せない、俺のためのメスの顔だ。

羽崎さんには引き出せない、この表情が俺の身も心も満足させてくれる。

そんな達成感に浸っている俺の背中に、突然柔らかく暖かい重みがのし掛かった。





「ご主人様♡♡♡ ご主人様♡♡♡ 次はぼく♡♡♡ ぼくに射精してよぉ♡♡♡」

「だめぇ♡♡♡ あたしの方が先ぃ♡♡♡ あたしとセックスするのぉ♡♡♡」





志保と歩美が抱きついてきたのだ。





「わかってるわかってる。だからちゃんと横になってくれ。先に仰向けになった方から中出ししてやるぞ」

「おっけーい♡♡♡」





そう提案した途端に、歩美はひょいっとベッドに寝そべる。





「あぁっ♡♡♡ うーっ♡♡♡ ずるいよぉ♡♡♡ ぼくまだなのにぃ♡♡♡」





志保は慌てて横になるが、もう手遅れだ。





「二人ともちゃんと気持ちよくしてやるから、慌てるなって」





俺は由梨の膣からペニスを引き抜いた。





ぬぷうぅぅっっ♡♡♡♡





「おおぅっっ♡♡♡」





それだけでも、由梨の肉体(からだ)は大いに悦んだ。





■3日目





『そろそろお風呂の時間だから準備しなさい!』





ぱちゅっ♡♡♡ ぱちゅっ♡♡ ぱちゅっ♡♡♡ むにゅっ♡♡♡♡





志保の大きすぎる胸の谷間、そこに俺はペニスを突っ込んで乱暴にピストンしている。

志保は両乳を手で押し込み、心地よい乳圧をかけてくれる。

事前に膣に突っ込んでいたおかげで、愛液にまみれぬるぬるした俺のペニス。そこに乳がまとわりつくような感覚がたまらなく気持ちいい……。

志保の乳から伝わってくる熱が、柔らかさが、俺のペニスを大いに悦ばせてくれた。





「いいぞ志保っ……!! お前の乳滅茶苦茶気持ちいいっ!!」

「ご主人様っ♡♡♡ ご主人様っ♡♡♡ ぼくっ、ごほうびほしい♡♡♡」

「ちょっと待ってろっ!! もうすぐ射精(で)るから……っ!!」





乳に圧迫され、刺激を受け続けた俺のペニスはもうそろそろ限界だった。





「射精してっ♡♡♡ いっぱい射精してぇっ♡♡♡」





俺のペニスが谷間の最奥まで突き進んだその時、限界を迎えた射精感が大いに解き放たれた……!!





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!





俺のペニスから放たれた精液が、志保の肌を白く汚していく……!!





「すごいぃっ♡♡♡ ふへへへへっ♡♡♡ おっぱいが妊娠しちゃうよぉぉ♡♡♡♡」

「志保っ!! 志保っ!! ちゃんと挟んでおくんだぞっ!!!」





俺は射精を続けながらゆっくりゆっくりと、志保の乳からペニスを引っこ抜いていく。

俺の射精が志保の乳全体をまんべんなく汚せるように、ゆっくりと……!!





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!





射精を受けた谷間からは、どんどんどんどん白濁液が溢れかえっていく。





「ふへへぇっ♡♡♡ すごいすごい♡♡♡ 大洪水だよぉぉ♡♡♡♡」





長い射精がとうとう終わる……その瞬間、俺は志保の乳からペニスを引っこ抜き、いやらしい二つの乳首めがけて最後の精液をぶちまけた……!!





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッッッッッ!!!!!!!!!!





「……ッ!! ふぅ……気持ちよかったぞ、志保」





俺は労をねぎらうため、ビンビンに勃起している志保の乳首に亀頭をグリグリと押しつけた。





「んっ♡♡♡♡ ふへへぇぇ♡♡♡ ぼくのおっぱい♡♡♡ ご主人様の精液でいっぱいだぁ♡♡♡」

「ほら、かけられた精液はちゃんと舐めるのがマナーだぞ」

「うんっ♡♡♡ んちゅっ♡♡♡」





乳と乳の間に精液の橋がかかるほど、志保のデカ乳は俺の精液にまみれていた。

志保は乳にかけられた精液を指ですくい取り、くわえる。





「ん♡♡♡」

「こらこら。せっかくデカい乳してるんだから活かさないと」

「ふぇ?」





俺は志保の乳を下から掴み、持ち上げて、乳首を彼女の口元に寄せる。





「ほら、ちゃんと舐めるんだ」

「う、うん♡♡♡♡」





志保はおずおずと、自らの乳首をくわえる。





ちゅぷっ♡♡♡♡ ちゅっ♡♡ ちゅっ♡♡♡





まるで授乳でもするかのように、自らの乳首を吸う志保。

自慰のようで恥ずかしいのか、スケベな彼女の割にはしおらしい態度で吸い続ける。





「どうだ、美味しいか?」

「うん……♡♡♡ でもぉ、やっぱりご主人様に吸われる方が気持ちいぃ……♡♡♡」

「まったく、ワガママな子だなぁ」





俺は志保の頭をグリグリと撫でてやった。





「えへへ……んちゅう♡♡♡」





そして志保は、もう片方の乳首も精液ごとちゅぱちゅぱ吸う。

この光景をしげしげと眺めていた俺のペニスに、突然の衝撃が走る。





ぺちーん





俺のペニスは小さな手で突然はたかれた……!





「うぉっ!? 急にどうした!?」





攻撃者である歩美は、不満そうに頬を膨らませている。





「浩一~。そろそろあたしに交代してよ~」





俺は由梨・歩美・志保と、昨日からずっとセックスしていた。

もう少し詳しく説明すると、俺は食事や睡眠など生きるのに必要な休憩時間以外は四六時中セックスばかりしていたが、三人はそれ以外でも疲れるとちょくちょく休んでいた。

三人とも休んでしまったので仕方なく一人でシコり、仮眠中の三人にぶっかけた……ということも何回かあった。

そして今、回復して起きあがった歩美が突然俺に攻撃をしかけてきたのだ。





「まったく……いきなり叩くことないだろ。さっきまで寝てたのに」

「いいから♡ 次はあたし~♡♡♡」





歩美は叩いたペニスを慰めるように、掌でスリスリとなで始める。

だったらお望み通り可愛がってやる……と考えていた俺に、また別の声がかけられる。





「あの……そろそろお風呂の時間よ……?」





同じく回復を終えた由梨だ。

そうだ、四六時中セックスしていたせいで時計の確認を怠っていた、もうすぐお風呂の時間だ。

それもただのお風呂じゃない。

羽崎さん・水谷さん・沢井さん……後半の三人とも混浴できる特別なお風呂だ。

合宿初日以来、二日ぶりに彼女たちの裸を見られる……!!





流石に今日だけでセックスに持ち込むことは無理だろう……。

しかし、セックスを見せつけることは確実にできる……!!

特に羽崎さん。羽崎さんに俺と由梨のセックスを存分に見せつけてやる。

愛しい由梨の肉体(からだ)はもう俺のものなんだって思い知らせてやる。

何度考えても心が躍った。





「そうだな。とりあえずやめようか」

「えーっ! あたしの番なのに!」





歩美は不満そうに頬を膨らまし、ペニスをぎゅーっと握った。





「まぁまぁ。セックスはお風呂でもできるだろ」

「そっ、それはダメって言ってるでしょ!」





由梨が焦って俺を止めようとする。





「浩一さぁ……あわよくば残りの三人ともセックスしようと思ってるでしょ♡♡」





俺の心を見通した歩美がニヤニヤとそう尋ねる。





「ハハハ、バレたか」

「ハ、ハハハじゃないわよぉ!! そんなにエッチしちゃダメ!!」





由梨は怒って抗議する。





「え、どうして?」

「ど、どうしてってその、普通に嫌がるだろうし、それに……。特に藍さんはすごく嫌がると思うわ」





由梨の口から、羽崎藍さんの名前が出た。

現在は距離の出来てしまった二人だが、元は中学の頃からの仲良しだという。

羽崎さんの性格をよく知っている由梨からすると、思うところも大きいのだろう。





「羽崎さんが? そうなの?」





俺としても興味のある話なので、しっかりと聞かせてもらうことにする。





「藍さんって、純情な子だから……。昔からすごくモテたのに誰とも付き合ってなかったし、その……エッチなことなんて考えたこともないと思うわ」

「そっか……」





つまり……由梨は羽崎さんの気持ちに全く気づいてないんだな。

他の女の子と交際しない理由も勘違いをしている。

ちょっと可哀想になってくる。

俺は由梨の乳房を、おもむろに掴んだ。





むにゅっ♡♡





「ひゃっ♡♡♡ きゅっ、急になんなのぉ♡♡♡」





俺は乳房を転がすように揉みしだき、その柔らかさを存分に楽しむ。





むにゅっ♡♡ むにゅっ♡♡ むにゅっ♡♡





羽崎さんも本当は、こうやって由梨のデカ乳を揉みたいんだろうなぁ……。

由梨のデカ乳を揉む妄想にかられながら、自分のデカ乳を揉んで慰めてるんだろうなぁ……。





「ごめんごめん。揉みたくなったから」

「も、もぅ……♡♡♡」





由梨は口で抗議しつつも、本気の抵抗はしてこなかった。





■3日目





『全員集合!!!』





* * * * * * * * * * * *





俺は三人の裸女とともに、浴室目指して廊下を歩く。

裸女三人を侍らせながらも、別の裸女達を頭に思い浮かべる。

性知識皆無の沢井さんはともかく、羽崎さんと水谷さんは混浴を拒否するのでは……という懸念はないでもない。しかしまぁ、ほぼほぼ大丈夫だろう。

まず第一に、優等生としてのプライドを持つ二人が理事長直々の命令を無視することはそうそうないだろう。

第二に羽崎さんに関しては、俺に裸を見られたくない一方で俺が由梨に妙なことをしていないか気が気でないはずだ。

そして水谷さんに関しては、俺に裸を見られたくない一方で俺のことを罵りたい気持ちが大きいだろう。

希望的観測かもしれないが、三人とも混浴に来てくれるはずだ。そうに違いない。





「女の子の裸いっぱい見られて嬉しいね♡♡♡」





と、道中で歩美が俺をからかう。





「無茶苦茶嬉しい……!!」





俺は正直者なのでそう答えた。

でも、見るだけでは終わらせねぇ……そんなことを考えつつ歩を進めると、浴室の前でバッタリと羽崎さん達三人に出くわした。

よかった、ちゃんと来てくれた……!!





「……っ」





羽崎さんは素早く胸と股間を隠す。その反応が思いの外早かったので肝心の乳首を見逃してしまった。

でも、お風呂場に行けばチャンスはいくらでもある。ここで焦ることもないだろう。





沢井さんは相変わらず何も気にせず、その豊かな胸と無垢で無毛の股間をさらけ出してくれている。

子供のように小さな体躯に似合わぬ立派な乳房……出来ることなら今すぐ揉みしだきたい。





そして水谷さんは、そんな小さな沢井さんの背中に隠れている。

いやらしい目でこっちを見るな……そんな意思を睨みで雄弁に伝えてくる。

俺が常日頃から彼女の胸チラを狙っていて、なだらかな膨らみの先にあるピンク色をしっかり覚えている――なんなら写真まで撮っていると知ったら、彼女はどんな反応をしてくれるだろうか……。





「ちょっと!! いやらしい目で見ないでくださいまし!!」





羽崎さんは俺を睨み、率直に抗議した。





「ごめんごめん。でも、せっかくお風呂に入るんだし仲良くしようよ」

「貴方のようなケダモノと仲良くなんてできませんわ!!」

「そうよ!! 死になさいよ!! 死ね!!」





羽崎さんと水谷さんから猛抗議を受けてしまう。

水谷さんに至ってはストレートに暴言だ。





「そんなに言わなくても……由梨だって仲良くしたいよな?」





俺は隣に立つ由梨の腰に、おもむろに手を回して抱き寄せる。





「あっ♡♡ う、うん♡♡♡」





由梨は恥ずかしそうに、でも少し嬉しそうに目を伏せながら肯定してくれた。





「ちょっ……由梨さんに触らないでくださいまし!!」





この密着に怒ったのは当然羽崎さんだ。





「ゆ、由梨さんもちゃんと怒ってくださいまし!!」

「だ、大丈夫よ……♡♡ 浩一君とは仲良しだから……♡♡」





俺に腰を撫でられながら、由梨はうっとりとした表情でズレたフォローをする。





「な、仲良しって……」





どんな悪い想像をしているのか、羽崎さんの表情は青ざめていく。





「大丈夫、付き合ってるわけじゃないから。な、由梨?」

「う、うん……♡♡ と、友達……特別な友達なの♡♡」

「特別な……友達……??」





何かただならぬものを感じつつ、具体的にどんな関係なのかわかりかねている様子で困惑する羽崎さん。

上品で純情な彼女からすれば、『性奴隷(セックスフレンド)』なんて概念は想像の範囲外なのだろう。





「そうそう♡♡ あたし達みんな特別な友達になったんだよ♡♡♡」





そう言って歩美は俺に抱きついてくる。薄い胸や小さな乳首が体にはりついてくる感触が心地良い。





「ほら♡♡ 志保ちゃんも仲良しっぷりアピらないと♡♡」

「え、あ、うん……♡♡ ふへへぇ♡♡」





志保も便乗して抱きついてくる。乳首こそ陥没状態に戻っているが、柔らかく大きな乳がずっしりとのし掛かってくる。

今すぐ射精したい、そんな状況になってしまった……。





「そ、そんなにくっつくなんていけませんわよ!? は、裸なのにっ、いや、服を着ていてもダメですわよ!!??」





羽崎さんは心底理解不能のようで混乱している。





「えっと……何がまずいんですか? 仲が良いのは悪いことではない気がしますが」





それ以上に何も理解していないのは沢井さんだ。可愛らしい。





そして……最もダメージを受けている様子なのが水谷さんだ。

その表情は嫌悪を通り越して、絶望すら浮かんでいる。





「なっ、何考えてるのよ!! 頭おかしいんじゃないの、そんな男にベタベタしてっ……!!」





口調こそ強気だが、その声色からは明らかに恐怖が滲み出ている。





「今だって、その、ガチガチに大きくしてるじゃない……!! ケダモノの証明だわ!! どうしてそんなバケモノみたいに大きいモノと一緒にいて平気なのよぉ!!」





水谷さんの恐怖と侮蔑の入り交じった、親の仇に向けるような視線を浴びて俺のペニスはピクピクと悦んだ。

理由がなんであれ、水谷さんのような可愛い女の子にペニスを見つめられて嬉しくないわけがない。





「平気なんかじゃないよ♡♡♡ すっごい興奮するもん♡♡♡」





歩美はそう言って、小さな手で俺の亀頭を愛おしげに撫でる。





「ひっ!! な、何触ってんのよ!! 自分が何やってんのかわかってんのこの変態!!」

「ふっ、不潔ですわ!! 不純ですわ!! それとも貴方達は学生結婚をなさっていますの!?」

「どうして興奮するんですか?」





怒りと困惑で狼狽える羽崎さん・水谷さんと違って、沢井さんはマイペースに疑問を口にする。

いずれにせよ、このまま口喧嘩を続けていてはいつまでたっても入浴できない……と思ったのか、由梨が話を進めてくれた。





「えっと、あの……とにかくお風呂に入らない? それが理事長の指示なわけだから」





諸々の感情は置いといて、まずは指示に従おう。そんな方向でまとめてくれた。

俺も彼女に続いて流れを作ることにする。





「そうだな。何はともあれとりあえず入ろう」





俺は由梨の腰を抱きしめたまま、脱衣所(脱衣はしない)に入っていく。

歩美と志保も追随してくる。





「あっ、ちょっ、お待ちなさい!」





すると、羽崎さん達三人も入室してくれた。

いよいよ混浴の時間だ……!!





■3日目





『洗いっこしようぜ!!』





色々と雑な歩美はともかくとして、髪の長い子は服を脱ぐ以外にもちょっとした準備がいる。

それを眺めるのも好きなのだが……ショートカットの沢井さんがとてとてと俺に近寄ってくれた。





「明日からは一緒ですね。よろしくお願いします」





そういって頭を下げると、小さな肉体(からだ)に実った豊かな胸がぷるんと揺れてありがたい。





「いやいや、こちらこそ本当によろしく」





俺は沢井さんと沢井さんの乳房に頭を下げた。





「合宿中も自主トレはしていたのですが、マッサージしていただかないとどうにも万全の状態になれなくて」





そんなに俺のマッサージを頼りにしてくれていたとは、純粋な意味でも性的な意味でも大変嬉しい話だ。





「じゃあ明日からは、今までの分も念入りにマッサージさせてもらうね」

「はい。ありがとうございます」





俺の極めて邪な提案に対して、沢井さんは淡々と、だけど純粋にお礼を言ってくれた。

いつも素直で、その分無表情な沢井さん。

彼女がよがったらどんな表情を見せてくれるんだろうか……そんな想像をしただけで下半身の血流が良くなってくるのだ。

できることなら今すぐにマッサージしてあげたい……。

もっと率直に言えば、レイプしてあげたい……!!





「そんな男と話してたら犯されるわよ!!」





正論を叫んで沢井さんを浴室に連れていったのは、水谷さんだ。

彼女は沢井さんを俺から引き剥がし、それでいて自分の肉体(からだ)の大事な部分は沢井さんを使って俺から隠した。





「ほ、ほら! 由梨さん、私達も参りましょう!」

「う、うん」





短いタオル一枚で肉体(からだ)を隠し、由梨を連れて羽崎さんが浴室へと駆けていく。

羽崎さんは俺というケダモノから由梨を守っているつもりだろうが、二人がセットになることは好都合だった。

羽崎さんには絶対に、俺と由梨のセックスを見て貰うのだから





「浩一~♡♡ 早く洗いっこしようよ~♡♡♡」

「ご、ご主人様♡♡ お、お背中お流ししますね♡♡ ふへへ♡♡」





いつでもセックスできる! という心持ちで歩美と志保が俺を急かす。

しかし、俺の中では別の計画が進行していた。





「俺と洗いあうのもいいんだけどさぁ……」





周囲には聞こえないよう、歩美と志保だけにひっそりと提案する。





「きゃはは♡♡ いいじゃん♡♡ 面白そう♡♡♡」

「えっ、う、上手くできるかわからないけど……ご主人様の命令なら、その、頑張るね……♡♡」





歩美は早速、ダッシュで浴室へと飛び込んでいった。

先に入っていた四人は鏡の前で体を洗い始めている。

俺に体を見られたくない……そう考えている水谷さんは当然まごついていたが、そこに歩美が抱きついた。





「ひゃぁっ!!??」

「水谷ちゃん♡♡ 洗ってあげるね♡♡」





そういって歩美はボディソープを手に取り、両手に伸ばすと水谷さんのお腹をくすぐるように撫で始める。





「ひっ♡♡ け、けっこうですっ!!」





口先だけで気の強いことを言っても、体は全く抵抗できていない。

水谷さんは予想外の襲撃に、おろおろする他ない様子だ。

歩美は両手を上にスライドし、水谷さんの薄い胸をなで始めた。





「ひんっ♡♡♡ そこっ、本当にダメッ♡♡♡」





薄い胸の僅かな柔らかさを掌で楽しみながら、指先で乳首を刺激していくいやらしい撫で方。ちょうど、俺が歩美に対してやっているような撫で方だ。





「ほらほら~♡♡♡ 気持ちいいでしょ~♡♡♡」





歩美は困惑する水谷さんを煽りながら、貧乳への愛撫を続ける。





「んっ♡♡♡ だめっ♡♡♡ だめぇ♡♡♡

(こっ、この人本当におかしい♡♡ 付き合ってもない相手にどうしてこんなことができるの♡♡)」

「乳首気持ちいいよね♡♡ あたしもちっちゃいからわかるんだ~♡♡」





歩美は水谷さんの、小さめだけどしっかり女性らしく性徴したピンク色の乳首を摘んでいじりまわす。





「うりゃっ♡♡♡」

「ひぃんっ♡♡♡ だめっ♡♡ なんでっ♡♡♡」

「浩一はあたしよりずっと上手だよ♡♡ 水谷ちゃんも触ってもらいなよ♡♡♡」

「へっ♡♡ 変なこと言わないでぇ♡♡♡ んんっ♡♡」





一方の沢井さんには、志保をけしかけた。





「え、えっと、あの……。お背中、お流しします……ね」





志保はもじもじと、ぎこちない口調で恐る恐る沢井さんに声をかける。





「そうですか? ありがとうございます」





そして沢井さんは、淡々とそれを受け入れる。

油断しきった沢井さんをあえがせてやれ……と心の中で命令する俺。

しかし志保は、ボディソープを伸ばした両手で、普通に背中を擦り始めた。





「え、えっと……どうですか?」

「気持ちいいです。後で交代しましょう」

「う、うん……」





男である俺に対しては性欲丸出しで貪りついてくる志保も、女子相手だと別段興奮することもなく、ただの引っ込み思案な女の子になってしまうようだ。

しかし、デカ乳の可愛い女の子が体を洗い合う姿というのは、例え性欲が介入しなくても射精ものの光景だ……。

志保には後でお仕置きするとして、今はこのままでいいだろう。

それよりも、俺は俺で大目的を果たすべきだ。





「なっ、何をやってますの……」





歩美と志保(主に歩美)の奇行にどん引きしている羽崎さん。

その後ろに、俺はしゃがみ込んで肩に手をかける。





「ひっ……」

「羽崎さんは俺が洗ってあげるね?」

「ばっ、馬鹿なことを言わないでくださいまし!! 狂ってますの!!?」





胸や股間をタオルでガードしたままの羽崎さんは、俺に声をかけられてますますそのガードを強める。





「そっかぁ。じゃあいつも通り由梨を洗ってあげるね?」





羽崎さんの隣にしゃがんでいる由梨。俺は後ろから彼女の腰に手を回し、ぎゅっと抱きしめる。





「あっ♡♡ う、うん……♡♡♡」





ガチガチに固まったペニスがすべすべの背中に触れて、それだけで気持ちいい……。





「なっ……何を言ってますの!? ダメですわ!! そんなの絶対ダメですわ!!」

「ダメって言われても、昨日も一昨日も洗ってあげたしなぁ」





言いながら、俺は由梨の巨大な胸を撫で回す。





「そっ、そこは♡♡♡ 人前でするのは……♡♡♡」





肉体(からだ)関係の外にいる友達に見られるのはやはり恥ずかしい……とはいえ肉体(からだ)は抗えず、いつも通りに感じてしまう由梨。

それを見て混乱するのは当然羽崎さんだ。





「やっ……やめてくださいまし!! いけませんわ!! 何をしていますのっ!!」





瞳に涙を浮かべ、自分の体をタオルで隠しながらも俺の腕を掴んで必死に止めようとする羽崎さん。

その様子が実にいじらしい。





「うーん……じゃあさ、由梨が羽崎さんの体を洗うっていうのはどう?」





■3日目





『爆乳レズセックスを命ずる!!!』





「……え?」





予想外の提案だったのか、羽崎さんは固まってしまう。





「嫌じゃないでしょ?」

「いっ、嫌なわけがありませんわ!! 勿論嫌ではありません!! ですが、そのっ、いっ、いけないことでは!?

(私が由梨さんと!?♡♡ 付き合ってもないのに、そんな♡♡)」

「由梨も嫌じゃないだろ?」





由梨は少し恥ずかしそうに俯いている。





「それは……うん♡」





それでも肯定してくれた。





「えっ♡♡ 由梨さんが、その、嫌ではないのなら……♡♡

(ゆっ、由梨さんと♡♡ そんな♡♡ いやらしいことを……??♡♡♡)」

「じゃあ決定ね!! もうこれはいらないでしょ!!」





俺は気の緩んだ羽崎さんの腕から、タオルを素早く没収した。





「ひゃっ!?」





綺麗なベージュ色の乳首が、大きめの乳輪が、爆乳とともにぷるんっと腕から零れ出た……!!





「なっ、何をしますのっ!!??」





羽崎さんは慌てて腕で隠し、恥ずかしさと怒りで赤くなった顔で俺を睨む。





「ごめんごめん。やっぱり嫌だった? じゃあ俺が由梨を洗うね?」





言いながら俺は素早くボディソープを手に取り、由梨の両乳を後ろから鷲掴みにする。





「んんっ♡♡♡ だからっ♡♡ 人前ではダメって♡♡♡」





そして、両乳を綺麗に洗うように揉み込む。





「こ、このっ……やめなさい汚らわしい!!」

「じゃあ、羽崎さんはちゃんと洗われる準備してよ」

「……くっ」





冷静に考えれば、何が「じゃあ」なのかわからないが、羽崎さんも冷静ではない。

羞恥と怒りに耐えながらも、羽崎さんは両腕を背中に回してその肉体(からだ)を曝け出す。

ベージュ色の乳首も、長い金髪とのコントラストがまぶしい黒い陰毛も、全て俺の目に焼き付いた。

もう、俺に裸を見られる前の羽崎さんには戻れないということだ。





「うぉぉぉ……すげぇ……っ」





よくよく見てみると、右の乳輪のすぐ傍に黒子があった。

舐め回されるためにあるような、いやらしい黒子だ……。





「じっ、じろじろ見ないでくださいましっ!!」

「そうだね、ごめんごめん。じゃあ由梨……おっぱいを使って洗ってあげようか」





俺は由梨の背中をぽんと叩いてそう指示した。





「えっ♡♡ でも、それはぁ♡♡」

「俺にやってくれたのと同じようにすればいいから、な?」

「うっ、うん……♡♡」





由梨は観念し、羽崎さんに正面から抱きついた。

二人の巨大な乳と乳が衝突し、むにゅりと潰れ合う。そして二人の顔と顔は、今すぐキスできるくらいに近づいた。





「ひゃぁっ♡♡ ゆ、由梨さん??♡♡♡♡

(ゆっ、由梨さんのお胸がっ♡♡♡ 由梨さんのお顔がっ♡♡♡)」

「ごっ、ごめんね♡♡♡ 嫌なら言ってね?♡♡♡」

「そっ、そんな♡♡♡ 嫌なはずありませんわ♡♡♡

(気持ちいい♡♡♡ 抱き合ってるだけなのに気持ちよすぎますわ♡♡♡)」

「あの……♡♡♡ 恥ずかしいかもしれないけど、横になってくれたら洗いやすいかな……♡♡♡」

「はっ、はい♡♡♡

(由梨さん♡♡ 由梨さん♡♡♡)」





羽崎さんは由梨と肉体(からだ)を密着させたまま、いそいそと体を横たえる。由梨に奉仕してもらうのが待ちきれない……俺の目にはそんな風に写った。

そして、羽崎さんの肉体(からだ)に由梨の肉体(からだ)が乗っかる形になった。

目立つから当然だが、いつの間にか他の四人もこの二人の行為に目が釘付けになっている。





「えっ、えっ……部長まで、何してるのぉ……?」





水谷さんに関しては、釘付けというより怯えの方が大きいらしい。





「?」





沢井さんは、注目しつつも実際のところ何をしてるのかわからない……そんな表情だった。





「じゃ、じゃあ動くね……♡♡♡」





由梨は羽崎さんの肉体(からだ)の上で、自分の肉体(からだ)を滑らせる。

昨日の夜、俺がお風呂で由梨にやってもらった動きだ。





「んぁぁ♡♡♡ なっ、なんですのぉぉ♡♡♡ これぇ♡♡♡」





肌と肌が触れ合い、由梨の大きな乳房が肉体(からだ)の上を滑る。

太股の間に挟まれた由梨の太股が、股間を刺激する。

その快感は、初心な羽崎さんには堪えられないもののようだ。





「き……気持ちいいかな?♡♡」

「すごっ♡♡ いいぃぃ♡♡♡ 気持ちいいですわぁ……♡♡♡」





テニスコートに立つ凛々しい彼女からは想像もできないような、目も口もとろけきった顔で答える羽崎さん。

引き締まりつつも豊満な二つの女体。それが絡み合う姿は見ているだけでも柔らかく、ペニスを刺激する光景だった。

羽崎さんはもちろんのこと、由梨も表情を緩ませて快楽を味わっている。

ぎこちない関係の続いていた二人だが、肉体(からだ)の相性はいいのかもしれない。

合宿が終わっても、学校を卒業しても、二人には末永くセックスしてほしいものだ……。





しかしそれは……俺の支配下にあることが前提の話だ。

愛する人と抱き合う快楽に酔いしれる羽崎さんにも、そろそろ現実をわからせる必要があるだろう。

俺のペニスも我慢の限界だ。





■3日目





『フェラチオを観察したまえ!!!』





「由梨、ちょっといいか?」

「ん……♡♡♡ なぁに?♡♡♡」

「いやぁ、頼みたいことがあってさ」





横になって抱き合っている由梨と羽崎さん、その横に俺はしゃがみこんだ。

すると必然的に……俺のペニスが二人の顔の真ん前に鎮座する。





「……ひっ! な、なんなんですの!?

(こ、このっ……男の人の大きいものが、こんな近くに……なんでこんな、バケモノみたいな大きさに……)」





快感に浸っていた羽崎さんも、俺のペニスの存在に気がついたようだ。少し怯えているようにも見える。





「あっ、羽崎さんは大丈夫! そのまま由梨の肉体(からだ)を楽しんでて」

「なっ♡♡ 変な言い方しないでくださいまし♡♡♡ はしたないですわよ♡♡♡」

「俺は俺で、由梨の肉体(からだ)を楽しませてもらうからさ」

「は? それは一体――」





羽崎さんが何か言い終わるより前に、俺は鈴口で由梨の唇にちゅっとキスをする。





「♡♡♡ こ、ここでぇ♡♡♡」

「うん。もうガマンできないから一発頼むよ。な?」

「あ、藍さんがいるのにぃ♡♡♡ んちゅううううう♡♡♡♡」





抵抗するような素振りは言葉だけで、、由梨はぬるりとペニスを飲み込んでいった。





「――えっ?? えっ??? 何を??? 何をしていますの??? えっ???」





状況の飲み込めない羽崎さんをよそに、由梨は美味しそうに俺のペニスをしゃぶり始める。





「えっ?? えっ?? えっ?? なんで?? なんでですの???

(由梨さんが……ペニスを?? どうしてそんなことを??)」





ショックを受けるより前に、混乱に包まれる羽崎さん。

当然この光景は、ギャラリーからも見られているわけで……。





「ひっ、ひぃぃぃぃぃ!!!」





水谷さんは恐怖心から大きな声をあげ、慌てて両手で沢井さんの目を塞いだ。





「あの……どうして目隠しを?」

「だっ、だめっ!! 見ちゃダメ!! こんなのダメっ!! おかしい!! おかしいわよぉ!!」





沢井さんの目を塞ぎながら、必死に目を瞑る水谷さん。





「おぉ~♡♡♡ 浩一って本当に最低だね♡♡♡」

「わっ、羽崎さんがいるのに、あんな♡♡♡」





歩美と志保は驚きながらも悦んでくれている。





んちゅううううう♡♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡





ギャラリーの反応をよそに、夢中でペニスをしゃぶり倒す由梨。





「あ、あぁぁぁぁ……何を、何をしていますの? い、いけませんわそんな、由梨さんそんな、そんなものを舐めては……」





性知識が足りないなりに、ただならぬ行為だと察知したのだろう。

目の前で愛する人の行う異常な行動に、羽崎さんは狼狽える。

だから、俺はフォローをしてあげる。





「大丈夫大丈夫。由梨は俺のチンポをしゃぶるのが大好きなんだよ」

「うっ、嘘ですわ!! そんな、そんなおかしいですわ!!」

「うーん、じゃあ由梨の口から直接言ってもらおうか」





俺は吸いつく由梨から、ねっとりまとわりつく卑しい口から、ぬるりとペニスを引き抜いた。





んちゅうううううう♡♡♡ ちゅぽんっ♡♡♡





由梨は口の中を満たす唾液とガマン汁を、ごくりと飲み込んでから話し始める。





「ほ、本当よ♡♡♡ 私、浩一君のおちんちん♡♡♡ おちんちんを舐めるのがすっごく好きになっちゃったの♡♡♡ 驚かせてごめんね♡♡♡」

「そ、そんな……何を言ってますの? おっ、おかしいですわぁ、そんなのぉ……」





羽崎さんの顔はすっかり青ざめ、目が泳ぎ、今にも泣き出しそうだ。





「ほら、由梨の大好きなおちんちんだぞ」





俺は再び、由梨の口にぬるりとペニスを挿入する。





れろぉぉぉぉぉ♡♡♡♡ れろれろれろれろれろ♡♡♡♡ んちゅううううう♡♡♡♡





由梨はとても美味しそうにペニスをしゃぶる。





「あーっ……由梨、本当に上手くなったなぁ。これならすぐに射精るわ……」

「んちゅううう♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡

(藍さんごめん♡♡♡ 目の前でフェラチオするなんて♡♡♡ いけないのに♡♡♡ やめられないのぉ♡♡♡♡)」





吸いつき、舌を絡ませ、喉でくわえこみ、精液をせがむようにフェラチオする由梨。

その肉体(からだ)の下で、羽崎さんは露骨に狼狽えていた。





「あっ、ああぁ……おかしい、おかしいですわ……。由梨さんが、由梨さんがこんないやらしいこと、するはずありませんわぁ……」





あの羽崎さんが、俺と由梨の行為に絶望している……。

その表情が俺の歪んだサディズムを悦ばせ、射精感をより一層高めていく。

もうガマンの限界だった。





「由梨っ……!! 射精(だ)すぞっ!! もう射精(で)るっ!!」

「♡♡♡♡♡ じゅぽぉぉぉ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡ じゅぽっ♡♡♡」





由梨は精液を求めて、更に激しくしゃぶりつく。





「出、出るってなんですの!? いやっ、いやぁ……!! 出さないで、出さないでくださいましっ!!!」





羽崎さんはわからないなりに、ただならぬ雰囲気を感じ取って懇願してくる。

でも、由梨の口が気持ちよすぎて無理な相談だった。





「射精る……っ!! こぼしたら羽崎さんの顔にかかっちゃうからな!? ちゃんと飲み込めよっ!!」

「♡♡♡♡♡♡ じゅぽぉぉぉぉぉぉ♡♡♡♡♡♡

(飲まないと♡♡♡ 飲まないと♡♡♡ 藍さんのためにも全部飲まないと♡♡♡)」

「かっ、かかるって何ですの!? いやっ! いやっ! かけないでくださいまし!!」





由梨の口に攻め立てられて、俺のペニスは限界を迎えた……!!





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





「んんんんん♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ ごくっ♡♡♡ ごくっ♡♡♡ ごくっ♡♡♡♡

(飲まないと♡♡♡ 全部飲まないとぉ♡♡♡♡)」





噴水のような勢いで放たれる精液を、由梨は一生懸命に飲んでくれる……!!

その事実が、俺の肉体(からだ)に更なる快感を生んでくれる。

由梨は喉をゴクゴクと鳴らし、どんどん精液を飲み込んでくれる。

喉を鳴らす音が聞こえるのだろう。羽崎さんは怯え、悲しみ、困惑している。





「なっ……なにを飲んでますのぉ……? やめて……汚い、汚いですわよぉ……」





由梨が飲み込むスピードに負けない量と勢いで、精液が放たれ続ける。





「んんっっ♡♡♡♡ んんんんん♡♡♡♡

(のっ、飲みきれない♡♡♡ だめっ♡♡♡ 飲まないと♡♡♡ 飲まないと♡♡♡♡)」





飲みきれなかった精液が亀頭にまとわりつく感覚。由梨の喉はもう限界のようだった。





「んんんん♡♡♡♡♡ んんっ♡♡♡ ゲホッ♡♡♡♡ ゲホッ♡♡♡♡」





とうとう由梨は、咳込みながらペニスを口からこぼしてしまった。

それでも、俺の鈴口が放精をやめることはない……!!





ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!!!!





由梨の口から解き放たれたペニスは暴れまわり、由梨の顔を……そして、羽崎さんの顔まで白く汚していく。





「ひっ、ひぃぃぃ!! な、なんなんですのっ!! この白いものはぁ!!! あぷっ、く、口の中にぃ……!!」

「げほっ♡♡ ごめん♡♡♡ 藍さんごめんね♡♡♡ 飲みきれなかったわ♡♡♡」





俺は二人の顔めがけて、射精を続ける。

特に、藍さんの口にはできるだけ多くかけてやった。





「ごめんごめん。羽崎さんは精液なんてかけられるの初めてだよね? ビックリしたよね? あーっ、気持ちいい……っ!!」

「せ、精液!? これっ、精液なんですのっ!? あぷっ、いやっ、いやぁっっ!!」





二人分の顔射を存分に楽しんで、長い長い放精がそろそろ終わりを迎える。





ビュルルルルルルルルルルルルルッッッ!!!!!!





「ふぅう……いやぁ、本当にごめんね、羽崎さん」





羽崎さんは精液を必死に床へと吐き出す。





「えほっ……うぇぇ……んくっ……

(あぁぁ……うっかり飲み込んでしまいましたわ……。ドロドロしてて、気持ち悪い……変な味……。一体なんなんですの、この、いやらしい味は……♡)」





羽崎さんは瞳に涙をためて、ぷるぷると震えながらも俺を睨みつけてくる。





「ご、ごめんじゃありませんわぁ……。こんな、こんな、変な臭いの、変な味の、汚い精液を、人にかけてぇ……」





流石にここから、精液を舐めてなんてお願いできるはずもなかった。





「お詫びにシャワーで流してあげるから、ね?」

「は、早くなさい!!」





羽崎さんの命令に従って、俺はいそいそとシャワーを用意する。

その一方で由梨は、自分の顔についた精液を指ですくって舐め取った。





「あむ……ん♡♡♡」

「そ、そんなもの舐めてはいけませんわ!!」

「だ、大丈夫よ♡♡♡ 舐めても害はないし、その……♡♡♡ 慣れるとなんだか美味しいの♡♡♡」

「そんな、そんな……」





俺のペニスから放たれた汚い精液を悦んで飲み込む由梨。その光景は羽崎さんにとってどれだけショッキングだろうか。想像しただけで股間がうずうずした。





■3日目





『夢のデカ乳サンドイッチ……』





「ほら、シャワーかけてあげるから口ゆすいで」





俺がお湯を顔にかけると、羽崎さんは苛立ち悲しみながらも口をゆすいで床に吐き出す。

高飛車な羽崎さんが水を床に吐き捨てる、その下品な行為を見るだけでもペニスの悦びを感じる。

二人の顔から、シャワーで丁寧に精液を流してあげる。

こうなると、更なる行為に進みたくなるのが人情だろう。





「由梨、肉体(からだ)も流してあげるからちょっと浮かせて?」

「こ、こう……?」





由梨は腕で体を支える。密着していた由梨と羽崎さんの肉体(からだ)が離れ、腕一本分くらいの隙間が生まれる。

下半身に目をやると、しっかりと生え揃った陰毛が、盛り上がった恥丘が二人分ばっちり見えている。

それでも、二人のたわわな胸はくっついたままだ……。





「そうそう、ありがとう。じゃあ流すね」





俺は全体にシャワーをかけて流しながら、密着している二人の巨乳、その間に手を突っ込んだ……!!

指の先から手首まで、手の甲から手のひらまで、『手』全体が幸福な柔らかさに包まれる……!!





「うぉぉ……すげぇ……!!」

「なっ、何をやってますの!! いやっ!! 手を離しなさい!!」

「いやぁ、これも洗い流すためだから」





必死に抗議する羽崎さんの胸を、俺は揉み込む。





「あっ♡♡ んぁっ♡♡♡ や、やめなさい♡♡♡ んっ♡♡♡ 離してっ♡♡♡ はっ♡♡♡ 離してくださいましっ♡♡♡

(こんな男に♡♡♡ こんな男に揉まれて気持ちいいだなんて♡♡♡ 屈辱ですわ♡♡♡)」





どんなに心が拒否しても、肉体(からだ)は悦んでしまう。

羽崎さんをよがらせることで、俺の歪んだ征服欲が満たされていく。

そんな羽崎さんの様子を、心配そうに見ているのが由梨だ。





「あ、藍さん大丈夫!? 浩一君!! その、私のなら触って良いから、藍さんは……」

「ごめんごめん。由梨も気持ちよくなりたいよね?」





俺は二人分の大きな胸に挟まれた指を動かして、由梨と藍さんの両者の乳首をいじりまわす。





「んぁぁっっ♡♡♡ やっ♡♡ やめてくださいましっ♡♡♡ だめっ♡♡♡ ダメですわっ♡♡♡

(きもちいいっ♡♡♡ 悔しいけど気持ちいいですわっ♡♡♡)」

「だっ♡♡♡ だめぇ♡♡♡ こんな♡♡♡ 二人まとめて♡♡♡ するなんてぇ♡♡♡」





せっかく大好きな由梨と密着しているんだ。もっと藍さんにサービスしてあげないと……。

そんな使命感が俺を突き動かした。

俺はシャワーを止めて、二人の乳をそれぞれ両手で掴んだ。





「よーし、じゃあ乳首相撲しよっか」

「なっ♡♡♡ なんなんですの♡♡♡ それは♡♡♡」

「はっけよーい……のこった!!」





俺は掴んだ二つの乳を動かし、二人の乳首を擦り合わせた。

由梨のピンク色した乳首、藍さんのベージュ色した乳首、ビンビンに勃起した二つの乳首が絡み合う。





「んんぁぁぁっっっっ♡♡♡ だめっ♡♡♡ だめですわっ♡♡♡ それっ♡♡♡ やぁっ♡♡♡

(由梨さんの乳首♡♡♡ 由梨さんの乳首が♡♡♡ 私の乳首に♡♡♡ こんな男にっ♡♡♡ おもちゃみたいにされてっ♡♡♡ おかしくなりそうですわ♡♡♡)」

「こっ♡♡♡ 浩一くん♡♡♡ これだめっ♡♡♡ あっ♡♡♡ 藍さんごめんねっ♡♡♡ ごめんっ♡♡♡」





絡み合う度にピンピンと跳ねるような弾力ある二つの乳首……!!

こんな光景を見ていてガマンできる人間は狂ってるだろ。

俺はこの二人分の乳首に、同時にしゃぶりついた。





ちゅううううううう♡♡♡♡ れろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡♡





「んああああああああ♡♡♡♡♡ やめっ♡♡♡ やめてっ♡♡♡ やめてくださいまし♡♡♡ だめっ♡♡♡ だめですわっ♡♡♡ あっ♡♡♡ あっ♡♡ んぁっ♡♡♡

(イくっ♡♡♡ イくっ♡♡♡ このままじゃイっちゃいますわ♡♡♡ こんな男に♡♡♡ こんな男にぃぃ♡♡♡)」

「んぁぁっ♡♡♡ すごっ♡♡♡ いぃぃ♡♡ イっちゃう♡♡♡ イっちゃうからっ♡♡♡」





俺の唇に吸われ、舌に弄ばれ、二人は快楽の波に飲み込まれていく。

本番の前に、一発イってもらうのもいいだろう。





「れろぉぉ……。由梨と藍さんの乳首うめぇ……!! こんな美味しいものをご馳走になったら、お礼に気持ちよくしてあげなきゃなぁ……」





俺は二人の乳首を更に舌でねぶり、唇で弄び、そして吸う……!!





んちゅううううううう♡♡♡♡ れろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡♡ ちゅっ♡♡♡ ちゅっ♡♡♡ ちゅっ♡♡♡ ちゅっ♡♡♡ れろぉぉぉぉぉぉぉぉ♡♡♡♡♡ れろれろれろれろれろれろ♡♡♡♡♡♡





「あっ♡♡♡ あっ♡♡♡ ダメっ♡♡♡ やめっ♡♡♡ やめてくださいましっ♡♡♡ イくっ♡♡♡ イくっ♡♡♡ イきますっ♡♡♡ イっちゃいますわっ♡♡♡

(きもちいいぃ♡♡ きもちいぃ♡♡♡ こんなおとこに♡♡♡ こんなおとこに♡♡♡)」

「んぁっ♡♡♡ んっ♡♡♡ ごっ♡♡♡ ごめん藍さんっ♡♡♡ イくっ♡♡ イくっ♡♡♡ ごめんねっ♡♡♡ ごめんねっ♡♡♡」

「あっ♡♡ あっ♡♡♡ あっ♡♡♡  あっ♡♡ あっ♡♡ あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡♡♡♡♡♡♡」

「んあっ♡♡♡ あっ♡♡♡ んんっ♡♡♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡ あっ♡♡」


Posted by 하얀라임
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最愛の彼女と別れたショックで、“二度と彼女は作らない”と誓った主人公。数年後、父親の再婚により義姉と義妹ができる。その義姉は元カノだった。義姉は主人公に復縁を求めるが、失恋がトラウマになっている主人公は断る。そんな中、義妹が主人公に迫り、エッチだけの関係に発展する。そのことが義姉にバレて……。





目次





1☆お別れセックス

2まだバッタとキスする方がマシ

3新たな出会いと再会

4義妹と義姉に挟まれて俺はオセロか?

5☆義妹(ギャル)が俺の服でオナニーしてた件

6☆なんで俺もオナニーしてるんだろ…

7義姉(元カノ)が、義妹との関係を疑ってきてやばい

8義妹(ギャル)のセフレになりました

9☆義妹(ギャル)の処女をもらいました

10☆朝のイチャイチャタイム!

11その鋭い眼光――義姉(元カノ)は何かを察する

12☆昼休み。学校のトイレで、義妹(ギャル)に性欲処理してもらいました

13☆お風呂

14☆慣れたときが一番危ない説――自宅のトイレでエッチ編

15バレた

16☆その結果

17☆修羅場――義妹VS義姉

18アルビノの女の子は、義妹に危機感を抱く

19☆姉妹パイズリ

20☆わんわんとにゃんにゃんにしつけ

21百瀬の告白





『1☆お別れセックス』





 これが彼女とする――――最後のセックス。





「あんっ! んぅっ! ゆうちゃん好きっ! 好きっ! ゆうちゃん好きぃっ! あんっ! あっ! そこ……気持ちいい! ゆうちゃんのおちんちん……ああっ!」





 俺が腰を振るのに合わせ、俺の彼女――鈴原美夜は獣のような喘ぎ声を発する。俺の背中に両手を回し、力強く爪を立ててきた。そこから生じる鋭い痛みは性的な興奮を助長させる。もっと彼女と肉体を密着させ、絡み合わせたい。





 理性は消し飛び、男の本能――女を孕ませたい欲求に従い、ひたらす腰を振った。





 約一年前、学年が一つ上の美夜先輩と付き合い始めた。

 出会いのきっかけは部活だった。





 中学生になった俺は帰宅部に入る予定だったのだが、部員勧誘中の美夜先輩に捕まり……吹奏楽部に入ることになったのだ。





 なんでも吹奏楽部は部員数が足りず、廃部の危機だったとか何とか。そんな風に同情を誘われては、断れるわけがない。周囲からお人好しと評される俺なら尚更だったのだろう。





 美夜先輩は優しく丁寧に、色んなことを教えてくれた。





 部活だけのことではない。勉強や放課後の遊び方……俺と美夜先輩は付き合う前から一緒にいる時間が長った。





 そのことで多くの男子から嫉妬されたのも記憶に新しい。なんせ美夜先輩は校内でも屈指の美少女。艶を帯びた綺麗な長髪に、モデル並みのスラリとした体型……なのに、胸はたっぷりしている。顔立ちも左右対称綺麗に整っており、以前話題になった一万年に一人の美少女と呼ばれる女の子に似ている。掛け値なしにかわいい。





 そんな女の子と日頃から一緒に過ごせば、そりゃ好きになってしまう。





 中学一年の夏、俺は美夜先輩に告白した。





 美夜先輩は頬をほんのりと朱に染め、恥ずかしそうにコクリと頷いてくれた。俺たちは晴れて恋人になったのだ。





 それからというもの、二人で色んなところへ遊びにいき、数え切れないほど体を重ねた。美夜先輩は好きな人にはとことん一途なようで、自分の体を使って俺にご奉仕してくれた。





 親が不在になるタイミングを狙い、俺は美夜先輩を自宅に招待することが多かった。俺のベッドで何度も美夜先輩を抱いた。





「ゆうちゃん! ゆうちゃん! んっ! は、ああ! 好き……好き! 好き、ゆうちゃん!」





 今も、俺のベッドで美夜先輩とセックスをしている。





 これが彼女とする最後のセックス――――。





 ここに至るまで唇が痛くなるほどキスを交わし、お互いの性器を触り合い、満を持して挿入。ベッドのシーツは美夜先輩から漏れた体液でビショビショだ。部屋内に充満する匂いも、愛液やら美夜先輩の体臭やらで、頭の奥がジーンと痺れてくる。





「好きっ! ゆうちゃん! んあっ! ん、んぐっ! ああっ! ああっ! 好き! ……ん、きもちいい、そこ……んうっ!」





 俺の胸の中で、美夜先輩は意識が飛ぶような快感に襲われている。ぎゅーっと俺にしがみつき、膣内で抽送をくり返される肉棒に全ての意識を集中させているのだろう。





「美夜先輩……好きです……好きなんです……!」





 一生、この肉体に溺れたい。俺だけに向けてくれる笑顔をずっと見ていたい。





 しかし、それは美夜先輩の一言で叶わない幻想だと思い知らされたのだ。





 ――別れよ、私たち。





 そのセリフを言われたのが、ほんの三日前。





 中学三年生の美夜先輩は、当然のことだが、将来のことを真剣に考え、決める時期に差しかかっている。つまり、他のことに気を取られている場合ではないということ。





 俺たちは、お互い夢中になっていた。勉学が疎かになっていた。





 美夜先輩は俺と付き合い始めてからというもの、明らかに成績を落としていたそうだ。そのことを親や親戚一同から心配され、彼氏と別れるようにと、三カ月間に渡って注意されたらしい。





 美夜先輩は別れたくないと言い張ったそうだが、『その彼氏のためにも別れなさい』と言われ、泣く泣く別れる決断をしたとのこと。





 俺も別れたくない。しかし、美夜先輩の将来がかかっている。俺の想いだけで足を引っ張りたくない。美夜先輩は勉強と運動もできる優秀な女の子。俺一人のせいで、本来得られた幸せを逃してほしくない。





 二人で話し合い――――結果、別れることになった。





 このセックスを最後にして……。





「ゆうちゃん! ゆうちゃん! んひっ! あんっ……ああっ! あっ! 好き! 好きなのゆうちゃん! ゆうちゃん、好き!」





 かーっと射精感の波が押し寄せてくる。これまでの数え切れないセックスを通じ、美夜先輩は俺の射精のタイミングを察していた。今まで以上に「好き!」を叫び、コアラ顔負けのしがみつき方で肉体を密着させてきた。ぐにゅぅと美夜先輩の胸が、俺の胸板に押し付けられ柔らかく潰れる。





 背中に立てられた爪の痛みは、この快感の予兆で気にならなくなっていた。





「ゆうちゃんゆうちゃん! ん、あ……ぁあああああっ‼」





 食いちぎられそうな膣壁の収縮に襲われ、堤防が崩壊するように射精へ導かれる。ちかちかと頭の中が輝き――――。





 びゅるるる! びゅるるるるっ!





「熱い……ゆうちゃんのが……あああああんっ!」





 射精の直後に美夜先輩も達した。家中に響き渡るほどの喘ぎ声をあげ、かつてない力で俺の体を抱きしめてくる。





 俺も最後の一滴まで注ぎ込むべく、腰をぐりぐりと前に突き出し、美夜先輩の子宮を精液でいっぱいにする想像をしながら射精を続ける。頭の片隅で孕ませてやると叫んだ。





 体をこれでもかと密着させた俺たちは、息を荒くさせ、吐き出す息を混じらわせる。





「ふ、ん……ゆうちゃんに……中出し……されちゃった……きもち、いい……んっ!」

「……」

「ゆうちゃんのおちんちん……まだ、私の中でピクピクしてるね……あんっ!」





 お互いに強くしがみつき、存在を感じる。絶頂の余韻は過ぎ去り、まったりした時間を迎えて心が落ち着いてきた。





「美夜先輩……やっぱり別れたくないです」

「私も……別れたくないよ……ゆうちゃん」





 でもね、と美夜先輩は俺の頭を撫で、言葉を続ける。





「私たちの将来のためにも……別れる必要があるって、皆が言うから……」

「…………」

「でも……やっぱり別れたくないよ…………ゆうちゃんのこと、好きなんだもん」





 すすり泣き声が真横から聞こえる。美夜先輩は俺の頭を撫でながら泣いていた。俺も泣きそうだった。





 このまま一つになっていたい、そう共に願っていたのだ。





 ――――翌日以降、俺と美夜先輩は顔を合わせなくなった。





 美夜先輩は無事に中学を卒業し、俺もその一年後に卒業した。

 当然、俺たちが通う高校は別で……。





 今後二度と会うことはないと、そう思っていた。





『2まだバッタとキスする方がマシ』





「好きです。私と……付き合ってください」





 高二の春――。靴箱の手紙に誘われ、校舎の屋上に足を運んだ俺は――セミロングの可愛い女の子から告白されていた。野球部のマネージャーをしていそうな雰囲気。きっと多くの男子から好意を寄せられているだろうな……そう思えるだけの可愛らしさだ。





「岩崎くんのことが好きなんです」





 その女の子は目を潤ませ、念押しするように好意を伝えてくる。





「ごめん。君の気持ちには応えられない」

「どうして、ですか……? 他に好きな人がいるんですか?」

「……」

「百瀬さんですか?」





 百瀬――高一から仲良くしている女の子だ。高二でも同じクラスになり、隣席でもある。ちょっとした運命的なつながりを感じる女の子、それが百瀬だ。





「百瀬じゃない」

「じゃあ誰……ですか?」

「いないよ、好きな人は」





「ならどうして……私と付き合ってくれないんですか」

「…………誰とも付き合うつもりがない、としか言えない」

「そんな……っ!」





 女の子は何かを言いたそうにしたが、ついに口を閉ざして踵を返す。文字通り逃げるようにして屋上から去ってしまった。





 ひゅーっと余韻をかきけすような風が、俺の前髪を吹き上げる。





「……彼女は、絶対に作らない」





 美夜先輩と別れた後、自分の胸に誓った一言。別れるときの辛さは――筆舌に尽くしがたい。別れるときの恐怖といえばいいのか、一種のトラウマになってしまった。





 決して美夜先輩のことを引きずっているわけではない。すでに吹っ切れている。





 むしろ別れて正解だったとすら思っていた。美夜先輩と俺はお互いを求めるあまり、日常生活が疎かになっていたのだ。時間があればイチャイチャしてセックスして……。美夜先輩に別れるよう注意した大人たちの判断は間違えていなかった。





「絶対、誰とも付き合わない」





 そう自分に言い聞かせ、屋上を後にする。





 教室に戻ると、待ってくれていたはずの友人がいなかった。一緒に帰る約束をしていたはずなんだが……? 机に鞄を置きっぱなしにしていることから、先に帰ったわけではなさそうだ。





「百瀬、トイレに行ったのか…………ん?」





 机の足元にボールペンが落ちていた。百瀬が大切にしている、ピンク色の可愛らしいボールペン。物の管理を怠らない百瀬にしては珍しいことに思えた。





「……まさか」





 百瀬には普通の人とは違う点があり、人間関係における問題が生じることもあった。





 俺は放課後の校内を駆け回り、人気がない場所を順に見て回る。十分ほどそうしただろうか。次に校舎裏に向かい、角の向こうから女子生徒の「やっぱ調子に乗ってんだろ、百瀬!」という荒々しい声が聞こえた。いかにもヤバそうな雰囲気。





 俺は急いで角を曲がり、ついに百瀬を発見する。派手な格好をした女子生徒3人に囲まれる百瀬を……。





「百瀬! 黒髪にしてこいって言ってんだろ!」

「……が、学校からは、この髪でいいと……許可をもらってます」

「知るかよそんなこと! 白髪をやめろって言ってんの! アルビノだか何だか知らねーけど、調子に乗んな」

「…………あ、あなたも……髪の毛を茶色に……」

「ああ!?」





 ギャルから威圧的に叫ばれ、百瀬は「ひうっ」と悲鳴をもらして小動物のように縮こまってしまった。実際、百瀬は小動物のような女の子で、ギャルとは無縁のタイプだ。





 “百瀬白”という少女は、アルビノとして生まれた。アルビノは生まれつき体の色素が不足している状態で、肌の色や髪の毛の色、目の色まで普通の人とは異なる。





 百瀬の場合は――肌と髪の毛が真っ白、目が明るい青色……といったところだ。





 正直、ファンタジーの世界から抜け出してきたような、目を見張るような可愛らしさがある。しかも外国人の血を引いており、日本人離れした顔立ちをしているのだ。体は庇護欲をそそられるような小ささで……まあ、校内の男子たちからは人気がある。





 そのことを気に食わない女子が存在し――このようないじめを生んでいるのだろう。





「おい百瀬、明日から髪を染めてこい。目にはカラコンいれろ」

「……そんな…………」





 呆れるような現場を前に、俺はスマホを取り出し、わざとらしく「なーにしてんのー」と声を投げかけた。





「っ!」





 彼女たちは昆虫さながらの俊敏さで、こちらに振り返った。そのことに少しおかしく感じ、笑いを堪える。





「げっ……岩崎優太……!」





 俺を認め、苦虫を嚙み潰したような顔をするギャル。随分と苦手意識を持たれているな、俺。どちらが昆虫扱いを受けているかわかったもんじゃない。





「いじめ…………だよな?」

「は、はあ!? いじめじゃないし。ちょっと遊んでただけじゃん……なあ?」





 一人のギャルの発言に、残り二人も頷く。





「いじめかどうかは、本人の感じ方次第でもあるよな?」

「百瀬、いじめじゃないよな?」

「…………」

「ほらな!」

「なにがほらな、だよ。無言じゃないか」

「返事するまでもないってこと」





 ギャルは能天気に笑ってみせるが、百瀬はうつむき、ぎゅっと悔しそうにスカートを握っていた。





「いじめは本人の感じ方次第でもあるけど……事情によっては何も答えられないよな。そこで……公平的に考えることができる大人に、さっきの映像を観てもらおうと思うんだ」





 さきほど取り出したスマホを彼女たちに見せつける。





 いじめの現場は撮影していない。これはハッタリだ。





 ただ、加害者の自覚がある彼女たちには効果てきめん、一瞬で顔を引きつらせた。





「まじかよ岩崎……。いや、ほんとやめて。ママ、そういうのめっちゃうるさくて……ほんと、やめて」

「どうしようかな……」

「あ、じゃあ付き合ってあげる。それでどう? 私と付き合えるんだよ? 嬉しいでしょ?」

「いや全然?」

「は?」





「お前と付き合うくらいなら、その辺のバッタとキスする方がマシ」

「ふざけんな!」

「まあこの話はどうでもいい。俺の要求は一つ、今後一切百瀬にかかわるな。もし百瀬にちょっとした危害でも加えたら、この動画を……わかるな?」

「…………ちっ」





 ギャルは舌打ちをし、忌々しそうに俺を睨む。しかしそれ以上することはなく、残りの二人を連れ、この校舎裏から去っていった。残されたのは俺と百瀬の二人。百瀬は安堵したように壁にもたれかかった。





「怖かったな、百瀬。もう大丈夫だ」

「……ありがと、岩崎くん……いつもいつも……」

「気にするな。俺たち、友達だろ」

「…………友達……うん、友達……だもんね」

「……?」





 百瀬は友達という言葉を気にする様子を見せ、うつむいてしまった。どうしたんだ?





「……あの、動画のこと……なんだけどね」

「撮ってないから安心してくれ。さっきのはハッタリだ」

「……そ、そうなんだ……すごいね、岩崎くん。ほんとにすごい」





 百瀬は露骨に肩を撫で下ろし、ホッと息を吐く。そりゃ嫌だよな、自分がいじめられている動画を保存されるなんて。





「じゃあ帰ろうか、百瀬」





 俺たちは教室に戻ると鞄を持ち、学校の敷地から出ていく。百瀬は日傘を差していた。





 通学路を歩きながら他愛もない話をしていると、百瀬がおずおずと切り出してくる。





「……あの、ね。今日も……図書館に行きたいな……一緒に」

「あーごめん。今日はだめだ。用事があるんだ」

「…………用事?」

「うん。実は新しい家族ができたんだ」

「……えと、どういうこと?」

「親父が再婚した」





「わーっ、おめでと」

「ありがとな。でも……俺としては素直に喜べないんだよな」

「……新しいお母さんのことが、好きになれない……とか?」

「そうじゃなくって……そのお母さんには娘が二人いるらしい。高三と高一の娘」

「あー……」





 百瀬は何かを察したように頷く。





「気まずくってさ。今日、カラオケで初めて顔を合わせる予定なんだ」

「…………カラオケ、なんだ。初めて会う場所が……」

「うん。もっと落ち着いた場所を選んでほしいよ、俺の親父には」

「きっとね、楽しい雰囲気で仲良くなってほしいんだよ」

「……百瀬は純粋だな」





 頭を優しく撫でてあげたい衝動に駆られる。いや、しないけども。





「というわけで、また明日」

「……うん、また明日………」





 俺は百瀬とは違う道を歩く。はぁ……今日のカラオケが憂鬱だ。





『3新たな出会いと再会』





「優太。彼女たちが来たら、もう少し愛想よくするんだぞ」

「わかってる。可能限り仲良くしてみるよ」

「本当か? さっきまでゲロ吐きそうな顔をしていたじゃないか」





「……大げさだよ。ちょっと気まずいだけ」

「気まずい?」

「これから一つ上の女の子と、一つ下の女の子と……一緒に暮らすことになるんだ。気まずいってば……」

「はは。若い頃の僕なら手を叩いて喜んだもんだがな」





 他人事のように茶化して……。





 先にカラオケに来ていた俺と親父は、新しい家族について話をしていた。何だかんだで相手のことは聞いたことがなかったので、いい機会だ。





 といっても親父が「あえて知らない方がいいこともある。先入観を抜きにして会ってごらん」とふざけたことを言い出したので、学年と性別しか情報がない。お母さんの方については親父と同い年らしく、福祉関係の仕事をしているそうだ。





 …………気まずいし緊張する。そういえばカラオケに来るの久々だな~、と天井を見つめながら現実逃避してみた。





「しゃーない、我が息子よ。一つだけ娘さんについて情報を開示してやろう」

「……なに?」

「妹さんの方だがな、ギャルだ」

「……泣きそう」

「なぜだ! オタクはギャルが好きなんだろう?」

「ギャルによる。いじわるなギャルはノーサンキュー」





 たとえば、先ほど対峙したようなギャルは絶滅してほしい。





「そうか……ならお姉ちゃんの方について情報を開示してやろう」

「もういいよ……」

「めちゃくちゃ賢いぞ、お姉ちゃんの方は」

「ざっくりしすぎで何もわかんねー」





 この親父と話をしてもストレスが溜まるだけだ。なんせ一方的にからかわれているのだから。





 いや……きっと親父も緊張しているのだ。その緊張を誤魔化すために、あえてひょうきんな態度を取っているのかもしれない。





「親父」

「なんだ」

「大丈夫、うまくやるよ」

「……気を遣わせてすまんな」

「いいよ。緊張してるけど、ちょっと楽しみでもあるから」





 考えてみろ、俺。めちゃくちゃ賢いらしい義姉とギャルの義妹ができるんだぞ? 男にとって最高の家庭環境になるんじゃないか?





 ただ俺の場合、絶対に彼女を作らないと決めている。そういう色恋沙汰は勘弁だ。……あれ、やっぱり楽しみじゃないかも。俺は頭を抱えて「どう心の中で処理したらいいんだ~」と嘆く。





「お、来たみたいだぞ。通路に出てくるわ」





 スマホで連絡を確認した親父はドアを開け、部屋から出ていってしまう。いよいよか……。





 胸に手を当て、心臓の高鳴りを確認する。ドクドクドクドクドクドクと通常の百倍くらい暴れ狂っていた。もう死ぬかもしれない。





「さ、入って入って」





 ついにドアが親父の手で開けられ、一人の女性が入室する。





「こんにちはー。君が優太くんね。かっこいいわね。それにとても優しそう」





 三十代後半くらいの女性か。相手の警戒心を氷のように溶かしてしまうような、優しく温かい微笑みを浮かべていた。





 俺は咄嗟に立ち上がり、「初めまして。岩崎優太です」と頭を下げる。





「は~い。私は鈴原佐智子です…………さあ、あなたたちも入ってきなさい」





 佐智子さんは部屋から顔を出し、通路で待機しているのだろう娘たちに呼びかける。





 親父と佐智子さんは部屋の角に移動し、そして娘の一人目が入室した。





「あー…………えっ!」





 その派手な少女は部屋を軽く見回し、俺に気づいて目を見開いた。いっそ飛び上がりそうなリアクション。顔に驚きを広げ、口をポカーンと開けている。一体どうしたんだ?





 そう思いながら彼女の姿にインパクトを感じる。服装は制服(俺が通う高校の制服だ。後輩か)。クリーム色に染まった長髪に、耳にぶら下がった可愛らしい感じのピアス。顔には薄めだが化粧が施されている。あと爪がすげーカラフル。





 まあ確かに、世間がイメージするようなギャルってやつだ。





 そして、めちゃくちゃ可愛い。ロリっぽい感じで小柄だが、女子高生向けのファッション雑誌のモデルをしていてもおかしくないような容姿だ。





「え、と……うん。鈴原心々愛っていいます。よろしくっ」





 僅かな沈黙を挟み、朗らかな笑顔を浮かべながら自己紹介をした。まるでさっきの戸惑いがなかったように……。





「よろしく。岩崎優太です」

「あははっ。なんか、かたーい。もっと気楽でいいよ、ゆーくん」

「それはそれでフレンドリーすぎないか?」





「そう? アタシたち、家族になるんだし……もっと気楽にいこうよ」

「……そうだな。うん」

「というわけで、心々愛って呼んで。ほら……こ、こ、あ……って」





「心々愛……」

「はい合格っ! てことで、よろしくー」





 人懐っこい笑みを浮かべた心々愛が、さりげなく俺の隣にやってきた。ふわぁっと甘い匂いが漂ってくる。さらにこちらを軽く見上げ、ニコッと微笑んだ。……か、かわいいぞ、この子。恋愛感情は一切ないが、ギャルっていいなぁと思ってしまう。





 その後、ついに義姉も入ってきた。





「――――っ」





 電気が走ったように、体が震えた。





 その綺麗な黒髪に、やや童顔混じりの整った可愛い顔。昔よりも成長した体――。まさにアイドルのような存在感を放つ彼女は――。





「ゆう……ちゃん?」





 義姉は、俺の元カノの――鈴原美夜だった。





『4義妹と義姉に挟まれて俺はオセロか?』





「ん~。久々のカラオケ、超楽しいー」

「心々愛ちゃん、歌うまいねぇ」

「でしょでしょ? 友達からもよく言われるんだー。えへへ」





 親父に褒められた心々愛は、無邪気に歯を見せて喜ぶ。握っていたマイクをテーブルに置き、俺の隣にストンと腰を下ろした。距離が近い。





「何だか仲良くなれそうねぇ、二人とも」





 俺と心々愛の距離感を見た佐智子さんが、嬉しそうに表情を和らげた。





「う~ん、ゆーくんとは“初めて会った気がしない”っていうか……一目で気が合いそうって思ったの。ゆーくんはどう?」

「……嫌な感じは全くしなかった」

「ほんと? うれしー!」





 心々愛は遠慮なく俺の左腕に抱きついてきた。こ、これがギャルか……! このギャルであればありだ。もちろん恋愛対象という意味ではない。今後家族として過ごす上で気まずくならない距離感を築けそうだ。少し安心する。





 問題はオレの右隣に座っている美夜先輩だ。暗い表情を浮かべ、ずっと下を向いている。そうなって当たり前だ。





「ゆうくんの写真、二人に見せないで会わせて正解だったかしら? 先入観を持たせず会わせたかったの」

「親父と同じこと言いますね」

「うんー。だって先に言い始めたのは私ですもの」





 頬に手を添え、佐智子さんはおっとりとした喋り方で事実を打ち明けた。そして親父が謎のピースを俺にしてくる。その二本指を握り潰してやりたい。義姉が美夜先輩とわかっていれば絶対に来なかったのに。





「アタシ、ゆーくんを見てびっくりしちゃった。知ってたの、年齢だけだったから」

「そういえば俺を見て固まっていたよな」

「うん。だって、めっちゃかっこいいんだもん」

「…………」

「あー! ほっぺが赤くなってるー。うりうり」





 心々愛が俺の頬を人差し指で突いてくる。いいようにされていると、美夜先輩が小さな声で「やめて心々愛」と呟いた。親父と佐智子さんには聞こえない程度の声量だったが、心々愛の耳には届いた。





「美夜ねえ、どうしたの? さっきから暗いじゃん。もっと楽しもうよ」

「……ごめんなさい。ちょっと体調が優れなくて……」

「ふーん。あ、ゆーくん。一緒に歌おうよ」

「あ、ああ」





 心々愛に腕を引っ張られ、共にマイクを握る。





「――――っ!」





 右隣から……正確には美夜先輩から、悪寒がするような冷たい空気を感じた。気のせい、か……? とりあえず今はカラオケを楽しむことにし、心々愛と肩を並べて歌い、場を盛り上げる。





 俺たちが歌い終えた直後、佐智子さんが少し真面目な雰囲気を醸しながら俺たちを見つめてきた。





「ちょっと、いい?」

「なんでしょうか?」

「ママ、どしたの?」

「もうすぐ、私たちは同じ家で暮らすでしょう? 年頃の男女がいきなり同じ空間で生活するとなると、色々戸惑うことが多いと思うの」





 まあ、そうだろうな。俺は数回頷くことで理解したことを示す。





「んー、アタシは問題ないかなー」

「心々愛は問題がなくてもね、美夜とゆうくんは別なの」





 やや躊躇いの雰囲気を俺と美夜先輩から敏感に感じ取ったのか、佐智子さんは姿勢を正して言葉を続ける。





「心々愛と美夜、彼氏いないでしょ? 美夜は中学のときに付き合っていた男の子がいたけれど、心々愛はまだ誰とも付き合ったことがないもの」





 佐智子さんの喋り方から、やはり俺と美夜先輩の関係を知らないことがわかった。





 中学のときの美夜先輩が言っていたことだが、『恥ずかしくてゆうちゃんのことは家族に言ってないの。えとね、自慢したいけど……その、ゆうちゃんは私が独占したいと言いますか……私だけのゆうちゃんにしたいの』、とのこと。





 俺も親父には彼女がいるとだけ言っていた。美夜先輩の情報は何一つ伝えていない。





 つまり、親父と佐智子さんは、俺と美夜先輩の関係を知る由がなかったわけだ。





「ひょっとしたら、あなたたちの間に素敵な感情が生まれるかもしれないわ」

「素敵な感情……? あ、恋愛?」

「そうよ、心々愛。一応言っておくと、義理の関係であれば結婚できるの」

「結婚……わー」





 心々愛は紅潮した両頬に手を添える。





「もしそうなった場合のことを、秀雄さんと事前に話し合ったの」

「…………それで?」





 俺が促すと、佐智子さんは優しく頷いた。





「認めようと思います」

「えーと……もし、アタシとゆーくんがお付き合いしたら、応援してくれるってこと?」

「そうよ。応援します」

「ほんと? やったね、ゆーくん!」

「いや、本当に付き合うわけじゃないから……」

「ぶーっ」





 なんでだよ。心々愛は俺のことが好きなのか? え、出会って五分で俺に惚れた?





 ただ、心々愛は元々ノリが軽い女の子だと思う。あまり本気にしないほうが俺のメンタルにも優しいだろう。





「でもね、その先のことを考えると、慎重になる必要があるわ。たとえばそうね……別れたときのこと」





 グッと息が詰まる。右隣に座る美夜先輩を意識してしまった。





「別れた後、同じ家で暮らし続けるのは……きっと、とても辛いわ」





 もう遅いです、手遅れです。





「問題ないよママ! アタシとゆーくんは別れないもん! ね?」

「ね? て聞かれても……。俺と心々愛は付き合ってるわけじゃないよ」

「だーかーら、付き合ったとしたらの話! IFだよ、IF! もしの話!」

「……付き合ったとしたら……まあ、うん。よほどのことがないかぎり、別れないと思う」





 俺がそう答えた途端、美夜先輩がピクッと肩を震わせた気がした。





 ただまあ、俺と心々愛が付き合う世界線は存在しないだろう。





「そうね、悲観的な未来を想定しても仕方ないわね……。とにかく、あなたたちを縛るつもりはないわ。健全な関係を育んでくれるのであれば、私と秀雄さんは何も言いません」

「了解ですっ、ママ様!」





 何かのアニメキャラの真似だろうか? サッと立ち上がった心々愛が、佐智子さんに向けて敬礼した。ノリノリだな。正直、かわいい。高一とは思えないような幼い言動が多々あるからこそ、純粋なエネルギーをビシビシと彼女から感じる。





「ごめんなさいね、固い話をして。さ、歌いましょうか――――誰かしら、演歌を入れたのは」

「僕だ」

「秀雄さん……渋いわねっ」

「一緒にどうだい、佐智子さん」

「秀雄さん……!」





 おいおい何だよ急に。二人は熱い視線を正面から絡め合わせ、共にマイクを持って立ち上がったぞ。そして身振り手振りを交えながら熱唱する二人。子供三人は置いてけぼりだ。





「俺……飲み物入れてくるよ」





 心々愛と美夜先輩にそう言い、俺はコップを持って部屋から出ていく。角を曲がり、細長い通路を歩いてドリンクバーに到着した。





「どれにしようかな……」

「ゆうちゃん……」

「…………美夜先輩?」





 後ろから話しかけれ、振り返る。うつむいた美夜先輩がそこに立っていた。暗すぎる。背後霊か。





「ゆうちゃん……本当にかっこよくなったね。見違えちゃった」

「美夜先輩も……可愛くなりました……とても」

「ありがと……」





 お世辞ではない。本当の本当に可愛い。トップアイドルです! とテレビ番組で紹介されても簡単に信じられるくらいだ。





「私とのこと、お父さんには言ってないの?」

「はい、言ってません。美夜先輩も俺のこと、言ってなかったんですね」

「ゆうちゃんは、私だけの男の子だから……」





 ちょっとした独占欲を感じられる言い方だった。美夜先輩なりの彼氏に対する愛情表現だろうか。俺はドリンクバーに視線を戻し、「もう違います」と淡々と言い返した。





「ゆうちゃん……私のこと、嫌いになった?」

「なってませんよ」

「そっか……。私ね、ゆうちゃんのこと忘れられなかった。毎日毎日ゆうちゃんのことを思い出して…………今でもゆうちゃんがくれた財布を使ってるの。他にもキーホルダーやボールペン、髪留めも……ゆうちゃんが使ってた割り箸――――」

「美夜先輩……」





 コップにコーラを入れ終え、再び振り返る。





 すると美夜先輩はこちらを見据え、勇気を振り絞るように口を開いた。





「私たち……やり直せない……かな」

「……」

「ゆうちゃんのこと、今でも大好きなの。ここで再会して……家族になったのは運命だよ。お母さんもお付き合いするなら応援するって言ってたし……」

「やめておきましょう」

「…………え」





 思いのほか、冷静に言うことができた。聞き取れなかったような反応をする美夜先輩に、俺は極めて落ち着きながら説明する。





「美夜先輩は……俺のことが好きすぎる。他のことがなにもできなくなるくらいに」

「それ、だめなの……?」

「周りの人に迷惑かけるし、心配させます。吹奏楽部のみんなにも気を遣わせることがありましたし」





 当時の俺は気づかなかったが、今にして思うと、割と不愉快な気持ちを与えたかもしれない。部室で普通にイチャイチャしていたら、周りの人は嫌な思いをするはずだ。





「美夜先輩、俺と付き合い始めてから成績が急激に落ちたでしょう? 部活の練習だって、身が入らなくなりましたよね?」

「ゆうちゃんのことばかり、気になって……」

「ですよね? お互いの将来を考えると、俺たちは付き合わない方がいいです」





 仮に付き合ったとして、また別れることになった場合――俺は立ち上がれないほどの傷を心に負う。そのことは口に出さず、胸の中に留めておいた。





「俺たちが付き合っていたことは、親父と佐智子さん、心々愛にも内緒にしておきましょう。余計な気を遣わせたくないです」

「…………」

「それでは……」





 俺は立ち尽くす美夜先輩の横を通り過ぎ、この細長い通路を歩く。途中の曲がり角に差しかかり――壁に張りついて隠れている、心々愛を発見した。え、なにしてるの君。スニーキングミッションでもしてる?





「……………………なにしてるの?」

「えーと、あはは。アタシもドリンクバーに行きたかったんだけど……ね?」

「あー」





 俺と美夜先輩の重い空気を察知し、隠れたわけか。こそっとドリンクバーに目をやると、美夜先輩は未だに立ち尽くしている。こちらに気づいていない。





「俺たちの話、聞いた?」

「うん。ごめんね」

「……親父と佐智子さんには内緒で頼む」

「……らじゃー」





 険しく眉を寄せた心々愛は、小さく敬礼するのだった。





『5☆義妹(ギャル)が俺の服でオナニーしてた件』





「岩崎くん……新しい家族との生活、慣れた?」





 あのカラオケから数日が経過した本日。一日の授業が終わり、数多の椅子を引く音が鳴り響く教室にて、隣席の百瀬が恐る恐る尋ねてきた。恐る恐るとはいっても、それが百瀬の通常運転だ。





「あー……慣れたよ。とくに問題は起きてない」

「そう、なんだね。女の子二人と、急に暮らすことになったんでしょ? 何か起きたり……してないの?」

「目立った問題は起きてないかな。良い感じで遠慮しあってるよ」





 一番ドタバタしたのが、鈴原一家の荷物が届いた日くらいだ。その日以降は意外と平和な日々を送ることができている。





 ……俺が、美夜先輩と意識的に距離を置いていることは除いて。





 美夜先輩のほうは俺を気にかけ、話しかけるタイミングを見計らっている気がする。





 心々愛は普通というか、能天気だ。毎日元気溌剌に振る舞い、『ゆーくん。ゲームしよー』とか『見て見てーこの服。超かわいいでしょー』と、人懐っこい妹のように接してくる。かわいくて微笑ましい。あと、やはり心々愛は俺の後輩だった。同じ高校に通っている。





「その女の子たち……かわいい?」

「ま、かわいいな……かなり」





 美夜先輩と心々愛は、誰が見ても可愛く感じるだろう。





 俺も『彼女は絶対に作らない』という誓いを立てていなければ、彼女たちにドキドキする日々を過ごしていたはずだ。





「かわいいんだ……。岩崎くんの……タイプだったりする?」

「別にタイプってほどでは……。かわいいと思うだけで、それ以上の感情はないよ」

「そうなの?」





「ああ、うん。一応両親からは恋愛関係に発展しても応援するとは言われているけど、俺にそのつもりはないかな」

「……わかんないよ、そんなの」

「え?」

「ううん…………なんでもないっ」





 百瀬は何かを誤魔化すように首を横に振った。逆にその反応は気になるぞ。





「岩崎くん、今度の日曜日……空いてる?」

「空いてるけど……?」

「よかったらね……映画……観にいかない? 気になってる映画があってその……お母さんとお父さんは予定があるから……一緒に観にいく人がいなくて……その、もし岩崎くんが暇なら、えと……」

「百瀬、誘ってくれてありがとう。映画、行こうか」

「――うんっ」





 パーッと百瀬の顔が青空のように晴れ渡った。たまには友達と休日にでかけるのも悪くない。それに消極的な百瀬から誘ってくれたのだ、断りたくなかった。





「えと、じゃあこのあとね……図書館、いかない?」

「いいよ。最近、行ってなかったしな」





 さすがの俺も新しい家族との時間を優先し、早めの帰宅を心がけていた。





 ただ最近は今の生活に慣れてきたこともあり、そろそろ自由に過ごしていいか、と判断した。





 〇





「おかえり、ゆうちゃん」

「……ただいま」





 18時頃に帰宅する。リビングに向かうと、見計らったように美夜先輩が現れた。自然な微笑を俺に向けてくる。気まずい雰囲気は感じ取れなかった。





「ゆうちゃん、寄り道してるの? 誰と?」

「友達と図書館に行ってます」

「勉強熱心だね。えらいえらい」





 かつてのように、美夜先輩が俺の頭を優しく撫でようとする。けれど残念なことに、今は身長差が生まれていた。美夜先輩はプルプルと足を震わせながら背伸びをし、俺の頭を撫でた。





「勉強……ではないですけどね。色んな本を読んでます」

「そうなんだね。私も……行きたいな」

「それはちょっと……。百瀬、人見知りだから」





「百瀬くんっていうんだね」

「いえ、女の子ですよ」

「……女の、子…………?」





 しゅんっ、と美夜先輩の顔から微笑が消え去る。真顔に埋まる瞳から鈍い光が見えた気がした。…………ん?





「たっだいまー。アイスあるー? あ、美夜ねえとゆーくん! なにしてるのー?」





 もし犬であれば、はち切れんばかりに尻尾を振っていることだろう。帰宅した心々愛が、俺たちのもとにピョーンと駆け寄ってきた。ナイスタイミングだ、妹。よくわからないが、氷点下のような空気になっていたからな。





「おかえり、心々愛。あなたも寄り道?」

「うんー。友達の家で遊んでたっ。…………ゆーくん? どったの?」

「いや、なんでもない」





 これが、今の俺の日常か。そう思うと、ほんのちょっとばかり感慨深くなった。





 〇





 日曜日の昼間。駅前広場で待ち合わせをしていた俺は百瀬からの電話に応対する。





「岩崎くん、ごめんなさい……。熱がでて……その……」

「熱……安静にしたほうがいいよ。何か買って、お見舞いにいこうか?」

「……優しいね、岩崎くん。怒らないんだ……」

「怒るよりも心配、かな。俺のことは気にしなくていいよ」





 百瀬の声は掠れている。喋るのも辛そうな気配が漂っていた。今日の映画どころか、明日の学校も休みそうだな。





 文学少女の百瀬は見た目通りに体が弱かったりする。心配だ。





「ほんとにごめんね……。風邪、うつしちゃうと嫌だから……お見舞いは大丈夫だよ」

「わかった…………。じゃあまた、学校でな」

「うん…………」





 百瀬との通話を終え、スマホをポケットに放り込む。





 さて、これからどうしようか。何もやることがないぞ。適当にぶらぶら一人で街を歩こうか……と考えたが、めんどくさいので家に帰ることにした。





 確か今日は、家に誰もいないはずだ。





 両親は日帰り旅行、美夜先輩と心々愛は友達と遊びに行っている。昨晩、ちょっとした雑談の流れでみんなの予定を言い合ったのだ。





 俺が百瀬と映画に行くと告げた瞬間、心々愛と美夜先輩が冷たい笑みを浮かべたのは気のせいだと思う。





「ふぅ……ただいま、と」





 帰宅した俺は履いていた靴を靴箱に並べる。リビングに向かい、ソファに腰かけた。





「……静か、だな」





 無音に支配された我が家は、久々に感じる虚しさが漂っていた。この数日間、家には必ず誰かがいた。一人になるのは久しぶりだ。





「…………」





 チャンスかもしれない。性欲を発散するチャンス……!





 自室のドアにはカギがついておらず、誰かが来るかもしれない……という恐怖に怯え、オナニーができなかった。





 しかし今日なら――!





「よし、やろう」





 心境としては魔王城に向かう勇者。数日ぶりのオナニーを想像し、気持ちがみるみる高ぶってくる。





 階段を上がり、自室へ。ドアを開けようとし――微かに開いていることに気づいた。ああ、ちゃんと閉めずに俺は出ていったんだな。





 ――――――このときの俺は、浅はかだった。





 ほんの一瞬でもいい。立ち止まっていれば、平穏な人生を歩むことができたのだ。





 “俺たち”の人生の分岐点は、まさにこの瞬間だった。





「え」





 ドアノブを握り、自室のドアを開けた俺が目にしたのは――――。





「ん、ふっ、あっ……ん……ん……あんっ……ん……っ、ん、ん……んぅっ……ん!」





 俺のベッドには、下半身を丸出しにした心々愛が寝転がっていて――その左手に握りしめた俺のTシャツを鼻に当てながら――右手をあそこに伸ばしていた――ッ‼





 くちゅくちゅくちゅ、といった卑猥な音が聞こえるようでもある。

 甘酸っぱいような匂いが部屋に充満しており、頭がクラクラした。





「あっ……んっ…………ゆーくん、ゆー、くん……ゆーくん……ふっ……んっ、あっ…………ゆーくん……っ!」

「……」





 目を閉じてオナニーにふけっている心々愛は、こちらの存在に気づいていない。だから今のうちに離れるべきだ。





 俺は咄嗟に踵を返そうとし――――ズボンのポケットに入れているスマホから、ピコン♪と、軽快な通知音が鳴った……!





「えっ――――!」





 バレた。



 陸に上がった魚のように飛び跳ねた心々愛が、ついに俺の姿を視界に収めてしまう。お互いの視線が衝突し、無の時間が流れた。声を発することができない。呆然とした表情で俺を見つめている心々愛は、右手の中指をクリトリスに当てたまま凍りついていた。





「…………」





 地獄級の気まずさから、俺は思わず半笑いの表情を浮かべ、軽く挨拶するように右手をあげる。





「や、やあ……。今日も、いい天気だな」

「…………」

「心々愛……ちゃん?」





「ぅ」

「う?」

「ぅわああああああああああん!!」





 ダムが決壊したように、心々愛は爆発的に泣くのだった――。





『6☆なんで俺もオナニーしてるんだろ…』





「ゆーくん、どうしてええええ! 晩まで帰ってこないって、言ったのにー! うわああああああん!」

「あーその、百瀬が体調不良で来れなくなってさ……」

「ひぐっ……わあああああああん!!」





 心々愛は下半身を隠すことも忘れ、大粒の涙を流し続ける。





 恥ずかしいところを男に見られたら、感情が暴れ狂うのも理解できるが……。なぜ俺のベッドでそんなことを……。しかも俺のTシャツを握りしめて……。





「心々愛。このことは……誰にも言わないから……」

「わあああああああん!!」





 俺の言葉は彼女の耳に届かない。今は離れて一人にさせるべきか、と考え、踏みとどまる。ここで距離を置くと、もう二度とフォローする機会はない気がした。考えてみればわかる。落ち着いたあとで、『心々愛、俺の部屋でオナニーしてたよな?』と話を切り出せるか? 絶対にムリだ。





 オナニーの件には一切触れず、お互いに気まずいをしながら日常を過ごすことになるだろう。それこそデリケートな爆弾を抱えたように……。





 それは、俺が理想とする平穏な日常ではない。怪我は放置するのではなく、怪我した直後の処置が大切。





 なら俺が今からするべきことは――――?





「心々愛、大丈夫……大丈夫だから…………」





 優しく語りかけ、泣き叫ぶ心々愛に歩み寄る。ベッドの脇に放置された短パン(心々愛の部屋着)をチラリと見たあと、布団をそっと心々愛の下半身にかけてあげた。





「ぐすっ、ひぐっ……ゆーくん……?」

「俺は何も怒ってないし、変にも思ってない。大丈夫」

「……き、気持ち悪くないの……アタシのこと?」





「全然」

「だ、だって……ゆーくんの寝る場所で……ゆーくんのシャツをくんくんしながら……こんなこと、してたんだよ?」

「いいよ、別に」





 いや良くないけどね。ぶっちゃけ、俺も自分が何をしているのか、自分が何を言っているのか、まともに把握していない。頭の中がこんがらがっている。





 ただ、とにかく、心々愛を安心させたいという気持ちの一心で動いていた。





「心々愛は全く気持ち悪くない……大丈夫だから」





 まさに妹を慰める兄のように、心々愛の頭を優しく撫でる。次第に心々愛は泣き止み、赤くなった目で俺を見上げてきた。





「アタシのこと、嫌いにならない……?」

「ならない。絶対にならない」

「…………すんっ……ゆーくん……」





「ごめん、一つだけ聞きたいんだけどさ」

「なに……?」

「ちょっと前から、俺のシャツとパンツが行方不明になってるんだ。引っ越しのドタバタでなくしたのかなーって思ってんだけど、まさか……」





「…………うん、アタシ」





 だよねー。その君が握っているTシャツ、一昨日からなくなってたやつだし。洗濯カゴに入れたのを最後に、見かけなくなった。他にも失くしたシャツがある。





「ごめんね、ごめんね……ゆーくん」

「…………いいよ、気にしないで」

「返した方が……いい?」

「まあ……余ってるし、あげるよ」

「ありがと、ゆーくん。ゆーくんからの初めてのプレゼント、大切にするね」





 果たしてプレゼントと言えるのだろうか?





 それに、いくら心々愛が美少女とはいえ、何に使用したかわからない服を返してもらおうとは思えない。





「あのね、ゆーくん」

「ん?」

「アタシの……どこまで見ちゃった?」





「……?」

「だから、その、ね……女の子の、大切なところ……」

「あー」





 顔を真っ赤にした心々愛が、ボソボソと蚊の鳴くような声で尋ねてきた。





 ここは正直に答えておいたほうがいいかもしれない。どう考えてもバッチリ見てしまうようなシチュエーションだったしな……。





「ごめん、見た」

「みっ――――」

「全部……見た。ごめん」





「あ、ああ……ああっ。もうだめ! 恥ずかしくて生きていけない! ゆーくん、アタシを……アタシを殺して!!」

「ちょ、落ち着いてくれ心々愛!」





 見てないと答えるのが正解だったようだ。





 心々愛は頭を抱え、狂乱したようにジタバタする。ああっ、布団がずれて心々愛の股間が見えて――――っ。毛、生えてないんだな……。





「うう……ぐすっ…………ゆーくんに……見られちゃったんだ、アタシ…………ぐすっ」





 しくしくと泣く心々愛。どうすればいいんだ。俺が気にしていないと言ったところで意味がない。これは心々愛の心に関する問題。気にするなと言ってあげても、まあ無理だと思う。





「心々愛……俺はどうすればいい?」

「…………え?」

「どうしたら、心々愛は泣き止むかな? 俺は、これからも心々愛を含めたみんなと平穏な生活を送りたい」

「…………」

「心々愛の心を傷つけないですむ方法を教えてほしい」





 いっそ馬鹿正直に聞いてみる。寄り添うに優しく声をかけ、俺は心々愛の答えを待った。





 ほんの三十秒ほどして、心々愛はうつむきながらポツリと言った。





「…………して」

「ん? なにを?」

「………………ゆーくんも、オナニーして」

「んん? どういうことかな?」





 どうか聞き間違いであってほしい。





 俺の切なる願いは、次の瞬間、木っ端みじんになる。





「ゆーくんが、アタシの前でオナニーしてくれたら……それでおあいこ」





 なにがおあいこだよ。一方的にオナニーを見せられ、させられるんだぞ? 完全に俺が被害者じゃないか。





 その言葉をグッと呑み込み、努めて優しい表情を維持する。





「他に……方法はないかな?」

「ないです」

「ないですか……」

「ないよ」

「ないんだぁ……」

「うん」





「…………」

「…………」





 きっぱり言い切る心々愛ちゃんでした。俺の顔を見ないことから、最低限の躊躇いはあるのだろう……多分。





「ゆ、ゆーくんのオナニー……見たい。一緒に恥ずかしい思いをしてくれたら……アタシ、生きていけそう」





 代わりに俺が死にそう。





「ゆーくん…………だめ?」

「……………………いいよ」





 たっぷり悩み、結局オッケーを出す。





 断りたいが、ここで遺恨的な感情は残しておきたくない。俺が心々愛の前でオナニーすることで、全てが丸く収まるなら……!





「脱ぐ、よ」

「う、うん……!」





 ベッドから一歩ほど離れた俺は、震える手でベルトを弛め、ズボンを下ろす。心々愛の熱い視線が、パンツ越しのペニスに注がれていた。





「…………っ」





 意を決し、勢いよくパンツを下ろす。ボロンと出現する俺の息子。今は力なく項垂れている。





「こ、これが……ゆーくんの……! ね、ネットで見たのより……弱々しい」

「ネットで……そういうの、見るんだ」

「あっ! こ、広告が勝手に……えと、アタシの意思じゃないもんっ!」





 どんな広告だよ。あとネットにおける広告は、その人が普段から調べていることをAIが読み取り、興味があるものとして表示するのだ。つまり心々愛は……。いやまあ誰でも調べると思うけどね、エッチなことに関して。





「勃起……だっけ? しないの?」

「緊張と困惑が強くて……興奮できない」

「えー……あっ。こ、ここ、これで……いい?」

「――――っ」





 自分の下半身から布団をどけた心々愛が、脚を広げ、その大切な部分を見せつけてきた。ぷにっと盛り上がった“そこ”は、透明の液に濡れて部屋の照明を反射している。男の“あれ”を一度も受け入れたことがないのだろう、ほんのりピンク色に染まり、綺麗な縦筋を描いていた。





「なにを――っ」

「ふ、二人でね……恥ずかしい思いをしたら……大丈夫だからっ!」

「心々愛……っ!」





 泣きそうなくらい顔を赤くする心々愛を見て、なんて健気な女の子なんだろう、と一種の感動を覚える。まあこの事態を生んだのは心々愛なんだけど。





「もうちょっと……奥を見せてくれたら……立つかも」

「…………ぅぅ……っ。わかったよぉ……」





 心々愛は左右の人差し指で大陰唇を押さえると、横にくぱぁと拡げた。丸見えになる、淫らなピンク色の肉。そのヒクつく奥まで――。





「くっ!」





 脳の奥が灼けるような激しい衝動。瞬く間に俺のあそこは一本の槍となり、下腹部にくっつきそうなほどの勃起を見せる。





 なによりも心々愛が恥ずかしそうに流す涙が、男の支配欲を刺激してきた。泣く女の子で興奮したことなかったのにな……。心々愛は別かもしれない。





「ゆーくんの……おっきい……っ。ピクピクして……わーっ」





 前のめりになり、心々愛は俺の肉棒をしげしげと見つめる。それ以上前に出るとベッドから落ちるぞ……。





 女の子にあそこを見られるのは何年ぶりだろうか。美夜先輩と別れた日以来だ。





「ゆ、ゆーくんのゆーくんを……今から、手でしこしこするの?」

「言い方がエロい……。ああ、うん。しごきます」

「…………じーっ」





 うるんだ瞳から放たれる、期待に満ちた視線。やけくそになった俺は右手で肉棒をつかみ、いつもの要領でシュッシュと扱く。





「心々愛……あそこ、見せて」

「さっきの体勢だと……ゆーくんのオナニー見えにくい。…………お、おっぱいで……いい?」





 俺が否定するよりも先に、心々愛はロゴ入りのTシャツを脱いでしまう。胸を覆う純白のブラも外し、桜色の突起がついた双丘を披露した。とても綺麗な形をしたお椀型のおっぱい。大きすぎず、小さすぎず……。しかし心々愛が小柄な分、大きく見える。





「……ぅぅ、どうかな、ゆーくん」

「すごい……興奮する……っ!」

「そーなんだ……えへへ、だったら嬉しいな」





 心々愛は安心したように微笑む。その表情もおかずの一つになった。肉棒を擦る右手の燃料になり、気づかず激しさを増していく。





「痛く……ないの、ゆーくん?」

「ちょっと……痛いけど…………んっ!」





 もはや全裸となった心々愛に目が釘付けとなる。すべすべしてそうな真っ白な肌。事あるごとに揺れるおっぱい。汚れを知らない綺麗なあそこ……。そして、俺の肉棒を好奇心から見つめる心々愛のベビーフェイス。心々愛の全てが、男の性欲をこの上なく掻き立てる。





「はぁ、はぁ……んっ…………はぁ、はぁ……」

「…………ごくっ」





 ベッドの縁に両手を突き、身を乗り出してくる心々愛。ぎりぎりまで近づき、俺のオナニーを見たいらしい。この距離感は射精圏内だ。赤ちゃんの素となる白濁液をかけてしまう。





「――――っ」





 無垢なギャルの顔に、かけたい。





 その願望が生まれた瞬間、俺の右手の中で肉棒がさらなる硬度を得る。





「心々愛……心々愛……っ」

「ゆーくん…………?」

「んっ……そろそろ…………出るっ……出るっ!」

「射精、だよね? ゆーくんがイクところ、見たい。ゆーくん、がんばって」





 心々愛は肉棒の先端をジッと見つめる、その時に備えて。





 俺は押し寄せる快感の波に抗うことなく右手を動かし、そして――――。





 びゅるるるるっ! びゅるびゅる!





「え――――ひゃっ! きゃ、ちょ……んぅ!」





 弾丸のように放たれた白濁液は、狙いを外すことなく心々愛の顔に飛びついていく。心々愛のおでこから鼻先、口にかけて、びゅるびゅると精液をかける。





「やっ……んっ――――!」





 最後の勢いを失った射精により放たれた精液が、心々愛の顔に届かず床に落下する。ぷるぷるした白い水たまりをカーペットに染み込ませた。……掃除をするのが面倒だな。





 快感から解放された俺が得たものは、後悔と喪失感。部屋の床を汚してしまったことと、美夜先輩の妹にエッチなことをしてしまったこと。





 ――――俺は、一体何をしてしまったんだ。





「これが、ゆーくんの……」





 顔にかかった精液を指の節で拭い取り、ジーっと観察している。鼻先に近づけ、くんくんと匂いを嗅いだりもした。よほど性的なことに興味があったらしい。年代としては不思議なことではない。





「変な……匂いだね」

「うん……」

「これで…………おあいこ、だね」

「…………」





 おあいこ、なんだろうか。俺は射精の瞬間まで見せたが、心々愛がイクところまでは見せてもらっていない。





 そのことを指摘するか一瞬だけ悩み、黙ることにする。これにて問題は解決したのだ、もう終わりにしたい。





「ゆーくん。今回のことは、アタシたちだけの秘密ね」

「もちろん」

「誰にもバレないように……悟られないようにしよっか」

「わかった」





 とくに美夜先輩には知られたくない。その思いから頷く。





 泣き止み、興奮から頬を紅潮させた心々愛を見て確信する。俺の判断は、間違えていなかったのだと。オナニーして正解だったのだと。





 これでまた、平穏な日常を送れるのだから――――。





『7義姉(元カノ)が、義妹との関係を疑ってきてやばい』





 オナニー事件の数時間後。一階に家族一同が集まり、食卓を囲む。日帰り旅行から帰ってきた両親の微笑ましいエピソードを聞き、心々愛と美夜先輩は笑み混じりに相槌を打つ。俺は心々愛の前でオナニーしたことを思い出し、家族の話に参加することができなかった。





 ……いやぁ無理でしょ、そりゃ。平然と振る舞えるわけがない。一週間程度の付き合いしかない義妹と性器を見せあったんだぞ? 平常心を保てる方が異常と言わざるを得ない…………はずだ。





「えーなにそれー! 超面白いー! それでそれで? 続き聞かせて!」





 いつもみたいに明るいエネルギーを放出する心々愛は、身を乗り出す勢いで両親に話の続きを促していた。なんでだよ。心々愛は本当にいつも通りだ。オナニー事件がなかったかのように振る舞っている。役者の才能があるんじゃないか?





 …………いやまて、ギャルからすれば、性器の見せ合いは日常的なイベントなのでは?





 しかし、自分のオナニーを見られて泣いていた。あの泣き方は演技ではない。心々愛ー、あなたは今、何を考えているのですか? 私は気になって仕方ありません。





「ゆうちゃん、どうしたの?」





 俺の隣に座る美夜先輩が、心配そうな表情を浮かべて尋ねてきた。





「どうしたの、ってなにがですか?」

「何かに悩んでるような顔をしてるよ」

「……とくに悩みはないですよ」





 まずい、心々愛との一件を悟られるわけにはいかない。





「心々愛と何かあった? さっきから心々愛を意識してるよね?」





 バレてました。なんて勘が鋭いんだろ。





「私、ゆうちゃんのことをずっと見てるから…………何か異変があったらわかるよ?」





 まるでストーカーみたいな発言だなぁ。





「本当に何もないです」

「ほんと? もし心々愛と何かあったのなら――――」

「あーっ! 美夜ねえとゆーくん、二人でコソコソ話してるー! アタシも混ぜてー」





 俺の向かいに座る心々愛が、両親から俺たちにターゲットを変更した。おそらく心々愛なりのフォローだ。その証拠に、パチッとウィンクを俺に決めてきた。





「そんな変な話じゃないよ。ねえゆうちゃん?」

「うん……」

「…………ふーん」





 つまらなさそうなリアクションをした心々愛は、とくに何も言わず食事を再開した。





 はぁ……これまで平和だった夕食が、拷問のような緊張感を生む場になってしまったぞ。





 〇





 就寝時間を迎えた。ベッドに寝そべる俺は、充電ケーブルが刺さったスマホを枕の近くに置く。照明のリモコンを手にし、部屋を暗くしようとしたところで、『このベッドで心々愛はオナニーしたんだよなぁ』、と想像してしまった。





 もしかしたら、俺が知らないだけで何度もしているのかもしれない。心々愛のエッチな体液が、このシーツに染み込んで……!





 そのとき、ノック音が響いてきた。淫らな想像を振り払い、「どぞー」と声をかける。





 開かれたドアの先には美夜先輩が立っていた。ドキッと心臓が一瞬跳ねる。





「少しいいかな、ゆうちゃん」

「…………いいですよ」





 美夜先輩は「ありがと」と言いながら後ろ手でドアを閉め、こちらに歩み寄ってくる。





 俺がベッドの縁に座り直すと、隣に美夜先輩が座ってきた。シャンプーだろうか、花の匂いが漂ってくる。湯上りの火照った肌は薄赤くなっており、美夜先輩の色気を引き出す手伝いをしていた。もし今も恋人関係であれば、俺は今すぐ美夜先輩を押し倒している。





「……ゆうちゃん。聞きたいことがあるの」

「なんですか」

「心々愛と……何があったの?」





「何も……なかったですよ」

「ほんと? ほとんど私の勘だけどね、二人に何かあったなーって思うの」





 その勘は大正解。女の勘……というやつだろうか。





「何もなかったです。本当です」

「…………そっか……」





 信じた様子ではないが、俺が口を割らないと理解したらしい。美夜先輩はそれ以上追求してこなかった。しかし、話はそれだけではなかった。





「ゆうちゃん……今も、私のこと…………」

「…………」

「…………」





 美夜先輩は視線を彷徨わせ、膝に置いた両手をギュッと握りしめる。何を聞こうとしたのか察するが、俺からは言わない。





「私とやり直すの……やっぱり、だめ?」

「…………きっと、同じことの繰り返しになりますよ」





 そして――――別れる。





 刃物で抉られたように胸が痛くなり、ぎゅっとTシャツの襟をつかむ。





「自重、するから……。周りの人に迷惑かけないように努力する…………じゃ、だめ?」





 美夜先輩は熱っぽく潤んだ瞳を俺に向け、切なげに懇願してくる。





「そんなに……俺のことが好きなんですか?」

「大好き」





 即答だった。迷わずに放たれた好意。たった一言だからこその重み。





「じゃあ、どうして……別れようって言ったんですか?」

「……大人たちに言われたから。でもね、本気で後悔してる。ちゃんと自分の気持ちに従って――」

「美夜先輩」





「…………ゆうちゃん?」

「美夜先輩の気持ちは本当に嬉しいです」

「なら――――」

「美夜先輩」





 もう一度、名前を呼ぶ。俺の重苦しい雰囲気を感じ、美夜先輩は瞳を不安げに揺らす。自分の想いは叶わないと――察したに違いない。





「俺、わかるんです。また同じことをくり返すって」

「そんなことないよ!」

「いいえ、自重できるのは最初だけで……俺たちは全てを投げ捨てたように、お互いに夢中になる。いつまでも体を重ねて、どろどろになるまで性欲をぶつけあって……」

「…………」





 美夜先輩もわかっているはずだ、そうなることを。





「最後のセックスのとき……生、でしたよね」

「うん……」

「俺は口にこそ出しませんでしたが、美夜先輩を孕ませたい気持ちがありました。赤ちゃんができれば……別れずにすむと考えて……」

「私も……ゆうちゃんの赤ちゃんができれば……って心のどこかで思ってた」





 数年ぶりに打ち明ける告白。あまりにも破滅的で短絡的な思考。欲に流された行動。





 高二の俺でもわかる。危険だと――――。





「他にも、付き合えない理由があるんです」

「…………なに?」

「怖いんです」





「怖い?」

「別れるときの痛みが、怖いんです。もう二度と味わいたくない」

「じゃあ一生別れなければいいよ。私と、いつまでも……いつまでも」





「無理です。きっと……昔みたいに、大人たちから別れろと言われます。そして、その判断が正しいです」

「そんな…………」

「俺、ちょっとしたトラウマになってるんですよ。別れるのが怖くて、誰とも付き合えないんです。この前も告白されたんですけど、断りました」

「…………」





 黙り込む美夜先輩。部屋に横たわる圧倒的な静けさが全身を刺してくる。





「俺と美夜先輩は……付き合わない方がいいと思います」





 俺の結論に対し、美夜先輩は両肩を小刻みに震わせる。





「…………納得、できないよ」

「美夜先輩……」

「納得できないよ、ゆうちゃん!!」

「美夜先輩――――」





 激情を表すように、美夜先輩は乱暴に立ち上がる。俺の顔を見ることなく部屋から走り去った。止める暇がなかった。廊下から足音が響いてきて、バタンッ‼ とドアを閉める音を最後に、静寂が訪れる。





「…………美夜先輩」





 これで……これでいいはずなんだ。美夜先輩もいつかはわかってくれる。俺よりもいい男を見つけて幸せになるはずなんだ。





「くそっ……くそっ……!」





 無性に腹が立つ。悔しさもある。涙がこぼれそうなほどに感情が昂る。





 俺は部屋の電気を消し、枕に顔を押し付けた。無理やり寝ることにしたのだ。





 〇





「ふーっ……」





 …………?





 なんだろう、耳がくすぐったい。誰かに息を優しくふきかけられている。





「ふーっ……ゆーくんの耳、かわいいっ。ふーっ」





 心々愛……? 目を覚ました俺は枕辺りを探り、リモコン見つけて部屋の照明をつける。





「あ、起きたのゆーくん?」

「心々愛……?」





 俺の隣には、なぜか心々愛が横になっていた。ピンクと白の可愛らしいパジャマを着て、いたずらっぽく笑う心々愛が……。





『8義妹(ギャル)のセフレになりました』





「心々愛!? 何をして……!」

「ゆーくんを慰めにきたの。ゆーくんがアタシにしてくれたように……」

「慰める? なにを……」





「美夜ねえと……喧嘩、したんでしょ?」

「…………聞こえたのか」

「うん……。美夜ねえ、叫んでたし」





 心々愛は申し訳なさそうに目を伏せた。聞いてしまったことに罪悪感があるのだろう。





「ゆーくん、自分の感情を抑え込んで、他人を優先するタイプでしょ?」

「そんなことは……」

「あるよ。ここでね、その……アタシがしてたこと、全く責めなかった。それに、下着を盗まれたのに怒りもしなかった」

「……」





 俺が怒らなくても心々愛なら反省してくれるとわかっているからだ。





「ゆーくんに優しくする人がいないなら……アタシが、アタシだけが、ゆーくんの理解者になるよ」

「なんで……そこまで……」

「わからない?」

「わからない」





 心々愛はクスっと笑った。





「アタシ、ゆーくんのこと好き」

「え」

「もーなにそのリアクション。え、本当にわからなかったのー?」

「……うん」





 確かにそれっぽい言動を心々愛はしていた。それも初めて出会った、あのカラオケのときから。





「好きじゃない男の子のベッドで、あんなことしないよ」

「そう……だな」

「好きじゃない男の子に、こんな体を許したスキンシップもしないよ」





 そう言って優しく笑う心々愛に、俺は思ったことを尋ねる。





「……俺を好きになった理由を……聞いてもいい?」

「えーとね、小学生のときに……いじめから助けてもらったの」

「え、俺から?」

「うんっ」





 心々愛は嬉しそうに目を細め、明るく頷いた。そんな記憶、全くない。心々愛みたいな可愛い女の子と、小学生の時点で知り合った覚えがないのだ。しかしすでに知り合っていたのだとしたら、カラオケのとき、心々愛が俺を見て驚いた理由もわかる。





「覚えてなくても無理はないかも。小学生の頃のアタシ、もっと地味な感じで、太ってたから」





 小学生時代の記憶を掘り返してみると、薄ら何かの映像が浮かんでくる。もう少し話を聞けば思い出せそうだ。





「アタシ、上級生の子からいじめられてたんだけど、ゆーくんが庇ってくれたの」

「そんなこともあったような……」

「超嬉しかった。ゆーくんが言ってくれたことも覚えてる。君は可愛いよ、もっと可愛くなれるよって、優しく言ってくれた」





 小学生の俺、そんな歯が浮くようなセリフを言っていたのか。





 いや思い出してきたぞ。髪がボサボサで、力士のように太った女の子だ。……え、心々愛、変わり過ぎじゃない?





 そんな俺の心の声を読み取ったのか、心々愛は微笑みながら言う。





「ゆーくんに喜んでほしくて、頑張りました」

「……その、本当に頑張ったな……」

「うんっ。好きな男の子に振り向いてほしくて……。でもね、中学生になったアタシが目にしたのは……美夜ねえと幸せそうにするゆーくんだったの」





「あ――――」

「すっごく悲しかった。毎晩泣いたもん」

「……」





 謝るのも違う。あえて明るく喋る心々愛に、俺は無言を貫くしかできない。





「けど……ゆーくんが幸せなら、それでいいかなーって割り切った。あっ……そういえば美夜ねえとゆーくん、中学生なのにエッチたくさんしてたよね?」

「……はい」

「やっぱりー。なんか、そんな気がしてたんだー」





 猛烈に恥ずかしくなり、体を小さくさせる。せめての救いは、心々愛が軽いノリでいてくれること。





「アタシ、見てたよ」

「なにを?」

「美夜ねえと別れたあとのゆーくん」

「……」





「すっごく悲しそうだった。毎日毎日、下を向いて歩いてた」

「そうだったな……」

「アタシ、ゆーくんのもとに駆け寄りたかったけど、どう声をかけたらいいかわからなくて……。気づいたら、ゆーくんは高校生になっちゃって…………だからアタシ、ゆーくんの高校に通うことにしたの」





 未だに校内では会っていないが、心々愛は俺の後輩でもある。そうか、心々愛は俺を追いかけるために今の高校を選んだのか……。





「そしたらゆーくん、アルビノの可愛い女の子とずっと一緒にいるんだもん。アタシ、また毎晩泣くことになったよ」

「百瀬のことだな。彼女とは付き合ってないよ」

「うん。しばらくゆーくんを観察してわかった」

「観察……観察?」





 俺の疑問に満ちた言葉に反応せず、心々愛は次の話に移る。





「そろそろ頑張って話しかけようかな~って思ってたところに、ママから再婚の話を聞いて……カラオケに行ったら――」

「こうなったと」

「まさか家族になるなんて驚きだよねー」





 俺は笑み混じりに頷き、「ほんとにな」と相槌を打つ。





「運命があるとしたら、神様はアタシの背中を押してくれてるんだと思うの」

「心々愛……?」





 さきほどまでの明るい雰囲気を霧散させ、心々愛は決意に満ちた表情を浮かべた。





「アタシは絶対にゆーくんを傷つけない」

「え、と……?」

「すでに、ゆーくんに嫌なことしちゃったけど、もうしないと誓う」

「心々愛……」





「ゆーくん、アタシと付き合って」

「…………ごめん。俺は……その、誰かと付き合うのが……怖いんだ」

「どうして?」

「別れたときの辛さを……忘れることができないんだ。トラウマってやつだと思う」





 心々愛の俺に寄せる好意は本物。それがわかるだけに、申し訳なく思う。





「なら、ね。恋人以外の関係になろ」

「恋人以外の関係?」

「うん。だからその……ね」





 心々愛は何かを言い淀む。視線を左右に揺らし、迷う様子を見せていたが、ついに決意する。





「セフレになろ」





「あーセフレね。セフレ…………え」

「セフレってね、エッチだけを目的にした友人関係で――――」

「いや知ってる。セフレを提案してきた意味がわからないんだ」

「ゆーくん、元気な男の子だし、エッチなことたくさんしたいでしょ?」

「………………そうだけど、その……セフレはさすがに……」

「アタシの友達にセフレがいる子、何人かいるよ?」

「え」

「だから大丈夫だよ、ゆーくん。みんなしてることだから……ね?」





 売人の勧め方かよ。みんなしてるから大丈夫、まさに売人の常套句。





「アタシ……ゆーくんと、エッチなことしたいの」

「あ、ぁぁ」





 どう返事すればいいのか全くわからない。





 おそらく心々愛は、俺のベッドに忍び込む前からセフレを提案するつもりでいたのだろう。すでに覚悟を決めていたのだ。だからこそ、そんな決意した表情を浮かべ、淀みなく喋ることができている。





「小3の頃から……ゆーくんのことを考えて一人エッチしてた」

「そ、そうなんですか……っ」

「ゆーくん、アタシのセフレになって」





「…………心々愛は、それでいいのか?」

「ん? どーいうこと?」

「お、俺のこと……好きなんだろ? なのに恋人じゃなくてセフレだなんて……」





「ゆーくん。もっと自分を喜ばせてあげて」

「なにを――」

「それにね、アタシがそうしたいの。他でもない、アタシが」





 心々愛は俺の目を見据え、はっきり言った。反論を紡げなくなってしまう。そんな俺に対し、心々愛はとどめを刺してくる。





「もしゆーくんがアタシのセフレになってくれないなら…………顔に射精されたこと、ママに相談しちゃお」

「いやいや、それ脅迫。脅迫なんですが。早速俺を傷つけてますよ、心々愛様」

「ときには愛の鞭も必要だよねっ」





 め、めちゃくちゃだこの女の子……。

 あと先にオナニーをしたのは君ですよっ!





「ゆーくん、アタシとエッチする日々……送ろうよ」

「……」

「セフレだから、別れる心配もないよ。お互いに合意のもと、気持ちよくなるだけなんだから」





 まるで悪魔の誘いだ。この場合はサキュバスか。とたんに心々愛の浮かべる表情が、蠱惑的なものに見えてくる。





「どう、ゆーくん?」

「…………」

「まさか女の子にここまで言わせて、断るの?」

「それを言うのは……卑怯だろ」

「んんーということは?」

「…………わかった。いいよ、セフレ」





 あっけなく心々愛に誘導され、セフレを承諾した。いや……それは言い訳かもしれない。結局俺は、心々愛に魅了された。都合の良い提案をされ、性欲に流されたのだ。言い訳は何一つできない。





「やった。これでゆーくんとアタシ、今日からセフレだねっ」

「ノ、ノリが軽い……」

「アタシたちの関係は、みんなに内緒だから」

「もちろん」





 言えるわけがない。親父と佐智子さんはお付き合いするなら応援すると言っていたが、さすがにセフレまでは応援してくれないだろう。めちゃくちゃ怒られる気がする。





「えへへ、秘密の関係っていいね」

「…………セフレだけどな」

「ゆーくんと繋がれるなら何でもいいのっ」





 そう言って嬉しそうに笑う心々愛を見ていると、とてもセフレという関係になった気がしなかった。



 話は途切れ、深夜特有の静かな時間に包まれた。向き合って寝転がる俺と心々愛は、至近距離から見つめ合う。少しずつ心々愛の瞳に熱が宿り、何かを期待するように潤んでいく。俺はその瞬間の訪れを察し、下半身の一部に血が巡るのを感じていた。





「……ゆーくん」

「なに?」

「さっそく…………しちゃう?」





『9☆義妹(ギャル)の処女をもらいました』





「さっそくしちゃうって……その……」

「セフレとして、することだよ……ゆーくん」





 まあ、そうだよな。わかっていた。男としての本能はすでに察しており、パンツの中で俺の息子が存在を激しく主張していた。言い訳みたいだが、高二という思春期は半端ない。





 もしかしたら……心々愛が、美夜先輩の妹だからだろうか。性格が全く違う姉妹だが、やはり雰囲気は似ている。俺の本能を刺激してくる女性らしい仕草や匂いが――同じだ。美夜先輩に抱く性欲が、そっくりそのまま心々愛に向いていくのが自分でもわかる。





「ゆーくん……」





 心々愛の熱い吐息が、俺の鼻先をくすぐる。その潤った桜色の唇には理性を奪い取る魅力があった。





 俺はリモコンを手にし、部屋の照明を薄暗くする。





 布団をベッドの脇におしどけ、心々愛に覆いかぶさった。





 いくら薄暗いとはいえ、暗闇にぼんやりと浮かび上がる心々愛の顔色くらいは視認できる。頬は赤く上気し、微かに開いた口からは「はぁー」と緊張を表すか細い息が漏れている。なにより、ポーっとした熱い瞳だ。あまりの心々愛のかわいさに、我慢する気も起きない。





「好き……ゆーくん」

「……」





 そっと顔を近づけると、心々愛はゆっくり目を閉じ、つんと唇を尖らせた。その唇に、優しく口づけをする。そっと重ねる程度のキス。それだけで唇の先に熱を感じた。





「……あげちゃった……ゆーくんに、ファーストキス」

「心々愛……」





 嬉しそうに微笑む心々愛。幸せの絶頂期とでも言いたそうな顔だ。





「ゆーくん…………んむっ」





 今度は唇を挟むようなキスをしてみる。マッサージを意識して、心々愛の下唇や上唇をハムハムする。気がつくと、心々愛の両手は俺の両腕を力強くつかんでいた。緊張と興奮から力んでいるらしい。初めて経験する性的な行為に、処女のロリギャルは余裕をなくしている。





 ひたすら心々愛の唇をほぐし、次に舌先を差しこむ。心々愛は一瞬ビクっとさせたが、大人しく俺の舌を口内に受け入れ、自ら舌を絡ませてきた。よだれを送り込むような勢いで、舌同士の根っこを絡ませる。





「はん……ちゅっ……んちゅっ……ちゅばっ……ちゅ、ちゅ……んんむ……んっ」





 心々愛の口からもれるキスの音が、俺の下半身に燃料を送ってくる。キスを継続しながら、ズボンとパンツを脱ぎ捨て、下半身を露出させた。もう俺のそこは痛いくらい怒張し、ビクビクと脈動している。数年ぶりのセックスで興奮を抑えきれない。





「……ゆーくん……好き…………ちゅっ……んむちゅっ……ちゅっ」





 唇が離れた一瞬、心々愛は俺の頭を抱えこんでキスしてくる。なんて積極的でエロい女の子なんだろう。普段の明るくておてんば娘みたいな言動とのギャップが凄まじい。





 ひたすらキスをされていたが、俺は隙を見て心々愛のあそこに手を伸ばす。そっと優しく、パンツの中に指先を差しこみ、女の子の大切な部分に触れる。





「んちゅ――――あんっ。ゆーくん……そこ……!」

「もう……濡れてる」

「……ぅぅ……ゆーくんのエッチ」

「今からもっとエッチなことするのに……」





 俺は体を起こし、心々愛のズボンを脱がす。さらにシャツの裾をまくりあげ、下着に覆われた胸よりも上にずらした。心々愛が上半身を少し浮かして脱がす手伝いをしてくれる。シャツを首から抜き取り、心々愛を下着姿にさせた。上下純白の下着。ただしパンツの方は、割れ目周辺が濡れて濃く変色している。





「……改めて……ちょっと恥ずかしいかも」

「かわいいよ、すごく」

「ぅぅ……ゆーくん、やっぱ慣れてる。美夜ねえと数え切れないくらいエッチしたんだー」





 心々愛から非難めいた視線を送られ、思わず顔を背けてしまう。そのことについて言い合っても仕方ないじゃん……。





 俺は嫉妬のような空気を発する心々愛の気を逸らすべく、あえて強めに心々愛のあそこに触れる。





「ひゃんっ。ゆ、ゆーくん……!」





 割れ目に直接触れず、大陰唇から優しく撫でていく。パンツ越しではあるが、まずは周りから刺激を与えていき、心々愛の反応を探る。





「ふ、ん……ん……あっ…………んっ」





 思わずといった風で声をもらす心々愛。目を閉じ、あそこに触れる俺の指に集中している様子。そろそろかと判断し、割れ目に指を添わせて丁寧に刺激を加える。心々愛は「はっ、あっ、あんっ……! ゆ、くん……! あっ! ん、んーっ!」と身悶えし、快感に耐え切れず声を荒げていた。腰がふわっと軽く浮き、ビクビクと微かな痙攣をする。





 随分と感じやすい女の子なのだろうか。小6から俺を想像して一人エッチしていたと言っていたので、性欲は強い方かもしれない。……俺のシャツを盗んだり、俺のベッドでオナニーするくらいだし。





「ゆーくん……ひゃ、ああんっ!」





 俺は心々愛の跨ぐらに顔をつっこみ、濡れたパンツ越しにそこを舐める。舌を大きく出し、縦方向に舐めあげると、「ふっ! ひゃっ……あんっ!」という幼くも淫らな声が、頭上から降り注いできた。





 刺激に耐え切れないのか、心々愛が両脚を閉じようとしてくる。俺は心々愛の両ももを強引に押さえ、愛液があふれてくるそこを舐め続けた。





「そ、そんな……! んっ! やだぁ……ゆーくん……! きた……汚いってばぁ…………は、んっ!」

「全然汚くないよ……。それに、甘じょっぱくて……もっと舐めたい」

「……ぅぅ……ゆーくんのばかぁ…………ふっ、んんっ!」





 きっと涙目になっているんだろうな。そんな想像をしながら舐め続け、頃合いを見て顔を上げる。





「……心々愛の、大切なところが見たい」

「…………んっ」





 短く声を発した心々愛。オッケーということだ。もはや下着の体をなしていない純白のパンツをつかみ、引きずりおろす。両脚を通し、足先から抜き取った。ついに晒される心々愛のあそこ。触れなくてもわかるほどにほぐれ、とっくに男の肉棒を受け入れる準備が整っている。





「ゆーくん……アタシのそこ、変じゃないかな……? 美夜ねえに比べて……汚くない?」

「全く汚くないよ。とても綺麗だ」

「…………ぅぅ」





 褒められても恥ずかしいらしい。心々愛は顔を真っ赤にし、両手で覆った。ほんのちょっとだけいじめたくなり、心々愛の背中に手を差しこんでパチッとブラのホックを外す。あっ! と心々愛の驚き声を無視してブラを抜き去り、ベッドの脇に放置したパンツのそばに放った。





「……ゆーくん……慣れてた。美夜ねえのブラ、何回外してきたの?」

「ちょっと……わかんないな」

「ぶーっ!」





 わざとらしく唇を尖らせ、不満を訴えてくる心々愛。かわいい。





「今は、いいじゃないか」

「で、でもでも……気になるんだもん」

「今は……心々愛だけに集中したい」

「……ゆーくん」





 心々愛の俺を見つめる視線に、一層の熱が乗る。今ならどんなプレイを要求しても応えてくれそうな雰囲気があった。あーくそ、かわいいな……。





 たまらず心々愛の唇を奪い、それから胸を持ち上げるようにつかんで揉みしだく。お椀型の綺麗なおっぱいは程よく手に収まり、弾力をもって指を跳ね返してくる。





「ん、あ、あんっ……ゆーくんの揉み方……やらしい」

「心々愛のおっぱい……気持ちいい」





 揉みながら左の小さな乳首を口に含み、舌の上で転がす。微かな嬌声が何度も聞こえ、楽しくなって吸ったりもする。





「も、ゆーくん……! 赤ちゃんみたい…………んっ!」

「ちゅ……れろ、ちゅっ……んちゅっ」

「あ、あんっ! は、はぁー……んっ。乳首、じんじんして…………んぅっ!」





 心々愛のおっぱいを堪能した俺は、いよいよもって興奮に突き動かされる。体を起こし、心々愛の太ももをつかんで横に広げさせた。





「ゆーくん……」





 ついにそのときが訪れたことを感じ、心々愛は俺の肉棒に視線を注ぐ。この大きなモノが、ロリっぽいギャルの狭い膣穴に収まるのだ。





 自分の肉棒をつかみ、濡れた膣口にあてがう。熱のある滑りを亀頭の先端に感じ、心臓が高鳴った。





「心々愛……入れるよ?」

「うん……来て……。ゆーくんの、入れて」





 腰を突き出し、肉棒を前進させる。みちみちと亀頭は未開拓の膣穴に突き刺さっていく。かなり狭い……!





「んっ……はっ……んぅ!」

「心々愛、痛い?」

「い、痛いけど……だいじょーぶ。気にせず……入れて」





 歯を食いしばり、心々愛は痛みに耐える。その健気さが愛おしい。





 せめてと思い、俺は一気に挿入することにする。心々愛の腰をつかみ、手ごたえを感じる部分に向かって腰を前に突き出した。ぶちぃっ、という何かを貫き破った感触は――気のせいだろうか。性器は繋がる。男を受け入れたことがなかった膣内は、俺の肉棒の形に広がった。そのことを感覚により、一瞬で理解した瞬間――――。





「んぁあああっ!!――――んぐっ!」





 挿入の痛みで叫んだ心々愛の口を、咄嗟に手の平で塞いだ。あまりに大きい音を出すと、美夜先輩や両親に聞こえてしまう。





 必死に痛みを耐えているのだろう、心々愛の両手がベッドのシーツを力強く握っていた。高一とはいえ、平均よりも小さい心々愛。男の肉棒を呑み込むには、少しあそこは幼すぎたかもしれない。





 俺は心々愛の口から手を離し、「心々愛……大丈夫?」と優しく呼びかける。





「い、痛い……痛い……ぅぅ……!」

「ごめん……」

「ゆーくんの、大きすぎるよぉ……。アタシ、初めてなんだから……もうちょっと、小さくして」

「それはムリだ……」





 噴き出した汗で心々愛の顔が濡れていく。これは時間を少し置いた方がいい。挿入した状態を維持し、膣が肉棒になじむのを待つ。ぎちぎちに締めつけてくる心々愛の膣壁のせいで達しそうになった。呼吸で上下する心々愛のおっぱいを見て気を紛らわせる。……だめだ、逆に興奮してきた。





「ゆーくん……いいよ、動いて」

「ムリ、しなくていいぞ?」

「ううん、してないよ……。ちょっと、マシになってきた」

「わかった……」





 腰を緩めに動かし、肉棒で狭い膣内を擦る。強烈な締めつけと合わさり、肉襞がカリに絡みついて快感をこれでもかと与えてきた。速く動かすと、俺の方が先に参るかもしれない。少しでも長く堪能したいため、緩慢な動作で腰を振る。





 ぱちゅ……ぱちゅ……ぱちゅ……ぱちゅ……。





 肉の衝突音と液の混じり合う音が、静かな部屋に断続して鳴る。肉棒の抽送がくり返される度、結合部から薄紅が混じった透明の液がもれてきた。心々愛の処女を奪ったのは俺…………その事実が、より漲らせてくる。





「ふっ……んっ、んっ……んっ…………あっ……んっ…………ゆ、ゆーくんのおちんちんが……んっ……ふっ」

「痛くない?」

「……うん。まだちょっと痛いけど……それよりも……嬉しくて気持ちいい」





 苦痛に満ちていた心々愛の顔に、微かな笑みが混じった。





「ずっとね、ゆーくんとこうしたかったから……とっても嬉しいの」

「心々愛……そんなに俺のことが……!」

「――んっ! ゆーくん、アタシの中で……おちんちん膨らませないで……。これ以上大きいのは……だめだよぉ」

「だって……心々愛がかわいくて」

「そ、そんなに?」

「うん……」

「だったら……許しちゃう」





 なぜか心々愛は拗ねたように目を逸らし、唇を尖らせた。多分嬉しいけど恥ずかしいのだろう。その仕草もかわいい。





 ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅ……。





 自然とさっきよりもペースが上がる。それでも心々愛は痛がることなく、発する声に艶を帯びさせる。





「ゆーくん……ゆーくん…………んっ……あんっ……ゆーくん、好き…………ゆーくん…………んっ!」





 うわ言のように俺の名前を口にする心々愛。言動の全てが、俺に対する好意にあふれている。心々愛は小学生の頃から俺のことが好きだったんだ。きっと彼女からすれば、数年もの想いがようやく満たされた気持ちなんだろう。たとえセフレという関係だろうと……。





「ゆーくん、ゆーくん、ゆーくん……好き、好き……!」

「心々愛……!」





 腰を振る速度が上がってしまう。心々愛の体でもっと気持ち良くなりたい、この狭い膣を俺の肉棒の形にしたい。男の本能がむき出しになる。





 何度も腰を突き出し、膣奥に亀頭をぶつける。こみ上げてきた射精感――――。





 このまま射精すれば、心々愛は孕む可能性がある。僅かに残された理性が、俺の行動を止めようとしていた。





「あん、あん、あんっ……ゆーくん! ん、あんっ! ゆーくん! ふっ、ん、あんっ!」





 まだ痛みもあるだろうが、心々愛は気持ちよさげな声を発していた。女の子の喘ぎ声は男に興奮を掻き立てる。俺は奥歯を噛みしめ、心々愛に覆いかぶさって腰を振り続けた。こんな可愛くて小さいロリ系ギャルが、俺の胸の中で喘いでいる……。頭の中が弾けてしまうような快感だ。ほんのわずかでも理想を緩めれば、この幼い膣に精液を流し込むことしか考えられない。





「ゆーくん、ゆーくん!」

「心々愛……そろそろ、イキそう……!」





 直前で抜く――――。





 そのつもりでいたが、心々愛が両脚を俺の腰に巻きつけてきた。さらに両手を俺の背中に回し、ギューッと抱きしめてくる。これでは離れることができない……! 巷に聞く、だいしゅきホールドというやつだ。





「心々愛――」

「出して……アタシの中に出して……ゆーくん!」

「だ、だめだ……妊娠して――」

「む、昔……友達から……アフターピルもらったから……んぅっ! 出して……!」

「――」

「お、お腹にぃ……ゆーくんの、ほしい……!」





 中出しを強要され、理性が性欲に溶け込んでいく。





 妊娠しないなら――全力で、射精していい……!!





「は、初めては……中に……出してほしいの……! ゆーくんの、全部感じたい……出して……出して!」

「心々愛――!」





 どん欲に子種を求めるように、心々愛の膣内がギュッと収縮して肉棒を呑み込もうとする。これは――だめだ。男としての本能、種付けに向けて腰を強く突き出した。





 亀頭を膣奥に押しつけ――――。





 どびゅっ! どびゅるるるるっ!! どにゅるるっ!!





 俺の口から「ふ、うっ――!」と力んだ声がもれる。意識が空白になる快感。頭の中が消し飛ぶ。ひたすら心々愛の中に精液を注ぎ込む。それもホースのごとく勢い。本気で孕ませようとした射精……。肉棒から伝わる感覚でわかる。心々愛の膣内は、俺の精液で満たされていく。





「はっ! あ、ああっ! んふっ……はぁーっ……! あ、あつい……お腹……あつい……! ゆーくんのが…………ふ、あああっ!」





 延々と流し込まれる精液を感じ、心々愛は背中を反らしてビクビクと震える。射精が終わる最後の瞬間まで快感に身を震わせ、息を荒くしていた。





「はぁー……はぁー……んっ…………ふぅ……はぁ…………んぅっ!」





 膣穴から肉棒を抜くと、その衝撃で心々愛の口から一際大きな声が発された。もはや『家族の誰かに聞かれるのでは?』という心配する余裕がない。





 俺は心々愛のあそこに目をやる。この狭い膣に精液は収まらなかった。どろっと朱混じりの白濁液がもれている。心々愛が処女を失った証だ。俺が初めての男という事実は一生消えない。そう考えると、目の前で息を荒くし、ベッドの上で果てた少女が心底愛おしくなる。





「……はぁ、ふぅ……。ゆーくんと、生エッチしちゃった……」

「うん……」

「中出し……されちゃった。赤ちゃん……できちゃうかも」

「…………アフターピル、あるって……」

「ふふ、あるよ」





 俺に焦りを感じさせて楽しみたかったらしい。心々愛はいたずらっぽく笑った。心臓に悪いからやめてほしい……。





 俺は疲れに身を委ね、心々愛に倒れ込む。おっぱいの間に顔を埋めた。柔らかい弾力に顔が包まれ、極上の幸せを味わう。これは……ボディソープの匂いだろうか、とても良い匂いがした。





「お疲れさま、ゆーくん。いっぱい出したね。えらいえらい」





 心々愛に頭を撫でられる。母親が子供をかわいがるような、そんな優しい撫で方だ。おっぱいに顔を埋めながら、頭を撫でられる心地よさといったら……。





「ゆーくん。これからはセフレとして、いっぱいエッチしようね」

「…………うん」





 セフレ、か。心々愛の好意につけこんだ行為だろうか。しかし、その心々愛から求められた関係……。せめて彼女が嫌がることはしない。恋人にはなれないけど、可能な限りで喜ばせてあげよう。





 その決意を最後に、思考が途切れていく。

 俺は意識を手離し、心々愛に身を委ねるのだった――――。





『10☆朝のイチャイチャタイム!』





「ちゅっ……んちゅっ……。ゆーくん、好き…………ゆーくん……。キス、きもちいい……ちゅっ……んちゅっ……! んっ…………ゆーくん、好き……寝顔、かわいい……好き。ゆーくん、ぜんぶ好き…………ちゅっ……ちゅっ」





 意識が判然としないまどろみの中、唇から得られる快感と、艶を帯びた色っぽい声を耳にする。朝……だろうか。そんな体感。





「ちゅっ……ちゅるっ……ちゅ……じゅる……はんむっ……んっ、んむっ」





 柔らかい何かが俺の口を強引に開け、にゅるっと口の中に侵入してくる。“それ”は生き物のように蠢き、俺の舌を絡めとって舐めまわしてくる。さらさらとした甘い液も送り込まれ、俺も“それ”に吸いついて快感に酔いしれた。





「ちゅるっ……んむっ……ちゅるっ……じゅるっ……んっ。ちゅっ……ちゅっ……んむっ…………ぷはぁっ」





 程よいタイミングで“それは”俺の口内から脱出した。その直後、息苦しさから逃れたような乱れた呼吸が聞こえる。このまま眠ろうか迷っていると、股間をツーっと指先で触れられたような痺れが襲ってきた。





「これが……朝立ち……? ゆーくんのここ、また大きくなってる…………。これが、アタシの中に入ってたんだ……」

「……」





 さすがに意識が浮上してくる。目を開けて体を起こそうとしたが、亀頭が粘膜質の温もりに包まれた。ついで何かが亀頭全体を這いまわる。背筋がピリつく刺激的な快感に、思わず目を閉じて踏ん張ってしまう。ぁぁ、きもちいい。





「んちゅっ……んっ……んくっ……ちゅ……じゅぶ……ちゅぱっ」





 舐められているのか……? 腰が勝手に震えてしまう。敏感な部分を舐めまわされ、息が荒くなってしまう。これはもう決定的だ。俺は薄ら目を開け、肉棒を夢中になって咥える心々愛を確認した。





「んふっ……じゅるっ……じゅるじゅる……ちゅぷっ」





 心々愛は顔を前後に動かし、ふっくらした柔らかい唇で竿を扱いている。火花が視界に散るほどの快感に襲われ続け、俺は歯を食いしばって耐えるしかない。なぜか寝たふりを続けなければ、敗北した気になるのだ。





「ふー……ちゅ……れろ、れろれろ……ん、れろ……んっ」





 舌を出し、カリ首から裏筋にかけて舐めまわす心々愛。ひくつく肉棒の反応を見て楽しんでいるらしく、「ゆーくんのゆーくん、かわいー」なんて言っている。





「こことか、どうなんだろ……?」





 今度は陰嚢を舐められる。金玉を丁重に扱う気持ちはあるらしく、優しい刺激で舌をれろれろと這わしていた。意外と気持ちよくて困る。快感の波が押し寄せそうな気配が漂ってきた。畳み掛けるように、会陰も舐められる。そこも気持ちいいポイントだ……! 陰嚢の下から肛門までの部分、そこも舐められると声が出そうになる。





「れーろ……んちゅっ……れろれろ…………れろ……。ゆーくん、きもちいい?」

「……」

「あはは、まだ寝てるー。かわいいなぁゆーくん…………好き、好き…………ゆーくん……」





 噛みしめるように言う心々愛。舐め舐めタイムは終わったらしく、続いていた快感を失った。

 どうせならイクまで舐めてほしかった……と自分勝手な欲望を持て余していると、まぶた越しに影が覆った。すぐそこに人の気配まで感じる。





「ゆーくん……好き……。んん……どうしよ、朝からエッチするなんて…………。このあと学校……もうすぐ美夜ねえたち起きる…………ああもう、ゆーくんかわいい。我慢、できないよぉ」





 一体何が我慢できないのか――――「は、あっ!」と思わず声がもれた。亀頭から竿にかけて、一瞬で柔らかくもキツキツな熱い感触に包まれたからだ。





「んはっ! ……き、昨日よりも……すんなり入った……。えへへ、寝てるゆーくんを襲っちゃった…………ん、んんっ!」





 やはり心々愛の膣内か――!

 肉襞が肉棒全体に絡みつき、収縮をくり返して赤ちゃん汁を出そうと刺激してくる。とろとろに溶けそうな熱も合わさり、あそこの感覚がわからないほどだ。





 微かにまぶたを開ける。心々愛はヤンキー座りのような姿勢で俺に跨り、肉棒を膣に収めていた。亀頭に感じるグリグリとした感触は子宮口だろうか。昨晩、ここに精液をたっぷり流し込んだことを思い出した。





「ん、んんっ! ゆーくんの……硬いぃ! 昨日、あんなにびゅるびゅる出したのに…………ああっ! ゆーくん、ゆーくん……!」





 パン、パン、パン、パン、と肉の衝突音が聞こえてくる。

 ぼやけた視界で俺が目にするのは、だらしなく淫らな顔をする心々愛が腰を振っている姿。クリーム色の長髪を振り回し、円を描くように揺れるおっぱい。首から垂れた汗が、おっぱいの谷間に流れていく。

 いっそ爽やかな雰囲気すら漂わせ、心々愛は情欲に狂いに狂っていた。





「ゆーくん! ゆーくん! ゆーくん! 好き……好きだよ、ゆーくん! いっぱい……いっぱいきもちよくなって! アタシも…………ん、んぅっ! あんっ!」





 ついに心々愛は俺の胸板に両手を突き、本格的に腰を振り始める。いやらしい音を鳴らし、心々愛は自身の甘い体臭をベッド上に撒き散らす。

 もう俺は寝たふりどころではない。いかに射精を我慢するか、いかに声を押し殺すかだけに集中していた。





「好き、好きっ……好き、ゆーくん好き……あ、ああんっ! これ、きもちいい……! ゆーくんと……ん、んんっ!」





 心々愛の嬌声にも後押しされ、腰が震えだす。

 射精の瞬間は近い。

 何度も心々愛の膣に扱かれた肉棒は快感の積み重ねにより、さらに膨張する。下半身から込み上げる射精感に促され、亀頭に意識が集中した。





「ゆ、ゆーくん……出るの……? 出して……昨日みたいに……びゅるびゅる、出して……。はっ……んんっ!」





 限界に達する寸前。思わず俺は腰を突き上げた。心々愛の両ももをつかんで押さえ、子宮口に亀頭の先を突っ込むイメージをしながら快感の全てを吐き出す。





 どびゅるるるっ! どびゅっ! どびゅるるるっ!





「う、ううっ……んんんっ! あ……んぅっ…………んんんっ!」





 絶頂に堪えるためか、心々愛は歯を食いしばりながら叫ぶ。

 俺は肉棒を通じて、子宮に精液を注ぎ、膣内にあふれていくのを感じていた。完全なる子作り。義妹を孕ませるための行為だ。

 ひとしきり精液を放出し、肉棒内に残った分までひねり出すよう力をこめる。





「はぁ、はぁ…………んぐっ……はぁーっ」





 疲れ切った心々愛が体を倒してきた。ちょうど俺の頭の横に心々愛の頭がやってきて、耳元で荒れた息を聞く。少しくすぐったい。

 肉体を密着させているので必然、心々愛のおっぱいが俺の胸板に押しつけられた。その柔らかさを証明するように、むにむにと押し潰れる。エロい。





「ゆーくん……起きてたんだぁ」

「起きるよ、さすがに」

「そっか、そうだよねぇ…………えへへ」

「心々愛……朝からエッチだな。とても昨日まで処女だったとは思えない」

「ゆーくんが悪いんだよ。かわいい寝顔を無防備にさらすから…………我慢できないもん」





 人のせいかっ。でも可愛いから許す。

 不思議なことに、一度体を重ねた女の子はとても可愛く見えるもので、なんでも許せる気がした。いやまあ心々愛のことは前から可愛いとは思っていたが、今は愛情をこめての可愛いだ。……恋人関係になりたいかは別として。





「心々愛、そろそろ離れないと……。美夜先輩が起きる」

「……あと、五分だけこうしていたいなぁ」

「心々愛……」

「ゆーくんをいっぱい感じた余韻に……浸りたいの」





 女の媚びを売るような甘い声に、喉をグッと鳴らしてしまう。

 これを断れる男は存在するのか?

 俺は心々愛を優しく抱きしめ、お互いの温もりを共有する。

 どこまでも快感に溺れ、あと五分という絶対に守られない朝の約束をするのだった。





『11その鋭い眼光――義姉(元カノ)は何かを察する』





 朝の濃厚なイチャイチャタイムを終えたあと、家族で食卓を囲む。

 俺を含めた子供三人組は制服に着替え、登校の準備は万端だ。親父はスーツに着替え、佐智子さんはラフな私服の上にエプロンを着けている。





 至って平和な朝の日常。家族で過ごす朝食の時間。





 俺の右隣に座る美夜先輩は微笑み混じりに食事を進め、いかにも『おいしい』と感想を抱きながら箸を進めているのがわかる。全てのことに対して素直な態度を取るのが魅力的な女の子。そのことは何年前から知っている。





 個人的に一番問題だと思っているのは、やはり――――。





「この卵焼き、超美味しい! ママ! なにかした!?」

「ふふ、ちょっとね」

「えーなにそれー。意味深ー。おしえておしえてー」





「心々愛ちゃんはいつでも無邪気で可愛いねー」

「ちょっとパパさん、アタシを子供扱いしてないー?」

「僕からすればまだまだ子供だよ。あっはっは」





「ぶーっ。アタシ、みんなが思ってるほど子供じゃないけどなー」

「子供は皆、そうやって言うのよ、心々愛」

「もうママまでー!」





 心々愛は頬を膨らませ、プンプンと怒る。まさに子供がする態度だ。





 …………さっきとは別人だよ。





 ほんの数十分前、俺に跨って腰を振っていたエロい女の子だとは到底思えない。





 親父と佐智子さんも、まさか心々愛がつい昨晩処女を喪失し、今朝もセックスしていたとは想像すらできないだろう。





 俺はテーブルに隠れた心々愛の下腹部に目をやり、グッと唾を飲み込む。あの中に……俺の精液が入っているんだよな。心々愛がアフターピルを飲まなかったら赤ちゃんができていたかもしれない。そんな状況……。





 もちろん、心々愛が妊娠したら可能限り責任はとるつもりでいる。今の俺に責任能力はないが、少なくとも逃げるつもりはない。





 …………セフレってなんだよ。





 今さら思う。心々愛の真っすぐな思いと性欲に流されてしまったが、俺、とんでもないことをしてしまったのでは? セフレとか、陰キャ側の俺が触れていい世界ではない。





「……ゆうちゃん、大丈夫?」

「え?」

「なにか、思い詰めてる様子だったから」





 美夜先輩が心配そうな面持ちで、こちらの顔を覗き込んでくる。俺は首を横に振り、なんでもないと仕草で伝えた。





「――すんすん……………………え」

「……美夜先輩?」

「…………」





 俺が首を振ったとたん、美夜先輩は何かを嗅ぎ、顔を凍りつかせた。それから俺に応えることなく、ぎこちない動きで箸を動かし、食事を再開した。……どうしたんだろう。





「ゆーくん! 早く食べないと! 遅刻しちゃうよ!」

「あ、うん」





 まるで世界そのものが変わったような気分だ。

 この俺が、義妹のセフレになるなんてな……。





 〇





「ゆうちゃん、ちょっといい?」

「美夜先輩?」





 朝食をすませ、鞄を取るため自室に戻ったときだ。





 開けたままにしていたドアを押し、真剣な顔をした美夜先輩が部屋に踏み込んできた。張りつめた空気が漂う。決して逃げられないラスボス戦に放り込まれた感覚だ。





「ゆうちゃん…………心々愛と……なにかした?」





 心臓を鷲づかみにされた。なにがきっかけで疑われた?





 ――匂いか。





 朝食のときのあれだ。あれしかない。

 部屋の窓を開けて換気し、あとで洗うつもりでベッドのシーツを外して隠していたが、俺の体に染みついた心々愛の体臭までは隠し切れなかったようだ。シャワーを浴びた方がよかったか……。





「なにかって……なに?」





 寸前のところで平静を保つ。まずは美夜先輩に喋らせよう。





「ゆうちゃんの体から……ほんの一瞬だけど、心々愛の匂いがしたの」

「……その、朝にちょっと……」

「朝に……なに?」





 美夜先輩の双眸が、闇を凝縮したようにドス黒くなる。全身からゆらゆらと奔出している黒いオーラはなんだろうか。オーラに関しては俺の幻覚に違いないが、それだけの迫力がそこに渦巻いていた。もはや魔王というより死神である。





「ゆうちゃん?」

「その…………」

「ゆーくん! 早く返してよ!」

「…………心々愛?」





 美夜先輩が振り返るよりも早く、心々愛が部屋の中に飛び込んでくる。そして部屋内をキョロキョロ見回し、ピコンと頭上に電気マークを浮かべたような反応を見せ、勉強机に飛びついた。





「もう! ここにあった! アタシの香水!」

「香水……?」

「ゆーくん、いくら女子高生の香水に興味があるからって、自分に使うのは良くないよ!」





 そう言って心々愛は、ミニ香水瓶を手のひらに乗せて見せつけてきた。これは――なるほど。





「あ、ああ……ごめん。すごく良い匂いで……」

「もう、仕方ないなーゆーくんは。でもね、ちゃんと借りたものは返さなくちゃいけないよっ」

「ごめん」





「反省してくれるならよしっ。…………あれ、美夜ねえはなにしてるの?」

「私は……ゆうちゃんにちょっと話があったんだけど……」

「けど?」

「どうやら解決したみたい。ごめんね、ゆうちゃん」





 美夜先輩は安心したような笑みを浮かべ、俺に頭を下げると部屋から出ていった。心々愛のファインプレーで危機を脱出したようだ。





「ふいー。危なかったね、ゆーくん」

「うん……冷や汗だらだらだ」

「朝食のときの美夜ねえを見て、危ないかなーって思ったんだけど…………これは、もっと気をつけないとね」





「セフレをやめるのが一番安全だけど」

「やだ」

「でも」

「やだったらやだ」

「…………」





 プイっと可愛らしく顔を背ける心々愛。なんでだよ……。





「仮にバレたとしても、お付き合いしてるって言えば、その場は誤魔化せるよ」

「そうだけど……できればバレない方向で頼む」

「らじゃー」





 軽快なノリで敬礼する心々愛を見て、こみ上げる不安を拭いきれない。そもそもの話、セフレとは一般的に健全な関係なのだろうか。心々愛があまりにも真っすぐ提案してきたので、マイナスの印象はなかったが…………どうなんだろう。





「ゆーくん、こういうの刺激的で楽しくない?」

「どうだろ……」

「みんなに内緒でエッチするの……ドキドキするなぁ」





「心々愛。念のために言うけど、恋人とセフレは違うからな?」

「わかってるよー。だからアタシ、ゆーくんにデートとかお願いし、手をつないで登校したいとか、わがまま言わないよ」





 ……ひょっとして心々愛の願望だろうか、それは。





「ゆーくんとはエッチだけの関係。ちゃんとわかってるから安心してっ」





 にこっと笑う心々愛。その辺を割り切った上で、今の関係を楽しく思えるなら問題ない。





 恋人関係なんて、もうこりごりだからな……。





『12☆昼休み。学校のトイレで、義妹(ギャル)に性欲処理してもらいました』





 学校で過ごすものの、ふとした瞬間に心々愛との情事を思い出し、勝手に股間が膨らんでしまう。休み時間になっても椅子から立ち上がれないことがあった。隣席の百瀬から何かを怪しむような視線を注がれ、仕方なく寝たふりをしていた。





 心々愛……エロすぎ。昨晩まで処女だったのに、エッチに積極的すぎる。元々性欲が強い女の子なんだろう。クリトリスも少し大きめだった気がする(中学生の美夜先輩が比較対象)。





 そうして昼休みを迎え、持参した弁当を食し終えた直後のこと。何気なくスマホを見ると、心々愛からメッセが届いていた。





『ゆーくん! 昼休み、特別校舎三階の女子トイレに来て! 一番奥の個室だよ!』





 …………これは、想像が膨らむぞ。ついでに股間もふっくらしてくる。





 美夜先輩とも学校では“そういうこと”はしなかった。心々愛とはセックスだけの関係と割り切ると、意外と抵抗感がない。心々愛も納得したうえで今の関係を楽しんでいる――そのことが、俺に罪悪感を抱かせないだろう。





「い、岩崎くん……。今から図書室、行く?」

「あ……ごめん。今日はだめだ。ちょっと今から用事があって……」





 普段であれば百瀬と図書室で昼休みを過ごしている。何も喋らず、お互いに肩を並べて本を読む静かな時間。俺としても大切にしている時間だったが、今回は刺激を求める欲求に流されてしまう。





「用事……? ……なら、仕方ないね…………」

「ごめん、また今度一緒に行こう」





 俺がそう謝ると、百瀬は「いいよ…………気にしないで」と無理した微笑を浮かべた。





 〇





 心々愛のメッセに従い、特別校舎の三階にやってくる。特別校舎は人気が感じられず、無音の世界がどこまでも続いている。廊下を歩く俺の足音だけだ。





 廊下を進み、女子トイレに到着する。





 …………大丈夫だろうな、これ。もし中に心々愛以外の誰かがいたら、俺の人生は詰むぞ。念のために心々愛にスマホで尋ねておく。





『もうトイレにいる?』





 十秒もせず返信が届く。





『いるよー』

『入って大丈夫? 他に誰かいない?』

『いないからだいじょーぶ!』





 心々愛を信じ、廊下を見回して誰もいないことを確認してから女子トイレに足を入れる。女子トイレに入るのは初めてだ。緊張する。気持ち的に、男子トイレよりも空気が爽やかな気がした。





 奥の個室に向かい、取っ手に手をかけて開ける。中には、ふたカバーを下ろしたトイレに座る心々愛がいた。俺を見て、ふわっと嬉しそうに笑みを浮かべる。





「あっ、ゆーくんだー。女子トイレに入ってるー。変態さんだねっ」

「…………」





 俺は無言でドアを閉めた。





「ちょ、ゆーくん!? 冗談だってば!」





 中からドアが開けられた。若干焦り気味の心々愛が顔を出し、「ごめんねー」と手を合わせてくる。このタイミングでからかわれるのは少し心臓に悪いぞ……。





「ささ、入ってゆーくん」





 心々愛にクイっと袖を引っ張られ、共に個室に入る。ドアを閉めると、密閉空間に閉じ込めれたような気分だ。





 女子トイレの個室。ロリ系ギャルと二人きり……。これから何が起こるのか、男として期待してしまう。





「ゆーくん。座って座って」





 なぜかニコニコの心々愛。彼女の雰囲気から妙な自信みたいなものを感じた。





 俺は素直にふたカバーを下ろしたトイレに腰を下ろす。





 すると心々愛は制服シャツのボタンを上から順に外し、脱いでしまう。白の下着に包まれた胸をさらした。彼女の上半身は汚れ一つなく、真っ白な肌で統一されている。ウエストもほどよく引き締まっており、小柄ながら女性らしい体をしていた。





「心々愛……?」

「えへへ、ちょっと待ってね」





 脱いだ制服シャツを手際よく畳み、壁際の棚に置く。それからブラも外し、制服シャツの上に重ねた。





 ぷるんっと揺れる心々愛の形が整った綺麗なおっぱい。見るだけで下半身に血流が巡る。





「ゆーくん、おっぱい好きなの?」

「…………好き」

「やっぱりー。ずっと見てるもんねー」

「…………」





 男はおっぱいが好きな生き物である。





「楽にしててねーゆーくん♪」





 心々愛は膝立ち、俺の下半身に手を伸ばす。楽しそうに揺れる心々愛の後頭部を見つめていると、カチャカチャと音を立ててベルトが外された。さらにズボンのファスナーを下ろされる。見えてしまうパンツの一部。そこはすでに固くなった肉棒により、こんもりと山のように膨らんでいる。





「ゆーくん……もう元気になっちゃったの?」

「……うん」

「仕方ないなーゆーくんは」





 心々愛はパンツの隙間から手を差し込み、押さえつけられていた肉棒をつかむ。ひんやりした小さな手に握られ、思わず「うっ」と声をもらすと、心々愛はいたずらっぽくニヤーっと笑った。





「狭いけど……んっと」





 心々愛に引っ張られ、パンツの隙間から勢いよく飛び出す肉棒。外気に触れ、熱くなった亀頭から仄かな冷たさを感じる。





「わーっ。朝、あんなにアタシの中に出したのに……またカチカチになってる」

「心々愛が……エッチだから……」

「ほんと? 嬉しいなー。じゃあ、もっと頑張るねっ」





 嬉しそうに微笑んだ心々愛は、スカートのポケットから小さな容器を取り出す。なんだそれは……。デザインからしてハチミツを入れてそうな容器だ。





「飲めるローションなんだってー。友達からもらったの」

「飲めるローション……ああ……」





 言われて納得する。そんなのもあったなぁ。





 どう使うんだろう、と思っていると、心々愛はおっぱいで俺の肉棒を挟んだ。左右から柔らかい弾力に圧迫され、視覚的な快感を伴って腰がピクッと浮き上がってしまう。





「パイズリ……? って言うんだっけ? 男の子、おっぱいで挟まれるの、好きなんだよね?」

「はい」

「あはは、即答~。…………美夜ねえにも、してもらってた?」





 俺は心々愛の目から視線を逸らし、コクッと頷く。ことあるごとに美夜先輩を出すのはやめてほしい。





「ふーん。そう、だよねぇ……美夜ねえならするよね……アタシよりおっぱい大きいしっ」

「心々愛……?」

「アタシ、負けないから。エッチを目的にした関係だもん……こういうことで負けてられない」





 謎の対抗心を燃やす心々愛は、肉棒を挟んだ自分のおっぱいにローションを垂らす。微妙にぬるい液体が、じわーっと亀頭から竿にかけて垂れていくのを感じた。





「ゆーくん、たくさん気持ちよくなってね」





 心々愛は左右からおっぱいを押さえ、肉棒に圧をかけていく。そして手コキするように上下に擦り動かし、ローションのぬめりを利用した刺激を与えてきた。





「ん、んしょっ……しょっ……意外と……難しい……かも。イメトレと、ちょっと違う」

「……イメトレ……?」

「うん。寝る前にね、何度かゆーくんにパイズリするイメトレをしてたんだけど…………こう、かな?」





 緩慢だったおっぱいの動かし方が徐々にスムーズになっていく。竿から亀頭にかけて押さえつけてくるおっぱいの弾力が何度も行き来し、さっきよりも快感が強くなった。なにより、心々愛が一生懸命にパイズリをしてくれるのが嬉しい。





「んしょっ、んっ……ふっ……んっ……んっ」





 学校のトイレ。人知れず、ロリ系ギャルにパイズリをしてもらっている状況。俺は肉棒から得られる刺激だけではなく、もはやシチュエーションからして射精感に襲われていた。





 心々愛は今も懸命におっぱいを肉棒に擦りつけている。ローションでテカるそこをじっと見、顔を上げて俺の顔を確認した。





「ゆーくん……だらしない顔を……してる。きもち……いいの?」





 おっぱいを動かす手は止めず、心々愛は尋ねてくる。俺は声を出すことができず、頷いた。





「えへへ、嬉しいなぁ。あっ……もうちょっと? ゆーくんのゆーくん、熱い……!」





 とっくに限界は訪れていた。ほんの少しでも長くパイズリをしてほしくて、血を吐くような思いで耐えていたのだ。





 しかし心々愛に限界が来ていることを知られ、その瞬間に向けてパイズリの勢いが増した。





「いいよ、ゆーくん……ゆーくん…………アタシのおっぱいに出して……!」

「――ッ」





 絞り上げるようなおっぱいの扱き方が、とどめとなる。





 俺は腰を突き上げ――下半身が決壊した。





 びゅっ、どびゅるるるっ! どびゅっ!





「んっ、あっ……んんぅっ!」





 おっぱいの間に挟み込まれている肉棒は、真上に精液を放つ。必然、心々愛の顎から頬にかかっていった。さらに勢いを失った射精でぴゅっぴゅと小さく飛んだ精液が、心々愛のおっぱいにどろーっと垂れていく。





 ドクドクとおっぱいの中で脈動する肉棒。快感に委ねていた俺は歯を食いしばり、射精が終わる瞬間まで心々愛のおっぱいに精を吐き出す。





「はぁ、はぁ……心々愛のおっぱい……きもちよかった……はぁ……」

「ゆーくん……いっぱい出したね……。きもちよくなってくれて嬉しいなぁ。初めてだから、ちょっと心配だったの」

「イメトレの成果だろうな、上手だったよ」

「ほんと? ありがとゆーくん! 好きっ!」





 脈絡のない『好き』が飛んできて面食らう。その反応が肉棒にまで轟き、ぴくっと震えて心々愛のおっぱいに刺激を加えた。





「えー。まだ元気なの?」

「……ごめん」

「えへへ、いいよ、ゆーくん。アタシで興奮してくれて、すごく嬉しい」





 綺麗にするね、と言った心々愛がトイレットペーパーで自分の顎や頬に付着した精液をふき取る。それから俺の精液とローションにまみれた肉棒に視線を落とし、あむっと口に咥えた。射精後の敏感になった亀頭が温かい粘膜に包まれ、腰が震えるようなくすぐったさに襲われる。





「ちょ――心々愛……! 今は――!」

「んむ? んぶちゅっ…ちゅっ……れろれろ、れろ……んちゅっ……れろ」





 口の中で亀頭を舐めまわした後、舌を大きく出し、裏筋をれろーっといやらしく舐めあげる。その後、ハーモニカみたいな感じで竿を横から咥えたり舐めたりした。まるで肉棒の汚れを、舌で掃除しているみたいだ。





 いや……本当に掃除しているのだ。さっき心々愛は『綺麗にするね』と言った。それは自分の顎だけではなく、俺の肉棒に対してでもあったのだ。





 竿を丹念に舐めた心々愛は、亀頭にちゅっと口づけし、先端だけを咥えた。





「心々愛?」

「じゅるっじゅる…………じゅるーーーーっ」

「んあっ!」





 肉棒の中に残った精液を飲むためか。心々愛が全力で亀頭の先端を吸い始めた。勝手に腰が浮く。踏ん張るために目を閉じ、痙攣させられる快感に耐える。





「じゅーーーっ……じゅるじゅる…………。んぐ、ごくっ……ごくん………………ゆーくんのここ、これで綺麗になったかな?」

「……んぐっ……はぁ、はぁ…………ありがと」

「がんばったねー。いい子いい子」





 息切れした俺に微笑み、心々愛は手の平で亀頭をなでなでする。あぁ、たまらない。





 皆から愛されるような明るいロリ系ギャルが、俺のために尽くしてくれる……。





 セフレ二日目にも関わらず、俺は心々愛との性行為に夢中になりそうだった。





 〇





 俺が教室に戻ったのは、昼休みの終了を告げるチャイムが鳴った直後だった。ぎりぎりの帰還。危ないところだった……。





 俺が席につくと、隣の百瀬が顔を向けてきた。





「い、岩崎くん…………なに、してたの?」

「……ちょっと、な……」

「…………」





 不思議そうに首を傾げる百瀬。

 ……何をしていたかなんて、言えるわけがない。





 女子トイレで、義妹にパイズリとお掃除フェラをしてもらっていたなんて――。





『13☆お風呂』





「汗……かきすぎた」





 今日一日を振り返り、恐ろしいほどの勢いで心々愛とエッチなことをしたな……と一人唖然とする。昨晩まで処女だとは思えないほどの積極性。小3から一人エッチしてきたと述べる少女らしくもある。





 俺はサッパリしたくなり、お風呂に入ることにした。





 両親は仕事で夜遅くまで帰ってこない、美夜先輩は女友達の家に泊まるとのこと。気兼ねなく先にお風呂に入れる。





 そうして俺は頭を洗い終え、ボディタオルを手にした直後のことだ。





「ゆーくん! 一緒に入ろー!」

「…………こ、心々愛……!」





 ガラーっと浴室のドアが引かれ、全裸の心々愛が乱入してくる。思わず、揺れるおっぱいを見てしまった。つるつるのあそこも同時に見てしまう。咄嗟に顔を背け、視界から心々愛を外した。





「あれーどうしたの、ゆーくん?」

「そ、その……!」

「…………あ! アタシの裸に照れてるの?」

「まあ」

「あはは、へんなのー! もうアタシとゆーくんは、エッチする仲なのに……。それに、アタシの体をあちこち……触ったでしょ?」

「また雰囲気が違うんだよ…………」





 セックスするつもりで女の子の体に触れるのと、唐突に裸を見せられるのではわけが違う。そのことが心々愛にはわからないらしい。





「アタシは割り切ったけどね~。ゆーくんにならどこを見られてもいいし……ゆーくんの全部を見たい」

「心々愛……」

「むっふふー。いいよ、背中を向けたままで。ついでに洗ってあげる」





 心々愛は手を伸ばしてボディソープの容器を手に取る。背後からキュッキュッと音がするので、中身を出しているようだ。ただ、ボディタオルは俺の手にある。一体なにで洗うつもりなんだ……?





「楽にしててねー」





 その声がした瞬間――むにゅうっと背中に柔らかい物体を押しつけられた。その柔らかさの中にはコリコリとした感触がある――乳首だ。何度も背中の皮に擦れている。





「心々愛――それ……っ!」

「男の子って、こういうのが好きなんでしょ? たーくさんしてあげるねっ」





 背中にムニムニと柔らかく形を変えておっぱいが擦られる。ボディソープが満遍なく広がり、おっぱいの上下運動が滑らかになっていくのがわかった。腰から首ほどまで何度もおっぱいを擦りつけられる。弾力感があって心地よく、下半身にまで刺激が伝わった。





「どう? きもちいい?」

「…………うん」

「ゆーくんのそこも、ひょっとして……」





 背後から細い両腕が伸びてきて、俺の肉棒をその小さな両手が握りしめてきた。優しい力加減で痛みはない。それなのに「うっ!」と声がもれてしまう。背中におっぱいを押し当てられながら肉棒を触れる……その事実が興奮を高め、快感を促すのだ。





「ゆーくんのゆーくん……熱くて、すごく元気……。朝からあんなに出したのに……まだおっきくなれるんだね…………」

「心々愛の……せいじゃないか」

「アタシはね、アタシがしたいことをしてるだけだよ。ゆーくんが勝手におっきくさせてるんだもん」





 無茶苦茶なまでの自己中。その振る舞いこそが男を喜ばせる……というのをきっと心々愛は無意識のうちに理解して実行している。





 俺は視線を下ろし、肉棒を包む小さな両手を見つめる。じっと動かず、ただ握りしめているだけだ。





「ゆーくん……しこしこ、してほしい?」

「……してほしい」

「ゆーくんがそこまで言うなら……してあげましょう」





 そう俺の左の耳元で囁き、筒状にした右手を竿からカリ首にかけて動かす。左手は肉棒の上を這い、下腹部を撫でてきた。手コキされながら下腹部を撫でられるのは初めてだが、安心感と快感を同時に得られる。





「心々愛……それ、きもちいい」

「ほんと? よかったぁ。たっくさん勉強して、イメトレした甲斐があったなぁ」





 俺のためにそこまで……! そう思うだけも気持ちよくなれる。





 心々愛は肉棒と下半身を触るため、その小さな体を限界まで俺の背中に密着させてきた。潰れるくらい押しつけられたおっぱいを背中に感じ、ますます全身が熱くなる。





 ふと頭から垂れてきた汗がまぶたにかかった。そして首に垂れていく汗を感じていると、れろり、と舐められた。





「ゆーくんの汗……えへへっ」





 耳元で囁かれる、嬉しさを滲ませた蠱惑的な声。もはや心々愛はロリサキュバスだ。





「しこしこ、しこしこ……ゆーくんのここ……まだ固くなるね」





 囁き声がくすぐったい。ほんのりからかうような口調なのが気になるものの、それがなぜか心地よさを生んでいる。





 俺は心々愛にされるがままになっていた。肉棒を手コキする右手は時折、亀頭を覆うようにして撫でてくる。それに合わせて左手が肉棒の根元から竿全体を扱いてくるのだ。みるみる上手くなっていく心々愛の手コキ。見た目通り器用らしい。イメトレも手伝っているに違いない。





「ゆーくん…………たっくさん出して。アタシの手で……気持ちよくなって」

「……っ!」

「好き……好き……ゆーくんがイッてるとこ、もっと見たい。想像だけじゃなくて……実際に見たい」

「心々愛――!」





 しゅっしゅ、と俺の肉棒を弄る小さな両手の勢いが増す。亀頭を撫でる右手と竿を扱く左手――。その光景を見ると、射精感が加速していく。なにより、ふと思い出す背中にあてられたおっぱい……。たまらず歯を食いしばり、知らず知らずのうちに目を固く閉じる。限界はすぐそこまで迫っていた。





「好き……好きだよ、ゆーくん。ゆーくんのここも、好き……。もっと気持ちよくなって……」

「ぅぅ――!」

「あっ!」





 肉棒がビクッと震え、膨張する。それを手の中で感じた心々愛が小さく声を発し――――びゅるびゅるびゅるっ! と鈴口から精液が飛び出した。勢いよく放たれた精液の固まりは放物線を描く前に、びちゃびちゃと正面の鏡に付着する。





 数え切れないほどピクピクした肉棒は精液を数度にわたって飛ばし、壁や床も汚していく。それだけではない。鈴口から垂れた精液が亀頭を伝い、竿部分を握りしめる心々愛の両手さえも汚していた。





 そこまで確認した俺は、射精後の疲労から天井を仰ぐように首を曲げ、はぁはぁと息を荒くさせる。意識が飛びそうになるくらい気持ちよかった。自分でするのとは全く違う。





「ゆーくん……すっごくかわいい…………ああもうだめ、好き……好き」





 ちゅっ……と唇を重ねられた。うるおった肉厚を強引に押しつけられ、唇を割るように舌を差しこまれる。俺は抵抗せず、口内を蹂躙してくる舌にすべてを委ねた。





「ちゅっ……じゅる……ちゅっちゅっ……ちゅぅ……んむちゅ」





 俺のよだれも欲し、吸い上げてくる。こきゅこきゅと心々愛の喉が鳴った。小さな舌が俺の歯ぐきから舐めあげ、舌の根っこを絡めとってくる。呼吸ができなくて苦しい。





 一体どれほどキスの時間が続いたのか、ようやく口が離される。はぁ、ふぅ……と心々愛の口から時折もれる吐息。熱に浮かされたその瞳が、再び硬さを取り戻した俺の肉棒を捉えた。





「ゆーくんのここも……洗ってあげるね」





 心々愛はそう言って、俺の両肩をつかんで支えにすると、俺の膝を跨いだ。そのまま少し腰を落とし、未熟さすら感じるあそこを亀頭の先に押しつけてくる。あとほんの少し、心々愛が落とせば――俺の肉棒は呑み込まれてしまう。





「心々愛……セックスのしすぎだ……。昨日まで、未経験だったんだぞ。もう少しペースを考えて――」

「やだ」

「心々愛……」

「我慢……我慢できないもん。何年も、何年も……ゆーくんとエッチする想像をしてた。我慢……できない」





 駄々っ子になった心々愛は「ふっ……んぅっ!」を強く息を吐きながら腰を下ろしていく。くちゅっと粘膜の接触を亀頭の先端に感じ取る。徐々にだが、心々愛のあそこに俺の肉棒が呑まれていく。亀頭が全て収まった段階で、心々愛はストンと腰を落とした。ずりゅりゅっと肉棒が心々愛の膣に収まり、俺の両膝に心々愛のお尻の肉感が襲い掛かる。





「はっ! んんんっ! ゆーくんの……入ったぁ…………えへへ」

「っ」





 お風呂の熱気も合わさっているのだろうか。心々愛の膣は溶鉱炉を想像させる熱さだ。射精直後で敏感になった肉棒を熱々の淫肉で包み、ぎゅうぎゅうに締めてくる。勝手に腰と肉棒が震えた。今すぐにでも射精しそうであり、子宮に精液を流し込みたい。





「ゆーくん……ゆーくん……ゆーくん…………!」





 俺の両肩に手を置いたまま、心々愛は膝をばねのように動かして腰を上げ下げする。





 ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん。





 今朝よりもリズミカルな肉の衝突音が、浴室の壁を反響していた。結合部からは泡を含んだ愛液がもれつつある。





「はっ、あっ、んっ……ゆーくん……ん、んっ……好き…………好き」





 とろんとさせた瞳を向けてくる心々愛は、何気なく顔を近づけてキスしてくる。当然、腰は止めない。ちゅるちゅると俺の口内に舌を入れて吸う心々愛。性欲に狂っている……という表現が正しいかもしれない。歯止めがきいてない状態だ。数年間積もり続けた想いというは、これほど人の行動を激しくさせるものなのか。





 ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん……。





 音を響かせ、俺の口にむしゃぶついてた心々愛は顔を離す。至近距離から見る心々愛の顔はシャワーを浴びたように汗に濡れ、細かい束になった前髪が額から頬にかけて貼りついていた。





「ゆーくん……好き……好き…………。ゆーくんといっぱいエッチしたい……」

「今、してるじゃないか……っ!」

「一日中したいの、んぅっ! もっと、もっと……んんっ!」





 前髪を掻き上げ、心々愛は一層腰を速く振る。俺の両肩にかかる体重がグンと重くなった。



 ぱんぱんぱんぱん、その激しさを表すように心々愛のおっぱいも勢いをつけて揺れている。心々愛が密着してくるので、たまに乳首の先が俺の胸板に擦れていた。エロい……エロすぎる。脳みそが溶けそうだ。





 中学の頃を思い出す。人目を盗んで美夜先輩とひたすらセックスしていた日々を――。





「ゆーくん、ゆーくん……また、出して……アタシの中に…………!」

「っ」

「熱いの……たくさん……んんっ!」





 射精を促すべく、心々愛の腰が激しさを増した。俺もすぐに出したい衝動に駆られる。自然とよだれがあふれ、射精の余韻を感じて下半身に力が入った。





「心々愛……!」





 射精の直前、俺は心々愛を全力で抱きしめる。俺の胸板に挟まれ、ぬるんと心々愛のおっぱいが柔らかく潰れて横に逃げようとした。





「ゆ、ゆーくん…………は、あああああんっ!」





 どびゅるるるっ! どびゅるるるっ! どびゅるっ!





 浴室の熱気に包まれる中、本気の射精を行う。ドクドクと肉棒から吐き出される精液は、すでに俺の色に染まった膣内を再び染め上げていく。





 心々愛を押さえつけるように抱きしめ、亀頭をグリグリと子宮口に押しつけながら射精をくり返した。





 ビクッ……ビクッ……ビクッ! 肉棒が震えるたびに、赤ちゃんとなる素を心々愛の中に注ぎ続けた。





 射精を終えた後の時間を経て落ち着きを取り戻す。達した余韻が、熱気に包まれる浴室の中に満ちていった。





「んぐっ、はぁ……はぁー……はぁー……。ゆーくん、またいっぱい……出したね……」

「…………うん……ふぅ」

「ゆーくん……好き」





 小柄な体をピクピクと小刻みに震わせ心々愛は、愛おしそうに「好き」と口にし、俺の唇に何度目かの口づけをする。あまりの可愛らしさに愛おしさがこみあげ、心々愛を優しく抱きしめた。





「もうちょっと、このままでいたいな……ゆーくん……」





 心々愛の甘えるような声に、ゆっくり頷いた。





 しかし微かに取り戻した冷静な部分が、疑問を投げかける。

 これは……セフレとして正解なのか?

 セフレになった興奮もあるかもしれないが、心々愛は俺と体を重ねることに夢中になっている。このままいけば美夜先輩と同じように………………。





 いや、考えすぎだ。そのうち落ち着くだろう。そして次第にエッチもしなくなる。





 ――――という俺の考えは、あまりにも浅かった。





 この日からの二週間、毎日心々愛は俺を求めてきた。

 皆が寝静まった深夜、俺のベッドに潜りこんでセックス。早朝にもセックス。学校でも昼休みにセックス…………家に家族がいない夕方、美夜先輩の目を盗んでセックス…………。





 “運命の日”は、確かに近づいていた。





『14☆慣れたときが一番危ない説――自宅のトイレでエッチ編』





「……岩崎くん……今日も、用事?」





 昼休みになってすぐ、俺が椅子から腰上げたら、百瀬が目を伏せながら尋ねてきた。





 ここ毎日ずっと俺は特別校舎のトイレに足を運び、心々愛とエッチしている。百瀬と図書室に行くことがなくなっていた。どうにも百瀬はそのことを気に病んでいた様子。





「ああ、うん」

「……最近、私と図書室に行ってくれなくなったね。私の……せい?」

「違う。百瀬は何も悪くないよ。用事だから……」

「……毎日、昼休みに?」

「……」





 顔を上げた百瀬からジッと見つめられ、バツが悪くなって顔を背ける。さすがに怪しまれて当然だ。とは言っても“その用事”を言えるわけがない。





「……新しい家族が……できてから、だよね。岩崎くんが、昼休みになると……どこかへ行くようになったの」

「それは――」

「妹さんと、会ってるの?」

「――――」





 女は、どうしてこうも勘が鋭いのか。





 美夜先輩も疑ってくるのだ。美夜先輩は暇があれば俺の部屋に寄るようになった。大した理由もなく、そして俺の様子を見たらすぐに立ち去る。監視されている気分だ。





 そのときの美夜先輩の優しくも冷たい瞳を、今の百瀬はしていた。





 男の浮気を疑う女性の瞳……と言えばいいのか。まあ美夜先輩や百瀬と付き合っているわけじゃないが。





「岩崎くん…………妹さ、と……仲良いの?」

「普通、かな」

「……そうなんだ…………やっぱり、会ってる? 昼休みに」

「たまに…………」





 確信めいた言い方に押され、頷いてしまう。





「……だよ、ね……。たまに、岩崎くんから甘い匂いがするもん」

「……」





 消臭スプレーの匂いだ、おそらく。心々愛とエッチした後、念のために臭い消しを行っている。その匂いだと思うが……いや、心々愛の匂いが残っていてもおかしくない。そしてそれを百瀬が嗅いだとしても、おかしくはない。





「……あ、あのね……責めてるわけじゃない、よ? もし、ね……妹さんと付き合ってるなら……応援するから」

「百瀬、それは――」

「……秘密にされる方が……寂しいかも……」

「……」





 百瀬は悲しげにうつむく。その時間はほんの数秒。顔を上げ、パッと笑みを浮かべた。誰が見てもわかるような、作り笑いだった。





「へ、変なこと言ってねごめんね、岩崎くん。用事、行かなくて大丈夫?」

「そう、だな……。じゃあ明日、一緒に図書室に行こう」

「……うん。ありがと、岩崎くん」





 俺の気遣いを理解したうえで、百瀬は嬉しそうに微笑んだ。この切なさを伴う胸の痛みは、罪悪感だろうか。百瀬には傷ついてほしくないと、そう強く願ってしまう。





 〇





「ゆーくん。今日、ちょっと元気ない?」





 俺のあそこをズボンと下着の隙間から取り出し、ふーっと息をふきかけて勃起を促していた心々愛が心配そうな面持ちでそう尋ねてきた。





 カバーを下ろしたトイレに座っている俺は、「いや……」と煮え切らない態度を取ってしまう。心々愛はそれが気に入らなかったらしい。むっとリスのように頬を膨らませ、俺のふにゃふにゃのあそこを強く握りしめた。鈍器に殴られたような鈍い痛みに襲われ、「うぐっ!」と悲鳴が勝手に口からもれる。





「ゆーくん。アタシとのエッチ……もう飽きちゃったの?」

「飽きてはない。いやでも……飽きてもおかしくない頻度、だよな」

「ぶーっ! アタシ、全く飽きてないもん! むしろ全然足りないくらいかも」

「一日四回はしてるんだけど……」

「十回が理想かも……えへへ」

「毎日十回……? 俺、ミイラになるって」

「だいじょうぶ! 友達から元気になるサプリもらったの! ゆーくんに飲ませてあげるね!」





 そのサプリとやらの安全が保証されていることを祈るばかりだ。





 俺の表情が暗いままのことに気づき、心々愛は真剣な表情を浮かべると、俺の膝を跨いでそのまま座った。互いの吐息が混じり合うほど顔が近い。心々愛の体重を膝に感じ、本能的に下半身に力が入る。





「ゆーくんの、ちょっと大きくなった…………んっ」





 下着越しに、心々愛が性器を俺の肉棒に擦りつけてくる。腰をグラインドさせてグリグリと押しつけるような強さだ。





「ゆーくん、なんか悩み事……?」





 動きを止めず、尋ねてくる。





「心々愛。学校でのエッチはやめよう」

「………………どーして?」

「友達から……疑われてる」

「あの可愛いアルビノの子?」

「うん」

「ふーん」





 なんて察しの良さ。つまらなさそうに唇を尖らせた心々愛は、俺の両肩をつかみ、より強く腰を前後にさする。薄い下着に覆われた心々愛のあそこはぬめりを帯び、俺の直立した肉棒を擦りながら濡らしてくるようでもあった。





「百瀬……先輩だっけ? ゆーくん、ひょっとして百瀬先輩のこと、好きなの?」

「好き…………ではないと思う」

「ふーん。でもね、大切にしてるよね」

「友達、だからな」

「ふーん」





 二度目のふーん。ほんの少し心々愛から威圧を感じる。





「ゆーくんに迷惑をかけたくないから……いいよ」

「ほんと?」

「ただね、回数を減らす……じゃ、だめ?」

「回数を?」

「うん。今まで毎日してたでしょ? これからは月曜日と水曜日、金曜日だけエッチするの」

「……水曜日と金曜日の二回で頼む」

「ぶーっ。……でも、いいよ。そのかわり、家でたくさんエッチしようね」





 心々愛はいたずらっぽく笑い、軽くキスしてきた。





 これで心々愛と学校でエッチするのは水曜日と金曜日だけになったが、その分を補うため、家で求められることになったのだった。……美夜先輩にバレるリスクが高くなるな。





 〇





「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ……ゆーくん…………はげしっ……は、あんっ!」





 自宅のトイレ――。壁に手をつき、お尻を向けてくる心々愛にひたすら腰を打ちつける。その細い腰をつかみながら肉棒の抽送をくり返し、射精に向けて気持ちを高めていく。心々愛は髪を振り回し、快感に震えた声で叫んでいた。





「あんっ、あんっ、あんっ……はっ! ……ん、んあっ!」





 学校から帰ってきてすぐ、トイレで義妹とセックスしている。そのシチュエーションがもはや興奮する要素だ。





 両親は夜遅くまで帰ってこない。美夜先輩も友達の家で勉強してくると言っていた。何も気にせず心々愛の小さな体を堪能できる……!





「ゆ、ゆーくん! はげ……はげしっ…………あんっ!」





 俺は心々愛のことを気にせず、とにかく腰を振り続ける。俺の肉棒をぎゅうぎゅうに呑み込む心々愛のあそこから泡立った愛液があふれ、心々愛の太ももを伝って垂れていく。





 ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん……。





 肉体の衝突音が鳴り続けるトイレ。次第に射精感がこみあげ、俺はその瞬間に向かってさらに激しく腰を振る。





「あっあっ……あっあっあっ……で、でるの……? ゆ、ゆーくん…………んああああっ!」





 どびゅるるるっ! どびゅるっ! どびゅるっ!





 先に心々愛が達したらしい。痙攣した膣壁の刺激がとどめとなり、限界まで昂っていた快感が放たれる。肉襞が絡みついてくる感触を肉棒に覚えつつ、思いっきり腰を突き出し、とめどなくもれる精液を心々愛の子宮に注ぎ込む。





「ふっ……あっ、あんんっ! ん、んぅっ!」





 射精の震えを感じる度に、心々愛の踏ん張ったような声が聞こえた。俺は目を閉じるほど下半身に力を入れ、射精に全てをかける。





 精液を出し終え、しばしバックの体勢を維持して余韻に浸った。





「ふぅ、はぁー、はぁー…………。ゆーくん、ちょっと乱暴だった」

「ごめん。我慢できなくて」

「いいよ。それだけアタシで気持ちよくなれてるってことだよねっ」

「そう、なるかな」





 俺は腰を引き、心々愛のそこから肉棒を抜く。引きずるようにして白濁液が垂れてきた。もしアフターピルがなければ心々愛は絶対に妊娠している。そう思わせるだけの量だ。





「あっ。久々の生エッチで興奮したとか?」

「あるかも、それ」





 アフターピルの副作用で心々愛は体調を崩すことがあった。なのでコンドームを着けてエッチするのが基本になっていたが、今回は雰囲気の流れから生で行ったのだ。





「ゆーくん、お掃除してあげる」





 振り返った心々愛は俺の前にしゃがみ、愛液と精液にまみれた肉棒に顔を近づけ――あむっと咥えた。奥深くまで口に含み、竿から根本にかけて舌で舐めあげてくる。……最初の頃は、亀頭か竿の半ばまでが限界だったのにな。今では根本近くまで咥えるようになった。





「心々愛……気持ちいい」

「ほんひゅひょひゃはや」





 俺の肉棒を呑み込んだまま目だけを上げ、何かを喋る心々愛。上目遣いのお掃除フェラは視覚的な快感も得られる。





 俺は掠れた息を吐き出し、心々愛の頭を撫でる。すると嬉しそうに心々愛は俺の肉棒をれろれろと口内で舐めてくれるのだ。





 これは二発目も――――。





 トントン。





「ゆうちゃん、いる?」

「「――――っ!!」」





 まるで電気ショックを浴びたように俺と心々愛はビクッと震え、硬直する。な、美夜先輩⁉ 友達の家で勉強してくると言っていたが、こんなに早く帰ってくるとは。





 汗が噴き出す緊張感、そしてこれまでにない危機感に襲われ、心臓が早鐘を打つ。





 ガチャガチャとドアノブを弄る音がした。カギはかけているので入ってこれないが……。





「ゆうちゃん?」





 返事をするべきかどうか一瞬の間に悩み、俺は口を開けた。





「な、なに?」

「あ、ごめんねゆうちゃん。ひょっとして長い方かな? 声、苦しそうだし……」





 違う。射精直後の疲労と、お掃除フェラしてもらっているせいだ。ただ、そんなこと言えるわけがないので――。





「そ、そうですね……! もう少し……待ってもらえると……!」

「ううん、違うの。実は心々愛を探しているの」

「心々愛、ですか? また友達と外で遊んでいるのでは……」

「…………………………」





 長い沈黙が訪れる。俺は答えを間違えたのか?



 心々愛もピクリとも動けず、俺の肉棒を咥えたまま固まっている。





 時間にすればほんの十秒だったのだろう。しかし俺からすれば永遠にも感じられた。





 だからこそ、美夜先輩の優しい声が聞こえたときは胸を撫で下ろした。





「そっか。また今日も帰りが遅いのかな……? あまり心配させないでほしいのに」

「ほんと、そうですよね」

「うん、だよね。でもよかったぁ、もしかしたら心々愛もトイレにいるんじゃないかって思ったから」

「えっ――――」

「そんなわけないよね。ゆうちゃんと心々愛、二人でトイレに入るなんて」

「な、ないですよ、そんなこと……」

「だよね、ありえないよね。じゃあ私、ちょっと買い物に行ってくるね」





 美夜先輩は冗談っぽく笑った。話はそれで最後だったらしく、何も言ってこなくなる。耳をすませ、足音が離れていくのを確認する。玄関ドアの開かれる音を耳にし、危機が去ったことを感じて俺は息を吐いた。





「ふぅ…………今のは、本当に危なかった」

「アタシも、過去一ドキドキしたかも」





 白い糸を引きながら俺の肉棒から口を離した心々愛が、珍しく緊張から解放された緩い表情を浮かべていた。かなりの大ピンチだったのは間違いない。





「美夜先輩……少し疑ってたな」

「かも……」

「家でのエッチも控えめにした方がよさそうだ」

「………………学校でのエッチも少なくなったのにぃ?」

「バレるよりマシだよ」

「ぶーっ!」





 露骨に不満そうにする心々愛。だが俺としてはリスクの高さを恐れたい。俺の身近にいる女の子――百瀬と美夜先輩は、何かしらの異変を感じているのだから。





「ゆーくん、深夜のエッチだけは……やめたくない」

「…………わかった」





 甘え、すがるような言い方に俺は許可を出してしまう。いや、俺も心々愛とエッチしたい。その欲望を抑えきれなかった。





『15バレた』





「ゆうちゃん、ちょっといいかな?」

「美夜先輩?」





 入浴を終えた後の落ち着いた時間。就寝に備え、自室に戻ろうとしたところ、自然体な微笑を浮かべた美夜先輩につかまった。





 俺は美夜先輩を連れて自室に戻り、ともにベッドの縁に腰かける。妙に距離が近い。肩と肩が触れ合うほどの距離だった。





「ゆうちゃん……今日の話になるんだけどね」

「はい」

「心々愛と……一緒にいたでしょ?」

「え」

「トイレの話だよ」

「…………」





 俺と心々愛が自宅のトイレでエッチしていると、美夜先輩にノックされた――そのときのことを思い出す。冗談っぽく美夜先輩は言っていたが、今回は逃げを許さない断固たる空気を醸していた。





「いや、あのとき心々愛は……友達と遊びに行っていた……そう話はすんだでしょう?」

「うんそうだね。さっき心々愛にも聞いて、友達と遊びに行っていたって聞いた」

「でしょ? なら――」

「靴」

「…………え」





 ツーと、背筋に一滴の冷たい汗が流れた。





「心々愛の靴、靴箱にあったよ」

「――――っ!」

「家中探したけどね、心々愛はどこにもいなかった。唯一確認してない場所は……ゆうちゃんがいたトイレだけ」

「それは……」

「心々愛と何をしてたの?」

「…………」





 俺は美夜先輩から逃げるようにうつむく。最悪だ、ほぼバレている。というより、バカなくらいのイージーミス。そもそも美夜先輩が想定よりも早く帰ってきた、その時点で俺と心々愛の関係がバレる可能性が一気に浮上していたのだ。最初の頃はもっと気をつけていたが……最近は慣れからくる油断があった。





「私ね、実は何も用事がなかったの」

「……?」

「ゆうちゃんと心々愛が二人で何をしているのか……確認したかったの」

「なっ」

「ゆうちゃん、ウソつけない男の子だもんね。態度にでやすいし、今だって顔に出てる」





 美夜先輩は「ふふっ」と楽しむように笑い、俺の頬をそっと撫でた。俺は魔法にかかったように動けない。この後の展開がまるで読めない。





「ゆうちゃん……心々愛と何をしてるのか……教えて」

「……」

「言うだけでいいの。怒らないから……ね?」

「言え……ないです」

「うーん。じゃあ質問変えよっか。心々愛と付き合ってるの?」

「……付き合ってないです」

「そっかそっか」





 うんうんと頷く美夜先輩。微笑は浮かべたまま。その明るい雰囲気が逆に恐怖を生み出している。そして俺は答えを間違えたかもしれないと一瞬の間に後悔していた。ここは付き合っていると答えるべきだった。理由はうまく説明できないが、それが正解な気がした。





「心々愛と何をしてるのか……教えてくれないんだね。心々愛とどういう関係なのかも、教えてくれないのかな?」

「…………」

「だんまりだね、ゆうちゃん」

「……ごめんなさい」

「いいよ。ゆうちゃんだもん」





 ピクリとも動けない俺の頭を、美夜先輩は子供にするように優しくなでる。おおげさだが、生存権を奪われた心地だ。





「ねえゆうちゃん。あんまりね、変なことしたら……だめだよ」

「…………はい」





 俺の返事を聞き、美夜先輩は一度深く頷くと、スッと立ち上がって部屋から出ていった。一人残された俺は冷たい空気の余韻に身を包まれ、何も発することができない。





 美夜先輩は間違いなく何かを察している。そして、その察しは間違いじゃない。もう心々愛とはエッチをしない方がいいだろう。





 きっとこれは――最後の忠告なのだ。





 〇





「ゆーくん……ゆーくん……!」





 夢の底に沈んでいた意識を強制的に引きずり上げられる。まぶたを薄ら開け、かすんでいた視界が一つの像を結び始めた。薄暗い空間の中に浮かび上がる一人の少女――――心々愛だ。心々愛は俺のお腹に跨り、なにやらムッと怒った表情で俺の顔を触っていた。





「ゆーくん、二時だよ? どーして寝てるの? エッチする約束だったのにぃ」

「あぁ……ごめん、心々愛……。もう、エッチはやめよう」

「え……やだ。深夜のエッチはする約束でしょ?」

「…………美夜先輩から……脅されたんだよ」

「脅された? アタシたちの関係がバレたの?」

「明確にはバレてないけど、ほぼバレてる。現場を押さえられてないだけだ」

「ぶーっ。だったらいいじゃん」





「だめだって――――」

「ママとパパにさえバレなければノープロブレム!」

「美夜先輩にもバレるわけにはいかないって」

「美夜ねえになら……別に――――」

「心々愛?」





 薄暗がりの中、浮かび上がる心々愛の表情に黒い何かが滲む。今まで見たことがない心々愛の表情だ。うまく何かにたとえることができない。嫉妬、憎悪、妬み…………あらゆる負の感情が、凝縮されているように感じた。





「ゆーくんを幸せにするのは……アタシだから。誰かに言われて彼氏を振る女なんて、サイテーだよ」

「心々愛……?」





 その言葉は俺に向けられたものじゃない。ここにいない第三者。





 いや、どうやら“その第三者”はこの部屋にいるらしい。





「ね、美夜ねえ。いるんでしょ、そこに」





 心々愛は顔を上げ――その視線がクローゼットに向かう。俺はまさかと思い、キリキリとした緊張感から唾を飲み込む。上半身を起こし、心々愛と共にクローゼットを見つめた。





「………………バレてたんだ」





 静かな部屋に波紋を生むような、無機質で綺麗な声。





 きぃっとクローゼットのドアが内側から押された。薄暗い部屋、ベッドからではハッキリと視認できない。しかし人影がボゥッと立っているのがわかる。





「美夜ねえ……そこに隠れるの初めてじゃないよね? 前から覗いてたんでしょ」

「…………うん。心々愛とゆうちゃんが初めてセックスするときも……見てたよ。ここから」





 ――――――え。





「ふーん。そんな前からアタシたちのエッチを見てたんだ」





 心々愛は驚く様子を見せず、呆れたような口調で返した。





 クローゼットにいた人影が少しづつ歩み寄ってくる。ついにすぐそこまで迫り、美夜先輩の感情が抜け落ちたマネキンのような顔が、暗闇の中から出現した。





「この家に引っ越したときから……ゆうちゃんが眠っている姿を毎日見てたの。深夜にね、こっそりクローゼットにお邪魔して……」

「変態だね、美夜ねえ」

「心々愛が言えることじゃないでしょう? まさかセフレをもちかけるなんて……。それも、姉の彼氏に」

「元カレ、でしょ? 新しい恋もできないくらい傷ついたゆーくんを癒せるのは、このアタシだけ」

「ううん、私もよ」

「あはは、おバカなこと言うね。美夜ねえは自分の想いをゆーくんにぶつけるだけだもん。だからゆーくんは振り回されて、付き合うことがトラウマになったんだよ? それ、わかってる?」





 心々愛の嘲笑うような喋り方に、美夜先輩はわかりやすく怒りで顔を歪めた。姉妹同士の間には壮絶な火花が散っている。





 初めてみる心々愛の敵意むき出しの姿は、俺に衝撃を与えるに十分だった。無邪気で明るくて……天真爛漫な女の子。それが心々愛のイメージだったのに……。





 姉を倒さんとする今の心々愛は、俺のお腹に跨ったまま美夜先輩を睨んでいた。





「ね、美夜ねえ。どんな気持ちだったの? アタシとゆーくんがラブラブにエッチしてるのを見てさ」

「……毎日……怒りを鎮めるのに必死だった」

「ふーん、それで?」

「でも……ゆうちゃんが幸せなら……それでいいかもって思ってた」

「なのに、最近になってアタシたちにちょっかいかけてきたね?」

「…………もう、我慢の限界だったのよ。妹と彼氏が、毎日毎日猿みたいにセックスしてるなんて!!」





 部屋に響き渡る美夜先輩の叫びに対し、心々愛は冷静に「“元カノ”」と小さな声で修正した。





 その叫びから一転し、美夜先輩は落ち着いた声音で心々愛に語りかける。





「心々愛、セフレはやめなさい」

「やだ」

「心々愛……!」

「アタシがゆーくんの傷を癒すの。邪魔、しないで」

「そんなの許されない――」

「美夜ねえが悪いんだよ? 美夜ねえが……ゆーくんを傷つけた! 振っておいて、また復縁を迫るなんて…………ひどいよ! 自分に都合良すぎ!」

「――――っ」





 心々愛の噴火したような怒声は、美夜先輩を退かせるに十分すぎるほどの迫力だった。美夜先輩はうつむき、唇を噛みしめて両肩をプルプルと震わせる。





「出ていって、美夜ねえ」

「…………っ」





 斬り捨てるようなあっさりとした言い方の命令。戦意を失った様子の美夜先輩は抗うことなく、本当に部屋から出ていく。それを最後まで見届けた心々愛は「ふぅ」と息を吐き、可愛らしい笑みを浮かべた。





「これで大丈夫だよ、ゆーくん」

「心々愛……」

「多分ね、“今後も”美夜ねえは仕掛けてくる。アタシ、妹だからわかるの」

「……」

「アタシはね……ゆーくんを傷つけ、それに気づかない美夜ねえが許せない。もっと……もっと思い知ってもらわないと……!」

「心々愛?」





 それはもう復讐の決意だ。天使のような明るい笑みから、悪魔も震えあがるほどの怖い表情に顔を歪めている。俺は……心々愛という少女を全く知らなかった。こんな“裏が”あったなんて――――。





「今後、何が起きても……何をされても――ゆーくんは何も悪くない。被害者だよ」

「何を言って……」

「“これは必要な過程だから”。ゆーくんの人生から障害を取り除くための、必要な過程……。でもね、ゆーくんは何も気にせず、気持ちよくなってくれたらいいから」





 心々愛が何を喋っているのか、全く把握できない。恐らく心々愛は“未来の話”をしている。それも遠くない未来。さきほどの美夜先輩との口論にしてもそう。まるで心々愛は“この事態を想定”していたかのようだ。……いや、むしろ導いたような気もする。





「美夜ねえにバレてもバレなくても、どっちでもよかったの。いくつかのプランを作ってたから」

「プラン……?」

「バレなかったら、ゆーくんとエッチをする日々を送って…………バレたなら美夜ねえを――――」





 心々愛はそこで言葉を止め、俺に優しく微笑んだ。





「今日は……エッチしないでおこっか。ゆーくん」

「…………うん」

「うん…………うん、今日だけの……“今日だけの、我慢だから”」





 そう心々愛は自分に言い聞かせるように何度も口にし、俺のお腹から腰を上げる。名残惜しそうにベッドから下り、部屋から出ていった。まさしく嵐が去ったような静けさ。怒涛の展開に襲われた気分。





「……なにが起きようと、してるんだよ」





 〇





「ふっ……んっ……あんっ、あんっ、…………ゆう、ちゃん……んっ、んぅっ!」





 …………………………?





 懐かしい喘ぎ声と下半身の快感に、緩々と意識が浮上していく。





 心々愛が去った後、混乱しながらも眠りについたのだが――――。霧がかかったような頭で考えつつ、まぶたを開ける。





「あんっ、あんっ、ふっあんっ…………あっ」





 薄闇に覆われた天井。揺れる女性の頭。その下に視線をずらすと、男の手でもつかみきれない豊満なおっぱいが円を描くように揺れている。さらにその下は――何度もくり返し、女性のあそこに呑み込まれる俺の肉棒が――――!





「あはっ……起きた、ゆうちゃん?」

「美夜、先輩――?」





『16☆その結果』





 俺は寝込みを襲われたのか……? 逆レイプ――という単語が浮かぶ。





「はっ……あんっ……んっ……あ、あっ…………ゆうちゃんのおちんちん、久々…………ん、んっ! 大きく…………なったね……あんっ!」

「ちょ――美夜先輩…………っ!」





 突き抜ける快感が喉を詰まらせた。

 汗をしみこませた長髪を淫らに振りまく美夜先輩は、恍惚とした表情を浮かべて一心不乱に腰を振っている。一体いつからこうしていたのか。

 よく見ると、結合部から薄くなった白濁液がボコボコとあふれている。俺はすでに射精したあとなのか――!





 どうりで亀頭がくすぐったいわけだ。敏感になった部分に肉襞が絡みつき、的確に弱い部分を刺激してくる。凹凸が見事に合致したような手応えだ。

 頭の中が真っ白になる快感が俺の口から息を吐き出させる。

 美夜先輩は腰を振りながら俺を見下ろし、だらしなく半開きにした口を嬉しそうに歪めた。





 ――――魔女だ。サキュバスとか優しい生き物じゃない。俺の生までも絞りつくそうとする、魔女だ。





「ゆうちゃん、ゆうちゃんん! せ、セフレでいいなら…………私、なってたのに……!」

「美夜先輩、何を言って――――ぅぅっ!」

「彼女だけが……繋がる方法じゃないもんね…………ん、あんっ……肉体の繋がりだけでも、私……嬉しいよ…………ふ、んっ!」

「美夜先輩――――っ!」





 快感の波を感じる間もなかった。自分でも驚くほどに、呆気なく、達した。

 どびゅるっ! どびゅるるるっ!





「は、あああああんっ! ゆうちゃんの精液…………また、入ってくるぅ…………ふ、んんっ!」

「ぐっ……!」





 どびゅるっ! どびゅるっ!





 擦れる膣内の天井。強烈に締めつけ、飲み込もうとする膣に射精をくり返す。もはや痛いくらいに膨張した肉棒は、美夜先輩の膣の中でビクビク震えながら赤ちゃんの素を吐き出した。





「ゆうちゃん……まだ、出てるね……ふふ」

「美夜先輩…………どうして、こんな…………!」

「心々愛と何度もセックスしてたでしょう? じゃあ私とも……いいよね? だって心々愛とセフレなんだもん。気持ちいいこと、したいよね?」

「それは――――でも、これは……」

「私ともセフレになろ? 彼女じゃなくていいから……私を好きなように使っていいから…………ね? ゆうちゃん」





 暗闇を凝縮したような二つの瞳が俺を見下ろす。光を失った黒いビー玉みたいだ。

 美夜先輩は心々愛との一件でタガが外れたのかもしれない。俺はあまりの恐ろしさに何も言えなくなった。





「ゆうちゃん……私とセックスしよ? 心々愛よりも気持ちいいでしょう?」

「……」

「だって何度も私の中で射精したもんね? 心々愛のときよりもハイペースで、何度も何度もびゅるびゅるびゅるって……」





 美夜先輩の言う通りだ。心々愛とのエッチは射精をコントロールできるだけの余裕があった。そこへくると美夜先輩はどうだ? 俺は我慢する暇なく、射精させられた。腰が溶けた感覚だった。





「あ、あの美夜先輩」

「なあに?」

「アフターピル…………持ってるんですか?」

「持ってないよー」

「じゃあ……安全日とか?」

「ううん、普通の日だよ」

「じゃ、じゃあ――――!」

「うん。ゆうちゃんの赤ちゃん……できちゃうかもっ」





 ニッコリと微笑む美夜先輩。対照的に俺は全身に寒気が走った。この人は、本気だ。





「私もセフレにして? いいでしょ、ゆうちゃん」

「美夜先輩は……いいんですか? 好きな男のセフレになるって、都合がいいじゃないですか」

「いいよ。都合良くして。心々愛みたいにね、遠慮なく私で気持ちよくなってほしいの」

「美夜先輩……!」

「あとね、ちょっとだけ腹立たしいけど……心々愛の言うことも一理あるの。私、ゆうちゃんのことを振り回してたなーって」

「……」

「だからね、今度はゆうちゃんが振り回す番」

「俺は別に……」

「ゆうちゃんの性欲を全部私にぶつけて。ゆうちゃんのわがままも含めて、全部受け止めるから…………」





 そう言った美夜先輩は俺の胸板に両手をついて前のめりになり、顔を近づけてくる。

 俺たちが家族になってからというもの、美夜先輩はずっと控えめな態度だった。いや復縁を迫る積極さはあったが、どこか遠慮がちな表情を常に浮かべていた。





 しかし今は、中学の頃の美夜先輩を思い出させる、生き生きとした表情を浮かべていた。まるで本来の自分を取り戻し、目標に向かって真っすぐ走っているような……そんな爽やかさすら感じた。





「ね、ゆうちゃん。いいでしょ? 心々愛よりも絶対に気持ちいいよ、私。それに孕ませてもいいんだよ?」

「ま、まずいですって。赤ちゃんはさすがに……!」

「大丈夫だよ。それからの生活は私が何とかしてみせるから」

「そういう問題じゃないです!」

「ゆうちゃん…………もし私をセフレにしてくれないなら……言うよ?」

「え」

「お母さんとお父さんに…………ゆうちゃんと心々愛の関係を言うから」

「っ!」





 明確な脅迫だった。笑みを絶やさない美夜先輩は、俺の目を見据えながら淡々と言う。





「セフレは怒られるだろうねぇ。下手したら、あの二人……離婚しちゃうかも」

「美夜先輩、いくらなんでもアンタ、それは――」

「怒らないでゆうちゃん。ただ、私をセフレにしてくれたら、それでいいの」

「……っ!」





 恐ろしい。ただただ目の前の女性が恐ろしい。

 ほんの数時間前、心々愛の裏の顔を見てゾッとしたのに、それ以上の寒気を美夜先輩から感じる。





 俺は――とんでもない姉妹と関わりを持ってしまったのでは?





「ゆうちゃんにデメリットはないでしょう? 何も縛られず、私とセックスして気持ちよくなれるんだから。そして私も大好きな男の子と肉体を重ねられて幸せになれる……ほらね、誰も不幸にならない」

「…………自分勝手すぎます」

「ごめんね、ごめんねゆうちゃん。でももう……本当に我慢できないの。気が狂いそうなの。ゆうちゃんが近くにいるのに、セックスできない日々が続いて……しかもゆうちゃんと心々愛は毎日セックスして…………そのうち、全てを壊しそう」

「――」





 感情が宿らない声でそう言った美夜先輩。この人は危険だ。何をしでかすかわからない。





「ゆうちゃん……私をセフレに……してくれるよね?」

「……………………はい」





 そう答えるしかないじゃないか。

 美夜先輩はぱぁっと笑みを顔に広げる。心底幸せそうな雰囲気だ。





「ありがと、ゆうちゃん。これからたくさんセックスしようね。中学の頃よりも……当然、心々愛よりもセックスしようね」

「……」

「ゆうちゃん、好き…………大好きだよ。誰よりもゆうちゃんのことが大好き……」





 呪詛のように呟き、美夜先輩が俺の口にキスしてくる。

 それから再び腰を振り始め、俺はあっという間に射精させられた。





 どれほど俺は美夜先輩の中に精液を吐き出したのか……。

 気づけばカーテン越しに朝日が差しこんでいる。

 少し匂いを嗅ぐだけで、部屋中に性の混じり合った匂いが充満しているのがわかった。

 結合部からあふれた体液は俺の下腹部をぬらし、シーツにまで及んでいる。

 美夜先輩の全身は汗でぐっしょりと濡れ、果てしない運動量であることが伝わるが、それでも腰を振るのはやめない。





「おっ! あっ! おっ、おっ! ふ、ぐっ! あっ! あぐっ! おっ!」





 もう喘ぎ声は人間のそれじゃない。完全なる獣。

 美夜先輩は気が狂ったように俺の腰の上で暴れ続け、永遠とも思える性行為にふけっている。





 ――――ちゅんちゅん。あ……スズメの鳴き声。





 遠く霞む意識の中、半ば現実逃避しながら外の音に意識を集中させる。

 しかし頭の片隅で、やはり考えてしまった。

 どうして、こうなったんだろう。

 あのカラオケの日、美夜先輩と付き合っておけば……もっと健全なお付き合いができたかもしれない。

 あの心々愛からセフレを提案された日、俺が性欲に流されず断っておけば……こんなふうに美夜先輩が狂うことはなかったかもしれない。

 せめて、心々愛のセフレになったことがバレなければ…………そう思ってしまう。





 全ての積み重ねが、この状況を作り出してしまった。

 俺が、選択を間違え続けたせいだ。

 俺は、義妹と義姉をセフレにしてしまった。

 全てを投げ出す勢いで俺を求めてくる、二人の少女を――。





 あぁ。

 これから、どうなるんだろう……?





『17☆修羅場――義妹VS義姉』





 家族が起き出す前に、俺と美夜先輩はシャワーを浴びることにした。俺たちは互いの体液でドロドロになっており、匂いも一発でわかるほどだ。



 こっそり二人で浴室に入りシャワーを浴びるのだが、当然のように美夜先輩からキスされて手コキされる。シャワー中に射精させられ、今度は座位で中出し。俺は身も心も疲弊しきって美夜先輩に抗う気力を失っていた。いいように精を搾り取られている。





 そうして朝食の時間を迎え、家族で食卓を囲んだ。両親はいつものように明るい笑みを浮かべて話をし、微笑ましい光景を生み出している。心々愛がその話に相槌を打つのもいつもの流れ。





「ゆうちゃん、口についてるよ、ほら」





 右隣の美夜先輩が「ふふっ」と幸せそうに笑い、俺の口端から米粒を取る。そして自分の指先についた米粒を、美夜先輩は躊躇いなく自分の口に含んだ。恋人のような雰囲気だ。





「…………美夜ねえ、なんかご機嫌だね」

「心々愛は……ちょっと調子が悪そうね。夜更かしでもしたんでしょう?」

「それは美夜ねえもじゃないの?」

「いいえ、私はぐっすり寝たわ」

「ふーん…………あ、ゆーくんはどう? なんだか眠そうだね」

「ああ……」





 心々愛に頷き、俺はうつむいて黙々と白米を口に運ぶ。美夜先輩をセフレにした罪悪感、そして何度も射精させれた疲労が俺の全身を蝕んでいる。





 一睡もせずにセックスしたというのに、美夜先輩の方は元気溌剌だ。なんだか肌がつやつやしている。





「ゆーくん…………」





 心々愛の心配そうな瞳を見ることができない。隣にいる美夜先輩からは幸せオーラを感じることができるんだけどな……。





 朝食を終え、俺は自室に戻る。登校時間まで時間を潰そうとスマホを取り出したところで、ノックが聞こえた。無言でいたのだが、勝手にドアを開けられる。入ってきたのは案の定、美夜先輩だった。しわのない制服で身を包む美夜先輩は、先ほどから浮かべている微笑を崩していない。





「ゆうちゃん、どうしたの? 元気がないね」

「…………」

「ゆうちゃん?」





 元凶はあなただ。そう言えたらどんなに楽なことか。





「あと十分ほどしたら家から出なくちゃいけないけど…………私とセックスする?」

「しませんよ」

「あ、じゃあ口でしてあげよっか」

「いいです……」

「もう、ゆうちゃん!」





 わかりやすく怒った美夜先輩が俺の両肩をつかみ、ベッドに押し倒してきた。その勢いに乗り、俺のズボンをつかんでベルトを弛めると同時に引きずりおろす。抵抗する暇もなかった。パンツも引きずりおろされ、元気を失ったペニスが露出した。





「美夜先輩……もうやめてください」

「やーだ。ゆうちゃんにはいつでも元気でいてほしいから……ね?」

「…………っ」





 もみもみとあそこ全体を揉まれる。刺激から徐々に硬さを取り戻し、何度も射精したはずなのに俺のあそこはギンギンに膨らんでしまった。美夜先輩の触り方が的確なせいもある。抜群に心地いいポイントを抑えられていた。





「ふーっ。ゆうちゃん、まだまだ元気だね。でも時間がないから……今回は口ね」

「美夜先輩――――」





 もう身を委ねてしまおう、そう思った直後だった。





「美夜ねえ、ゆーくん嫌がってるじゃん」

「心々愛……!」





 部屋に入ってきた心々愛は後ろ手でドアを閉めると、鋭く尖らせた目を美夜先輩に向けた。





「ゆーくんが嫌がることしないで」

「してないよ、私。ゆうちゃんを気持ちよくさせたいだけなの」

「どうせ一睡もせずにゆーくんの腰に跨って、腰を振ってたんでしょ? どんな男の子でも元気なくなっちゃうよ」

「あら心々愛、ひょっとして見てたの?」

「見てなくてもわかるよーだ。アタシ、美夜ねえの妹だもん」





 威圧的な態度を崩さない心々愛は、俺の股に顔を突っ込もうとしている美夜先輩の隣にやってきて、同じように腰を下ろした。そして俺の肉棒をジーっと見つめる。





「……やっぱり美夜ねえにもコーフンするんだ…………悔しい」

「ゆうちゃんね、心々愛とセックスしたときよりも私とセックスしたときの方が、射精が早かったの。意味……わかる?」

「美夜ねえがラブラブの時間を楽しまず、無理やりゆーくんのおちんちんに刺激を与えて射精させたってことだよね」

「……妹のくせに、反抗的すぎない?」

「美夜ねえがダメダメすぎる姉なんだもん。仕方ないよね」

「…………っ!」





 ギリッと歯ぎしりした美夜先輩は心々愛を睨みつける。その時間は三秒程度で、すぐに思い直したのか、鼻先にある俺の肉棒に目をやり――あむっと先端を咥えた。温かい粘膜に覆われ、条件反射のように腰が震える。美夜先輩の舌が亀頭全体を這いまわり、カリ首をなぞるように舐めまわす。それでいて俺が最も感じるポイントを的確に舐めていた。気持ちよすぎて頭の中が真っ白になる。心々愛の献身的なフェラも悪くないが、美夜先輩の快感だけを意識したフェラもまた気持ちよくて…………!





「ゆーくん! やだやだ! アタシ以外の女で気持ちよくならないで! ううん、美夜ねえだけはダメ!」

「そう……言われても……!」

「ぶーっ! まさか……こんなに美夜ねえで気持ちよくなっちゃうなんて…………アタシの予想以上に――――――ううん、まだ終わってないもん!」





 諦めかけた雰囲気を醸していた心々愛だが、謎の決意を固める。俺の肉棒の根元をつかみ、竿の裏側を舐めていた美夜先輩をギリッと睨んだ後、心々愛は「えいっ」と美夜先輩を突き飛ばした。





「いたっ! 心々愛、ついに暴力まで…………!」

「ゆーくんのおちんちんを気持ちよくするのはアタシ!」





 そう宣言し、心々愛は俺の肉棒をつかんで亀頭を舐めまわす。レロレロと犬のように……。美夜先輩のフェラで敏感になった亀頭は、心々愛の必死な奉仕によってビクビク震える。このまま達しそうだ。奥歯を噛み締め、射精を耐える。





「心々愛はわかってないわ……。ゆうちゃんね、裏筋を舐められるのが好きなの」





 亀頭を重点的に舐める心々愛に対し、美夜先輩は竿の裏側を舐めあげる。陰嚢を優しく揉むことも忘れない。それを見た心々愛は負けじと一層亀頭を舐めてくる。二人の女の子が、競うようにして俺の肉棒に舌を這わせていた。美少女姉妹と呼べる彼女たちに、俺は何をされているのか……! ベッドのシーツを握りしめ、もれそうになる声を我慢する。





「はむっ……れろれろ……ちゅっ……んっ……れろ…………あむぅ」





 心々愛は美夜先輩の顔を押し退けるようにして亀頭を咥え、その唇で扱くように竿まで呑み込む。じゅっぽじゅっぽと音を立て、頭を上下させる心々愛。それを見た美夜先輩は「むっ」と不満げに声を発し、両手で心々愛を突き飛ばすと、心々愛がしたように俺の肉棒を一気に呑み込む。





「ぶーっ! 美夜ねえサイテー!」

「じゅぷ、じゅぷ……んぐっ、んっ……じゅぷっ」





 心々愛の非難を気にせず、俺の肉棒を呑む美夜先輩。姉妹での取り合いだ。いい加減に我慢の限界がきた俺は、背中を逸らして息を荒げる。そろそろ、出る……!





「だ、だめ! ゆーくん! もうちょっと我慢して! 美夜ねえどいて!」

「んぶっ……じゅぶっ、じゅぶっ……じゅぶっ!」





 心々愛が突き飛ばしてくるが、美夜先輩は踏ん張って耐えきり、俺の肉棒を咥え続ける。的確にカリ首の下部分を舐められたのが、最後の後押しとなった。俺は「は、ああ!」と情けない叫びをあげ――――どびゅるっ! どびゅるるるっ! と美夜先輩の口内で射精する。小さな口を満たす勢いで飛び出す精液を、美夜先輩は嬉しそうにごきゅごきゅ喉を鳴らして飲んでいく。あぁ、気持ちいい……! 頭を抱えそうな快感。





 しかし俺たちのやり取りを大人しく見ることはできなかったのだろう、心々愛が「やあ!」と気合いの一喝のもと美夜先輩を突き飛ばす。さすがの美夜先輩も耐え切れず、俺の肉棒から口を離した。その瞬間を狙い、心々愛が顔に精液をかけられながら俺の肉棒を咥えた。





 びゅるびゅるっ! びゅるるっ!





 数度に渡って放出される精液をんぐっんぐっと飲む心々愛。やがて射精を終えるも、中に残った精液まで飲もうとしてじゅるじゅる吸ってくる。くすぐったい快感に襲われ、俺は断続に息を吐いた。





「んぐ、ごく…………ぷはっ……ゆーくんの精液、ちょっと薄い……。たくさん、美夜ねえに出したんだね……」

「残念ね心々愛。ゆうちゃんを一番気持ちよくできるのは私なの」

「…………まだ、負けないもん」





 ぎゅぅっ! めらめらと対抗心を燃やす心々愛は、俺の肉棒を力強く握りしめて美夜先輩を睨み返した。いててっ。





『18アルビノの女の子は、義妹に危機感を抱く』





 登校した俺は昼休みを迎えても顔を上げることができなかった。これまでの休憩時間はすべて睡眠に使い、授業中でも寝てしまうことがあって先生から何度か怒られてしまった。寝不足と数度にわたる射精は日常生活を送れなくしてしまう。





 俺は鞄からお弁当を取り出す気力も湧かず、机に突っ伏して眠る。





「……岩崎くん……? 岩崎くん」

「…………ん」

「……大丈夫?」

「…………たぶん」





 顔を上げず、隣席に返事をする。





「……岩崎くん。ちょっとでいいから、顔を上げられる……?」

「…………なに?」





 ちょっとで、と言われて重い頭を上げる。するとそこには椅子から立ち上がった百瀬がいた。俺を見下ろし、ひどく心配そうな表情を浮かべている。



 何をするのか気になっていると、百瀬がゆっくりと顔を近づけてきた。

 ――キスされる。美夜先輩と心々愛から何度もキスされ、顔を近づけられる=キス、が無意識下に刷り込まれている。

 俺はギュッと目を閉じて身構えた…………が、感触は唇ではなく額に訪れた。





「……えっと…………熱は……なさそう……だね」





 薄ら目を開け、ドアップの百瀬の顔を確認する。すっと百瀬は顔を離し、ホッと安心したような表情に変化させた。





「……岩崎くん、朝からしんどそうだったから……すごく心配だったの……」

「ごめん、心配かけて」

「ううん、謝らないで……。ひょっとして……寝不足?」

「そんなところ」





 そう答え、俺は再び机に突っ伏そうとし――今日は特別校舎のトイレで心々愛とエッチする日であることを思い出した。スマホを取り出し、『今日は教室で寝る』とメッセを送る。心々愛とエッチする体力が全くない。俺は机に突っ伏して心地いい気分で目を閉じた。





 …………。

 どれほどの時間が経過したのか。ふっと意識が戻って顔を上げる。





「……あ、おはよう…………岩崎くん」

「百瀬……昼休み、まだ終わってないか」

「うん……。あと十分残ってるよ」





 昼飯を食べていない。しかし全くお腹は空いていなかった。もう一度寝ようかと思った、その直後。





「あ、ゆーくん発見ー!」





 聞き慣れた明るい声。教室の入り口に目を向けると、嬉しそうな笑みを浮かべた心々愛がこちらを見ていた。ぴょーんと教室に飛び込み、とことこ俺のもとに歩いてくる。おいおい、先輩の教室だぞ。躊躇いのなさはギャルそのものだった。





「ゆーくん、大丈夫? お疲れっぽい?」

「ああ……寝させてもらえると助かる」

「いいよー。あ、頭なでなでしてあげよっか?」

「ご自由に……」





 それはまあ気持ちいいかもしれない。俺は丸を描いた両腕に頭を乗せようとし、隣席からちょっとした空気の変化を感じて目を向けた。





「……あの……一年生、だよね……君?」

「うん! ゆーくんの妹の心々愛っていいます!」

「……君が岩崎くんの妹……心々愛ちゃん……」

「先輩は、百瀬先輩だよねっ。ゆーくんから聞いてますっ」

「……い、岩崎くんから? ど、どんな話を……?」

「めっちゃ可愛くて、守ってあげたい女の子って、ゆーくん言ってましたっ」





 いや待て待て、言ってないぞそんなことは。心々愛に百瀬の話をしたことがないし、したいとも思ったことがない。ただ、確かに百瀬のことは可愛いと思うし、守ってあげたい気持ちはある。





「……い、岩崎くんが……私を……ぅぅっ!」

「あはは、顔を真っ赤にしてかわいいー!」

「心々愛、先輩をからかうな……」

「えー。でもでも、かわいいよ? 百瀬先輩」

「それはわかるけど、少し調子に乗りすぎ」

「はーい……」





 俺から注意され、心々愛はしょんぼりする。百瀬は明るいノリが苦手な女の子だ。もっと落ち着いた雰囲気にしてあげないと……。そんなことを思いながら百瀬を見ると、何やら百瀬はぷしゅーっと顔を赤くして自分の両頬に手を添えていた。





「……かわいい……岩崎くんが……私のこと……かわいいって……!」

「……百瀬?」

「あっ……な、なんでもないよ……!」





 ほんとか? むしろ熱があるのは百瀬の方だろ。





「ゆーくん、じゃあ次の月曜は来てね」

「…………わかった」





 百瀬の前でその話をやめてほしい、その思いを視線に乗せて心々愛を睨む。





「……次の月曜日? 二人は、その……なにをしてるの?」

「勉強を教えてもらってるの」

「勉強……?」

「うんっ! ごめんね百瀬先輩。ゆーくんを奪っちゃって」

「…………勉強……勉強だったんだ……」

「んんー? アタシとゆーくんが何をしてると思ったのー?」

「と、とくになにも……!」





 ニマニマといやらしい笑みを浮かべる心々愛から顔を背け、百瀬は顔をさらに頬を赤く染めた。心々愛にはちょっとしたSな性格があるのかもしれない。“裏の顔”を思い出すと、それほどおかしなことではないな。





「百瀬先輩、いいなー」

「……どうして?」

「だってゆーくんとずっと一緒にいられるじゃん」

「……」

「アタシもゆーくんとずっと一緒にいたいなー」





 そう言いながら心々愛は俺の頭をなで、一部の髪の毛を指先で弄り始める。もはや自分が後輩であることを忘れているぞ、この女の子。こそっと教室を見回す。誰も俺たちを意識していないのが救いだった。





「こ、心々愛ちゃんは……岩崎くんのこと……えと、その…………」





 いまいち勇気を出せない様子で、百瀬は口をモゴモゴさせている。何を聞こうとしているのか俺にはわからなかったが、心々愛はわかったらしい。明るい笑みを浮かべ、はっきり言った。





「アタシ、ゆーくんのこと好きだよ」

「え――――」

「ゆーくんね、優しくて面倒見がよくて……理想的なお兄ちゃんなの」

「お、お兄ちゃん……お兄ちゃんか……そっか…………ふぅ」





 百瀬はホッと胸を撫で下ろす。しかし、心々愛の次の言葉に息を呑んだ。





「でもね、ゆーくんがアタシの彼氏だったら…………すっごく幸せかも」

「――――っ」





 その発言は直球すぎる。俺ですらドキっとした。百瀬はどんな反応をすればいいかわからず、口をポッカリ開けてカチコチに固まっている。





「あ、もうすぐお昼休みが終わっちゃう! またね、ゆーくんと……百瀬白先輩!」





 俺たちの動揺に気づいているのかいないのか……明るく爽やかな笑みを残し、心々愛は教室から出ていった。あいつ、何をしにきたんだよ……。





「……岩崎くんと心々愛ちゃん…………仲が、いいんだね」

「え? あ、まあ……いいな」





 毎日エッチしてる仲だし……。とは言えない。

 その後、百瀬は一言も発さなかった。深刻な表情やら恥ずかしそうな表情やら決意したような表情やら…………コロコロと表情を変え、放課後まで過ごしていた。





『19☆姉妹パイズリ』





 学校から帰宅した俺はまっすぐ自室に向かう。カバンを部屋の隅に放り投げると、制服を着たままベッドに倒れ込んだ。バネの軋む音さえ遠く聞こえる。意識が朦朧としていた。





「……もう、むり…………」





 眠すぎる。一分もせずに俺は眠りについた。





 〇





「――――もんっ」

「――――いいえ。私が…………」





 なにやら話し声が聞こえる。それに下半身がスースーし、あそこが何かに擦られているように熱い。というより気持ちいい。

 俺は声を荒げつつまぶたを開け、軽く頭を起こす。

 そこには俺の肉棒を左右からおっぱいで挟む心々愛と美夜先輩の姿があった。

 ダブルパイズリ――。

 男の夢でもあるプレイの一つ。

 二人は怒声に近い声で何かを言い合っている。





「ゆーくん、アタシのおっぱいでたーくさん射精したもん! 美夜ねえは余計だよ!」

「心々愛のおっぱい、私に比べて小さいでしょう? ゆーくんのおちんちんを半分も包めないじゃない」

「弾力があるからいいもん! 美夜ねえのおっぱいは大きいけど、将来的に垂れるから!」

「なにを…………っ!」





 完全なる口喧嘩だった。割と心々愛の発言は一線を越えている気がする。

 ふと心々愛がこちらをチラッと見て、「あっ」と声をあげた。





「ゆーくん、おはよ。良い目覚めだね」

「…………どうだろ」

「ゆうちゃん、心々愛のおっぱい邪魔だよね? 私のおっぱいの方が柔らかくて大きいし、気持ちいいよね?」

「ゆーくんはアタシのおっぱいが好きって、この前言ったよね?」





 二人はおっぱいをゆさゆさと上下に揺らすことで俺の肉棒を熱心に扱く。何度も肉棒の先端が二人のおっぱいの隙間から飛び出てをくり返し、たらーとガマン汁を垂らしていた。視覚から得られる快感にも途方もないものがある。眠気が解消されたおかげか、素直に気持ちよさを感じられた。





「ゆうちゃん…………顔がだらしなくなってきたね」

「かわいっ。ゆーくん……」





 ふと心々愛が亀頭をれろっと舐めた。おっぱいにサンドイッチされながらフェラをされ、思わず声をもらす。

 それを見た美夜先輩が、またしても対抗するように心々愛と同じく亀頭を舐め始めた。

 ダブルパイズリと同時にダブルフェラ……。

 二人はおっぱいを押し付け合うことで肉棒を圧迫し、そのまま上下に動かす。さらに舌を大きく出し、左右から亀頭を舐めていた。





「は……んっ…………。ちゅっ……れろれろ……れろっ…………んちゅっ」

「ふ、んっ……れろ、れろ…………ちゅっ……ちゅば…………れろ」





 あまりの気持ちよさに肉棒が喪失したような感覚になる。とてつもない熱に包まれて腰が勝手に震えて仕方ない。俺は背中をのけ反らし、快感に耐え続ける。

 視界にカーテンが映り、夜になっていることに気づいた。

 枕元のスマホを手に取り時間を確認すると、23時45分。随分長いこと寝ていたな……。

 ついでに親父からメッセが届いていたので目を通す。どうやら両親は仕事で今日は帰ることができないらしい。

 子供三人で一晩過ごすことになった。





「れろれろ……ちゅっ……ちゅっ……はむっ…………んっ……はっ」

「ちゅば、ちゅっ……れろ…………れろ…………んっ」





 二人は懸命に舌とおっぱいを使って俺の肉棒にご奉仕している。どちらが俺を気持ちよくさせることができるか…………その争いだ。

 柔らかい肉感に包まれ扱かれる竿と二人から舐め続けられる亀頭。頭の奥がチカチカしてくる。寝ているときからされていたこともあり、すぐに限界は訪れた。





「んっ……ゆーくん…………おちんちん、ピクピクして…………んちゅっ」

「あっ…………心々愛、だめ。私が飲むの――――」





 亀頭を咥えた心々愛を顔でぐいっと押しのける美夜先輩。しかし美夜先輩が亀頭を咥えるより先に――――。

 びゅるるっ! どびゅるるるっ! びゅるるっ!





「「きゃっ――」」





 勢いよく飛び出した精液に驚き、仲良く悲鳴をあげる二人。

 おっぱいに挟まれながら脈を打つ肉棒は、びゅるっびゅるっと精液を撒き散らす。すぐ近くにあった心々愛と美夜先輩の顔を粘着質の白い液体で汚していった。

 終盤の勢いを失った射精で吐き出された精液は二人のおっぱいを汚し、竿を伝って隙間まで垂れていく。

 最後の一滴まで出し終え、俺はマラソンを終えた直後並みに息を荒くした。





「はぁ、はぁ…………きもち……いい」

「ゆーくん、朝出したのに、また濃いの出したね」

「ねえゆうちゃん。どっちのおっぱいが気持ちよかった?」

「アタシだよね?」

「…………」





 二人がジーっと真顔で見つめてくる。怖い。

 俺は十秒ほど悩み、正直な答えを口にした。





「……わからない」

「「え?」」

「とにかく……気持ちよくて……どっちがいいとか、考える暇がなかった」





 未だ二人のおっぱいの中で肉棒はピクピクと震えている。姉妹は俺の答えを聞いてから顔を見合わせ、むむっと眉を寄せた。





「美夜ねえには絶対負けられない……。ぜーったい、ゆーくんを諦めさせなくちゃいけないんだから!」

「ムリよそれは。心々愛こそ諦めて」

「やだ! これはもう、“あれ”で決着つけるしかないねっ」

「……そう、ね。望むところ」





 火花を散らしていた二人はすっくと立ちあがって部屋から出ていく。一体何をする気なのか。五分ほどしても帰ってこなかったので、ティッシュで肉棒を拭いてズボンを履く。

 それからさらに十分ほどして、ようやく二人が戻ってきた。…………動物に変身して。





「にゃ、にゃーん。ゆーくん…………どう?」





 心々愛は――黒猫だった。黒い猫耳のヘアバンドを装着し、上下の下着を黒色に揃えている。黒い首輪もつけていた。率直にかわいい。

 そのことを口にすると、心々愛は照れたように頬を赤くして微笑んだ。さすがのロリ系ギャルも恥ずかしさを覚えていたらしい。





「ゆうちゃん。私は……?」





 美夜先輩は茶色の犬だった。犬の垂れ耳ヘアバンドを装着し、上下の茶色の下着。こちらも首輪を装着済み。かわいい。





「美夜先輩も……かわいいです」

「ありがと、ゆうちゃん――!」





 まさに犬の勢いで、美夜先輩が俺に飛びついてきた。ベッドが軋むほどの威力で押し倒される。そのまま俺の顔をぺろぺろと舐めてきた。くすぐったいし変な気分になる。





「ゆうちゃん好き…………ぺろぺろ……ぺろ」

「あー! ずるい美夜ねえ! 抜け駆け禁止!」

「遅いのが悪いの」

「ぶーっ!」





 心々愛もぴょーんとベッドに飛び乗り、全身で美夜先輩を押し退けようとしながら俺に擦り寄ってくる。エッチな動物コスした姉妹が、その全身をもって肉体を擦り寄せてきた。

 ダブルパイズリ+ダブルフェラで射精させられたはずの肉棒が、再び剛直になっていく。パンツの中で苦しみながら折り曲がり、解放されることを望んでいた。

 この二人を孕ませたい――という男の本能がムクムク込み上げてくる。寸前で理性を保っているが……。





「ゆーくん、なでなでしてー」





 にゃーと鳴いて頭を押しつけてきたので、ヘアバンドに気をつけてなでなでする。本当に猫みたいでかわいい。





「ゆうちゃん、お散歩いきたいなぁ」

「お、お散歩?」

「うん。私をお散歩に連れてって……ここにリードをつけて、ね」





 そう言った美夜先輩は、自身の首に巻かれた首輪を指先でトントンと叩いた。





「美夜ねえ……それはやりすぎ」

「じゃあ心々愛はお留守番ね。私とゆうちゃんだけお散歩に行ってくるから」

「それ、一番やだ! わかったよ、もう……アタシもお散歩に行く。ゆーくん、アタシの首輪にもリード、つけて……」

「いや、あの……俺、散歩に行くとは一言も言ってない」

「お散歩に連れていってくれないなら……ストレスが溜まっちゃう」

「我慢してもらえると、嬉しいです」

「ストレスを吐き出すために、お母さんとお父さんに、私たちの関係を言っちゃうかも」





 ことあるごとに脅すのやめてくれませんかね……? 美夜先輩が恐ろしすぎて泣きそうだ。ペットに脅される飼い主は世界で俺だけに違いない。

 部屋から出ていった美夜先輩が、二本のリードを持って戻ってくる。

 そのリードを渡された俺は、順番に心々愛と美夜先輩の首輪に繋いだ。

 右手に心々愛、左手に美夜先輩。

 女の子をペット扱いする最低な行為。

 だからこその背徳感……だろうか。申し訳ないという感情の中に、支配欲からくる快感があった。





「美夜先輩。外に出ると、誰かに見つかる危険性が……」

「もう深夜だから大丈夫。誰もいないと思うの」

「誰かに見られたらお終いだね、アタシたち」





 そんな軽いノリですませていい問題じゃない。あまりにもリスクが高い行為だが……やはり俺も頭がおかしくなっているのだろうか。その刺激に心地よさを覚える。

 俺はリードを引っ張り、二人を深夜の街に連れていくのだった。





『20☆わんわんとにゃんにゃんにしつけ』





 リードに繋がれた二人は深夜の街を率先して歩いていく。むしろリードを持つ俺が案内されているかのようだ。普通の犬の散歩であれば、犬が先に前を歩いているので、これが正しい形といえばそうなのかもしれない。





「美夜ねえ……これ、ほんと大丈夫……?」

「心配なら心々愛は帰ったらいいじゃない」

「ぶーっ」





 二人はゆっくりと歩いていく。辺りを見回しながら住宅街を進み、灯りの少ない歩道を選んで歩いていく。これは俺もドキドキしている。もしバレて警察にでも通報されたら一発アウト。仲良く三人で…………どんな目に遭うのか。変態プレイなのは間違いない。





 そうして二人は動物のヘアバンドを揺らしながら歩き続け、雑木林に囲まれた小さな公園に到着した。目を凝らし、念入りに人がいないかをチェック。誰もいないことを確認してから公園に踏み込んだ。

 隅にはトイレがある。そのことに気づき、条件反射のように尿意を覚えた。





「ごめん、ちょっとトイレにいってくる」

「ゆうちゃん。私、喉が渇いた」

「お金は持ってきてないんだ……ごめん」

「気にしないで、ゆうちゃん」





 そう言って、美夜先輩は俺の前に屈む。何をする気なのか。ズボンのチャックをジーっと開け、その中に手を突っ込んできた。





「ちょっ、美夜先輩――――」





 パンツの隙間にするりと美夜先輩の細い指が忍び込み、尿意に耐えているペニスをつかんで外に引きずり出した。夜の冷たい空気に触れたことで、熱を宿したペニスにスースーした涼しさを感じる。





「み、美夜ねえ!? まさか――――」





 心々愛の動揺を無視し、美夜先輩は俺のあそこを口に含んだ。勃起してないので咥えやすいのだろうが、じゅーっと吸い上げてくる。ああ、尿意が…………!





「美夜先輩……離してください…………! このままじゃ……!」

「んひゅぅ……だひて」

「なっ――――」





 俺の抵抗を阻止するように、美夜先輩は俺の腰に両腕を回してガッチリとホールドする。もう逃げられない。口の中で転がして舐められる、ふにゃふにゃのペニス。

 尿意を促進され、もう我慢することができなかった。

 じゃーーっ。

 美夜先輩の口の中で放尿する。一度出すと全く止まらない。美夜先輩の喉奥に向けて小便を放つ。





「ん、んっ、んっ……んぐっ……ごく、ごく……んぐ、ごくっ」





 頬を膨らまし、喉を鳴らしてごくごく俺の小便を飲む美夜先輩。やがて小便の放出は止まり、美夜先輩は口の中に残った小便を飲み干して俺のペニスから口を離した。





「ぷふっ……初めての味…………口の中が、まとわりつく…………」

「美夜ねえ……やりすぎそれ……」

「そうね。でもゆうちゃんのおしっこなら……問題ないの」

「ええ…………」





 さすがの心々愛もドン引き。俺も心々愛と同じ態度だが、内心では気持ちよく感じていたりする。小便を飲んでもらうのは初めてだが、なんというか身震いするような快感だった。





「あっ…………拭いてあげるね」





 美夜先輩は一滴の小便を垂らすペニスを見て、舌を大きく出して亀頭の先端をふきふきと舐める。

 こんな行為…………許されない。道徳に反する。だからこその快感か。





「ゆうちゃんのおちんちん、大きくなったね……ほら、今度はこっちに……」





 立ち上がった美夜先輩は木に手をつき、ずいっと上げたお尻をこちらに向けた。そこは下着越しでもわかるくらいに濡れている。太ももにまであふれ、足首を目指して伝っていた。





 俺は何か熱いもの支配され、ふらふらと美夜先輩に歩み寄る。その細い腰をつかみ、勃起したペニスをそこに擦りつけた。





「ゆうちゃん…………んっ」

「今の美夜先輩は…………わんちゃんでしょう? ちゃんと鳴いてください」

「くぅん」





 切なげに鳴く美夜先輩。意外と上手だった。俺は下着を横にずらし、濡れたそこを露出させると、自身の肉棒をくちゅっとあてがう。そして躊躇いなく腰を突き出し、思いっきり膣肉を掻き分けた。





「はっ――――んぅっ! ゆうちゃんのが……んっ!」





 ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん……。

 夜の小さな公園に響くセックスを象徴する音。

 俺は発情した犬に種付けするべく、美夜先輩の腰をつかんで肉棒を何度も奥に突き刺す。結合部から感じられる熱量は途方もなく、混じり合った体液を下腹部に浴びて温もりを感じた。

 美夜先輩のおっぱいは本当に大きく、後ろからでも揺れているのが見える。エロの権化だな、この人は。

 ふと心々愛のことが気になり、そっと横に目をやる。





「……んっ……ふっ……ん」





 俺たちのセックスを見ながら、あそこを弄っていた。目をトロンとうるませ、オナニーに夢中になっている。こちらも発情中だった。





「ふっ、あんっ、あんっ、ああっ……あんっ!」





 突かれる度、嬌声を発する美夜先輩。快感の波が押し寄せてくるのを感じた俺は、さらに深く肉棒を差しこむ。体を倒して美夜先輩に密着し、シミ一つない綺麗な背中に自身の胸板を押しつけると、ばるんばるんと揺れ続けるおっぱいをぎゅぅっとつかむ。





「あんっ! ゆ、ゆうちゃん――――」





 美夜先輩の体を貫くつもりで、グンと腰を突き出す。子宮口に亀頭をぐりぃっと押しつけ――――。

 どびゅるるるっ! どびゅるっ! どびゅるるるっ!





「んっ、きゃぅぅぅん!」





 膣内を精液で満たされ達したらしく、美夜先輩は携帯の振動みたいに体を震わせる。犬の悲鳴をあげ、抵抗することなく中出しを受け入れていた。ビクビク震える肉棒に力をこめ、中に残る精液をひねり出す。

 一つになった俺と美夜先輩は射精と絶頂の余韻を確かに味わいつつ、夜風を全身に浴びて火照った肌を冷やしていた。





「ふぅ……はぁー…………ゆうちゃん、すごく興奮…………してたね」

「美夜先輩の中……きもちよかったです。よしよし」

「わんわん」





 優しく美夜先輩の頭を撫でてあげると、嬉しそうに鳴いた。なんかもうめちゃくちゃに犯したい。





「ゆーくん……アタシも、してほしい……にゃん」





 心々愛が俺のシャツを引っ張り、物欲しそうな目で訴えてきた。すでにパンツを脱ぎ捨て、内ももに愛液が垂れるほど準備が完了したそこを見せつけてくる。なんて淫乱な姿だ。俺の肉棒が美夜先輩の中で硬さを取り戻し、「あんっ」とかわいらしい悲鳴を美夜先輩に発させる。





「心々愛も……木に手をついて」

「……にゃん」





 美夜先輩の隣にある木に両手をつき、お尻を上げ、ふりふりと誘惑するように揺らす。俺は美夜先輩から離れると、心々愛のバックに回った。眼下の尻肉に両手を置き、もみもみと揉みしだく。張りがあって弾力感があった。さすさすと手を這わせて感触を堪能する。





「ふっ……にゃん、にゃん…………早く……ほしいにゃー」





 引き気味だったはずの心々愛は、美夜先輩よりもノリノリで動物の演技をしている。振り切ったらしい。

 俺は肉棒をつかんで心々愛のそこにあて、ずりゅりゅりゅっと突き込む。





「んにゃぁああああっ!」





 勢いがありすぎたらしい。心々愛はビクンと腰を弓なりに逸らし、大きな猫の鳴き声をあげた。

 ここが外だということも忘れ、心々愛の可愛さに脳を支配されて腰を激しく振る。

 ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん――――。

 一切の遠慮ができない。





「にゃっ、にゃっ、あっ……んっ、んにゃっ! ん! にゃぁ、にゃっ!」





 膣肉を抉られる衝撃に合わせ、心々愛は「にゃんにゃん」と愛らしく鳴く。もし孕ませたら可愛い子猫が生まれるのだろうか、と理性が溶けたとしか思えない思考が浮かび上がった。

 ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん、ぱん。

 かつてないくらいの激しさで腰を打ちつける。

 こんな淫乱な猫はちゃんと躾けてやる必要があるだろ。





「ゆうちゃん、乱暴な男の子になってる…………動物コスがいいんだぁ」





 初めての発見をしたみたいな反応をし、美夜先輩は嬉しそうに微笑む。きっとこれから何度も動物コスして迫ってくるんだろうな……。





「にゃっ! にゃっ! にゃっ! にゃっ! にゃん!」





 孕ませたい欲求に煽られ、心々愛の嬌声も手伝ってか、もう射精感に襲われている。





「心々愛……出す、出すから…………中に……!」

「にゃっ、にゃっ……中……中は……赤ちゃん、できる…………アフターピル、もうなくなって…………!」

「――っ!」





 今さら言われても遅い。脳の奥に火花が散り、チカチカとして思考が飛ぶ。中出しは避けられない。





「心々愛、心々愛、心々愛――!」

「にゃ、にゃ、にゃ、にゃ、にゃ、にゃぁああああああ!!」





 どびゅるっ! どびゅるるるっ! どびゅるるるっ!

 全力で腰を突き出し、亀頭を子宮口に押しつけながら精液を放出する。心々愛の膣壁が射精を促すべく肉棒を締めつけ、奥へ奥へと呑み込んできた。

 どびゅるるるっ! どびゅるっ!

 赤ちゃんができる――。

 その危機感がさらなる興奮を生む。まずいとわかっているのに――!

 俺は心々愛の華奢な体を後ろから力強く抱きしめ、子宮に精液を流し込むつもりで射精を続けた。





「ふ……あっ…………あんっ……ゆー……くん…………!」





 ふっと心々愛の全身から力が抜けるのを感じる。射精を終えたので心々愛を解放すると、すとんとその場でくずおれた。心々愛のそこからは濃厚な白濁液がとろーっと垂れてくる。何の対処もしなければ確実に孕む気がした。





「はぁ、はぁ…………さすがに、疲れた」





 荒くなった息を整え、俺は木に背中を預ける。もはや数え切れないくらい俺は美夜先輩と心々愛に精を注いでいるぞ。





「ゆうちゃん……お掃除してあげるね」





 ベトベトになった肉棒の根元をつかみ、美夜先輩は愛おしそうに舌を出して竿の裏側を舐めあげる。気持ちいい……。

 その快感に身をゆだねると、むむっと不機嫌を醸す心々愛までもが近づいてきて、俺の肉棒をつかんで亀頭を舐めだした。二人からお掃除フェラされ、もれでる息を押さえられない。

 いや、それだけではない。

 もうこの快感からは――逃げられない。

 別れる恐怖にとらわれることなく、二人の美少女とエッチできる日常は……あまりにも甘すぎた。

 この日を境に、俺たちの関係は加速していくのだろう――――。





『21百瀬の告白』





「……岩崎くんのことが……好きです」





 放課後。学校の屋上。ここで告白されるのは二度目だった。





「……前から、ずっと、ずっと……好き、でした…………!」





 その一言を絞り出すのに、人生で一番の勇気が必要だったはずだ。涙をぽろぽろとこぼしながらも、こちらを見据えた力強い瞳を見ればわかる。高一からの付き合いで、隣席として仲良くやってきた――百瀬白。

 彼女からの手紙を受け取り、屋上に足を運ぶと…………これだった。

 俺は何も言うことができず、ただただ百瀬の決意に圧されていた。





「…………こ、心々愛ちゃんと付き合ってるのか……わかんないけど……想いを、伝えたくて…………」

「……百瀬…………」





 どう返事すればいいんだろう。いや迷うことはない。だって俺は誰とも付き合わないと、そう誓ったじゃないか。なのにどうして――――。





「っ!」





 百瀬は俺の返事を聞かず、身を翻して走り去る。内気な彼女の限界は“そこ”だったらしい。一人残された俺は雲に隠れた太陽を見上げる。そうか、この頬に感じる熱さは太陽のせいじゃなかったのか。





「やばい……めちゃくちゃ嬉しい…………」





 あの百瀬から告白された……。そうか、俺のことが好きだったんだ。

 ジャンプしたくなる衝動に駆られるも、ぎりぎりで足を床に縫い付ける。

 落ち着けよ、俺。誰とも付き合わないと決めたじゃないか。

 ……でも、百瀬なら…………と考えてしまう。





「やっぱり…………ダメだ。俺には心々愛と美夜先輩が……いる」





 仮に百瀬の想いに応えるとしても、セフレ二人がいるのはどうだろうか。俺個人としても不誠実に感じられて嫌だ。





「…………」





 身長越えのフェンスに背中を預け、曇り空を見上げる。俺は……百瀬と付き合いたいのか? これまでに感じたことがない気持ちが込み上げてくるのは事実だ。誰とも付き合わない――そんな誓いすらどうでもよくなる。





「心々愛と美夜先輩に……言おう。セフレは、やめようと」





 百瀬と向き合うにしても、まずはそれからだ。





 〇





「いいよ、悲しいけどね」





 自室。俺は二人を呼んでセフレをやめたいと伝えた。意外にも心々愛はあっさりとオッケーを出した。拍子抜けだ。もっと嫌がられるかと思っていたのに。





「百瀬先輩とゆーくんはお似合いだと思うよ。百瀬先輩、かわいいし大人しいし……ゆーくんにピッタリだと思うっ」

「心々愛……いいのか?」

「あはは、やだもう。ゆーくんが言い出したことでしょ?」

「そうなんだけど……」

「アタシ、言ったじゃん。ゆーくんの心の傷を癒してあげたいって。百瀬先輩の告白を嬉しく思えたなら……それでいいんだと思う」





 心々愛は寂しさを滲ませた笑みを浮かべた。そう言えば心々愛は最初から言っていたな、俺のためだって。ひょっとしたら以前心々愛が教室にやってきたのは、百瀬を焚きつけるつもりだったのかもしれない。





「ゆうちゃん。その百瀬って子が好きなの?」

「…………うん」





 あまり意識していなかったが、結構好きな気がする。守ってあげたい。





「いいよ、付き合って」

「ほんと?」

「うん」





 美夜先輩は微笑みながら頷いた。これも意外だ。美夜先輩こそ難敵だと思っていたから。





「百瀬って子と付き合いながら、私とセフレを延長してくれたらいいの」

「…………え」

「ちょっと何言ってるの美夜ねえ!」

「心々愛はセフレやめるんだよね? じゃあ私がゆうちゃんを独占だね」

「だめだめ! ゆーくん、彼女できるんだよ?」

「それがなに?」

「…………美夜ねえ、ほんっとおかしい!」





 けろっとしている美夜先輩を見て、心々愛はガシガシと頭を掻きむしる。そして悩ましそうに呻いた後、申し訳なさそうな顔をして俺に話しかけた。





「ゆーくん…………だったらアタシも、セフレ延長します」

「は!? い、いやいや!」

「美夜ねえがセフレのままなら、アタシもセフレのまま! これは譲れない!」

「いや、そんな……!」

「ねえゆうちゃん。もしゆうちゃんが本気で私たちとの関係を断って、百瀬って子と付き合いたいなら…………セフレをやめていい」

「美夜先輩?」





 さっきと言ってることが変わった美夜先輩は、ゾッとするような真面目な表情を浮かべ、身を乗り出して顔を近づけてきた。





「でもね、本当に……我慢できる?」

「え?」

「私たちとエッチするの、気持ちいいよね? 何も遠慮することなく腰を振って、中出しして…………気持ちいいよね? 二人の女の子と毎日毎日エッチして、ご奉仕してもらって…………そんな気持ちいい日々を失って、我慢できる?」

「………………できる」

「ほんと? 百瀬って子、体が弱いんでしょ? きっとゆうちゃんの性欲を受け止めきれないよ? 毎回エッチするたびに気を遣ってあげて……心ゆくまで中出しできないよ? それでも……いいの?」

「…………」





 念入りに確認してくる美夜先輩に、いよいよもって俺は言い返せなくなる。心々愛と美夜先輩、彼女たちとエッチする日々は辛くもあったが、男の本能をとことん満たせる気持ちよくて幸せな日々でもあった。

 百瀬と付き合うなら――これを失う?

 百瀬から告白された直後は、そこまで気が回らなかった。

 美夜先輩の迫力をこの身で受け、現状がどれほど男として恵まれているのかを実感した。





「ゆーくん。これは恋愛か性欲のどちらを選ぶかって話だよ。ゆーくんなら……わかるよね?」





 どちらが正解か、言うまでもない……と心々愛が言外に伝えてくる。

 しかし美夜先輩が――――。





「恋愛をするのも子孫を残すためだよね。男と女が結ばれて、たーくさんエッチして子供を作るため。恋愛はそのための現象でしかないよ」

「もう! 美夜ねえ現実的すぎっ!」

「ゆうちゃん、選択肢をあげる」

「選択肢…………?」

「今夜、私は心々愛の部屋にいる。もしゆうちゃんがこれからもセフレを続けたいなら……心々愛の部屋に来て」

「もし、俺が行かなかったら?」

「私たちの関係はお終い。明日から仲の良い家族」





 それが一番理想に感じられる。あくまでも理想。

 今夜、俺は自分の部屋で寝るだけでいい。

 たったそれだけのことで、俺たちの関係は終了し、百瀬と向き合うことができるのだ――。





 〇





 ピンク色のカーテン越しに朝日を認める。…………もう、朝か。





「はっ…………あっ…………っ」





 夜通し中出しされ、途切れることのない快感に襲われた心々愛は、ベッドの上で四肢を放り投げて気を失っていた。心々愛のあそこからは白濁液が脈々と漏れ、ベッドのシーツに染みを広げている。





「んっ、じゅぽ、じゅぽ……じゅぶっじゅぼ……」





 心々愛に中出しを終えた直後の汚れた肉棒。その肉棒を、美夜先輩は口に含んで念入りに舐めていた。

 やはり最後まで意識を保っていたのは美夜先輩と俺。心々愛は小さな体通り、体力がない。まあ俺も限界に近いけど……。今日も授業中に寝てしまいそうだ。





 熱心にお掃除フェラしてくれる美夜先輩の頭を優しくなで、俺は冷静に自分の選択を振り返る。

 結局、心々愛の部屋に向かってしまった。百瀬の想いを裏切る選択をした。言い訳はできない。

 思い返せば、俺はいつだって性欲に流された選択をしてきた気がする。

 もうこの二人の肉体から離れることはできない。

 これからもずっと、彼女たちと体を重ねることになるのだろう――――。





ここまでお読みいただきありがとうございました!

この二週間、めっちゃ執筆をがんばり、書きたいところまで書くことができました。

思ったより読者さんから反応がもらえなくて寂しかったな…というのが正直なところですが、まあ仕方ないですね。





また新しい小説を書くかもしれないので、暇があれば読んでやってください。

ではでは~。





義妹のセフレになりました。そして、元カノの義姉にバレました。その結果――


著者

A骨

小説ページ

https://ncode.syosetu.com/n0603hs/


初回配信日

2022/06/26

最終更新日

2022/07/05

保存日

2022/07/07






Posted by 하얀라임
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